【2024年最新】世界の絶景17選！一生に一度は見たい感動の景色を厳選

世界の絶景：自然が生み出した感動的の造形美

世界の絶景、まずは自然が生み出した美しい光景から。絶妙な形や色彩など、芸術的としか表現できない絶景を紹介します。

デリケート・アーチ

完璧な造形のバランス

アメリカにはたくさんの国立公園があり、とくにグランドキャニオンやモニュメントバレー、ザイオンなどが集まったエリアはグランドサークルと呼ばれています。グランドサークルの国立公園はどこに行っても絶景の宝庫！そのなかからもっとも繊細で完璧な造形の絶景として紹介したいのが、アーチーズ国立公園のデリケート・アーチです。

アーチーズ国立公園は芸術的なアーチ型の岩が約2,000も点在しているエリア。地球上で最も多くのアーチ型の岩が集まっている地域だといわれています。そして膨大な数のアーチのなかでも圧倒的に有名なのがデリケートアーチ。あまりにも美しいため、アーチーズ国立公園だけでなく、ユタ州のシンボルにもなっています。

画像では大きさの想像が難しいかもしれませんが、アーチ下の開口部は、高さが14メートルで幅が10メートル。広いすり鉢状の岩の上に自立しています。周囲の景色を見ると、そこに立っているのがまさに奇跡だと感じるでしょう！

アーチーズ国立公園はグランドキャニオンなどと比べてアクセスが難しいエリア。そしてデリケート・アーチはトレイルの入り口から40分ほど歩くことになります。それでも大人気のため、早めに予約しないと入場もできないほど。とくに絶景となるのはデリケート・アーチが夕日で赤く染まる日の入り前の時刻です。ただし帰りは真っ暗になるので、懐中電灯は必須。岩の急斜面を昇り降りするので、しっかりと準備をして出かけてください。

トロルの舌

フィヨルドに突き出した舌のような岩

ノルウェーを代表する絶景のひとつがトロルの舌。現地ではトロルトゥンガ（Trolltunga）と呼ばれています。意味はそのままトロルの舌で、由来は断崖絶壁の突き出した部分が妖精トロルの舌のように見えるから。

この上に立つと、遮るもののないフィヨルドのパノラマが広がります。そして別の位置からはトロルの舌の上に立つ人の姿を撮影可能。まさにSNS映えのための舞台として自然が作り上げたとしか思えない絶妙な造形です。

トロルの舌があるのは、ノルウェー南部のオッダという街の近く。近いといっても片道6時間の登山の末に到着します。道中はかなり厳しいものの、その疲れが吹き飛ぶほどの絶景が待っていますよ！

チョコレートヒルズ

円錐形の丘が1,776個も並ぶ不思議な光景

チョコレートヒルズはフィリピンのボホール島中央にある不思議なエリア。高さ約30メートルで、ほとんど同じ大きさの円錐形の丘が1,776個も連なっています。

この丘のほとんどは珊瑚礁からできた石灰岩。大きな木が育たず、乾季には草が枯れるため、チョコレート、それもハーシーキスチョコレートのように見えるのです。この地形は海底が隆起したためにできたといわれていますが、詳しいメカニズムはいまだによくわからないそうです。

チョコレートヒルズの観光で重要なのは季節。丘の草が枯れていないと、ただの緑の丘になってしまいます。狙い目は乾季の4月から6月です。チョコレートヒルズがあるボホール島はセブ島から高速フェリーで約2時間。到着後はレンタカーで行くこともできますが、セブ島からの日帰りツアーに参加するのが一般的です。

ダロール火山

地球上で最も暑い砂漠にある極彩色の火山

ダロール火山は、エチオピアのアファール州、ダナキル砂漠にある小さな火山。ダナキル砂漠は海抜マイナス約125メートルの盆地にあるため高温になるのが特徴です。夏は気温が50度以上、冬でも40度を越える世界。夏に行くことはほぼ不可能です。

アディスアベバから国内線に乗り換えてメケレに飛び、ダナキル砂漠ツアーに参加するのが一般的。まずはベースキャンプサイトへ移動してから、ダロール火山やアサレ湖、エルタ・アレ火山などの名所を巡ります。

ダロール火山は、地中の鉱物を含んだ塩水がマグマの熱で地表に噴出した場所。緑色の池と硫黄や塩分などの鉱山物が生んだ極彩色の景色がクレーターの中に広がります。この地球上とは思えない奇跡的な色がダロール火山の見どころです。

レンソイス・マラニャンセス

純白の大砂丘にエメラルドグリーンの湖が出現

レンソイス・マラニャンセス国立公園があるのはブラジルの北東部。大西洋岸のマラニャン州に広がる純白の大砂丘です。レンソイスはポルトガル語でシーツという意味。まさに真っ白なシーツのような砂丘です。

この砂丘が真っ白な理由は、砂の成分がほぼ100％シリカ（石英）だから。そしてこの砂丘が最も美しいのは、6月から9月の雨季です。雨の時期になると砂丘の下の地下水がふえ、砂丘にあふれ出します。すると数え切れないほどのエメラルドグリーンの湖が現れるのです。

この湖では水泳も可能。そして湖には魚も出現します。乾季の間に魚がどうやって生き延び、どうやって現れるのか、詳しいことはまだわかっていません。

レンソイス・マラニャンセス国立公園に行くには、サン・ルイスという街からバスに乗り、約4時間の距離にあるバヘリーニャスへ行きます。そこから現地ツアーなどを利用するのが一般的。湖で泳ぐツアーが人気ですが、絶景を見渡すなら遊覧飛行で上空から眺めるのもおすすめです。

デッドフレイ

絵画のような死の光景

デッドフレイ（死の沼地）は、絵画のような光景で話題になった場所。白くひび割れた大地と枯れた木々だけがある場所ですが、時間帯と構図によってまさに芸術作品のような美しさを見せてくれます。

デッドフレイがあるのは、ナミビアのナミブ砂漠。約8,000万年前にできた世界で最も古い砂漠です。デッドフレイはそのナミブ砂漠にある真っ白な盆地。大昔にはツァウチャブ川 の洪水で生まれた浅い湖がありましたが、その後の気候変動で干上がって平地が残りました。

そのときに枯れた木が乾燥した状態で腐ることもなく残っているのですが、湖が干上がったのは7世紀も昔のこと。雨が降らず、生物が生息できないデッドフレイではそれ以来何も変わることがなく、枯れた木も腐らずに立ち続けています。

ここを訪れるなら早朝に行くのがマスト。太陽が高く昇る昼間は地面も木も白っぽく見えるだけで、芸術的な光景にはなりません。朝日が砂の丘をオレンジ色に照らし、木がシルエットに見える数分間が唯一のチャンスです。国立公園の開門が日の出の前後となるため、間に合う時間をチェックすることが大切。場合によっては国立公園内で宿泊することになります。

世界の絶景：雄大なスケールのパノラマ

島国の日本ではあまり見られないのが、大スケールの景色。世界にはその規模に圧倒される絶景がいくつもあります。続いてはそんな雄大な絶景をご紹介しましょう。

ハロン湾

2,000の奇岩と1,000の島々が浮かぶ湾

ハロン湾は、ベトナム北部にある世界遺産。2,000を超える奇岩や1,000以上の島が浮かぶ幻想的な海です。この奇岩は約2億5,000万年前に海底で生まれたもの。隆起して風雨で侵食されたものが再び海に沈み、海から一部が突き出した現在の姿になりました。

このハロン湾には約7,000年前の石器時代には人が住みつき、数世紀前には海賊の隠れ家にもなっていたそうです。そんなハロン湾を一望できるのは、湾の真ん中あたりにあるティートップ島。約400段の階段の先に展望台があり、ハロン湾の景色を360度見渡せます。

ハロン湾のもうひとつの魅力が鍾乳洞。クルーズで立ち寄ることができるティエンクン洞窟や、ハロン湾で最も大きく美しいスンソット洞窟、秘境のティエンカインソン洞窟など多くの鍾乳洞があります。時間がある方は鍾乳洞もぜひ訪ねてみてください。

ハロン湾はベトナム北部最大の湾岸都市ハイフォンから車で約1時間ほどの距離。ハノイからは車で4時間ほどの距離で、観光はハノイからの日帰りや1泊2日のツアーで行くのが一般的です。

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武陵源

3,100本以上の岩の柱が林立！

武陵源（ぶりょうげん）は、中国の湖南省にある世界自然遺産。総面積は約400平方キロメートル。高さ200メートル以上の岩の柱が3,100本以上も林立している絶景です。

この岩山は3億8000万年前の地殻変動による隆起と、それ以降の長い年月をかけた雨風の浸食によってできたもの。トゥチャ族やミャオ族といった少数民族だけが暮らす秘境でしたが、近くに鉄道が敷かれた1970年代に入ってから広く知られるようになりました。人が簡単には入れない場所だったため、このエリアには手つかずの自然が残っています。

武陵源でもとくに景色が美しいといわれるのは天子山自然保護区や張家界国家森林公園。深い森と岩の群、深い霧がつくる山水画のような世界を一望できます。

武陵源新国は、北京や上海などの都市で乗り継ぎ、張家界へ行くのが一般的。張家界市内から武陵源へはツアーや観光バスで行くことができます。武陵源の風景区にはバス路線やロープウェイなどが整備されているので、移動は難しくありません。

モーリシャスの海中の滝

空からしか見えない、海の中の滝

モーリシャス島で地元の人は誰も知らなかった絶景が、海の滝です。 モーリシャス南西部を上空から見下ろすことではじめて見えるそれは、海の中に滝が落ちていくという不思議な光景です。

海の底に水が吸い込まれているように見えますが、これは錯覚。海の浅い場所と深い場所、侵食された珊瑚礁と白い砂の流れが描いた天然のトリックアートで、滝のように見えるだけなのです。

この滝を見るには、ヘリコプターをチャーターするのが一般的。太陽が順光となる午前中、干潮時、そして晴れているという条件が揃わないと、美しい滝は見えません。午前中の干潮は事前に調べられても、モーリシャスの天気は変わりやすいため、見られるかどうかは運次第となります。

ウユニ塩湖

トリックアートを楽しむ鏡のような湖

ウユニ塩湖は、南米のボリビア西部の都市ウユニから車で1時間ほどの場所にある干上がった湖。アンデス山脈に囲まれた標高約3,700メートルの高地にあります。ウユニ塩湖ができたきっかけは、海の底にあったアンデス山脈が急激に隆起したこと。大量の海水が高地に運ばれて湖となり、やがて干上がってウユニ塩湖になりました。

ウユニ塩湖の広さはあまり話題になりませんが、実はかなり広大！南北に100キロメートル、東西に250キロメートルもあり、日本の新潟県とほぼ同じ大きさです。しかもそれほどの面積なのに、最も高いところと低いところの高低差がわずか50センチ。そのため世界で最も平らな場所といわれています。薄く水が張った雨季が有名ですが、乾季になると塩の層が積み重なった真っ白な光景が広がるのも特徴です。

雨季のウユニ塩湖が鏡のように反射をするのは、地面がどこまでも平らになっているから。この平らな地面に薄く水が溜まり、表面が水鏡のようになります。

薄く広がった水は風の影響を受けにくいためほとんど波が立たず、鏡のように反射しやすくなるのです。天空の鏡といわれる絶景を見たい方は、12月から3月の雨季にウユニ塩湖を訪れるのがおすすめです。

幻想的な朝日や夕日、星が反射して360度の天球のようになる夜も見逃せません。

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キャニオンランズ国立公園

圧倒的スケール！地平線のはてまで続く峡谷

アメリカの広大な国立公園といえばグランドキャニオンが有名ですが、一目で雄大な絶景を堪能するならキャニオンランズ国立公園もおすすめ。国立公園のエリアは1,366平方キロメートルあり、​​コロラド川とグリーン川によって浸食されたダイナミックな風景が地平線まで圧倒的スケールで広がっています。

​​コロラド川とグリーン川は国立公園内で合流。公園内はその川によって隔てられたアイランド・イン・ザ・スカイ、ニードルス、メイズという3つのセクションに分かれています。最もアクセスしやすく、見どころが多いのはアイランド・イン・ザ・スカイ。その最南端にあるグランドビュー・ポイントからは、峡谷全体を見渡すことができます。

峡谷の美しさが際立つのは、光と影のコントラストがはっきり出る早朝の時刻。もちろん昼間や夕刻にもまた違った美しさが堪能できるので、時間の余裕を持って訪れるようにしてください。

ホワイトヘブンビーチ

ターコイズブルーの海と純白の砂浜

オーストラリアのホワイトヘブンビーチは、グレートバリアリーフの中心にある全長7キロほどのビーチ。白く輝く砂とターコイズブルーの海で知られ、世界で最も美しいビーチと呼ばれています。ビーチが純白に輝く秘密は、砂が純度98パーセントのシリカ（石英）の砂だから。さらに水の透明度が高いため、遠浅のビーチは明るいターコイズブルーになるのです。

ホワイトヘブンビーチは、ハミルトン島から高速カタマラン船に乗って30分で到着します。またヘリコプターでビーチに降り立って探索するツアーもありますよ。

シリカの砂のうれしい特徴は、太陽光の透過率が高く、断熱性があること。そのため太陽光の熱を溜めこまず、素足で歩いても足の裏が焼けるように熱くならないのです。

またホワイトヘブンビーチのあるウィットサンデー諸島はダイビングやシュノーケリングでも有名なエリア。ホワイトヘブンビーチの真っ白な砂浜を堪能したら、別の日には珊瑚礁で海の中の絶景を探すのもおすすめですよ！

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世界の絶景：人の力が生み出した絶景

絶景の中には人間が作り出したものもあります。最後は人間の営みが生み出した絶景を紹介しましょう。

モンサンミッシェル

海上のピラミッドといわれる圧倒的建造物

モンサンミッシェルは、フランス西海岸のサン・マロ湾の小島の上に建つ大聖堂。西暦708年に聖オーベル司教が大天使ミカエルから、あの岩山の上に聖堂を建てよとお告げを受けたのが始まりと伝えられています。

最初は小さな聖堂でしたが、崩壊と修復を繰り返し、11世紀にはロマネスク様式になりました。そして13世紀に大きく建て替えられて現在のゴシック様式に。フランス革命後には監獄として使われ、イギリスとフランスが戦った百年戦争の間は城塞として使用されました。

モンサンミッシェルの中心は、巨大な修道院。岩山の上にあるため、モンサンミッシェル修道院までは長い石段を上って訪れます。13世紀に完成した美しい回廊、ステンドグラスが神秘的な付属教会、上層階にある展望エリア、参道のグラン・リュも魅力です。

しかしモンサンミッシェル最大の魅力はその外観。サン・マロ湾の干満差による島全体の景色の変化をじっくりと堪能するのがおすすめです。見逃せないのは、シルエットが美しくなる早朝と夕刻。日没後のライトアップも幻想的です。

そして大潮の満潮時に見られるのは、海に囲まれたモンサンミッシェル。完全に海に囲まれる大潮は年に20回ほどしかないので、その時期に訪れるチャンスがあるなら逃さないようにしてください。

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シーギリヤロック

巨大な一枚岩の上に築かれたかつての王都

スリランカを代表する名所のひとつがシーギリヤロック。ジャングルの中に突き出した高さ約200メートルの巨大な岩石の上の古代都市です。

シーギリヤロックに街が築かれたのは5世紀頃。王位継承を巡って父親である王を殺害したシンハラ王国のカッサパ1世は、弟からの復讐を防ぐため、ジャングルにそびえる巨大な一枚岩に王都を移しました。しかし11年後に弟モッガラーナが戦いを挑むとカッサパ1世は敗退。

王位についたモッガラーナはシーギリヤの街を仏教僧に譲りました。シーギリヤは13〜14世紀頃まで修道院として繁栄しましたが、徐々に衰退してついには放棄されることに。その遺跡を1875年にイギリス人が発見しました。

シーギリヤロックがあるのは、スリランカ中央部のマータレー。世界遺産の黄金寺院で有名なダンブッラから車で約30分の距離です。巨大な一枚岩は、石や鉄の階段を1,200段も登っていきます。

見どころはシーギリヤレディと呼ばれる謎の美女たちのフレスコ画や、冷却システムを兼ねていたといわれる水の庭園、鏡の回廊とも呼ばれるミラーウォール、王宮の入り口であるライオンテラス、王のプールと呼ばれる池、そして頂上からのジャングルの絶景です。

またシーギリヤロック自体を遠くから眺めるのもおすすめ。その場合は、穴場のピドゥランガラロックに行けば、ジャングルから突き出したシーギリヤロックの全容を見ることができます。

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ムーカンチャイ

ベトナムでもっとも美しい棚田

ムーカンチャイは美しい棚田が多いことで知られるベトナムでもっとも美しいといわれる棚田。標高1,000メートル以上の深い山間に切り拓かれた水田です。ムーカンチャイエリアの面積は沖縄本島とほぼ同じぐらいの約1,199平方キロメートルで、その約4%が切り拓かれた水田地帯。棚田の面積は約2,200ヘクタール、東京ドーム440個分もあります！

この棚田を作ったのはベトナムの少数民族であるモン族。約500年前に中国からこの辺りの平地に移り住んできたと考えられる民族です。川の近くの盆地や平野部で稲作がはじまり、他の部族が移り住むようになると、土地を追われたモン族は山地を切り拓き、独自の農業をはじめます。そして約300年もかけて現在の棚田を作り上げたのです。

棚田のベストシーズンは、緑が美しい5月から7月と、稲穂が黄金に輝く9月から10月。時刻によっても景色の見え方は大きく変わるので、1日ゆっくり観光するのがおすすめです。展望台はいくつもあり、パラグライダーで空から眺めることも可能。ツアーによっていろいろな楽しみ方ができます。

地獄の門

メタンが燃え続ける巨大な穴

トルクメニスタンの地獄の門は、直径約60メートルの巨大な穴の中がまさに地獄のように燃え盛っている絶景スポット。首都アシガバードの北約260キロメートルのカラクム砂漠の中ほど、ダルヴァザ村の近くにあります。

なぜここが人の力によって生み出された絶景なのかというと、1971年の旧ソ連時代に人為的な事故でできたクレーターだからです。クレーターから有毒ガスが出て周辺の家畜に影響が出たため、政府はガスに火をつけて食い止めようとしました。 ガスは数日で燃え尽きると予測されていましたが、50年以上たっても燃え続けることに。今ではトルクメニスタンを代表する観光名所になりました。

クレーターの中でガスが燃焼している様子を観察するなら昼間がおすすめ。しかし地獄の門らしい絶景となるのは、なんといっても夕方から夜です。

マチュピチュ

技術の高さに驚くアンデスの空中都市

マチュピチュは、アンデス山中の標高2,400メートルの地点にある都市遺跡。空中都市と呼ばれています。15世紀に築かれ、インカ帝国の人々が生活をしていたといわれる都市でしたが、その後なぜか住民たちは姿を消し、その遺構が1911年にアメリカの探検家ハイラム・ビンガムによって発見されました。

インカ文明は文字をもたない文明。しかし石加工と建築の技術の高さは現代の基準でも驚くほどでした。16世紀のスペイン侵略でインカ帝国は滅ぼされ、インカ時代の建造物はほとんど破壊されましたが、侵略を免れたマチュピチュでは今でも当時の技術の高さを感じることができます。

マチュピチュに行くには、首都クスコから列車とバスを乗り継ぐのが一般的。さらに山道を10分ほど歩いてようやく到着します。主な見どころはアンデネスと呼ばれる段々畑や、太陽の神殿と呼ばれる大塔、太陽を繋ぎ止める石・インティワタナ、マチュピチュ遺跡を見渡せる絶景の見張り小屋などです。

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世界の絶景を見に行こう！

世界には想像を超えるような美しさやスケールを持った絶景がたくさんあります。写真や動画ではなく、その場を訪れて自分の目と心に絶景を焼きつけるのも旅の醍醐味。絶景を世界旅行の主な目的にするのもおすすめです。

今回の記事で心に残った絶景がある方は、ぜひいつか訪れて一生心に残る体験をしてください！

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