インド旅行・ツアーのポイント
点在する世界遺産から5000年以上の歴史と文化を学ぶ🇮🇳
地方ごとに異なる文化や景色を楽しむ🌇
スパイス豊富なインド料理を味わう🍽️
インド旅行におすすめのホテル
インド渡航のルール
出発前
2023年4月29日以降、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書や陰性証明書等の提示は不要です。
インド出国後
2023年4月29日以降、有効なワクチン接種証明書と出国前検査証明書が不要になりました。到着時検査と入国後待機はございません。
日本入国前
2023年4月29日以降、有効なワクチン接種証明書と出国前検査証明書が不要になりました。到着時検査と入国後待機はございません。
インド旅行におすすめのエリア
デリー
デリーはインドの首都であり、多彩な歴史と文化が融合した魅力的な観光都市です。「赤い砦」や「ジャーマスジット・ジャマ・マスジド」などのモガル建築、英国植民地時代の遺産、そしてヒンドゥー教寺院やスリランカの仏教寺院など、さまざまな見所があります。また、「ロータス寺院」や「アクシャルダム」などの近代的な建築物も外せません。オールド・デリーの狭い路地でのショッピングや、カラフルなストリートフードを楽しむこともできます。デリーはインドの中心的な都市でありながら、歴史と現代的な魅力が融合した都市です。
バンガロール
バンガロールはインド南部に位置する都市で、近年ではIT産業に力を入れていることから「インドのシリコンバレー」とも評されています。標高約900mの高原にある街のため、インドの中でも気温が上がりにくく、年間気温も20度〜30度前後と過ごしやすいのが特徴。夏場は40度を超える都市もあるインドでは、バンガロールは避暑地としても有名です。観光スポットも多く点在しており、インドならではの動植物と触れ合える「バナーガッタ国立公園」「ラールスバーグ植物園」は観光客からもとくに人気のスポットです。
チェンナイ
チェンナイはインド南東部に位置しており、タミル・ナードゥ州のなかでは最大の都市です。南インドの玄関口とも呼ばれるチェンナイは政治・経済・文化の中心都市でもあります。ベンガル湾に隣接していることから海が有名で、とくに「マリーナビーチ」は世界でも有数の長さを誇る人気のビーチ。ほかにも、カラフルかつ多彩な彫像が飾られている「カバレーシュヴァラル寺院」や、チェンナイ最古寺院の「パルタサラティ寺院」などは多くの観光客が訪れるスポットです。
アグラ
アグラは、インド北部にあるウッタル プラデシュ州に位置する都市です。5代皇帝のシャー・ジャハーンが亡くなった愛妃のために建設した墓廟「タージ・マハル」があることでも知られ、インド旅行者のほとんどが最初に訪れることが多い場所です。アグラには、タージ・マハル以外にもシャー・ジャハーンが幽閉された「アーグラ城塞」やベイビータージと呼ばれるお墓「イティマードウッダウラ廟」などもあります。タージ・マハルとあわせて巡られるのがおすすめです。
ジャイプル
ジャイプルは、首都デリーから南西約260km離れたラージャスターン州にあります。精密な都市計画によって作られた街は、日本の京都のように道路が碁盤の目状に敷かれているのが特徴です。また、中心地には、ピンク色の城跡や建物が多く点在していることから、別名「ピンク・シティ」とも呼ばれています。街には、ジャイプルのランドマーク的存在の宮殿「ハワー マハル」や「アンベール城」などがあり、観光客からの人気も高いエリアです。
ムンバイ
ムンバイ(旧:ボンペイ)はインド西海岸に位置しており、イギリス植民地時代の歴史や建物が残る一方で、グローバルな金融企業が多く集まる金融都市でもあります。ムンバイで製作されるボリウッド映画の聖地としても知られており、映画を見たり撮影スタジオに訪れてみるのもおすすめです。観光スポットとしては、世界最大の公共洗濯場である「ドービー・ガート」は、色とりどりの洗濯物が干された独特な光景が見られると多くの観光客が訪れています。ムンバイのタージ・マハルとも評される「インド門」では、イギリス植民地時代の名残も感じられるでしょう。
コルカタ
コルカタは西ベンガル州に位置する都市で、インドではデリーやムンバイに次ぐ第三都市として知られています。また、インドで初めて地下鉄が開通した街でもあります。イギリス植民地時代の建物も多く残るコルカタでは、インド初代皇帝のヴィクトリア女王のために建てられた「ヴィクトリア記念堂」やインド最古の聖堂「セント・ポール大聖堂」が人気。どちらも街の中心部にあるモイダン公園内にあるため、園内を散策しながら観光するのがおすすめです。
ヴァラナシ
ヴァラナシは、インド北部に位置する都市でヒンドゥー教の最大聖地として、観光客だけでなくインド全土のヒンドゥー教徒も多く訪れる場所です。ヴァラナシで最も有名な「ガンジス川」には、罪を洗い流す効果があると言い伝えられており、早朝には沐浴をしようと多くの巡礼者が集まります。ガートと呼ばれる沐浴場は84箇所ありますが、なかでも「ダシャーシュワメード・ガート」は最大規模の沐浴場です。また、ガンジス川沿いには複数の火葬場もあり、常に亡くなった方の火葬が行われている光景が目に入るため、死生観について考えるきっかけになる観光客も多いでしょう。
ジャイサルメール
ジャイサルメールは、ラージャスターン州に位置する都市で、太陽が沈む時間帯になると街全体が金色に輝いて見えることから「ゴールデンシティ」とも呼ばれています。街中には、世界遺産の「ジャイサルメール城」をはじめ、豪華な装飾が施された貴族の邸宅などもあり、ジャイサルメールの歴史と文化が当時のまま残されているのが特徴です。毎年2月の満月の3日間には「砂漠祭り」が開催されており、遊牧民や世界中の旅人が集まって、ラクダレース、ターバン結び競争など多彩な催し物も行われています。
デリーでおすすめの観光スポット
フマユーン廟
フーマユーン廟は、ムガル帝国第2代皇帝であるフーマユーンの霊廟で、ムガル建築の原点とされる壮麗な建造物です。1993年に世界遺産に登録されました。このムガル建築はフーマユーン廟の完成から約100年後に建設されたとされている、インドで有名なタージ・マハルの建設に影響を与えたと言われています。赤砂岩と白大理石の鮮やかなコントラストが美しく、ムガル建築の特徴であるドームやアーチ型の門をもっています。内部は高い天井が印象的で、広々とした空間が印象的。フーマユーンをはじめとする複数の棺が安置されており、静謐な雰囲気を体感できるスポットです。
クトゥブ・ミナール
クトゥブ・ミナールは、インドで最も高い約72.5メートルもの高さがあるミナレット(尖塔)です。赤砂岩と大理石などで作られた、高くそびえる姿は、間近で見ると圧巻です。また、周囲にある歴史的建築物群とともに世界文化遺産に登録されています。クトゥブ・ミナールの敷地内には、さまざまな歴史的建築物があり、中でも3~4世紀に建てられた、さびない鉄の柱は特に注目です。この柱は、純度ほぼ100%の鉄でできているため長い年月を経ても錆びないと言われています。そのほかにも、敷地内にはさまざまな観光スポットがあるので、ぜひゆっくりと散策してみてはいかがでしょうか。
レッド フォート
レッドフォートは、インドの首都デリーにある赤砂岩でできた城です。17世紀にタージマハルを建設したムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンによって建設されました。隣接するサリームガル・フォートとともに世界遺産に登録されています。城内は「コーラン」に描かれた楽園を再現したとされており、ペルシャやヒンドゥー教の影響を受けた美しいムガル様式の建築群が多く立ち並び見応えたっぷり。また、毎年8月15日にはインド独立記念日に首相が演説を行う重要な場所でもあります。ぜひレッドフォートを訪れてその歴史を感じてみてください。
インド門
インド門は、第1次世界大戦で戦没した兵士を弔うために、1929年に建設されました。高さ42メートルの壮大な建造物には、約13,300人の戦没者の名前が刻まれています。フランスのエトワール凱旋門をモデルにしたとされており、デリーのランドマークとしても知られているおすすめのスポットです。夜間にはライトアップが行われ、インド門が夜空に映える、幻想的な光景を楽しめます。昼と夜で違った雰囲気が楽しめるのが魅力です。また、インド門の周辺は広々とした芝生に囲まれており、インド門を眺めながらピクニックをしてのんびりと過ごすのもおすすめです。
ジャーマーマスジド
ジャーマー・マスジッドは、インド最大級のモスクです。この壮大なモスクは、タージマハルとレッドフォートを建築したムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンにより建設され、1656年に完成しました。ジャーマー・マスジッドの主な特徴は、中央の礼拝堂、3つの巨大なドーム、そして左右対称に配置されたミナレットです。高さ約40メートルあるミナレットには登ることができ、デリー市内を一望できます。また、広大な中庭は約25,000人を収容でき、多くのイスラム教徒が集まって祈りを捧げる神聖な場所です。ジャーマー・マスジッドを訪問する際は肌の露出は控えるようにしましょう。
アクシャルダム寺院
アクシャルダム寺院は、2005年に開業した比較的新しい寺院です。2007年に「世界最大の総合ヒンドゥー寺院」としてギネス世界記録に登録され、敷地面積は広大な24万平方メートルに及びます。ただの寺院ではなく、ウォーターショーやシアター、ボートライドなど、テーマパークのような多彩なアトラクションが楽しめるのが特徴です。また、訪問時には、肌の露出を控えましょう。肌を隠すのが難しい場合は、サロン(巻きスカートのような布)を借りられます。さらに、荷物検査が厳しく、携帯電話やカメラなどの持ち込みができませんが、入口で無料で預かってもらえます。事前に持ち込み禁止のアイテムを確認しておくことがおすすめです。
ラージ・ガート
ラージ・ガートは、1948年1月30日に暗殺されたインド独立の父、マハートマ・ガンジーの慰霊碑が建つ場所です。全国から多くの人々がお祈りを捧げに訪れます。ガンジーの誕生日である10月2日は、ガンジー記念日として祝日に指定されています。この記念碑やガンジーのお墓の近くでは、靴を脱ぐようになっているため、汚れても良い靴下を持参することがおすすめです。また、ラージ・ガートの近くには国立ガンジー博物館があり、ガンジーに関する展示が行われています。博物館内でガンジーが暗殺された当時に身につけていた布などの貴重な展示品を見学できるので、併せて訪問してみてはいかがでしょうか。
ロータス寺院
ロータス寺院は、バハイ教の礼拝堂です。バハイ教は比較的新しい宗教で、その美しい建築によりバハイ信者以外の人々も引き寄せる観光スポットとなっています。27枚の白い大理石を使用して蓮の花を模しており、開花した蓮の花が水面に浮かんでいるかのように思わせる美しい外観が特徴です。ロータス寺院の内部は、静寂と平和に満ちた空間が広がっています。撮影禁止となっているため注意しましょう。夜間には幻想的なライトアップが行われ、昼間とは異なる魅力を楽しめます。最寄り駅から寺院までの道のりには露天が立ち並んでいたり、美しい庭園が広がっていたりするため、寺院に向かう時間も楽しめるでしょう。
ラシュトラパティ・バワン
ラシュトラパティ・バワンはインドの大統領官邸です。総面積は広大な庭園を含め、東京ドーム約28個分の約130ヘクタールにも及び、世界最大級の国家元首の官邸として知られています。イギリスの建築家がデザインをし、ムガル建築と西洋の伝統的な建築様式が融合された美しい建造物です。インド門のすぐ近くに位置しているためインド門観光の際にはぜひ訪れてみてください。内部は4階建てで340の部屋があり、各国の国賓を迎える際にも使用されています。また、ラシュトラパティ・バワンは大統領官邸は見学ができるため、興味のある方はぜひ予約をしてみてはいかがでしょうか。
バンガロールでおすすめの観光スポット
ラールバーグ植物館
ラールバーグ植物館は、バンガロール中心地に位置し、200年以上の歴史を誇る植物園です。240 エーカーの土地を有する園内は見どころ満載で、1,000種類以上のさまざまな植物を観察でき、中には樹齢100年を超える木もあります。また、世界中から集められた珍しい植物も展示されており、新しい発見ができるでしょう。さらに、19世紀後半に建てられた壮大なガラス張りの建物も注目ポイントです。イギリスの水晶宮にインスパイアされて作られたと言われています。また、園内には湖や滝もあり、散歩したりのんびり過ごしたりするのにぴったりな環境が整っています。
バナーガッタ国立公園
バナーガッタ国立公園は、インド最大の25,000エーカー以上の面積を誇る自然保護区の一つです。園内には、動物園やサファリパーク、バタフライパーク、ボートなどのさまざまなエリアがあり、一日中楽しめるでしょう。特に、専用バスで巡るサファリパークは、シカやゾウ、ライオン、ホワイトタイガーなどの野生動物を間近で観察できる貴重な体験ができます。また、園内ではハイキングやピクニックもできるため、自然を満喫しながら過ごしてみてはいかがでしょうか。子どもから大人まで楽しめるおすすめの観光スポットです。
カボン公園
カボン公園はバンガロールの中心に位置し、噴水や彫像、木々、色とりどりの花といった、豊かな自然が感じられる公園です。都市の喧騒から離れ、穏やかな時間を過ごすのにぴったりな場所でしょう。園内は広大な敷地を有しており、記念館や図書館、水族館、おもちゃの列車などさまざまな施設が揃っています。子ども連れの家族にもおすすめのスポットです。また、カボン公園は地元住民の憩いの場ともなっており、散歩やジョギング、ヨガを楽しむ人々で賑わいます。のんびりとした時間が過ごしたいときにぜひ訪れてみてください。
ヴィダーナ・サウダ
ヴィダーナ・サウダは、1956年に建設されたカルナータカ州の政府庁舎で、バンガロールの象徴的な建築物の一つです。建物はネオドラヴィダ様式の花崗岩でできており、堂々とした外観の荘重さと力強さで圧倒されることでしょう。建物の中に入るには事前に許可を取る必要がありますが、観光スポットとして人気があり、多くの方が建物の写真を撮るために訪れています。周辺は庭園となっているため、散歩をしながら建物を眺めるのもおすすめです。また、土日の夜には美しいライトアップが行われ、昼間とは異なる景観を楽しめるのも魅力です。
バンガロール宮殿
バンガロール宮殿は、19世紀末から20世紀初頭にかけて建設された壮麗なヴィクトリア朝様式の建築物です。イギリスのウィンザー城をモデルに建てられたと言われており、1887年にチャマラージャ・ワディヤール王によって築かれました。ヨーロッパのヴィクトリア朝建築様式とインドの伝統的な要素が融合したユニークなデザインが特徴です。宮殿内部は一部公開されており、ベッドルームや大理石の床、精巧な彫刻、色鮮やかなステンドグラス、ヴィクトリア朝様式の家具など豪華な装飾を見学できます。また、バンガロール宮殿の周辺にも多くの観光スポットがあるため、あわせて観光してみてはいかがでしょうか。
カルナータカ州立博物館
カルナータカ州立博物館は、1886年に開設され、インド最古の博物館の一つとして知られています。5000年前の出土品やインダス文明の最大都市モヘンジョダロからの遺物、石の彫刻、絵画、陶器、コイン、古代の宝石、碑文など、価値の高い品々が豊富に展示されています。特に注目なのは、世界で初めて記録されたカンナダ語の碑文である、ハルミディ碑文とアタクル碑文の石板です。ここでしか見られない貴重な展示品をぜひ見学してみてください。カルナータカ州立博物館は、インダス文明から現代に至るまでのインドの豊かな歴史と文化の流れを感じられる観光スポットです。
バンガロール国立現代美術館
バンガロール国立現代美術館は、2009年に開館した美術館で、18世紀初頭から現代に至るまでのインド美術品を展示しています。主にインドの近代美術の歴史の発展を反映した絵画や彫刻、グラフィックプリントなどが多数収蔵されています。また、カフェテリアやミュージアムショップ、図書館などの施設も充実しているのも特徴です。さらに、著名な講演者による芸術や文化に関するトークやセミナー、映画上映会をはじめ、ワークショップやガイド付きウォークなどのプログラムを実施しているため、楽しみながら美術品について学べるでしょう。
アート・オブ・リビング・インターナショナルセンター
アート・オブ・リビング・インターナショナルセンターは、人道主義者でありスピリチュアル教師のシュリ・シュリ・ラヴィ・シャンカールによって設立された非営利団体の国際本部です。日本を含め、世界150か国以上に支部を構えています。ヨガや瞑想、ストレス解消法などさまざまなトレーニングクラスを提供しており、初心者向けプログラムや上級者プログラム、5歳から参加可能なプログラムがあるため、自分に合ったクラスを選べます。ヨガの聖地で自己の内面と向き合う時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
イスクコン・テンプル・バンガロール
イスクコン・テンプル・バンガロールは、世界最大級のヒンドゥー教寺院の一つとして知られており、近代的なデザインが特徴の寺院です。寺院内部には、黄金に輝く神々の姿が祀られており、神秘的な雰囲気が感じられます。また、寺院の敷地内にはスナックコーナーやバイキングスタイルのレストランがあり、参拝の際に食事を楽しめるのも魅力です。また、お土産屋さんもあるため、旅行の記念品も購入できます。メトロ駅からのアクセスが良好なため、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
チェンナイでおすすめの観光スポット
カバレーシュヴァラル寺院
カバレーシュヴァラル寺院は、チェンナイにあるカラフルな外観で知られる、見応えのある寺院です。階段状のピラミッドデザインが特徴で、神々や悪魔、戦士、王族の彫像が飾られています。その細部に至るまで精巧に装飾された外観をぜひ写真に収めてみてください。寺院の御本尊はヒンドゥー教のシヴァ神で、多くの信者が朝夕に祈りを捧げている姿が見られます。異教徒は寺院内部に入れませんが、その壮麗な外観を見るだけでも十分に楽しめるでしょう。
マハーバリプラム建造物群
マハーバリプラムの建造物群は、インド南部のカーンチープラム県に位置する世界遺産です。30以上の石窟寺院や石造寺院が立ち並んでおり、中でも特に注目なのが「パンチャ・ラタ」の石彫寺院。5つの石造寺院で成り立っており、牛や象を模した彫刻などは世界的にも有名です。また、クリシュナのバターボールと呼ばれる巨大な岩も見逃せません。坂の上に不思議なバランスで乗っているこの岩は、その見た目の不思議さと大きさで圧倒されること間違いなしです。
サントメ大聖堂
サントメ大聖堂は、白亜の尖塔が特徴的な教会です。10世紀に建設され、15世紀〜16世紀にかけて現在の白い外観になったとされており、南インドにキリスト教を布教したとされるキリストの12使徒のうちの1人、セントトーマスの墓の上に建てられていると言われています。世界でも数少ない、キリストの使徒の墓上に建つおすすめの観光スポットです。また、敷地内にはセントトーマスに関連する遺物を展示する小さな博物館や、彼の生涯を紹介するビデオを上映する劇場もあります。
セント・トーマス・マウント
セント・トーマス・マウントは、チェンナイ市街地を一望できる小高い丘の頂上に位置しています。サントメ大聖堂がセントトーマスの墓の上に建てられているのに対して、セント・トーマス・マウントはセントトーマスが命を失った場所と言われています。ぜひ両方に足を運んで深い歴史を感じてみてはいかがでしょうか。また、セント・トーマス・マウントへ向かう道は緑が多く少し上り坂になっているため、眺望を楽しみながらの散歩にぴったりです。
マリーナビーチ
チェンナイ市街の海岸線には、5km以上もの長さを誇るマリーナビーチがあります。インド国内では最長クラスで、世界でも有数の長大なビーチとして知られています。遊泳は禁止されていますが、毎日多くの人々が訪れる人気の観光スポットです。ビーチ沿いには数多くの屋台が並び、地元チェンナイの美味しい料理やスナックを楽しめます。また、ビーチは東向きであるため、朝には美しい日の出が見られるのも魅力。水平線からの日の出を楽しみながら早朝の散歩をしてみてはいかがでしょうか。
チェンナイ中央駅
チェンナイ中央駅は、赤色を基調としたゴシック様式が特徴で、チェンナイのターミナル駅です。1873年に開業し、駅舎は開業当時のまま使用されています。駅構内には食堂や売店、待合室などもあり施設が充実しています。駅の周辺には政府関連の建物が並んでおり、ただ駅を利用するだけでなく、周辺の雰囲気も併せて観光するものおすすめです。チェンナイへの玄関口であり、駅は常に多くの人で賑わっているためスリやひったくりには注意しましょう。
チェンナイ州立博物館
チェンナイ州立博物館は、1851年に設立されたインドで2番目に古い博物館です。重厚感のある建物が特徴で、全部で46のギャラリーがある広大な博物館です。中でも銅像セクションが特に人気で、ヒンドゥー教や仏教などの神々の銅像が展示されています。また、博物館には国立美術館も併設されており、さまざまな手工芸品や西洋風の絵画など、多岐にわたる芸術品が展示されています。さらに、実物大の恐竜の展示や太陽光発電で動く噴水、風車、民族衣装などがある子ども館も併設されており、家族連れにもおすすめです。
エリオット・ビーチ
エリオット・ビーチはチェンナイ南部、ベンガル湾の海岸線に位置するビーチです。このビーチのシンボルであるカールシュミットメモリアルは、溺れている女の子を救おうとして自らの命を犠牲にしたオランダの水夫を記念して建立されました。ビーチでは、手動のメリーゴーランドやお菓子や魚料理などを販売しているさまざまな屋台が並び、多くの人で賑わっています。ビーチの前にはアシュタラクシュミー寺院があるので、併せて観光してみてはいかがでしょうか。
その他エリアでおすすめの観光スポット
タージマハル
タージマハルは、インドを代表する世界遺産の一つです。第5代皇帝のシャージャハーンが亡くなった愛妻のムムターズ・マハルのために造られた霊廟で、22年の歳月をかけて1648年〜1653年頃に完成したと言われています。白色の大理石で造られたタージマハルは、建物のありとあらゆるところが完璧な左右対称になっており、ぞうがん細工の花模様や幾何学模様など細部にまでこだわった装飾が見どころ。外観や装飾の美しさから「世界一美しい霊廟」とも評されており、早朝には朝焼けに照らさせれた幻想的な光景を楽しむことができます。建物の前にある長さ300mの池に映るタージマハルの光景にも注目です。
アーグラ城塞
アーグラ城塞は、3代目皇帝のジャラールッディーン・アクバルによって自身の居城として建てられたお城です。赤砂岩で造られていることから、別名「レッド・フォート」とも呼ばれています。かつては、500以上の建物群が城塞内にありましたが1657年頃に起きたインド大反乱の戦場になったことで損失したと言われています。また、アーグラ城塞は、タージマハル建設者の第5代皇帝のシャージャハーンが幽閉された場所です。74歳で亡くなるまでの8年間、愛妃が眠る「タージマハル」をアーグラ城塞から見つめて過ごしていたという逸話も残されています。
アンベール城
アンベール城は、ジャイプル郊外の丘の上に位置しており、ラージプート族の藩王が16世紀頃に自身の居城として築城したと言われています。お城は、1727年にジェイプルへ都を移すまでの期間、増改築が施されながら繁栄していました。2013年には、アンベール城をあわせて6つの城砦がラジャスタンの丘陵城砦群として世界遺産にも登録されています。城内には「世界一美しい門」として名高いガネーシャ門があり、カラフルで美しいフレスコ画が描かれた門は、観光客からの人気も高いスポットです。アンベール城に訪れる際は、ゾウのタクシーに乗って登城してみるとマハラジャの栄華を感じることができるでしょう。
ハワー・マハル(風の宮殿)
ハワー・マハル(風の宮殿)は、ジェイプルのランドマークとして知られている宮殿です。かつてジェイプルを治めていた藩王のサワイ・プラテープ・シンによって1799年に建てられ、暑い中でも953個の小窓から風が通るようになっていることから「ハワー・マハル(風の宮殿)」と名付けられました。当時は、姿を見せることを禁じられていた貴族女性たちが、街のお祭りを見学するための場所だったと言われています。宮殿は、ピンク色の砂石で造られた5階建構造で、上層階にかけて細くなっていく形が特徴的です。ピンクシティと呼ばれるジェイプルを代表する宮殿の光景を見に、ぜひ訪れてみてください。
チャトラパティ シヴァージー ターミナス駅
チャトラパティ シヴァージー ターミナス駅は、イギリスの建築家であるフレデリック・ウィリアム・スティーブンスが設計した駅舎で1888年に建てられました。現在でも1日300万人が利用するインドでも最大規模の駅として知られています。駅は、インドの伝統的な宮殿建築の技法と英国で流行したビクトリア・ゴシック建築様式を組み合わせて造られており、まるで宮殿のような壮麗さが魅力。2004年には鉄道駅としては初めて世界遺産にも登録されています。夜には、駅舎がライトアップされるので、より幻想的な光景を楽しめるでしょう。
ドービー ガート
ドービー・ガートは、ムンバイにある世界最大規模の屋外洗濯場です。1890年に建設され、現在でもドービーと呼ばれる洗濯を生業とする人々が、街中から集まってくる洗濯物を毎日洗っています。カラフルな衣類が天日干しされ、風になびく景色は圧巻で観光客も多く集まるスポットです。ドービー・ガートには入り口があり、なかに入って見学もできますが、入場料やガイドの同行と称して法外な料金を請求される可能性があります。なかには入らず、無料の展望スポットから眺めるのがおすすめです。
エローラ石窟群
エローラ石窟群は、ムンバイから北東へ350kmのアウランガーバード郊外に位置する石窟群です。5世紀から10世紀頃にかけてつくられたヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教の3つの宗教寺院が1箇所に集合しているのが特徴的で、世界でも類を見ない遺跡と言われています。1983年には世界遺産に登録されており、岩から丁寧に掘ってつくられた34の石窟と細かな彫刻には思わず目を惹かれることでしょう。なかでも、第16窟の「カイラーサナータ寺院」はエローラ石窟群の最大の見どころ。高さ約32m、幅約45m、奥行き約85mと巨大な寺院で、外壁や回廊などさまざまな場所に神々の像やヒンドゥー教の神話のシーンが彫刻されています。
インド門 (ムンバイ)
ムンバイにあるインド門は、英国の植民地時代に建てられた記念建造物です。1911年に、当時の英国王であったジョージ5世とメアリー王妃の訪問を記念してつくられ、1924年に完成しています。ムンバイ港に面する場所にあることから、かつては「インドの玄関口」として機能し、この門から多くの人々がインドに出入国していました。現在は、ムンバイのシンボル的存在となり、多くの観光客が集まるスポットとなっています。インド門を通してアラビア海を望むことができるため、撮影スポットとしても人気があり、夜にはライトアップされた幻想的な光景も楽しめます。
ガンジス川
ガンジス川は、インド北部を流れる大河でヒンドゥー教の聖地として知られています。ガンジス川の水は、罪を洗い流す効果があると言い伝えられており、沐浴場に行くとヒンドゥー教徒の多くの人々が川に入って沐浴をする光景が見られます。川のほとりには、火葬場も多く設けられており、遺体を火葬した遺灰をガンジス川に流すのが古くからの慣習です。ガンジス川は、下水処理が整っておらず、遺灰や生活排水、排泄物がそのまま流されているため、沐浴をすると体調不調になる人が増えています。観光客は、沐浴をしたり川の水を飲むのは避けて、眺めておくだけに留めておくようにされるとよいでしょう。
ヴィクトリア記念堂
ヴィクトリア記念堂は、インドの初代皇帝かつ英国の女王でもあったヴィクトリア女王を記念して1921年にコルカタの中心部に建てられました。インド・サラセン様式でインド・イスラム・イギリスの技術を融合し、白い大理石で造られた建物は、インドを代表する世界遺産「タージマハル」をモデルにしたとも言われています。ドーム型の天井と、白い大理石の外観が美しく、コルカタを代表する観光スポットとして人気です。ヴィクトリア記念堂の内部は博物館として公開され、絵画や写真など2万点以上の歴史資料が展示されています。
ジャイサルメール城
ジャイサルメール城は、ゴールデンシティの愛称もあるジャイサルメールのシンボル的存在です。12世紀頃にラーワル・ジャイサル王によって建設され、2013年には「ラジャスタンの丘陵城塞群」のなかの一つとして世界遺産に登録されています。お城は、トリクータと呼ばれる丘の上にあり、黄色の砂岩で造られていることから、夕方になると沈みゆく太陽光に照らされ、お城や城下町が金色に輝く光景が見られます。城内には、現在も数千人の人々が暮らしており、レストランや土産物店などのショップも営業しています。
インドの基本情報
インドのよくある質問
- 日本からのフライト時間はどのくらいですか?日本からインドへは、成田空港や羽田空港から直行便が出ています。経路によって異なりますが、フライト時間は約10時間です。
- 費用はどのくらいですか?4泊6日のインド旅行なら、1人あたり約12万円からが旅費の目安です。 航空券代:往復で約8万円~約18万円 ホテル代:1泊で約3,000円〜 食費:1日あたり約5,000円〜 現地での交通費:1日あたり約500円〜 宿泊先や移動手段、観光する場所によっても価格が変わります。これに加えて、お土産代や入場料などを含めて考えておきましょう。
- 費用の安い時期はいつですか?インド旅行のコストを抑えたい場合、ゴールデンウィークを除く4月から6月がおすすめの時期です。この時期はインドが暑季から雨季に移り変わる時期で、気温が40℃を超えることも珍しくなく、一般的に観光のオフシーズンとされています。そのため、観光客の数が減少し、航空券やホテルの費用が安価になる傾向があります。ただし、高温となることを考慮し、熱中症対策など健康管理にも注意しましょう。
- インドの有名な食べ物は何ですか?インドといえばカレーが有名ですが、タンドリーチキンやビリヤニ、マサラ・ドーサ、チャパティなど、さまざまなローカルグルメが楽しめます。また、インドにはベジタリアンが多くいるため、ベジタリアン向けの料理が多いことも特徴です。さらに、インドは紅茶の原産国としても知られています。ダージリンやアッサムなど日本人にも馴染みのある紅茶を本場のインドで楽しんでみてはいかがでしょうか。
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- 資本金70.2億円(資本剰余金を含む)
- 住所〒150-0031東京都渋谷区桜丘町16-13 桜丘フロントⅡビル 6F