チェンナイ中央駅
チェンナイ中央駅は、赤色を基調としたゴシック様式が特徴で、チェンナイのターミナル駅です。1873年に開業し、駅舎は開業当時のまま使用されています。駅構内には食堂や売店、待合室などもあり施設が充実しています。駅の周辺には政府関連の建物が並んでおり、ただ駅を利用するだけでなく、周辺の雰囲気も併せて観光するものおすすめです。チェンナイへの玄関口であり、駅は常に多くの人で賑わっているためスリやひったくりには注意しましょう。
スポット情報
チェンナイ旅行におすすめの観光スポット
カバレーシュヴァラル寺院
カバレーシュヴァラル寺院は、チェンナイにあるカラフルな外観で知られる、見応えのある寺院です。階段状のピラミッドデザインが特徴で、神々や悪魔、戦士、王族の彫像が飾られています。その細部に至るまで精巧に装飾された外観をぜひ写真に収めてみてください。寺院の御本尊はヒンドゥー教のシヴァ神で、多くの信者が朝夕に祈りを捧げている姿が見られます。異教徒は寺院内部に入れませんが、その壮麗な外観を見るだけでも十分に楽しめるでしょう。
マハーバリプラム建造物群
マハーバリプラムの建造物群は、インド南部のカーンチープラム県に位置する世界遺産です。30以上の石窟寺院や石造寺院が立ち並んでおり、中でも特に注目なのが「パンチャ・ラタ」の石彫寺院。5つの石造寺院で成り立っており、牛や象を模した彫刻などは世界的にも有名です。また、クリシュナのバターボールと呼ばれる巨大な岩も見逃せません。坂の上に不思議なバランスで乗っているこの岩は、その見た目の不思議さと大きさで圧倒されること間違いなしです。
サントメ大聖堂
サントメ大聖堂は、白亜の尖塔が特徴的な教会です。10世紀に建設され、15世紀〜16世紀にかけて現在の白い外観になったとされており、南インドにキリスト教を布教したとされるキリストの12使徒のうちの1人、セントトーマスの墓の上に建てられていると言われています。世界でも数少ない、キリストの使徒の墓上に建つおすすめの観光スポットです。また、敷地内にはセントトーマスに関連する遺物を展示する小さな博物館や、彼の生涯を紹介するビデオを上映する劇場もあります。
セント・トーマス・マウント
セント・トーマス・マウントは、チェンナイ市街地を一望できる小高い丘の頂上に位置しています。サントメ大聖堂がセントトーマスの墓の上に建てられているのに対して、セント・トーマス・マウントはセントトーマスが命を失った場所と言われています。ぜひ両方に足を運んで深い歴史を感じてみてはいかがでしょうか。また、セント・トーマス・マウントへ向かう道は緑が多く少し上り坂になっているため、眺望を楽しみながらの散歩にぴったりです。
マリーナビーチ
チェンナイ市街の海岸線には、5km以上もの長さを誇るマリーナビーチがあります。インド国内では最長クラスで、世界でも有数の長大なビーチとして知られています。遊泳は禁止されていますが、毎日多くの人々が訪れる人気の観光スポットです。ビーチ沿いには数多くの屋台が並び、地元チェンナイの美味しい料理やスナックを楽しめます。また、ビーチは東向きであるため、朝には美しい日の出が見られるのも魅力。水平線からの日の出を楽しみながら早朝の散歩をしてみてはいかがでしょうか。
チェンナイ州立博物館
チェンナイ州立博物館は、1851年に設立されたインドで2番目に古い博物館です。重厚感のある建物が特徴で、全部で46のギャラリーがある広大な博物館です。中でも銅像セクションが特に人気で、ヒンドゥー教や仏教などの神々の銅像が展示されています。また、博物館には国立美術館も併設されており、さまざまな手工芸品や西洋風の絵画など、多岐にわたる芸術品が展示されています。さらに、実物大の恐竜の展示や太陽光発電で動く噴水、風車、民族衣装などがある子ども館も併設されており、家族連れにもおすすめです。