おトクな静岡旅行・ツアー ｜格安からラグジュアリーまで

日本の象徴である富士山は、静岡県と山梨県にまたがってそびえ立つ雄大な山です。静岡県から眺める富士山は「表富士」と呼ばれています。富士山を眺めるのもよいですが、一度は登ってみたいと思う方も多いでしょう。富士登山は、7月初旬から9月中旬までの期間が一般的におすすめとされています。主要な登山ルートが4つあり、富士吉田・河口湖ルート、富士宮ルート、須走ルート、御殿場ルートから、自分のレベルに合ったコースを選べます。初めて登る方は富士吉田・河口湖ルートか、富士宮ルートがおすすめです。日本が世界に誇る富士山への挑戦は貴重な思い出になるでしょう。

三保松原は、国の名勝に指定されている景勝地です。富士山世界文化遺産の構成資産としても指定されています。約7kmにわたる海岸沿いに、約3万本もの松が生い茂っており、日本三大松原の一つとしても知られています。「羽衣伝説」という古い伝説が残されていることでも有名です。三保の松原、富士山、駿河湾の美しい風景は古くから多くの芸術家に愛され、浮世絵をはじめとするさまざまな芸術で表現されてきました。松の緑と駿河湾の青のコントラストはまさに絶景と言えるでしょう。また、近くには樹齢200年～400年の松並木が続く「神の道」があります。三保松原を訪れる際は、ぜひ「神の道」も歩いて神秘的な雰囲気を感じてみてください。

日本平は、日本観光地100選にも選ばれた日本有数の絶景地です。日本平の最大の魅力は、正面に広がる雄大な富士山の景色です。世界に誇る美しい富士山とともに、その構成資産に登録された「三保松原」や、穏やかな駿河湾の景色が望めます。また、日本平からロープウェイに乗って久能山へ向かうと、徳川家康公を祀る「久能山東照宮」があり、その社殿は国宝として指定されています。「日本平夢テラス」もおすすめのスポットです。3階の展望フロアから富士山や駿河湾、静岡市内、伊豆半島などを一望でき、息をのむような景色が広がります。2階にある「茶房夢テラス」では、静岡県産のお茶や季節のお菓子をいただきながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

静岡県富士宮市にある「白糸の滝」は、天下の名瀑として知られ国の名勝及び天然記念物に指定されています。世界遺産構成資産にも選ばれた美しい滝です。富士山の雪解け水が、新富士火山層と古富士火山層の境界の絶壁から湧き出し、約150mの滝幅から無数の水流が白い絹の糸のように垂れ下がる様子は圧巻です。滝つぼ近くでは、目の前に迫力ある滝を眺めることができ、マイナスイオンに包まれて心身をリラックスできるでしょう。展望スペースからは、滝を上から眺めることもできます。白糸の滝へ向かう道には「売店通り」があり、お土産屋さんや飲食店が並びます。静岡県富士宮市の名物である「富士宮焼きそば」はぜひ食べてみてください。

浜名湖は、日本で10番目の大きさを誇る湖です。浜名湖の特徴は、海水と淡水が混じり合っており、両方の栄養素が豊富に含まれていることです。この環境のおかげで、800種類を超える多様な魚貝類が生息しており、昔から漁業が盛んに行われてきました。浜名湖の水質は、うなぎや海苔、牡蠣、スッポンなどの養殖にも適しており、現在でもそれらの養殖が行われています。中でも、浜松のうなぎは有名で浜名湖周辺に多くのうなぎ屋が軒を連ねているのでぜひ新鮮なうなぎを堪能してみてください。また、浜名湖周辺は、徳川家康ゆかりの「浜松城」や、ゆったりと過ごせる湖畔の温泉、子どもから大人まで楽しめる遊園地「浜名湖パルパル」など、さまざまな魅力を持つ観光地でもあります。

三島スカイウォークは、全長400mにおよぶ日本最長の歩行者専用吊橋です。日本一の高さを誇る雄大な富士山と、日本一深い駿河湾の両方を同時に望める、まさに贅沢な景色が広がります。スカイウォークの入り口には、白と青の色鮮やかなオブジェが設置されています。富士山と吊り橋を背景に、オブジェと一緒に記念写真を撮ってみましょう。また、景色だけでなく、巨大アスレチックやスリル満点のジップスライド、ゴーゴーバギーやセグウェイなどのアトラクション、レストランや売店、動物とふれあえる施設など、1日では遊びきれないほどの多彩なアクティビティも充実しています。子供から大人まで、家族みんなで終日楽しめるでしょう。

静岡県熱海市にある「來宮（きのみや）神社」は、古くから「来福・縁起の神」として信仰を集めている神社です。本殿の横には、国の天然記念物にも指定された樹齢2,100年、幹の太さが24mにもなる御神木の大楠があります。この大楠は、パワースポットとしても有名で、幹を一周すると一年寿命が延びると伝えられています。また、願い事がある人は、願いを誰にも聞かれないように唱えながら幹を一周すると、願い事がまとまるとも言われているそうです。來宮神社では御神木である大楠の葉を内包した「楠の葉守」や、大楠と同じ楠の木で作られた「木肌守」など、この神社ならではのユニークなお守りが揃っているのも特徴です。

静岡県熱海市の高台に位置する「MOA美術館」は1982年の開館し、主に東洋美術の絵画・書跡・工芸を展示している熱海を代表する美術館です。国宝3点、重要文化財67点、重要美術品46点を含む約3500点もの収蔵品を誇ります。中でも尾形光琳の最高傑作とされる国宝「紅白梅図屏風」は、毎年2月の梅の季節に合わせて期間限定で公開され、多くの美術ファンを魅了しています。また、美術館のメインロビーやムア広場からは、伊豆大島や初島など絶景を一望できるのも魅力。四季折々の表情を見せる庭園も見どころの一つです。飲食コーナーも充実しているため、東洋美術の名品に囲まれながら、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。

熱海の錦ヶ浦山頂にそびえ立つ「熱海城」は、小田原北条氏歴代の名将たちが築城を夢見ながらも実現できなかったと伝えられ、昭和34年に築城された観光目的の城です。城内には、武家文化資料館や浮世絵春画館、江戸体験の間など、見どころが満載。鎧や刀の展示、江戸の衣装での写真撮影体験ができます。さらに、海抜120mのジェット足湯や無料ゲームコーナーもあり、子どもから大人まで楽しめるでしょう。また、天守閣展望台からは、360度のパノラマビューが楽しめます。熱海市街を一望できるだけでなく、湯河原、真鶴半島、初島や大島、伊豆半島までも望められ、まさに熱海随一の眺望ポイントです。