おトクなナポリ旅行・ツアー ｜格安からラグジュアリーまで

プレビシート広場は、街の中心部に位置する壮大で歴史的な広場です。広大なスペースと周囲を囲む美しい建築物が特徴で、ナポリを訪れた際はぜひ足を運びたいスポットです。広場の名前は、イタリア統一運動で行われた住民投票（プレビシート）に由来しており、ナポリの歴史を象徴する場所の一つとされています。広場の正面には壮麗な「サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂」が立ち、円形の大理石の柱廊が特徴です。対面にはナポリ王宮があり、歴代のナポリ王たちの住居として使われていた豪華な建築が目を引きます。広場全体が歴史的な建造物に囲まれており、散策をするだけでナポリの豊かな文化と歴史を感じられる体験となるでしょう。

ナポリ王宮は、17世紀初頭に建築された壮大な宮殿で、ナポリの歴史と文化を象徴する重要な建造物です。当時のスペイン副王によって建てられ、ナポリ王国時代からイタリア統一までの長い間、歴代の王たちが居住した場所として知られています。堂々たる外観と細部までこだわられた内部装飾が圧巻の光景です。王宮内には、豪華な王座の間や大理石で飾られた階段、繊細な壁画が施されたホールがあり、歴史的な雰囲気を感じながら見学が楽しめるのが嬉しいポイント。また、宮殿内には美術品や家具、装飾品などが展示されており、当時の貴族たちの生活を垣間見れるのもナポリ王宮ならではです。ナポリ王宮はアクセスの良さも魅力で、有名な観光地に隣接しているので一緒に訪れてみてはいかがでしょう。

サン・マルティーノ国立博物館は、市街地を一望できるヴォメロ地区の丘の上に位置する歴史と芸術が詰まった博物館です。もともとは14世紀に建てられた修道院で、後に国立博物館として改装されました。ナポリの歴史や文化を深く学べる重要なスポットとして、ナポリ屈指の観光スポットです。館内では中世から近代にかけてのナポリの歴史を物語る貴重なコレクションが展示されているのが嬉しいポイント。特に、宗教美術や教会の装飾品、絵画、彫刻などが豊富で、中にはナポリ特有の伝統文化を反映した作品も含まれています。また、クリスマス時期には「ナポリのプレセピオ（キリスト降誕の場面を再現した模型）」の展示が行われ、細部にまでこだわった精巧な作品が楽しめます。

地元では「ドゥオーモ」という名前で親しまれている「ナポリ大聖堂」は、街の中心部にそびえ立つ荘厳な教会です。大聖堂はナポリの守護聖人である聖ヤヌアリウスを祀る重要な宗教施設であり、歴史と建築美から多くの人々で賑わう人気の観光スポットです。大聖堂の建設は13世紀に始まり、ゴシック、バロック、ネオゴシックといった多様な建築様式が融合したデザインが特徴です。内部に足を踏み入れると、壮大なアーチと高い天井、繊細なステンドグラスの窓が出迎えます。光が差し込むたびに幻想的な空間が広がり、静けさの中に神聖な雰囲気を楽しめるでしょう。見どころの一つは「聖ヤヌアリウス礼拝堂。」中には金銀の装飾が施された聖ヤヌアリウスの遺物が安置されている圧巻の光景です。

ヨーロッパ最古のオペラハウスとして名高く、優雅で壮麗な建築と歴史的な重要性から、ナポリ屈指の観光名所として知られる「サンカルロ劇場。」1737年に建設された歴史を誇り、世界で最も古い現役のオペラ劇場として知られています。長い歴史を通じてナポリの文化と芸術の中心的な存在であり続けてきました。劇場内部は、華麗な装飾が特に印象的です。黄金に輝くバルコニーや緻密に彫刻された装飾品、深紅のカーテンが一体となり、豪華な空間を作り上げています。客席に足を踏み入れると、壮麗な景観に圧倒され、歴史と芸術が調和した空間の美しさを堪能できます。サンカルロ劇場では、オペラやバレエ、クラシック音楽の公演が定期的に行われているので、ぜひ観劇してみてはいかがでしょうか。

卵城（カステル・デッローヴォ）は、ナポリ湾沿いに位置する歴史的な城で、伝説に彩られた独特の魅力を持つ観光地です。ナポリで最も古い要塞であり、紀元前6世紀にギリシャ人が建設したとされています。その後、ローマ時代や中世を通じて幾度も改築され、現在の姿に至っています。詩人ヴェルギリウが城の基礎に卵を埋め、その卵が割れない限り城と街が安全であると信じられていたという話が卵城という名前の由来です。城の内部には中世の建築様式や要塞としての特徴を間近に見られるのが嬉しいポイント。城からはナポリ湾やカプリ島を望む絶景が広がる圧巻の光景です。現在は改修工事をしている関係で内部の見学ができませんが、周辺からの景色だけでも一見の価値ありです。

街の歴史と活気を象徴する通りで、ナポリ旧市街を東西に貫くように伸びている「スパッカナポリ。」「ナポリを裂く」という意味を持ち、地図上でもその名の通り街を真っ直ぐに分断するようなルートが特徴的です。通りを歩くと、ナポリの豊かな文化と日常生活の両方を体感できるのが嬉しいポイント。スパッカナポリには中世の雰囲気を残す狭い路地や石畳が広がり、歴史的な建物や教会が点在しています。特に「サンタ・キアラ教会」や「ジェズ・ヌオーヴォ教会」は見逃せないスポットです。どちらも独自の建築様式と美しい内装を誇る圧巻の光景です。また、通り沿いには地元の人々が営む小さな店が立ち並び、工芸品やお土産、ナポリ名物の雑貨などお土産を購入するのもおすすめです。

14世紀に建てられたゴシック建築を代表する美しい教会の「サンタキアーラ教会。」フランス王ロベルト1世と妻サンチャによって建設された歴史を誇り、ナポリにおける宗教と芸術の中心地としての役割を長く果たしてきました。教会内では高い天井とシンプルながら荘厳な装飾が特徴的で、厳かな空間が広がっています。特に、美しいステンドグラスが差し込む光によって作り出される神秘的な雰囲気は圧巻の光景です。また、サンタキアーラ教会のもう一つの見どころが、教会に隣接する「回廊庭園」です。鮮やかなマヨルカ焼きのタイルで装飾されたベンチや柱が特徴で、ナポリらしいカラフルな景観を楽しめます。都会の喧騒を忘れさせるような癒しの空間が広がっています。

イタリア屈指の美術館として知られる「国立カポディモンテ美術館。」豊かな芸術コレクションと歴史的な建築が圧巻のスポットです。美術館は18世紀にナポリ王カルロ7世のために建てられたカポディモンテ宮殿内にあり、豪華な建物と広大な庭園が美しい景観を作り出しているのが特徴。美術館の展示は、イタリアやヨーロッパの名だたる芸術家たちの作品で構成されており、ルネサンスからバロックまで幅広い時代の芸術を楽しめるのが嬉しいポイントです。特に、ティツィアーノ、カラヴァッジョ、ラファエロといった巨匠たちの絵画は見どころの一つです。また、17世紀にナポリで活躍した芸術家たちの作品も多く収蔵されているので、ナポリならではの文化的な歴史に触れる旅を楽しんでみてはいかがでしょう。

ベスビオ山は、ヨーロッパで唯一の活火山として知られ、壮大な自然と歴史的な意義を持つ名所です。標高1,281mの火山は、イタリア南部の象徴的な存在であり、ナポリ湾を見下ろすようにそびえ立っています。ベスビオ山は、79年に起きたポンペイとヘルクラネウムの壊滅的な噴火で歴史的に有名です。この出来事は、ローマ時代の生活を鮮明に保存する結果となり、現在では火山と人間の関わりを考える重要な場所となっています。山を訪れると、自然の雄大さだけでなく、噴火による影響を肌で感じられる体験となるでしょう。現在、ベスビオ山は自然公園として保護されており、山頂までのハイキングをするのもおすすめ。登山道からはナポリ市街、カプリ島、ナポリ湾を一望する絶景を楽しめます。

ポンペイ考古学公園は、ベスビオ山の噴火で埋没した古代都市ポンペイの遺跡が広がる、世界的に有名な考古学遺産です。ユネスコ世界遺産に登録されており、当時のローマ時代の生活を鮮明に伝える貴重な場所です。公園内では古代ローマの都市計画がそのまま残されており、広場や劇場、浴場、商店、住宅などの遺構を自由に見学できます。特に「フォルム」と呼ばれる公共広場や壮麗なフレスコ画で飾られた「ファウヌスの家」などは見どころの一つです。保存状態の良いモザイクや壁画は、古代ローマ人の芸術的な才能や文化的生活を物語っています。さらに、火山灰により保存された住民の姿を再現した石膏像も展示されているので、当時の人々の生活や災害の衝撃を感じてみてはいかがでしょう。

ソラーロ山は、自然と絶景を満喫できるスポットの一つ。標高は約589mで、アマルフィ海岸やナポリ湾を一望できる圧巻の眺めを誇ります。カプリ島の中心に位置し、静けさと自然の美しさを楽しむには最適な場所です。ソラーロ山の魅力の一つは、山頂まで続くケーブルカーです。アナカプリの街から山頂へ運行されるケーブルカーは、ゆっくりと進む間にカプリ島の美しい風景を眺められるのが嬉しいポイント。また、頂上に到着すると息をのむような景色が広がり、遠くヴェスヴィオ火山やナポリの街並みまで見渡せます。観光で訪れるのはもちろん、写真撮影にも最適なスポットです。山頂には展望台が整備されているので、爽やかな風を感じながらリラックスするのもおすすめです。

ナポリでも有数のショッピングモール。1887年から1890年にかけて建てられました。美しいアーケードの中には、高級ブランドからカフェや有名レストラン、老舗の紳士服店などナポリの雰囲気を感じるショップが並んでいます。ガラス張りの美しいドームだけでなく、床面に描かれたモザイク画、壁に施された彫刻や装飾は、ショッピング施設と思えないほど優雅な雰囲気があります。ショッピングや観光などさまざまな楽しみ方ができるスポットです。

古代ギリシャ時代にタイムスリップ！ナポリ観光で外せないのが国立考古学博物館。ヨーロッパ最大の権力を持つブルボン家の美術館として開館したことが始まりです。イタリア統一したことをきっかけに国立博物館となりました。館内には世界屈指の古代ローマ時代の作品がずらりと並んでいます。大理石彫刻からモザイク、壁画や遺跡で発掘されたものや宝石など、数え切れないほどの作品が見られます。