【2024年最新】今のインドの治安は?危険な地域や注意点、安全対策を解説
さまざまな言語や宗教、文化を持つ民族が一つの文化を作っているインド。エネルギッシュで魅力にあふれた国ですが、治安はあまり良くないと言われています。今回はそんなインドの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。行ってみたいけど治安が不安という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
さまざまな言語や宗教、文化を持つ民族が一つの文化を作っているインド。エネルギッシュで魅力にあふれた国ですが、治安はあまり良くないと言われています。
今回はそんなインドの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。行ってみたいけど治安が不安という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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インドの治安に関する最新情報
インドではスリやひったくり、ぼったくりなどをはじめとした犯罪が多発しており、治安はあまり良いとは言えません。
過去にはニュースでも報じられたように日本人女性が性犯罪に巻き込まれる事件も発生しており、日中でも女性の一人歩きは十分に気を付ける必要があります。明るい時間帯であっても、人通りが少ない道を歩くのは避けましょう。
夜の時間帯も事件に巻き込まれる可能性があるので、女性はもちろん男性も出歩くのはおすすめできません。
外務省の海外安全ホームページでは、国や地域ごとの危険度を4レベルに分けています。インド全土は2024年現在、以下のようになっています。
危険レベル | 対象地域 |
---|---|
レベル1:(十分注意) 十分注意してください。 | ラダック連邦直轄領 北東部諸州のマニプール州 アッサム州(グワハティ市を除く地域) ナガランド州 メガラヤ州(レベル2対象地域を除く地域) レベル2〜4以外のインド全域 |
レベル2:(不要不急の渡航の中止) 不要不急の渡航は止めてください。 | ジャンム・カシミール準州スリナガルおよびその近郊 マニプール州 アッサム州(グワハティ市を除く地域) ナガランド州 メガラヤ州(東カシ・ヒルズ県、リボイ県、西ジャインティア・ヒルズ県、東ジャインティア・ヒルズ県を除く地域) マハーラーシュトラ州東部地域ガドチロリ県、ゴンデア県およびチャンドラプル県 アンドラ・プラデシュ、テランガナ、オディシャ、チャッティースガル各州の高原奥地 ジャールカンドおよびビハール両州の農村地域 |
レベル3(渡航中止勧告) 渡航は止めてください。 | ジャンム・カシミール準州(スリナガルおよびその近郊管理ライン(LoC)付近、ラダック連邦直轄領を除く地域) |
レベル4(退避勧告) 退避してください。渡航は止めてください。 | 管理ライン(LoC)付近 |
インド全土がレベル1以上に設定されていることからも、治安にはバラつきあり、一部かなり不安定な地域があることがわかります。また、パキスタンとの国境にある管理ラインは両軍間での銃撃戦がたびたび発生していることから、退避勧告であるレベル4に指定されています。
今回はインドの夜の様子や治安の悪い場所、注意すべきポイントなどを紹介するので、旅行や滞在の予定がある人は事前にしっかりチェックしてみてくださいね。
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インドで治安が悪いとされる要注意エリア
治安があまり良くないインドの中でも、とくに気を付けたい地域があります。ほとんどの観光客が立ち寄ることになるデリーやアグラも注意したいエリアになっているため、しっかり目を通しておいてくださいね。
ジャンム・カシミール州の一部地域やスリナガルとその近郊には、旅行ではあまり訪れないかもしれませんが、いつ情勢が変わるかわからないため知識として知っておきましょう。
①たくさんの人が集まるデリーでは犯罪が多発!
インドの玄関口となっている首都・デリー。たくさんの人が集まるため、犯罪の発生件数も多くなっています。デリーではスリやひったくり、ぼったくりなどの軽犯罪が頻繁に起こっているため注意してください。
ひったくりでは、道路脇でスマホを使用していた際にバイクに乗った人からひったくられたというケースも。また、デリー駅周辺の横断歩道で信号待ちをしているときに背負っていたバックパックから貴重品が盗難される事件も発生しています。人通りの多い場所ではスリやひったくりに気を付けて、買い物中や移動中も貴重品の入ったバッグから目を離さないでくださいね。
またデリーで、フマユーン廟やインド門、コンノート・プレイスなどを訪れるときにはオートリキシャやタクシーを使うことになりますが、価格交渉をすると最初は高額な値段を言ってくることがほとんど。そんなときには、オートリキシャであれば何人かに値段を聞いてみたり、タクシーであればウーバー(Uber)やオラ(Ola)などの配車アプリを使って値段を確認したりするのがおすすめです。
そのほか、道を歩いていたら声を掛けられ、アグラやジャイプールといった観光地への高額ツアーを組まされるケースもあります。話しかけられても相手にしないように注意してくださいね。
②インドらしさが味わえるアグラも要注意!
タージ・マハルやアグラ城など有名な観光スポットがあるアグラは、インドらしさが味わえる有数の観光地。しかしそういった場所では、観光客をねらった犯罪が頻発しているため注意してください。
たとえば、観光地の入場料。オフィシャルな観光スポットであれば値段がしっかり明記されているため法外な料金をふっかけてくることはありませんが、スタッフの中にはお釣りをごかます人もいます。お釣りを受け取ったら、金額がちゃんとあっているか確認しましょう。
見知らぬ人から声をかけられることも多いですが、ほとんどが高額ツアーの勧誘。気にせずスルーしてくださいね!また、下町の雰囲気が楽しめるアグラ・フォート駅近辺は人も多くなります。スリやひったくりが発生しやすくなるため、貴重品の管理には十分気を付けてくださいね。
③スリナガルとその近郊も情勢が不安定なため注意!
スリナガルとその近郊は、危険レベル2(不要不急の渡航の中止)に指定されているテロ事件等が散発的に発生している地域です。2018年2月には、治安当局のキャンプへの武装勢力の襲撃により隊員や警察官も死亡しており、イラク・レバントのイスラム国(ISIL)の思想に共鳴する者の関与が疑われています。
2016年7月以降、スリナガルにおいても住民による治安部隊に対する投石や騒じょう事案がしばしば起きており、2018年5月には投石によって観光客1名が死亡する事件も発生しています。
すでに滞在している場合は、宗教施設や不特定多数の人が集まる場所へは近寄らないでください。また、スリナガルを訪問する場合は「渡航中止勧告」の地域を通過する陸路を使っての移動は避け、空路を利用してください。
④ジャンム・カシミール州の一部地域への旅行はひかえて!
管理ラインと呼ばれるインド・パキスタンの国境では、たびたび両軍による銃撃戦が発生しています。また、武装勢力の活動地域でもあり住民に多くの被害が出ています。
2003年にはインド・パキスタンの間で停戦合意が成立していますが、守られていないのが実情です。実際、2019年には両国空軍による攻撃が行われ、緊張が極度に高まったこともあります。
また、ジャンム・カシミール州の一部地域では失業や貧困などを原因とした住民のフラストレーションが長期的にたまっており、反政府の気運が潜在している地域とされています。武装勢力による爆弾テロや、インド軍・治安当局との銃撃戦が頻発し、住民が被害に巻き込まれることもあります。2016年7月には群衆と治安部隊との衝突が発生し、100名近い死者が出ています。
旅行でこの地域を訪れることはないかもしれませんが、どのような目的であっても近付かないようにしましょう。
インドの夜の治安は?
インドはデリーやアグラなどの大きな都市・観光地は暗くなっても賑わっているため、夜でも楽しむことができます。通り沿いの店だけでなく、リヤカーで食べ物を売る屋台、脇道で野菜を販売する人たち、待機しているリキシャの群れなどがそこら中におり、活気にあふれています。
たくさんの人がいるため、明るい通りを歩いていればそれほど不安に感じることはないかもしれません。ただし、女性の一人歩きはあまりおすすめできないので行くときは必ずグループで行動しましょう。
リシケシュのような小さな町では暗くなると早い時間でも人が少なくなるため、注意が必要です。また、バラナシでは夜のガンガー沿いは危険なためなるべく近づかない方がいいでしょう。
ゴアやヴァルカラなどのビーチエリアも性犯罪の被害が多発しているため、女性一人で夜のビーチに行くのは絶対にやめてくださいね。
インドで観光客が被害にあいやすい犯罪は?
インドはフレンドリーな人も多く観光スポットも数多くあることから非常に魅力的な国ですが、残念ながら観光客の犯罪被害は後を絶ちません。犯罪の被害にあわないように、最大限に警戒することが大切です。
ここからは、インドで観光客が被害にあいやすい犯罪を紹介します。どのような犯罪に巻き込まれやすいかを知っておくことで犯罪に遭遇する可能性を減らせるため、ぜひ参考にしてみてくださいね!
①スリ・ひったくり
スリやひったくりは、インドにおいて観光客がもっとも被害にあいやすい犯罪です。混雑した通りやショッピングモール、バスや列車などでいつのまにかバッグのジッパーを開けられ、財布やスマホといった貴重品を奪われる事件が多発しています。
また、邦人女性がオートリキシャで移動中、バイクに乗って近づいてきた犯人にバッグを引っぱられ、オートリキシャから落ちて重傷を負った事件も起きています。インドではバイクに乗る人がとても多いため、ひったくりをする際にも使用されることが多いです。荷物を持つときは体の前に抱えるようにして、常に注意してくださいね!
ただし、スリやひったくりにあった場合は荷物を守ることも大切ですが、それ以上に命を守ることを意識しましょう。荷物をとられないように必死になるあまり怪我をしてしまうこともあるため、決して無理はしないでください。
②サイクルリキシャやオートリキシャなどのぼったくり
ほかの国でも見られるぼったくりですが、残念ながらインドでもあちこちにいます。インドでは移動するときに利用手段としてサイクルリキシャやオートリキシャを使うことが多いですが、このリキシャのぼったくりが後を絶ちません。
まず最初の段階で、ほとんどのリキシャが相場より高額な値段を伝えてきます。事前に料金交渉をしたとしても、降りるときに最初とは違う料金を請求されることも日常茶飯事。あらかじめ宿泊しているホテルのスタッフに相場を聞いておく、何人かのリキシャに値段を確認してみるなどして、ぼったくられないように注意しましょう。
ただし「絶対にぼったくられないようにしよう!」と気負いすぎてしまうと旅行を楽しめません。ある程度の金額になったら、チップだと思って妥協することもインドを楽しむポイントですよ!
③睡眠薬強盗
インドでは睡眠薬強盗も頻発しているため注意が必要です。睡眠薬強盗とは、食べ物や飲み物に睡眠薬を混ぜて眠っている間に、旅券や現金、カメラ、スマホ、クレジットカードなどの貴重品をすべて盗んでいくというもの。多くの日本人が被害にあっているという報告があります。
使用される睡眠薬は非常に強力で、数分もしないうちに意識不明となることがほとんど。意識が戻るまでには1~2日間かかり、1週間近く入院が必要だったケースもあります。冬期に身ぐるみ剥がされただけでなく、夜の道路端に放りだされていた日本人被害者の事例も。
知らない人からすすめられた飲み物や食べ物は絶対に口にしないようにしましょう。
④性的暴行・性犯罪
インドの中でも、とくにデリーでは性的暴行や性犯罪が多発しています。また、比較的安全とされている南インドのゴアやコヴァーラム、ヴァルカラなどのビーチエリアでも外国人の女性を狙った性犯罪が起きています。
2012年12月にデリーで起きた、インド人女子学生強姦致死事件を覚えている人もいるかもしれませんが、被害者はインド人だけにとどまりません。観光客の女性を狙った事件は近年増加しており、実際に日本人女性も被害を受けています。
女性の一人歩きはもちろん、暗くなってからの外出や夜間のオートリキシャ利用は非常に危険です。また、親しげに声をかけてくる人は簡単に信用しないようにしましょう。誘われたからといって相手に付いていったり、滞在場所に招き入れたりすることは絶対にしてはいけません。
身を守るためには、できるだけ相手と接点を持たず、警戒心を持って行動することが重要です。
⑤詐欺
インド滞在中は詐欺にも気を付けましょう。たとえば、観光しようとリキシャに乗ったら目的地とはまったく関係のない旅行会社に連れていかれ、高額なツアーやホテルを組まされた被害が報告されています。
また「宝石を買って日本に持ち帰ってくれれば、高値で買い取ってくれる店を紹介するよ」といって宝石を買わされたものの、実際にはそんな店は存在せず宝石も偽物だったという詐欺被害も出ています。
そのほか、日本人女性が狙われているのが結婚詐欺です。インド人男性に「かわいい」「結婚しよう」と熱烈なアピールを受けて結婚してしまったところ、親が病気で治療代が必要だからと高額なお金を請求されたというもの。返金をお願いしたところ暴力を受ける、脅迫されるなどの被害が出ています。
詐欺のパターンはさまざまですが、フレンドリーに近付いてくる男性には注意し、ときにははっきり「No!」と言いましょう。
⑥デモやテロ被害
インドでは、デモやテロ被害にも警戒する必要があります。社会的地位の向上や労働条件の改善などを求めるデモや抗議活動が各地で発生しており、参加者の一部が暴徒化し、破壊行為を行う中で死傷者が出ることが考えられます。
また、2000年から2011年の間にはデリーで複数回テロが発生しており、今後も起きないとはかぎりません。潜在的なテロの可能性は十分にあるため、旅行で訪れる際にもテロの標的となるような危険な場所に近づかないようにしましょう。また、多くの人が集まる場所では常に警戒し、公共交通機関の利用や繁華街などへ外出する際は、周囲に注意を払うようにしてくださいね!
インドで被害にあわないための防犯対策
せっかくインド旅行を楽しんでいても、犯罪やトラブルにあってしまったら台無しになってしまいます。そのためにも、あらかじめどのような防犯対策があるのか知っておくことで、安心して旅行を楽しめますよ。
ここからは、インドで被害にあわないための防犯対策を6つ紹介するので、旅行に行く前にはぜひ目を通していってくださいね。
①早朝・夜間は出歩かない
ただでさえ人通りがいなくなる早朝や夜間は、それだけで危険が増すため出歩くのはやめましょう。とくに、女性の一人歩きは避けてください。もし、どうしても出かけなくてはいけないのであれば、人通りが多い大通りを歩きましょう。
距離が少し離れているのであれば、配車アプリのウーバー(Uber)やオラ(Ola)を利用するのもおすすめです。もしくは、宿泊しているホテルで信用できるタクシーを呼んでもらってくださいね。
②知らない人から飲食物をすすめられても口にしない
知らない人から飲食物をすすめられても、口にしてはいけません。また、列車に乗っている間に仲良くなった人からチャイやクッキーをすすめられることもあるかもしれませんが、その場合も断るようにしてくださいね。
親切そうな人の申し出を断るのは心苦しいかもしれませんが、親しげに接してくるのは睡眠薬強盗でよくある手段です。すべての人がそのような犯行を起こすわけではありませんが、自分の身を守るためには注意してもし過ぎることはないでしょう。
③電車やバスはグレードの高いものを選ぶ
インドで列車、中でも寝台列車に乗るときは、できるだけグレードの高い席を選ぶのがベストです。インドの寝台列車では、窃盗やセクハラ、睡眠薬強盗などがたびたび発生しています。
とくにスリーパークラス以下になると、犯罪の発生率も高くなります。危ない目にあうリスクをできるだけ減らすためにも、自衛できることはしっかりと行うことが大切です。女性であれば、なるべく3A以上のクラスだと安心できる可能性も高くなりますよ。
④荷物や貴重品から絶対に目を離さない
ほかの国でも注意する必要があることですが、インドではとくに荷物や貴重品から目を離してはいけません。ホテルやレストランであっても、話しかけられてちょっと目を離した隙に荷物を置き引きされるという事例もあります。
またインドではスリやひったくりが頻発しているため、買い物中や移動中もふくめて荷物や貴重品をしっかり見ておきましょう。混雑している場所も多いため、貴重品は常に自分の身から離さないよう最大限の注意が必要です。
⑤しつこく話しかけられたら無視する
インドでしつこく話しかけてくるナンパや物売りは、基本的に無視して大丈夫です。いったん話を聞いてしまうとさらにしつこく話しかけてくるため、最初から取り合わないようにしましょう。中には、話している間に気を引いてスリを働こうとしてくる人もいます。
また、道を歩いているときに酔っ払いに絡まれることもあるかもしれません。そのようなときは人の多い店に入るなどしてその場を離れ、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。
⑥露出の高い服装は避ける
インドを旅行するときは、露出の高い服装は避けるのをおすすめします。インドの観光地では寺院を訪れる機会も多いかもしれませんが、そのような場所では肌の露出が禁止されています。
性犯罪に巻き込まれるリスクを小さくするためにも、過度の露出はひかえるようにしましょう。ローカルな人と同じような服装をすることが大事なので、ミニスカートやショートパンツは避け、足を出さないようにするのがポイント。デコルテや胸元が見えないように襟元が詰まっていて、お尻のラインが出ないゆったりした服を選ぶといいでしょう。
日本大使館発行の「安全の手引き」も確認しよう
在インド日本国大使館では、毎年、安全の手引きを発行しており、ホームページから無料でダウンロードできます。インド在住者を対象としていますが、事件や事故に巻き込まれないために注意すべきことや、緊急時の対処法などが記載されていて、旅行者にも役立つ情報が多いので、渡航前に確認するようにしましょう
もしインドで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先
決して治安が良いとは言えないインドでは、どれだけ気を付けていても犯罪やトラブルに巻き込まれてしまうこともあるでしょう。そのようなときのため、あらかじめ緊急連絡先を知っておくと落ち着いて対処できるはずです。
ここでは、インドで犯罪にあってしまったときの緊急連絡先や在インド日本国大使館の情報をご紹介します。
緊急通報先
日本では警察は「110番」、消防や救急車は「119番」ですが、インドでは警察が「112」、消防が「101」、救急が「102」です。緊急事態が起きた時は状況に応じて通報し、オペレーターが出るまで待ってください。
また盗難などに遭ったなど、緊急ではない被害の場合は、ツーリストポリスや最寄りの警察署に足を運ぶようにしましょう。
在インド日本国大使館
インドで、パスポートの盗難や思わぬ犯罪の被害に遭った時は、まずは最寄りの警察署へ足を運んで、被害届を提出し、報告書(FIR:First Information Report)を作成してもらいましょう。この報告書は盗難証明になるので、必ず入手してください。
手続きなどで困った時は、総領事館へ連絡することでサポートしてもらえることもあります。現地警察への届け出に関する助言をしてもらえたり、パスポートの盗難に関しては「帰国のための渡航書」の発給手続きなどを行ってくれます(要手数料)。
総領事館の方へは直接足を運ぶか、電話にて連絡が可能です。詳しくは在インド日本国総領事館の公式サイトを参照してください。
在インド日本国大使館の連絡先
- 電話番号(代表):11-4610-4610
- メールアドレス(領事班):jpemb-cons@nd.mofa.go.jp
- 公式サイト:https://www.in.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
治安情報をチェックしてインド旅行を楽しもう!
インドではスリやひったくり、ぼったくりなどの軽犯罪がたびたび発生しています。また、睡眠薬強盗や女性に対する性犯罪なども起きており、旅行の際には最大限に警戒する必要があるでしょう。女性の場合は、夜の一人歩きや薄暗い路地を避け、観光客が少ない場所には行かないことが大切です。
今回ご紹介した内容を参考にして、旅行を楽しみながらも常に警戒を怠らないようにしてくださいね。活気ある雰囲気やフレンドリーなインド人についつい気持ちが緩むことがあるかもしれませんが、日本とは文化や風習も違う異国に来ているということを、常に意識して旅行を楽しんでくださいね!
※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
cover photo by pixabay