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飛行機にヘアアイロンは持ち込める?OKとNGな条件を徹底解説

飛行機への持ち込みで要注意な製品がヘアアイロン。空港の保安検査で没収されることが増えています。しかしヘアアイロンはすべて持ち込みNGではないのです。この記事では、飛行機へのヘアアイロンの持ち込みのルールを紹介。OKなタイプとNGになるタイプの違いをわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください!

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飛行機への持ち込みで要注意な製品がヘアアイロン。空港の保安検査で没収されることが増えています。しかしヘアアイロンはすべて持ち込みNGではないのです。

この記事では、飛行機へのヘアアイロンの持ち込みのルールを紹介。OKなタイプとNGになるタイプの違いをわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください!

Contents

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ヘアアイロンは機内持ち込みや預け荷物にできる?

photo by PIXTA

飛行機への荷物の持ち込みは、小さなバッグなどに入れて客室まで持っていく機内持ち込みと、大きなスーツケースなどに入れてチェックイン時に航空会社に渡す預け入れ荷物に分かれます。

その両方でヘアアイロンはどう判断されるのか、まずは簡単にまとめて紹介しましょう。

ヘアアイロンの種類によってOKとNGがある

まず前提として、ヘアアイロン=NGというルールはありません。だからすべてのヘアアイロンがダメというわけではないのですが、いくつかのルールに引っ掛かるため、ある種類のヘアアイロンは持ち込みできないことになります。

ここでヘアアイロンの種類をまとめておきましょう。

  • コンセント式:プラグをコンセントに挿したときだけ使えるタイプ
  • ガス式:ガスカートリッジを使って温めるタイプ
  • 乾電池式:乾電池を入れて使用するタイプ
  • 充電式:USBなどで充電して使用するタイプ

この中で現在はあまり使われなくなってきたのが、ガス式のヘアアイロン。コンセント不要で移動に便利ということで人気がありましたが、近年、同じような用途では充電式が主流になっています。

ではそれぞれのタイプが飛行機に持ち込めるのか、紹介していきましょう。

コンセント式はどちらもOK

まずはコンセント式のヘアアイロンです。この場合、飛行機への持ち込み条件は以下のようになります。

  • 機内持ち込み:◯(個数制限なし)
  • 預け入れ荷物:◯(個数制限なし)

コンセントに差し込んで使うタイプはどんな商品でも持ち込みOK。機内持ち込みでも預け入れ荷物でも問題ありません。

ガス式は条件あり

最近は新製品を見なくなったガス式ですが、今でも使っている人はいます。この場合、持ち込みは可能なのでしょうか?

  • 機内持ち込み:△(条件あり・1個まで)
  • 預け入れ荷物:△(条件あり・1個まで)

ガス式のヘアアイロンは炭化水素ガスが含まれているため、熱源部に安全カバーを取り付けてあるものに限り、1個まで機内持ち込みと預け入れが認められます。

ただし機内での使用はできません。また詰め替え用のガスカートリッジは引火性があるため機内持ち込み・預け入れともに認められません。

乾電池式は乾電池を出せばどちらもOK

一般の乾電池を入れて使用するヘアアイロンはどうなのでしょうか?

  • 機内持ち込み:△(条件あり・個数制限なし)
  • 預け入れ荷物:△(条件あり・個数制限なし)

乾電池式のヘアアイロンの場合は、持ち込みに条件があります。それはフライト中の衝撃などで偶然作動しないように、乾電池を取り外しておくこと。乾電池を抜いた状態なら、機内持ち込みも預け入れもできます。

また乾電池も機内への持ち込みや預け入れが可能。ただし乾電池がショートしないよう電極部分を覆うなど、絶縁処置をすることが条件となります。

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充電式のヘアアイロンは注意が必要

photo by PIXTA

ここまで紹介したタイプのヘアアイロンは、作動しないようにしておけば機内持ち込みも預け入れも可能というシンプルなルールでした。

一方で注意が必要なのは、充電式のヘアアイロン。手荷物検査で引っかかり、没収されるヘアアイロンはほとんどが充電式です。持ち込み条件が少しややこしくなるので、くわしく解説しましょう。

バッテリーを取り外せないタイプは持ち込みできない

充電式のヘアアイロンを飛行機に持ち込もうと考えている方は、まずそのヘアアイロンの充電池(バッテリー)が取り外せるタイプかを確認してください。

  • 取り外せる → 機内持ち込み・預け入れともにOK
  • 取り外せない → 機内持ち込み・預け入れともにNG

ヘアアイロンは熱を発生する器具なので、バッテリー内蔵式だと外部からの衝撃によって発火するリスクがあります。そのため通電できる状態での持ち込みは禁止となっています。つまり内蔵バッテリーを取り外せないタイプのヘアアイロンは持ち込みできないということ。たとえ充電状態をゼロにしていっても認められず没収される可能性が高いので、空港には持っていかないようにしてください。

取り外せるタイプはバッテリーに注意

バッテリー部分を取り外せるタイプのヘアアイロンは持ち込み可能です。本体とバッテリーは、それぞれ以下のようなルールになります。

  • 本体:機内持ち込み・預け入れともにOK
  • バッテリー:機内持ち込みはOK 預け入れはリチウムイオン電池の場合NG

バッテリーがリチウムイオン電池以外であれば、本体とバッテリーを別にするだけで機内持ち込みも預け入れも可能。しかし充電式のヘアアイロンの多くは、リチウムイオン電池を内蔵しています。そしてリチウムイオン電池は、電池そのものが危険物として取り扱われるため、別ルールになるのです。

リチウムイオン電池に関するルール

リチウムイオン電池はヘアアイロンだけでなく、モバイルバッテリーやカメラの予備バッテリーなどにも使われています。そのため飛行機への持ち込みに関してはルールをよく覚えておくのがおすすめ。簡単にまとめると、ルールは以下のようになります。

  • 機内持ち込み:条件つきでOK
  • 預け入れ荷物:NG

一般的には荷物に関しては機内持ち込みの方がルールは厳しいはず。なぜリチウムイオン電池は機内持ち込みがOKなのに預け入れ荷物がNGなのでしょうか。

リチウムイオン電池を預け入れ荷物にできない理由

その理由は、リチウムイオン電池が気圧変化や外部からの衝撃に弱いからです。とくに外部から強い衝撃が加わると発熱・発火しやすく、過去には実際にリチウムイオン電池が原因の出火事故も起こっています。そのため国際民間航空機関(ICAO)では、電子機器に内蔵されているもの以外のリチウムイオン電池を預け入れ荷物にすることを禁止しているのです。

もしモバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池を間違って預け入れ荷物に入れてしまうと、荷物検査で発見され、アナウンスで呼び出されることになります。そして係員の立ち会いのもとで再び荷物検査をしてバッテリーをスーツケースから出さなければなりません。その上で機内持ち込み荷物にするか、最悪の場合は破棄することに。

また飛行機の出発の時間が迫っていても見逃してもらうことはできないため、間に合わなくなることもありえます。

機内持ち込みの条件

photo by PIXTA

充電式のヘアアイロンから取り外したバッテリーは機内持ち込み荷物にしますが、ここにも条件があります。それはバッテリーの容量が制限をオーバーしないこと。JALやANA、ジェットスター、ピーチなど日本のほとんどの航空会社では、国内線・国際線ともバッテリー容量と個数が同じ条件になっています。

  • 100Wh未満:制限なく持ち込みが可能
  • 100Wh〜160Wh:最大2個まで持ち込み加能
  • 161Wh以上:持ち込み不可

バッテリー容量はWh(ワットアワー)ではなくmAh(ミリアンペアアワー)で表示していることが多いので換算すると、条件はこうなります。

  • 約27,027mAh未満:制限なく持ち込みが可能
  • 約27,027mAh〜約43,243mAh:最大2個まで持ち込み可能
  • 約43,243mAh以上:持ち込み不可

それなりの大きさのモバイルバッテリーでも10,000mAh前後なので、ヘアアイロンのバッテリー程度なら制限なく持ち込み可能なはず。しかし大型のモバイルバッテリーなどを持ち込む人はこの制限も覚えておいてください。

機内持ち込みの際にやるべき短絡防止措置とは?

ヘアアイロンから取り外したリチウムイオン電池を機内に持ち込む際、容量よりも問題になるのは短絡防止措置です。航空会社ではリチウムイオン電池には短絡防止措置を行うよう求めています。これは電池がショートしないようにする措置のこと。モバイルバッテリーの場合には電源をオフにした上で購入時と同じケースに入れ、モバイルバッテリー専用の個別ポーチに収納し、他の物に触れないよう衣類などで包むことが推奨されています。

コードレスヘアアイロンから取り外したバッテリーに専用のポーチがあればそれに入れるのがベスト。または布の袋などに入れた上で衣類などに包み、衝撃を与えないよう保護してください。他のものと一緒に適当にバッグに入れておくと、揺れた時にぶつかって発熱・発火する可能性があります。事故防止はもちろんですが、いい加減な状態で持ち込もうとすると搭乗を拒否される可能性もあるので、しっかり準備しておくのがおすすめです。

旅行先でヘアアイロンを使いたいときは?

photo by PIXTA

飛行機への持ち込みに制限もあるヘアアイロン。では旅行先でヘアアイロンを使いたいときはどのようにすればいいのでしょうか?

コンセント式を使う

飛行機への持ち込みに関してもっとも制限が少ないのはコンセント式のヘアアイロンです。このタイプなら何も気にせずに荷物に入れることができます。

ただし海外では電圧やプラグの形状によって使用できないことも。変換プラグだけなら安いものの変圧器は高価なことが多いので、最初から100〜240Vの電圧に対応するヘアアイロンを選んでおくのもおすすめです。

乾電池式を使う

乾電池なら旅行先でも簡単に手に入れることができるので便利です。ただし普段使いすると乾電池代が高くなってしまうのが難点。家では乾電池型充電池を使い、旅行先では乾電池を買うようにするといいかもしれません。

充電式はバッテリーが取り外せるものを選ぶ

人気のUSB充電式のヘアアイロンを旅行用に買う場合は、必ずバッテリーが取り外せるタイプにしてください。バッテリーが取り外せないものを買ってしまうと、どう工夫しても機内に持ち込むことはできません。

事前に輸送しておく

時間に余裕がある場合は、宿泊先に宅配便などでヘアアイロンを送っておく方法もあります。帰りも同じ手続きをする必要があり、配送料がヘアアイロンの値段を超えてしまうこともありえますが、お気に入りのヘアアイロンをどうしても使いたいときは検討してみる価値があるかもしれません。

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ヘアアイロンの飛行機への持ち込みはバッテリーに注意

身だしなみのために旅先でも手放せないという人が多いヘアアイロン。しかし種類によっては飛行機に持ち込むことができず、没収されることがとても多くなっています。とくに充電式は要注意。バッテリーを取り外せないタイプはぜったいに持ち込み不可で、取り外せるタイプはバッテリーを預け入れ荷物にしないよう注意しなければなりません。

ルールを把握してトラブルのない空の旅にしましょう!

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