国際線の機内持ち込みサイズ一覧！各社のルールを解説

国際線に搭乗するときによく問題になるのが、手荷物のサイズです。機内に持ち込める手荷物の大きさには制限があり、しかも航空会社によって異なるので、混乱しがちです。そして制限に引っかかるととても面倒。この記事では、大手航空会社の国際線の手荷物サイズ制限について解説します。バッグ選びの参考にもなりますよ。

2024年11月12日

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NEWT編集部

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国際線に搭乗するときによく問題になるのが、手荷物のサイズです。機内に持ち込める手荷物の大きさには制限があり、しかも航空会社によって異なるので、混乱しがちです。そして制限に引っかかるととても面倒。

この記事では、大手航空会社の国際線の手荷物サイズ制限について解説します。バッグ選びの参考にもなりますよ。

Contents

機内持ち込み手荷物とは？
空港で預ける荷物
機内に持ち込む手荷物
国際線の機内持ち込み手荷物の傾向
機内持ち込み可能の表記には注意
サイズはどこまで測る？

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機内持ち込み手荷物とは？

航空会社のサイトなどには手荷物のサイズについて書かれていることがありますが、空港で預ける荷物のことなのか、機内に持ち込む荷物のことなのか、混乱する人もたくさんいます。それはどちらも、手荷物という表現をしているから。ただ手荷物といった場合は、手で持って機内に入る荷物ではなく、預ける荷物も含めた両方の荷物のことを表しているのです。

空港で預ける荷物と機内に持ち込む荷物は、それぞれ以下のような表現になります。

空港で預ける荷物

空港で預けるのは比較的大型のスーツケースなど。こちらは以下のような表現で書かれています。

預け手荷物
預け荷物
受託手荷物
hold luggage
cargo luggage

機内に持ち込む手荷物

飛行機の座席まで自分で持っていく手荷物のこと。この記事のテーマでもある比較的小型な荷物です。こちらの表現は、以下のようになります。

機内持ち込み手荷物
機内持込手荷物
携帯手荷物
carry-on baggage
hand baggage

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国際線の機内持ち込み手荷物の傾向

国際線の機内持ち込み手荷物のサイズの制限は、航空会社によって異なります。一般的には、大手航空会社よりLCCの方がサイズの制限が厳しい傾向。またビジネスクラスやファーストクラスになると個数や重量の制限がゆるくなる傾向です。

機内持ち込み可能の表記には注意

航空会社によってサイズのルールが異なるため注意が必要なのは、バッグを買うとき。機内持ち込み可能などと書かれたバッグを売っていることがありますが、この記載がある商品の多くはJALやANAなどの大手航空会社のサイズ制限が基準になっています。場合によっては海外の航空会社やLCCではサイズオーバーになることもあるのです。

サイズはどこまで測る？

機内持ち込み手荷物のサイズを測るときに、気をつけたいポイントがあります。それはサイズ制限はキャリーやキャスターを含めた大きさで測るということ。バッグ本体だけで測っているとサイズオーバーになることがあるので、注意してください。

身の回り品とは？

多くの航空会社では機内持ち込みの手荷物について、身の回り品＋手荷物という表現をしています。この場合の身の回り品や手荷物とは何のことなのでしょうか？

まず手荷物ですが、これはスーツケースやボストンバッグなど比較的容量のあるバッグのことです。主に座席の頭上の手荷物入れに収納します。

一方の身の回り品とは、ショッピングバッグやハンドバッグ、ショルダーバッグなど小型の荷物のこと。ほかにノートパソコンやカメラ、傘なども身の回り品として扱われています。身の回り品に関しては明確な規定はありませんが、座席の下に収納できる程度の大きさの手荷物なら認められるのが一般的。航空会社によって考え方が異なるため、気になる場合は各航空会社に確認してみるといいかもしれません。

コードシェア（共同運航便）の場合は？

飛行機でよくあるのがコードシェア。これは2社以上の航空会社が飛行機を共同運航している便のことです。たとえばANAの場合、ユナイテッド航空などとのコードシェアがあります。

この場合、機内持ち込み手荷物のルールはどうなるのかというと、使われる機体の方の規則を適用するのが一般的。そのためよく調べておかないとトラブルになりがちです。

たとえばANAの場合、機内持ち込み可能な手荷物のサイズが幅55センチ×高さ40センチ×奥行き25センチ以内であるのに対して、ユナイテッド航空は幅56センチ×高さ35センチ×奥行き22センチ以内。高さは5センチ、奥行きは3センチの違いがあるので、ANAの規定に合わせていくと機内に持ち込めない可能性があります。