飛行機の暇つぶし!事前準備からコツやアイデア、アイテムまで解説
飛行機を使った旅行で大きな問題になるのが、暇な時間のつぶし方。とくに海外旅行で長時間のフライトになると、どうやって暇な時間をつぶすか悩む人も多いのではないでしょうか。この記事では、飛行機での暇つぶしにおすすめのアイデアを解説。事前準備から具体的な暇つぶしのコツまで紹介するので、ぜひ参考にしてください。
飛行機を使った旅行で大きな問題になるのが、暇な時間のつぶし方。とくに海外旅行で長時間のフライトになると、どうやって暇な時間をつぶすか悩む人も多いのではないでしょうか。
この記事では、飛行機での暇つぶしにおすすめのアイデアを解説。事前準備から具体的な暇つぶしのコツまで紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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暇つぶしは事前準備が大切!
飛行機で長距離の旅をするときは、事前の準備が大切。具体的には往復の航空券を予約するときから暇つぶしに向けての準備は始まっています。これはいったいどういうことなのでしょうか?
機種選びが重要!
旅先へ向かう便を選ぶとき、航空会社にいくつか候補があることも多いはずです。そんなとき、なんとなくのイメージやちょっとした値段の差で選んでいませんか?実は暇つぶしに成功するためには、航空機の機種選びがとても重要なのです。
というのも、機内Wi-Fiサービスが提供されている便に乗ることができれば、機内での過ごし方の可能性が大きく広がるから。航空機の中でも新しい機種には機内Wi-Fiサービスを導入していることが多く、フライト中にWi-Fiが使えるのは大きなポイントです!
ボーイング777は機内Wi-Fiがないことも多い
新しい航空機の機種とは異なり、注意が必要なのは、世界の航空会社の中核機種のボーイング777シリーズ。運用開始が1995年で、ほぼ30年前から使われている機種です。改良をくり返しているとはいえ基本設計が古いため、機内Wi-Fiサービスがないこともよくあります。
エアバスA350は期待大
長距離便のなかでも機内Wi-Fiサービスが期待できるのはA350シリーズ。各航空会社の最新鋭の主力機種となっていて設備も充実しているので、可能性が高くなります。
ボーイング787も期待できる
ボーイングで機内Wi-Fiサービスを期待できるのは、787シリーズ。こちらも各航空会社の近年の主力機種として増えていて、機内の設備も充実しています。
機内Wi-Fiについて公式サイトで確認
最新鋭の機種ならWi-Fiサービスの可能性は高くなるとはいえ、確実ではありません。そこで航空券を購入する前に、その航空会社の利用予定の便に機内Wi-Fiが搭載されているかを確認するのがおすすめ。また飛行中に無制限で接続できるフルフライトプランは20ドルから30ドルの上乗せになることが多いので、それだけの価値があるかよく考えてみることも大切です。
とはいえ仕事や旅先についての調べ物、オプショナルツアーの予約など、たくさんのことができるようになるので、おすすめですよ。
機内エンターテイメントのプログラムをチェック
飛行機内での暇つぶしの王道といえば、機内エンターテイメント。以前は数本の映画から選ぶしかなかったのですが、最近はプログラムの数も激増。たとえばJALではディズニープラスのオリジナル作品も見ることができるようになっていて、未入会の人にはとても魅力的な内容になっています。
また外資系航空会社でも、日本語吹き替えや字幕への対応が増加。事前にプログラムをチェックしておいて楽しみな作品があるようなら、暇つぶしの有力候補になります。
機内エンターテイメントの充実具合も飛行機の機種による面が大きいので、事前にチェックして航空券を選んでください。
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暇つぶしのアイデアとアイテム
機内エンターテイメントや機内Wi-Fiサービスが期待できないときは、なんとかしてオフラインで暇つぶしをすることになります。続いてはそんな場合の暇のつぶし方とおすすめのアイテムを紹介しましょう。
ダウンロードした映画やドラマを堪能
サブスク全盛の今、乗り物で映画やドラマを楽しむ方法で最も人気が高いのはタブレットやスマホにダウンロードして見る方法ではないでしょうか。事前にダウンロードしておけば、機内ではオフラインで見ることができます。
映画やドラマをダウンロードできる動画配信サービスは、NetflixやAmazonプライムビデオ、ディズニープラス、U-NEXT、Huluなどたくさんあるので、値段やオリジナル作品、ラインナップしている映画の数などで選べばOK。たとえばとにかくたくさんの映画を見たい人はU-NEXT、ドラマやお笑いのバラエティを見たい人はABEMAプレミアム、マーベル作品やスターウォーズが好きならディズニープラスを選ぶなど、自分にぴったりなサービスを探してみてください。
サービスによっては無料トライアル期間があり、必要なければ退会することもできるので、とりあえず旅行用にダウンロードして楽しむという使い方もできますよ。
ダウンロードした動画をオフラインで見られるか、確認が必要
ダウンロード保存で注意が必要なのは、対応しているサービスでも、中にはオフライン環境で見られない動画があること。その理由は、動画を再生する前にオンラインで認証確認をすることがあるからです。
サービスや動画によって認証の有無が違うため、ダウンロードしたらオフライン状態で見られるか確認することが大切。また場合によっては時間が経つと再確認を求められることもあるので、出発の前日や当日にもう一度確認してみるのが安心です。
スマートグラスで大画面を堪能
映画を見るときに試してみたいのが、スマートグラス。サングラス型のデバイスで、スマホなどと接続すれば目の前に巨大なモニターが出現します。
スマートグラスはなかなか使用機会がなさそうなアイテムですが、飛行機の中の暇つぶしとしては違和感がなくぴったり。レンタルサービスもあるので、旅行の機会に試してみてもいいかもしれません。
本を読むならシリーズものか途中から
読書が好きな人なら小説を読むのも定番ですよね。ただしこれをやる場合、新刊をゼロから読み始めるのは人によってはあまりおすすめできません。というのも非日常空間の飛行機の中では集中力が切れやすく、小説が頭に入ってこないことがあるから。しかも小説の冒頭は主人公に感情移入しづらいので、入り込むまでにちょっと時間がかかります。その相乗効果であまり面白いと感じられず、途中で読書をやめてしまうこともあるでしょう。
おすすめは冒頭をしばらく読み、面白くなったところで飛行機に持ち込むこと。または大好きなシリーズものの続きを読むのもいいかもしれません。
電子書籍や漫画のダウンロードは多めに
本を飛行機に持ち込む場合、電子書籍もおすすめです。こちらもブックライブやまんが王国、Kindle、dブック、コミックシーモア、hontoなどたくさんのサービスがあります。
電子書籍ならスマホやタブレットがあればたくさんの本をダウンロードしておけるので、荷物が増えないのは魅力。何冊もダウンロードしておけば、読みはじめてイマイチ面白くなかったときもすぐに他の本に替えることができます。
暇つぶしとしておすすめなのは、長編小説か長編漫画。短編だと没頭している時間も途切れるので、意外に時間が経たずがっかりしがちです。雑誌もすぐに読み終わってしまう可能性があるので要注意。ダウンロードする雑誌は隅々まで読むくらい好きなジャンルにするのがコツです。
ゲームはオフラインでできるか確認
飛行機でおすすめの暇つぶしといえば、ゲームもあります。ただしスマホゲームがあるから大丈夫と思っていると、意外にオフラインではできないゲームが多いもの。出発前にオフラインでも問題なく動くかどうか、確認しておいてください。
Nintendo Switchなどのゲーム機を持ち込むのもいいかもしれません。この場合、アクションゲームはボタン操作の微妙な音が周囲の迷惑になることもあるので、じっくり系のゲームがおすすめです。Switchのバッテリーの持続時間は、アプリの種類によって4時間から9時間。フライト中の全ての時間をつぶせるかどうかは微妙ですが、時間を忘れるという意味では一番かもしれませんね。
写真フォルダを整理して容量を空けよう
フライト中は、やらなきゃいけないけど忙しくてできなかったことを片付けるチャンス。たとえばスマホやパソコンに溜まった写真フォルダの整理もおすすめです。
旅行先でも写真は増えがちなので、容量がいっぱいにならないよう整理をしていけば、暇つぶしにもなって一石二鳥です。
やりたいことリストを作る
やりたいことリストというのをご存知でしょうか。これは小さなことから大きなことまで、やりたいことをなんでもリストにしてぜんぶ挙げていくというもの。バゲットリストとも呼ばれます。
・オムレツを上手に作りたい
・フランスに行きたい
・部長になりたい
・富士山に登りたい
・イチゴを食べたい
など、やりたいことは何でもOK。書き出すことで自分の望みがはっきりして、小さな目標から大きな目標までが見えてくるといわれています。そして実現できたものにチェックをつけていくと達成感が生まれて前向きな気持ちになれるのもメリット。
そんなやりたいことリストを作るのに、飛行機の暇な時間は最適です。たとえば100個考えるなど目標を決めて書き出していけば、かなり時間が経ってしまうはず。往路のフライトなら旅行中にやりたいことも書けるので、旅がさらに充実しますよ。
旅先の予習で期待を膨らませる
往路のフライトなら、旅先の観光スポットやお店の予習に時間を使うこともできます。旅行前には旅先の情報をガイドブックや旅行記事、動画などで予習するものですが、飛行時間が長い場合はあまり調べすぎないようにしておき、移動中にも予習を楽しむのです。NEWTの記事をオフラインで読めるようにたくさんダウンロードしておくのもおすすめですよ!
ただし事前の予約が必要そうな部分は後回しにしないことが大切。どこまで予習しておくか、上手に見極めてください。
帰りの機内では次回の計画を!
帰りのフライトは旅の終わりで寂しい気持ちになりがち。そんなときには暇つぶしを兼ねて次回の旅の計画を練るのがおすすめです。
タブレットなどに、今回の旅とは違うエリアのガイドブックをダウンロード。それを眺めながら次の旅行について想像をふくらませます。旅の記憶が鮮明なうちの方がこの先の旅行へのアイデアもたくさん出てくるもの。未来の旅行計画ができれば、旅が終わって残念な気持ちも軽くなりますよ!
飛行機内でぐっすり寝る方法
ここまではアクティブな暇のつぶし方を紹介してきましたが、暇つぶしの最高の方法は、寝ること。旅先での活動や帰宅後のことを考えれば、寝られるときに寝ておくのが一番です。
ただし機内で寝るためにも事前の準備が重要。アイテムなども駆使して、なるべくリラックスできる環境を作りましょう。
逆算して寝られるようにする
飛行機では日本時間の昼間に移動することもあります。これではなかなか眠くはなりません。そのような場合は、当日に寝不足気味になるように前日の睡眠時間を減らします。とくにフライト当日に極端な早起きをするのは有効。寝不足で起きておき、じゅうぶんな時間が経っていれば、機内で自然と眠くなってきます。
アルコールや甘い飲み物は避ける
就寝前のコーヒーはもちろん、アルコールや甘い飲み物もぐっすり眠れない原因になってしまいます。フライト中は完全に寝て過ごしたい場合は、搭乗前に炭水化物とタンパク質が豊富な料理を食べておくようにしてください。そうすればお腹が空いて眠れないということにもなりません。
アイマスクは必須
飛行機の中は意外に明るいもの。昼間のフライトだけでなく、さまざまなサービスで機内が明るくなることもあります。そこで必須なのがアイマスク。視界が暗くなるだけでもかなり眠りやすくなりますよ。
ノイズキャンセリングヘッドホンやイヤホンもおすすめ
飛行機内ではエンジン音が気になって眠れない人も多いはず。ノイズキャンセリングヘッドホンはもともと飛行機の騒音を消すことを目標にしてきたため、エンジン音はとくに上手にカットしてくれます。
ただしノイズキャンセリングヘッドホンやイヤホンを選ぶときは付け心地も大切。付け心地が悪く邪魔になるようなタイプだと、静かでも耳の違和感が気になって眠れないことになります。飛行機で活用する人は、音やデザインだけでなく付け心地にもこだわってください。
ヘッドホンやイヤホンまではいらないという人は、耳が痛くなりにくく遮音性抜群のシリコン耳栓もおすすめです。
ネックピローはかなり有効
機内でリクライニングがあまりできないと、首が安定しないため眠りにくくなります。そんなときは首の後ろにクッションをはめるだけでも効果的。首が伸びて安定すればかなり楽になります。とくに有効なのは機内のクッションよりも自分の首に合ったネックピロー。シートをあまり倒せないときは首が前にガクッと倒れて目が覚めることもよくあるので、あごの下にネックピローを入れて支えてもいいかもしれません。
長袖長ズボンと暖かい靴下も用意
飛行機でパジャマを着るわけにはいきませんが、リラックスできる服装は有効。その場合、より楽だからといって半袖や半ズボンにするのは逆効果です。飛行機の中は意外に冷えるので、ゆるめの長袖長ズボンが最適。スリッパを用意して靴を脱ぎ、足が冷えないように暖かい靴下を履いておけば、かなり快適に過ごせますよ。
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飛行機では上手に暇をつぶして旅を楽しもう!
飛行機ではうまく暇をつぶさないと到着後に疲れて気力もなくなってしまいがち。そうならないためにも事前の準備が大切です。
暇つぶしが上手な人は旅も上手。この記事を参考にして、暇なフライト時間を有効に使ってくださいね!
cover photo by Unsplash