クルーズ船のおすすめランキング!日本一周の値段や世界の巨大クルーズ船の大きさは?
多くの人にとってのあこがれのクルーズ船。日本一周や世界一周など、さまざまなクルーズ旅行が発売後すぐに売り切れとなり、世界では巨大なクルーズ船が次々に就航しています。 この記事ではクルーズ船のおすすめランキングを発表!日本一周クルーズのツアー価格ランキングと、世界の巨大クルーズ船の大きさランキングをご紹介します。
多くの人にとってのあこがれのクルーズ船。日本一周や世界一周など、さまざまなクルーズ旅行が発売後すぐに売り切れとなり、世界では巨大なクルーズ船が次々に就航しています。
この記事ではクルーズ船のおすすめランキングを発表!日本一周クルーズのツアー価格ランキングと、世界の巨大クルーズ船の大きさランキングをご紹介します。
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クルーズ船とは
まずはクルーズ船の意味や旅行方法、ランクなどを紹介します。
クルーズ船の意味
クルーズは、大型客船を利用した船旅のこと。クルーズ船の人数は500人から5,000人が一般的で、1Dayクルーズから最長180日の世界一周クルーズまで幅広い旅行の種類があります。
船内には数カ所のレストランがあり、ショーや映画、カジノなどのアミューズメントや、プールやミニゴルフなどのスポーツが楽しめるものも。部屋はホテルのようにグレードが分かれています。
クルーズ旅行の方法
クルーズ旅行に参加する場合、2つの方法があります。日本人なら日本発着のクルーズ旅行を選ぶ方法がひとつ。また地中海やカリブ海など人気のクルーズ船が発着しているエリアまで飛行機で行き、そこでクルーズに参加するフライ&クルーズも人気の方法です。
クルーズ船のランク
クルーズ船には大きく3つのランクがあります。下から順に、カジュアルクラスクルーズ、プレミアムクラスクルーズ、ラグジュアリークラスクルーズです。
カジュアルクラス
カジュアルクラスクルーズは運航コストを削減するため10万トン以上の大型客船に2,000名以上の乗客を乗せて運航するスタイルが主流。値段は最安値なら一泊1万円代からとなります。クルーズ旅行人口の約85%を占めています。
プレミアムクラス
プレミアムクラスクルーズは少しぜいたくなクルーズ。クルーズ旅行人口の約10%が利用しているクラスで、料金的には一泊2万円〜3万円代。船内の雰囲気はかなり華やかになります。
ラグジュアリークラス
最上級のラグジュアリークラスクルーズの一泊あたりの価格は3万円代からで、旅の内容や部屋によってははるかに高額になります。サービスの質の高さにこだわり、乗客一人あたりの乗務員の人数も多いのが特徴。
船のサイズは小型船から中型船が主流になります。利用しているのはクルーズ人口のわずか5%。乗客にも品位が求められ、ドレスコードも厳しくなります。
近年の人気はカジュアルクラス
近年は料金が手ごろでドレスコードもあまり厳しくなく、気軽に楽しめるカジュアルクルーズの人気が上昇。クルーズの裾野がさらに広がっています。
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日本一周クルーズの価格ランキング
クルーズ船のランキング、まずは日本で就航している人気のクルーズ船の価格ランキングをご紹介。日本一周クルーズの最安の部屋を比較し、高い順にランキングします!
1位:飛鳥Ⅱ
飛鳥Ⅱはラグジュアリークラスの客船。世界一周クルーズでも知られています。一方でA-Styleと呼ばれる2泊3日のショートクルーズも企画。3連休などでも参加できるよう工夫されています。食事、エンタメ、そしておもてなしが魅力で、洋上の超一流ホテルのような船。しかも船内に展望大浴場があり、お風呂に入りながら船旅を楽しめます。
そんな飛鳥Ⅱの日本一周クルーズがこちら。
秋の日本一周クルーズ 13日間 | |
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日程 | 2024年10月3日〜10月15日 |
コース | 横浜〜別府〜仙崎〜伏木〜秋田〜小樽〜大船渡〜横浜 |
最安料金 | 84万円・Kステート(海側)※2名1室利用時の1名あたりの料金 |
最高料金 | 390万7,000円・ロイヤルスイート※2名1室利用時の1名あたりの料金 |
1泊あたりの料金 | 7万円〜約18万6,083円 |
大船渡では三陸花火競技大会を鑑賞。夕方からの時間にはドレスコードが設定されるので、優雅なクルーズ時間を堪能できます。
2位:にっぽん丸
にっぽん丸はラグジュアリークラスの客船。主に日本でのクルーズを行っています。とくに世界最高峰の料理とサービスを船上で味わえるクルーズ客船として有名で、世界一の美食の船といわれています。
そのにっぽん丸の日本一周ツアーはこちら。
シルバーウィーク 食の日本一周クルーズ9日間 | |
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日程 | 2024年9月15日〜9月23日 |
コース | 横浜〜函館〜佐渡島〜七尾〜境港〜釜山〜横浜 |
最安料金 | 50万1,000円・スタンダード※2名1室利用時の1名あたりの料金 |
最高料金 | 204万2,000円・グランドスイート※2名1室利用時の1名あたりの料金 |
1泊あたりの料金 | 約6万2,625円〜約15万7,125円 |
日本一周に加えて釜山も巡り、船内で日本各地の美味しいものをいただけます。
3位:クイーンエリザベス号
クイーン・エリザベス号はイギリスのクルーズ船。昔から豪華客船といえば名前が上がる船で、2010年にデビューした3代目ももちろんラグジュアリークラス。
2024年、2025年には春に日本ツアーを実施しています。2025年に出航する日本一周クルーズがこちら。
春爛漫 日本周遊クルーズ 10日間 | |
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日程 | 2025年3月29日〜4月7日 |
コース | 横浜〜青森〜境港〜釜山〜長崎〜清水〜横浜 |
最安料金 | 25万円~・内側※2名1室利用時の1名あたりの料金 |
最高料金 | 85万円~・クイーンズ・グリル スイート※2名1室利用時の1名あたりの料金 |
1泊あたりの料金 | 約2万7,777円〜約3万5,555円 |
日本一周に加えて釜山にも寄るコースで、リーズナブルに質の高いクルーズ体験が楽しめますよ。
4位:セレブリティ・ミレニアム
セレブリティ・ミレニアムはプレミアムクラスの客船。しかしクラスを超えてラグジュアリーな体験ができることをコンセプトにしていて、より上級のサービスを受けられるのが特徴です。船内のレストランでは、ミシュラン3つ星レストランのシェフや元英国王室直属シェフが監修した料理をいただけます。
2024年からは日本発着クルーズに注力。秋には以下のような日本一周クルーズを企画しています。
日本一周 釜山クルーズ 13日間 | |
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日程 | 2024年9月12日〜9月24日 |
コース | 横浜〜清水〜神戸〜大阪〜広島〜釜山〜函館〜青森〜横浜 |
最安料金 | 26万9,000円・内側※2名1室利用時の1名あたりの料金 |
最高料金 | 127万1,000円・スカイスイート※2名1室利用時の1名あたりの料金 |
1泊あたりの料金 | 約2万2,416円〜約10万5,916円 |
日本発着クルーズの中で最長の日程で充実した船内生活を満喫できるのが特徴。最安料金は3位のクイーンエリザベス号より高くなりますが、クルーズの期間が長いため、割安になります。ただし最高級のスイートの料金はグッと高額です。
5位:MSCベリッシマ
MSCベリッシマはカジュアルクラスの船。超大型の船体が特徴で、格安の料金ながら豪華な旅に行けることが魅力となっています。17歳以下無料などの割引制度も魅力です。船内にはブティックやレストランが並ぶ長さ96メートルのショッピングモールまであります。
2024年秋には日本一周クルーズを実施。それがこちらです。
秋の日本一周クルーズ 12日間 | |
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日程 | 2024年10月2日〜10月13日 |
コース | 東京〜室蘭〜酒田〜金沢〜釜山〜八代〜高知〜大阪〜東京 |
最安料金 | 23万800円※2名1室利用時の1名あたりの料金 |
最高料金 | 70万9,800円※2名1室利用時の1名あたりの料金 |
1泊あたりの料金 | 約2万981円〜約6万4,527円 |
なお12月からは那覇発着のショートクルーズも実施するので、より気軽に体験したい人にはおすすめです。
世界の巨大なクルーズ船ランキング
現在の世界の流行は、MSCベリッシマのような超巨大船。大きいほど高級だと思われがちですが、クラスとしてはカジュアルクラス。船を大きくして乗客の数を増やすことで、1人あたりの料金を安く抑えています。
では世界の巨大クルーズ船の大きさはどれほどになるのでしょうか?
まずは参考に日本を代表する船のデータから。
飛鳥Ⅱ
- 総トン数:5万142トン
- 乗客定数:872人
にっぽん丸
- 総トン数:2万2,472トン
- 乗客定数:524人
世界の巨大クルーズ船ランキング
順位 | 船名 | 総トン数 | 乗客定員 |
---|---|---|---|
1位 | アイコン・オブ・ザ・シーズ | 25万800トン | 5,610人 |
2位 | ワンダー・オブ・ザ・シーズ | 23万6,857トン | 5,734人 |
3位 | シンフォニー・オブ・ザ・シーズ | 22万8,081トン | 5,518人 |
4位 | ハーモニー・オブ・ザ・シーズ | 22万6,963トン | 5,479人 |
5位 | アリュール・オブ・ザ・シーズ | 22万5,282トン | 5,484人 |
5位 | オアシス・オブ・ザ・シーズ | 22万5,282トン | 5,484人 |
7位 | MSCワールド・エウローパ | 21万5,863トン | 5,252人 |
8位 | アイーダ・コスマ | 18万6,364トン | 5,464人 |
9位 | コスタ・トスカーナ | 18万6,364トン | 5,326人 |
10位 | アルビア | 18万4,700トン | 5,200人 |
船名でわかるように、〇〇オブ・ザ・シーズが上位を独占しています。これはロイヤル・カリビアン・インターナショナル社の船。以前はクルーズ船といえば年配の富裕層がターゲットでしたが、ロイヤル・カリビアンはファミリーや若年層なども対象にしたカジュアルクラスの船を大量に作ることで客層を拡大しています。今後は2024年7月に23万トンのユートピア・オブ・ザ・シーズ、2025年8月に25万トンのスター・オブ・ザ・シーズを就航する予定です。
アイコン・オブ・ザ・シーズの大きさ
1位のアイコン・オブ・ザ・シーズは、2024年1月に就航したばかりのクルーズ船。
その大きさは、全長365m。乗客定員は5,610人となっていますが、最大7,600人が乗船でき、さらに乗組員数は2,350人となっています。さらにこの船は、なんと20階建てという高さ!船内と船上はエリアごとに8つの街に分かれています。
プールのスリルアイランドには6本のウォータースライダーが!インフィニティプールやファミリー専用エリア、スイート客室限定エリアもあります。さらにダイニングの数は20以上。滝が流れるラウンジや、木が生い茂るオープンエアの公園、アイススケートリンクまであります。
客室もバラエティ豊か。なかには卓球台や滑り台を備えた3階建てスイートまでありますよ。
クルーズ船は進化しながら拡大中!
高額で縁遠い世界だと思われていたクルーズ船は、近年巨大化すると同時に裾野を拡大中。ファミリー層や若者でも利用しやすいカジュアルクラスが人気を集めています。
洋上のテーマパークになりつつあるクルーズ船。敷居の低いショートクルーズも増えていますから、あなたも体験してみてはいかがでしょうか?
cover photo by PIXTA