【出雲大社観光】1泊2日のおすすめモデルコース！車で行ける観光スポットも紹介

出雲大社観光！1泊2日のおすすめモデルコースを紹介

出雲大社と松江市内の観光は、1泊2日でも十分にたくさんの観光スポットをめぐることができます！1日目は出雲大社エリアを中心に、2日目は玉造温泉や松江市内を中心にしたモデルコースをご紹介します。

出雲大社観光1日目のモデルコース

出雲大社観光1日目は、さっそく出雲大社エリアへ。出雲大社、命主社を参拝後、神門通りとご縁横丁をぶらぶら街歩きします。ランチには島根の郷土料理を堪能！島根県立古代出雲歴史博物館で出雲の歴史を学んだら、美しい砂浜の広がる稲佐の浜へ。宿は出雲らしい和の情緒が味わえる、いにしえの宿 佳雲に宿泊します。

【10:00】出雲縁結び空港に到着

島根の玄関口からスタート！

旅のはじまりは島根の玄関口・出雲縁結び空港から。出雲縁結び空港に着いたら、まずはレンタカーを借りて出発！

【11:00】出雲大社

神々の集まる、日本を代表する大社

まずは出雲縁結び空港から車を約35分ほど走らせて、縁結びの神や福の神として名高い出雲大社へ。日本最古の歴史書といわれる古事記に創建の由縁が記されているほどの古社です。毎年神在月の時期になると、日本各地の神々が出雲大社に集まり、男女の縁だけでなく、色々な縁を結ぶ会議を行うと言われていることから、出雲地方では神無月のことを神在月といいます。

御本殿は大社造りという日本最古の神社建築様式で建てられており、国宝に指定されている大変貴重なものとなっています。また、神楽殿には、重さ約5トンと巨大な大注連縄が。さらに、出雲大社の参道入口の南には、日本一の大鳥居があり、出雲大社ならではの迫力を感じることができます。

【12:00】命主社

出雲大社の摂社

出雲大社から徒歩約3分の場所にある命主社は、出雲大社の摂社で、世界のはじまりの造化三神の一柱・神皇産霊神（かみむすびのかみ）が祀られています。

命主社の前には、推定樹齢1,000年といわれるムクの巨木が。高さ17メートル、根本回り12メートルもあり、板状の根が発達し、2メートル近く根上りした見事な巨木に圧倒されます。

【12:15】神門通り・ご縁横丁を散策

風情感じる通りを散策しながらグルメを満喫

出雲大社や命主社の参拝が終わったら、宇迦橋の大鳥居から出雲大社の正門まで続く約700メートルの表参道・神門通りや、出雲大社勢溜の向かいのご縁横丁を散策しましょう。ご当地グルメの代表・出雲そばや、ぜんざいの専門店など、和の雰囲気にぴったりのグルメを味わうことができます。散策で疲れた体のひとやすみにぴったりですよ。

【13:00】「看雲楼」で郷土料理を堪能！

島根の味が詰まった和食料理

ランチはご縁横丁から約7分歩いた場所にある看雲楼へ。出雲大社の御用商人として、大正天皇や昭和天皇にも料理を献上したという、由緒ある老舗料理店です。

地元の食材をたっぷりと使用した縁結び膳、5種類以上の旬の魚介類がのっている海鮮丼、グのだしと野菜の旨みが効いたとろみをまとっているうず煮など、島根ならではの味覚を堪能できます。

【14:15】島根県立古代出雲歴史博物館

出雲の歴史について多角的に学べる博物館

看雲楼でランチを食べたら、再び車に乗って、約850メートル先の島根県立古代出雲歴史博物館へ。これまでに発見された遺跡や資料をもとに、古代出雲を様々な角度から学ぶことのできる博物館です。

展示室では「出雲大社と神々の国のまつり」「出雲国風土記の世界」「青銅器と金色の大刀」の3つのテーマに分けられており、古代出雲を様々な切り口で紹介されています。幻の巨大神殿をはじめ、当時の文化や人々の暮らしなどの復元模型、発掘された青銅器や、200本以上の銅剣の復元模型などを目で見て学ぶこともできます。

迫力満点の映像と音響とともに、出雲に伝わる神話を実写で紹介する「神話シアター」も必見ですよ。

【15:45】稲佐の浜

美しい砂浜のパワースポット

島根県立古代出雲歴史博物館から車で約7分の稲佐の浜は、出雲大社の西方にある海岸で、国譲り神話や国引き神話にゆかりのあるパワースポットです。稲佐の浜には、弁天島という小さな島があり、豊玉毘古命を祀る小さな祠があります。

南へ向かって弧を描いて長く伸びる美しい白い砂浜は、日本の渚百選にも選ばれており、

弁天島の影が砂浜に映えたサンセットは息を飲む美しさです。

【17:00】いにしえの宿 佳雲に宿泊！

出雲らしい和の雰囲気が落ち着くホテル

稲佐の浜を散策したら、車で約10分ほどのアクセスの本日のお宿・いにしえの宿 佳雲へ。出雲らしい、和を基調とした館内になっています。お風呂は自家源泉・大社の湯のお湯で、ゆっくりと疲れを癒すことができますよ。

夕食は、上質な和牛や海鮮、野菜・果物をふんだんに使った会席料理で、夜食には夜啼きそばが用意されているのも嬉しいポイント。朝食は、のどぐろ一夜干しや、しじみのお味噌汁など地元の食材をふんだんに使ったメニューで、朝から島根の味を堪能できますよ。

NEWTリンク：https://newt.net/hotel/179874

出雲大社観光2日目のモデルコース

出雲大社観光2日目の最初は、日本でも有数の美肌の湯として知られる玉造温泉へ。その後、縁結びのご利益があるといわれる八重垣神社を参拝したら、ランチは島根旅行で外せない出雲そばをいただきます。旅の最後は、松江のシンボル・松江城を散策し、お堀の遊覧船を楽しんでフィニッシュ！

【10:00】玉造温泉

全国的にも有名な美肌の湯が湧く温泉地

2日目のスタートは、島根の名湯・玉造温泉へ。いにしえの宿 佳雲から車を約50分走らせて向かいます。

玉造温泉は日本最古の湯のひとつと言われ、古くから美肌の湯として全国にその名が知られています。温泉街には、日帰り入浴ができる温泉ホテルのほか、3ヶ所の足湯、玉造温泉の源泉をそのままテイクアウトできるスポットなど、さまざまな美肌スポットが満載！

また、出雲そばや島根の海鮮が味わえるグルメスポットや、お土産屋さんなどが立ち並んでおり、ゆっくり散策して楽しみたい温泉街となっています。

【11:30】八重垣神社

縁結びスポットとして人気の神社

玉造温泉から車で約15分の位置にある八重垣神社は、有名な神話・八岐大蛇（やまたのおろち)の主人公であるスサノオノミコトとイナタヒメノミコトを主祭神として祀る神社。2つの神はこの地で結ばれたとの伝承があり、八重垣神社は夫婦円満や良縁結びにご利益があると言われています。

境内には、根元は2本、地上で幹が1本にくっついている夫婦椿と呼ばれる椿の木が3本あり、永遠の愛を祈って拝む人もいます。また、神社の裏手には池があり、和紙に硬貨を乗せて池に浮かべ、それが沈むまでの距離と時間でさまざまな縁を占う縁占いも人気です。

また神社の宝物収蔵庫に納められている六神像の壁画は、約1,100年前に描かれたと言われており、匂うような肌と髪、鮮やかな紅の唇など、とても数百年を経たとは思えない美しさです。

【12:15】お昼は「東風」で出雲そばを満喫

島根グルメで外せない出雲そばを堪能

ランチには島根の名物グルメ・出雲そばを食べましょう。出雲そばの特徴は、粉の選別をせず、殻のついたそばの実をそのまま挽き込む「挽きぐるみ」と呼ばれる製粉方法で作ること。そばの麺は黒っぽい見た目ですが、栄養価と香りが高く、風味と食感が大変よいそばです。

JR松江駅から約850メートルの位置にある「手打ちそば 東風」は、地元のそば好きが訪れるお店です。八重垣神社からは車で約10分のアクセスです。そばは穀物本来の風味が感じられる十割と、店主こだわりの配合が楽しめるニ八の2種から選べます。

開店前から行列のできる人気店なので、時間に余裕をもって訪れてくださいね！

【13:30】松江城

絶景を楽しめる松江のシンボル

ランチ後は、松江のシンボル・松江城へ。手打ちそば 東風からは車で約7分のアクセスです。全国に現存する12天守の一つで、国宝に指定されています。最上階の天守には手すりが設置され、壁のない望楼が広がっており、松江市内や宍道湖を一望できる絶景スポットとなっていますよ。天守へと上る階段は築城時からある桐の階段で、歴史を感じることができます。

また、城山公園内には散歩道があり、松や竹林、桜や椿、梅など四季折々の自然が楽しめます。

【15:00】堀川めぐり

城下町をゆったりと眺めるクルーズ

松江観光の最後は、松江城をぐるっと囲むお堀を船でまわる堀川めぐりを楽しみましょう。小さな船で靴を脱いでくつろぎながら、松江の街をゆったりと眺めることができます。

遊覧船は、松江城をはじめ、 石垣や武家屋敷など昔の日本の姿がそのまま残る「歴史地区」、松江の中心部の「市街地区」、 空と森が映りこんで揺れる水面を水辺の鳥たちと並んで進む「自然地区」を運航します。松江旅行のフィナーレに、江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気を味わってみてくださいね！

【17:30】出雲縁結び空港

出雲大社旅行のフィナーレ

楽しかった出雲大社旅行もいよいよ最後。松江城周辺から車を約40分走らせて、出雲縁結び空港へ戻ります。名残惜しいですが、レンタカーを返却して、帰路へと着きましょう。

1泊2日で出雲大社観光を満喫しよう！

この記事では、出雲大社観光1泊2日のモデルコースをご紹介しました。出雲大社周辺や松江周辺には、他にもさまざまな魅力的なスポットがあるので、ご自身の興味に合わせてコースをアレンジしてみてくださいね！

cover photo by PIXTA