【関東】ゴールデンウィークのお出かけ22選！日帰り観光地＆穴場を紹介

【関東】ゴールデンウィークのお出かけにおすすめのスポットは？

ゴールデンウィークには各地でたくさんのイベントが開かれ、多くの人出でにぎわいます。全国的には、弘前さくらまつりや博多どんたく港まつり、浜松まつり、ひろしまフラワーフェスティバル、角館の桜まつりが大人気。毎年200万人前後の人が集まります。

関東では東京スカイツリータウンや上野公園、みなとみらい21や横浜中華街などが人気。あえて定番の人気スポットに行くのもゴールデンウィークの醍醐味ですが、できれば混雑や渋滞は避けながら最大限楽しみたいものです。

この記事では、ゴールデンウィークの観光の中でもとくに人気が高い花の名所と、混雑しにくい穴場の観光スポットをそれぞれ11選ずつ紹介します。

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【関東】ゴールデンウィークに楽しみたい花の名所11選

ゴールデンウィークはたくさんの花が見頃を迎える時期。この時期を逃すと見ることができない花の名所は、少しくらい混雑しても行くしかありません！

ここではGWのお出かけに訪れたい花の名所を紹介しましょう。

国営ひたち海浜公園（茨城県）

ゴールデンウィークが見頃！ネモフィラが咲き誇る公園

国営ひたち海浜公園は、総面積350ヘクタールのうち215.2ヘクタールを開園している花と緑の公園。園内は7つのエリアに分かれていて、レジャースポットや花畑が充実しています。

四季それぞれの花があるなかで4月上旬からゴールデンウィークにかけて咲くのは、青いネモフィラ。2024年のゴールデンウィーク時期には32万人以上が訪れた人気のお出かけスポットですが、敷地が広いので多くの人が集まっても混雑がそれほど気にならないのが魅力の一つです。

きれいな花の写真を撮るときは、地面ギリギリまでカメラを下げて花を大きくし、空も大きく入れて人がなるべく映らないようにするのがコツですよ。

笠間つつじ公園 （茨城県）

笠間つつじまつりが人気の公園

笠間つつじ公園は、標高143メートル、約7ヘクタールの公園。昭和42年にはじまった市民によるつつじ一株運動の結果、今では約8,500株のつつじが公園を埋めつくしています。その種類も霧島・久留米・日の出・やまつつじ・大柴などさまざま。そんなつつじが見頃を迎えるのはゴールデンウィークです。

小高い山が赤やピンク、白に染まる笠間つつじまつりは4月中旬からゴールデンウィークの終わりまで開催されるので、お出かけにもぴったり！会期中には園内で野点やツリークライミングなども開催されます。

あしかがフラワーパーク（栃木県）

みごとな藤が見頃を迎えるお出かけに人気の観光スポット

あしかがフラワーパークは1997年にオープンした花のテーマパーク。足利市堀込町にあった早川農園から250畳の大藤を移設して開業しました。現在は一年中いろいろな花が咲き誇るスポットになり、冬のイルミネーションも人気です。

そんなあしかがフラワーパークの一番人気は、樹齢160年の大藤や長さ80メートルの白藤のトンネル。例年4月中旬から5月中旬が見頃となるため、ゴールデンウィークのお出かけにぴったりのスポットです。

ゴールデンウィークの期間は午前7時の開園で、6時ごろからチケット売り場に行列ができます。特にゴールデンウィーク中は渋滞や混雑の可能性があるので、車の場合はまだ暗いうちに駐車場に来ておくのがおすすめ。電車の利用がスムーズでしょう。

ノルンみなかみフラワーガーデン（群馬県）

スキー場を利用した水仙のじゅうたんが見どころ！

ノルンみなかみは5つのコースをもつスキー場。浅間山、赤城山、妙義山など日本百名山の名峰を望むスポットとしても人気です。そんなスキー場の斜面を活かして植えられるのが、100万株の水仙。2008年の春に20万株が植えられて以来、数を増やしてきました。現在はノルンみなかみフラワーガーデンという名の人気スポットとして定着。見頃となるゴールデンウィーク時期には、すいせんまつりも開催されています。

スキー場らしく、リフトで谷川岳などの眺望を楽しみながら花畑へ行けるのが魅力の一つ。水仙は90品目もあり、時期によって咲く種類が変わります。4月中旬ごろは黄色い水仙が多く、ゴールデンウィーク前後になると白い水仙が満開に！この白い水仙は香りがいいのも特徴です。

季節限定のすいせんソフトクリームもおすすめですよ。

つつじが岡公園（群馬県）

つつじや鯉のぼりで有名なお出かけスポット

つつじが岡公園はその名の通りつつじの名所として知られるお出かけスポット。毎年4月上旬から5月上旬にかけて、樹齢800年の勾当内侍遺愛（こうとうないしいあい）のつつじをはじめたくさんのつつじが咲き誇ります。公園内には宇宙飛行士の向井千秋氏が宇宙に持っていった種子から育った宇宙つつじもあるので、ぜひ探してみてください。また園内の川に飾られるたくさんの鯉のぼりもゴールデンウィーク期間のみどころです。

4月中旬からのつつじまつりの開催期間中はたくさんのイベントも開かれるので、公式サイトで催しの日程を確認してから出かけるようにしてくださいね。

国営武蔵丘陵森林公園（埼玉県）

ルピナスやネモフィラなどが見事！

国営武蔵丘陵森林公園は、304ヘクタールの広大な丘陵地にある公園。ゴールデンウィーク前後にはルピナス、ネモフィラ、アイスランドポピーの三大花畑が見頃を迎えます。

ネモフィラの見頃は例年4月上旬から下旬。空色の品種が定番で、春の花として人気を集めています。ポピーの見頃は例年4月上旬から5月初旬。寒さに強いアイスランドポピーがトランポリン遊具のぽんぽこマウンテンの近くに咲き誇ります。

藤の花をさかさにしたようなルピナスが見頃となるのは4月下旬から5月中旬。紫やピンク、白などバラエティ豊かな花の色が楽しめます。

羊山公園・芝桜の丘（埼玉県）

芝桜が斜面を埋め尽くす絶景の公園

羊山公園・芝桜の丘は、武甲山のふもとにある公園。羊山丘陵の斜面に秩父をイメージしたさまざまな色の芝桜がゴールデンウィークに見頃を迎えます。毎年4月上旬から5月上旬まで芝桜まつりが開かれるのでお出かけにもぴったり。

ゴールデンウィーク中には移動動物園や大道芸人によるショー、コンサートなどたくさんのイベントも開催されます。特産品の販売も魅力ですよ。

国営昭和記念公園（東京都）

広大な公園のあちこちで花が楽しめる

国営昭和記念公園は、180ヘクタール、東京ドーム約39個分という広大な敷地をもつ国営の公園。園内のサイクリングコースは総延長が14キロもあり、持ち込みの自転車のほか、レンタサイクルでも走ることができます。

みどころのひとつが、園内に点在する花畑。季節ごとの花が楽しめ、ゴールデンウィーク前後の4月中旬から5月中旬にかけては、つつじ類や藤、ネモフィラが見頃を迎えます。

広い原っぱでおもいっきり遊び、水鳥の池やこもれびの丘などでバードウォッチングを楽しむこともできますよ。

塩船観音寺（東京都）

20種2万株のつつじがみごとな穴場のお寺

塩船観音寺は、約2万株のつつじで知られる寺院。大化年間（645～650年）に八百比丘尼が千手観音を安置したのがはじまりとされる歴史あるお寺で、由緒ある建造物のほとんどが都や市の文化財に指定されています。

人気のつつじは、早咲きから遅咲きまで長い期間楽しめるのがポイント。丘に囲まれたような地形になっているので、周囲から赤やピンクのつつじが建物に迫るような景観となっています。

つつじは早咲き・中咲き・遅咲きの順に開花し、4月中旬から5月上旬にかけて見頃に！普段は参拝無料ですが、つつじ祭りの開催期間はつつじの維持管理費用のため入山料が徴収されます。

三溪園（神奈川県）

藤棚のベンチがみごとな日本庭園

三溪園は約17.5万平方メートルの敷地を持つ広大な日本庭園。実業家の原三溪氏が京都や鎌倉などから歴史的建造物を集めた日本庭園です。室町時代に建てられた旧燈明寺三重塔など、国の重要文化財に指定された建物は10棟。そんな美しい建物を季節の花といっしょに楽しめます。

ゴールデンウィークは藤や山吹、つつじなどの花々が園内を彩り、日本庭園がもっとも華やかになる時期。なかでも園内に4カ所あるみごとな藤棚が有名です。

くりはま花の国（神奈川県）

花とアトラクションが楽しい広大な公園

くりはま花の国は、斜面に広がる花畑が人気の公園。園内に入ってすぐ見えてくるポピー・コスモス園は1万8,000平方メートルもある花畑で、ゴールデンウィーク時期には約100万本のポピーが咲き誇ります。4月上旬から咲き始めるのはアイスランドポピー。遅咲きのシャーレーポピーを同じ場所に植えているので見頃の時期が長いのも魅力です。ゴールデンウィークならポピーやネモフィラとこいのぼりの競演も楽しめますよ。

くりはま花の国は花だけでなく大型アスレチックやボルダリング、パークゴルフ、アーチェリーなど遊べる施設が充実しているのも魅力。散歩を楽しみ、疲れたら園内を循環するフラワートレインに乗ることもできますよ。

【関東】ゴールデンウィークの穴場スポット11選

人口が多い関東ではゴールデンウィークの人気スポットは混雑しがち。少しでも人混みを避けるなら、穴場の観光スポットを狙うのがおすすめです。

続いてはそんなゴールデンウィークのお出かけを人込みを避けて楽しみたい方におすすめの、関東の穴場スポットを紹介しましょう。

霞ヶ浦（茨城県）

日本で2番目の広さを持つ湖

霞ヶ浦は220平方キロの広さを持つ日本第2位の湖。最も大きな西浦のほか、北浦、外浪逆浦、常陸利根川などの水域に分かれています。その流域面積は茨城県全体の1/3以上。とにかく広いので、混雑知らずで雄大な景色を楽しめます。

湖では遊覧船などのクルージングもできますが、おすすめは陸からの釣り。 とくにアメリカナマズなら比較的簡単に釣れることで有名です。イカの塩辛などニオイが強い餌をつけた仕掛けを放り込んで待っていると意外な大物がかかることも。のんびりと湖を眺めながらゆっくり楽しめる穴場スポットです。

奥四万湖（群馬県）

美しいコバルトブルーのダム湖

奥四万湖は、四万川ダムによって誕生した一周約4キロのダム湖です。神秘的な四万ブルーと呼ばれるこの青は、透明度の高い水に少量の鉱物の成分が混ざったときに見られる色。透き通った水でしか見られないブルーが堪能できますよ。

この四万ブルーは場所や季節、時間帯や天気によって微妙に色合いを変えますが、とくに青が濃く、美しくなるのは雪解け水が流れ込む4月から5月。まさにゴールデンウィークの時期です。

狙い目は晴れた日の午前中。不思議な四万ブルーをぜひ見てみてください。

成田ゆめ牧場（千葉県）

トロッコ列車も楽しい！子連れにおすすめの穴場牧場

成田ゆめ牧場は、たくさんの動物たちとふれあえる観光牧場。牛、ウサギ、ウマ、ポニー・ヤギ・羊・モルモットなどがいて、牛の父しぼりやヤギの散歩、牛やウサギの餌やり、乗馬などを楽しめる子連れにおすすめのお出かけスポットです。

園内のお花畑内をアトラクションとして運行しているトロッコ列車も大人気！炭鉱などで走っていた本物で、貴重な鉄道車両は鉄道ファンの人気も集めています。またアクティビティも充実。アーチェリー、トラクター遊覧、芝すべり、手裏剣、ファンシーサイクル、釣り、モトクロス自転車、アスレチックなどがあって、子どもから大人までたっぷり遊べますよ。　

沖ノ島（千葉県）

地続きの島は磯遊びが楽しい！穴場の絶景スポット

沖ノ島は200メートルほどの砂浜で陸つづきになった小さな島。もともとは四方を海に囲まれた普通の島でしたが、大正時代の関東大震災の影響で地盤が隆起し、砂が堆積したことで本土とつながりました。

そんな沖ノ島は、たくさんの植物が自生していることでも有名で、南房総国定公園にも指定されています。また入り江は磯場になっているので磯遊びもおすすめです。小さな魚がたくさんいるだけでなく、島の裏側の砂浜にはきれいな貝殻もたくさん漂着していますよ。

東京ドイツ村（千葉県）

広大な敷地で遊べる人気のお出かけスポット

東京ドイツ村は、ドイツの田園生活がコンセプトのテーマパーク。東京ドーム19個分の広大な敷地なので、少しくらいの人出ならのびのびと遊ぶことができる混雑が苦手な方におすすめのお出かけスポットです。

ふれあい動物園やマメ汽車、観覧車などたくさんの施設があるのも魅力。広い芝生で走り回り、動物とふれあって、充実した1日を過ごせます。またゴールデンウィークなら約7万株の芝桜も見逃せませんよ。

多摩動物公園（東京都）

ライオンバスも楽しい子連れにおすすめの動物園

多摩動物公園は、広大で緑ゆたかな敷地に約300種の生き物が飼育されている動物園。東京には上野動物園という大混雑必至の動物園があり、それと比較すればかなりの穴場だといえます。

多摩動物公園でぜひ乗りたいのはライオンの姿を間近で観察できるライオンバスです。これは日本のサファリパークの原型になった歴史ある乗り物。園内でもとくに人気が高いのでゴールデンウィークには早めに並んでおくのがおすすめです。

オランウータンのスカイウォーク・タワーもみどころ。オランウータン舎と約150メートル離れたオランウータンの森をワイヤーで繋いでいて、頭上をオランウータンが通って行く様子を観察できます。

江戸東京たてもの園（東京都）

江戸時代から昭和初期までの貴重な建物を保存する屋外博物館

江戸東京たてもの園は、都立小金井公園内にある屋外博物館です。1993年に開園したこの博物館では江戸時代から昭和初期の貴重な建物を復元。当時の暮らしや文化を体験できる施設として人気があります。

園内にあるのはただ古いだけでなく歴史的な価値が高い建物ばかり。高橋是清邸や仕立屋、綱島家、常盤台写真場などの建物があり、銭湯を中心にした街並みでは『千と千尋の神隠し』のような雰囲気も味わえます。

ゴールデンウィーク時期にはそれぞれの建物内部をゆっくり見学するのは難しくなりますが、園内を散策するだけでも雰囲気はじゅうぶん味わえますよ。

奥多摩湖（東京都）

東京都の最西端に位置する貴重な水源

奥多摩湖は東京の最奥部にあるダム湖。正式名称は小河内貯水池という東京都の水がめです。都心からもっとも近い国立公園で、絶景の奥多摩周遊道路のドライブも魅力。ゴールデンウィークにはさわやかな新緑の中を走り抜けていくことができます。

そんな奥多摩湖のみどころが、二つの浮橋。西側にかかるのは全長212メートルの留浦（とずら）の浮橋で、東側は全長220メートルの麦山の浮橋です。誰でも自由に渡ることができる橋はかつてはドラム缶を使用していましたが、今はポリエチレンや発泡スチロールの浮子を使用していて、かなり安定しています。

透明度が高い水の中にはマスなどの魚が見えることもあり、東京とは思えない自然に心が癒やされますよ。

金沢動物園（神奈川県）

森に囲まれたお出かけにぴったりの動物園

金沢動物園は森に囲まれた金沢自然公園内にある動物園。横浜のズーラシアと比べて、金沢動物園は穴場の動物園となります。

園内は、生息地別にアメリカ区・ユーラシア区・オセアニア区・アフリカ区の4大陸に分けて展示。それぞれの区域の間はゆとりある空間になっていて散歩する時間も楽しめます。

ポニーやヤギ、ヒツジなどがいるほのぼの広場も人気。全体に丘陵地帯のため眺望が良く、展望台からは八景島や東京湾、観音崎、房総半島などを眺めることもできます。

相模川ふれあい科学館（神奈川県）

相模川の自然を体感できる水族館

相模川ふれあい科学館は、相模川の生き物たちを中心に展示している穴場のミニ水族館です。イワナなどがいる相模川の上流から、大きなスズキがいる河口までを再現した長さ40メートルの流れのアクアリウムがメインの水槽。他にも全体で約100種類の魚を展示しています。

水槽の上に乗って水の上を歩くような体験ができる水上散歩水槽や、川や池にすむ生き物を触って観察できるタッチング水槽、相模川の河川敷で観察できる石の展示など、ユニークな展示も人気。ゴールデンウィークの子連れでのお出かけにぴったりですよ。

長井海の手公園 ソレイユの丘（神奈川県）

お楽しみがいっぱいの体験型パーク

長井海の手公園 ソレイユの丘は、三浦半島の海に面した丘陵地に広がる体験型パーク。芝そりゲレンデやふれあい動物村、アーチェリーなどたくさんのアトラクションがあり、キャンプや野菜の収穫体験、磯遊びなど、思いおもいの体験をして過ごすことができます。

そんなソレイユの丘は園内に咲く四季折々の花もみどころ。入園は無料なので、花だけを眺めにいくのもおすすめです。ゴールデンウィーク中に見頃を迎えるネモフィラはもちろん、ハーブ類をはじめ香り豊かな植物が育つ風の庭ではさまざまな春の花が見頃となります。

ゴールデンウィーク期間中、アトラクションには行列ができますが、広い園内でのんびり過ごすのなら広さは十分。お弁当を食べながら花や海を眺めてゆったり過ごせますよ。

キャンプ施設もあるので、早めに予約しておき、バーベキューとキャンプを楽しむのもおすすめです。

関東でゴールデンウィークのお出かけを楽しもう！

関東地方のゴールデンウィークは混雑を避けるのが楽しむためのポイント。広い敷地を持った穴場の施設が狙い目です。また観光スポット間の移動にも渋滞がつきものなので、日帰りでお出かけをする場合は1つのスポットに絞って楽しむのがおすすめ。自然あふれる公園から子連れに人気の室内施設まで関東にはたくさんのお出かけスポットがあるので、記事を参考にしてゴールデンウィークのお出かけを楽しんでくださいね！

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