関東のドライブスポット15選！おすすめの目的地やコースを紹介

関東地方にはおすすめのドライブスポットがいっぱい！

関東地方には人気の観光スポットがたくさんあります。公共交通機関が発達しているので車がなくても行ける場所が多い一方、やはり車で行く方が便利で楽しいスポットもたくさんあります。ただし関東地方のとくに都市部や人気観光エリアでは渋滞には注意が必要。渋滞を避けて行くことができれば、ドライブスポットの魅力も大幅にアップするはずです。

この記事では関東地方の人気＆おすすめのドライブスポットに合わせて、とくに気をつけたいエリアでは渋滞の情報も紹介していくので、参考にしてくださいね。

南関東のおすすめドライブスポット8選

まずは南関東のドライブスポットから。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県のおすすめの観光スポットを紹介しましょう。おでかけのタイミングを選んで、スムーズなドライブを楽しみましょう。

羽田空港（東京都）

幻想的な空港は夜のドライブがおすすめ！

羽田空港周辺は昼間は渋滞することも。また空港の美しさも夜の方が映えるので、時間が合うなら夕方から夜にドライブするのがおすすめです。空港に近づいてくると光あふれる未来都市のような風景が広がって、何度見ても感動しますよ。

空港を眺めながらの足湯

いきなり空港に行くのではなく、まずは羽田イノベーションシティにあるRF足湯スカイデッキに立ち寄ってみましょう。ここでは羽田空港第3ターミナルの夜景を見ながら、無料で足湯が楽しめます。頭上を通過する飛行機が見られるかもしれませんよ。

公園から見る羽田空港もおすすめ

城南島海浜公園は、大田区城南島にある広大な公園。対岸に羽田空港を見渡すことができます。ここは昼間は多くの人で賑わう人気スポット。一方で夜になると訪れる人が減って、空港に離着陸する飛行機をゆったりと眺めることができます。

京浜島つばさ公園も人気のスポット。羽田空港に面した海岸線にある公園で、ターミナルビルと離発着する飛行機がよく見えます。

羽田空港は大人気のデートスポット

羽田空港は近年ドライブの目的地としても大人気のスポットです。とくに訪れる人が多いのはターミナル展望デッキ。国際線ターミナル展望デッキからは飛び立つ飛行機だけでなく東京タワーやスカイツリーなど東京都心の絶景も見渡せます。

お食事ならターミナル4階にある江戸小路へ。江戸の町並みを完全再現した江戸小路には飲食店とお土産のショップが並んでいます。日本情緒たっぷりのスペースには、うどん屋やイタリア料理店、ラーメン店、焼肉店などがあって、おなかも満足ですよ。

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奥多摩湖（東京都）

東京都の大自然エリアへ

東京都の西部に広がる奥多摩。このエリアへと向かう人気のドライブ道が、奥多摩周遊道路です。奥多摩町と檜原村を繋ぐ約20キロメートルの都道は1973年に東京都初の有料道路として開通。1990年からは無料になりました。秩父多摩甲斐国立公園内の山々を走るワインディングロードはよく整備されていてドライブが楽しいと評判。ゆっくり走れば四季の風景も楽しむことができます。

月夜見第一駐車場と浅間尾根駐車場で休憩

途中の月夜見第一駐車場は眺望の良さで評判の駐車場。奥多摩湖や山々の雄大な景色を眺めることができます。浅間尾根駐車場は、よく晴れた日には新宿の高層ビル街や東京スカイツリーまで見える駐車場。道路を200メートルほど下ったところからは富士山も眺めることができます。

奥多摩では浮き橋が見逃せない！

東京の大自然エリアにある奥多摩湖は、正式名称を小河内貯水池という東京都の水がめです。ここは都心からもっとも近い国立公園。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉に包まれる名所で、絶景を求めて多くの人が訪れます。

奥多摩湖の見どころが、二つの浮橋。西側にかかるのは全長212メートルの留浦（とずら）の浮橋で、東側は全長220メートルの麦山の浮橋と呼ばれています。誰でも無料で自由に渡れる橋は、安定しているので安心してください。覗き込むと透明度の高い水の中にきれいな魚が見えることもありますよ。

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芦ノ湖（神奈川県）

絶景のドライブルートで避暑地の湖へ

芦ノ湖周辺は爽快なドライブが楽しめるエリア。自動車雑誌や番組の試乗コースに選ばれるほど、ドライブ自体を楽しめるルートが続きます。行楽シーズンには渋滞することもありますが、少し時期をずらせば快適に走れることが多いのも魅力です。

絶景の箱根ターンパイクと芦ノ湖スカイライン

箱根ターンパイクは緑の中を駆け抜ける15キロほどの有料道路。道幅が広く、カーブもゆるやかなので、さわやかなドライブを楽しめます。立ち寄りスポットの大観山展望台は、富士山や芦ノ湖、三浦半島などを見渡せる絶景スポットです。

箱根ターンパイクの大観山口から10分ほど走ると到着するのが、有料道路の芦ノ湖スカイライン。全長10.7キロのゆるやかな峠道です。箱根火山の尾根沿いを走る道は、こちらも芦ノ湖や富士山などの景色を楽しめる絶景ルート。走行時に路面から音が流れるメロディベープも人気です。

大涌谷で自然のパワーに感動

大涌谷は約3,000年前に箱根火山の爆発でできた神山火口の爆裂跡。ドライブで到着した展望台からも噴火口を見ることができるほか、ロープウェイに乗り換えれば上空から火山活動の様子を眺めることもできます。

名物は黒たまご。温泉の熱を利用して作るゆで卵で、温泉成分によって表面が真っ黒になっています。沸き立つ温泉の中に卵の籠を浸ける製造法はなかなかワイルド。食べると寿命が7年延びるといわれていますよ。

芦ノ湖は釣りもおすすめ

大涌谷から山を下ってすぐの芦ノ湖は神奈川県最大の湖。こちらも約3,000年前の水蒸気爆発によって生まれたカルデラ湖です。天気が良ければ富士山も望める絶景の湖。箱根海賊船に乗ってゆっくり観光するのもおすすめです。

また芦ノ湖はワカサギ釣りやマス釣りの名所としても有名。ボートに乗ってのんびり釣りを楽しむのもおすすめですよ。

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江ノ島周辺（神奈川県）

湘南を満喫するドライブルート

神奈川県のドライブエリアといえば、外せないのが江ノ島。湘南の中心地である江ノ島周辺は、一度は行ってみたい人気スポットです。

国道134号線は早朝と夜がおすすめ

江ノ島の前を走る湘南のメインルートが、国道134号線。片側には海、片側にはおしゃれなお店が並ぶ通りを走れば、湘南らしい雰囲気をたっぷり味わうことができます。

海沿いの道は昼間には渋滞しがち。とくに夏の週末などには大渋滞することもありますが、夜は比較的気持ちよく走ることができます。江ノ島エリアのドライブを楽しむなら、早朝に出かけて江ノ島や水族館で1日たっぷり遊び、帰りは夜に走るのがおすすめですよ。

江ノ島の名所を散歩

江ノ島には見どころがいっぱい。食べ歩きを楽しめる弁財天仲見世通り、湘南を一望できる江の島シーキャンドル、日本三大弁財天のひとつの江島神社、釣りの名所としても人気の稚児ヶ淵、東京オリンピックのヨット競技場として建築された江の島ヨットハーバーなど、見逃せないスポットが点在しています。高低差があるのでちょっと体力が必要ですが、ぜひゆっくり散歩してみてください。

新江ノ島水族館で夜までゆっくり

新江ノ島水族館は、相模湾と太平洋の生物たちを中心に展示している人気の水族館。近年の水族館は幻想的なクラゲの展示が人気ですが、実は旧江の島水族館は日本で最初にクラゲ展示館をオープンした水族館でもあります。

新江ノ島水族館は企画やイベントがたくさん開かれることもあってリピーターも多いスポット。大水槽も人気ですが、実は小さなコーナーも見逃せません。逗子などの水辺の展示や、水族館で繁殖しながらシラスからカタクチイワシまでの成長の過程を紹介するコーナーなど、湘南エリアに密着した展示も工夫がいっぱい。細かいところまでじっくりとみて楽しんでくださいね。

湘南平で夜景にうっとり

江ノ島エリアで夜を迎えたら、ぜひ西に向かって湘南平に寄ってみてください。平塚市の湘南平は神奈川県でもっとも有名な夜景スポットです。湘南エリアの夜のドライブデートの定番。恋人たちがふたりの名前を印した鍵をフェンスにかける誓いの鍵の発祥の地としても知られています。展望台からの眺めが最大のみどころ。ただしフェンスに無数の鍵があるため視界が遮られるという現象も起こっています。そこで最近人気なのが、反対側にある新展望台。こちらは視界もよく、江ノ島から伊勢原市、小田原方面の夜景を見渡すことができます。

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長瀞渓谷（埼玉県）

奇岩が続く絶景の名勝

長瀞渓谷は、東京に流れ下る荒川の上流部。明治時代から人気の観光エリアで、現在も年間300万人が訪れます。

アクセスのしやすさが魅力

長瀞は高速道路を使えば都心から約1時間30分で行けるのが大きな魅力。関越自動車道を北上し、花園インターからは国道140号線で向かいます。国道140号線のルートは19キロで、約30分。ただし休日には渋滞しやすいので、気持ちよくドライブしたい場合は平日のお出かけがおすすめです。

パワースポットの賓登山神社へ

賓登山神社は日本武尊（やまとたけるのみこと）の伝説が残る神社。東国平定の際、山登りの途中で猛火に遭ったところ、巨大な犬が火の中に飛び込んで消火したことから火止山（ほどさん）の名がついたといわれています。 お犬様信仰が盛んで、家内安全、火防盗賊よけ、諸難よけを願う参拝者が多く訪れるパワースポットです。 

宝登山ロープウェイで絶景の山頂へ

標高497メートルの宝登山にはロープウェイがあり、約5分間で山頂駅まで登ることができます。山頂から見えるのは秩父の町並みや武甲山・両神山などのパノラマ。6分ほど歩くと賓登山神社奥宮へお参りすることもできます。

長瀞渓谷はライン下りの後にのんびり過ごすのもおすすめ

長瀞渓谷はなんといってもライン下りが有名。またハイキングやウォータースポーツも一年中楽しめます。観光の中心は、国指定の名勝・天然記念物の長瀞岩畳。畳のように重なった岩が約600メートルも続く有名な観光スポットです。長瀞ライン下りを楽しんで、さらに時間に余裕があったら岩畳に座ってのんびりと過ごすのもおすすめ。心地よい川辺で何もせずに景色を眺めているだけで、リフレッシュできますよ。

東京湾アクアライン・うみほたる（千葉県）

東京湾の絶景を一望できる人気スポット

海ほたるPAは、東京湾に浮かぶ人工島のパーキングエリア。1997年に開業し、2019年にリニューアルしました。訪れる人の数は年間約700万人！まるで東京湾に浮かんでいるような気分が味わえることから人気を集めています。海ほたるPAで折り返して帰ることができるのも人気の秘密。立ち寄りスポットとしてだけではなく、ドライブの目的地としても人気を集めています。

アクアトンネルは世界最長の自動車トンネル

東京湾アクアラインは、神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ延長約15.1キロの有料道路。関東を代表するドライブルートのひとつです。そのうちの神奈川県側にあたるアクアトンネルの長さは約10キロ。自動車が通れる海底トンネルとしては世界最長です。

海ほたるはグルメも人気！

海ほたるは食事スポットとしても人気が高いパーキングエリア。食事処には千葉県の特産品を中心としたおいしいメニューがそろっています。ランチやディナー目的でわざわざここに来る人もたくさんいるほど。

もちろん東京湾の眺めも魅力です。おすすめは5階建ての海ほたるの最上階にある展望デッキ。東京湾を運航する船や羽田空港に離着陸する飛行機、スカイツリーなどの都心の街並みなど、東京湾のパノラマをその中心から眺めることができます。

アクアブリッジは日本最長の橋

海ほたるPAから木更津金田ICまでは東京湾アクアブリッジと呼ばれる橋。全長4,384メートルの橋はこちらも日本最長の長さを誇っています。絶景ドライブを長時間楽しめるのは魅力。千葉県の陸地が近づいてきたあたりで見えてくる干潟の光景にも注目です。東京湾の多彩な表情を楽しむことができますよ。

成田ゆめ牧場（千葉県）

楽しい体験が満載！成田のドライブコース

成田周辺は渋滞も少なく、快適にドライブが楽しめるエリア。人気の酒々井プレミアム・アウトレットもありますが、ちょっとマイナーなスポットも魅力いっぱいです。

成田ゆめ牧場でふれあい体験

成田ゆめ牧場は、たくさんの動物たちと遊べる観光牧場。牛の乳搾りやエサやり、乗馬、ポニー・ヤギ・羊・ウサギ・モルモットとのふれあい、ヤギの散歩などができます。アーチェリーやトラクター遊覧、芝すべり、手裏剣、モトクロス自転車など体を使ったアトラクションやキャンプも人気。

さらに、こちらの牧場では、味覚狩りも楽しめます。それぞれの野菜の旬は、じゃがいもが6月上旬から6月下旬、ナスが7月上旬から8月下旬、キュウリが7月上旬から8月下旬、サツマイモが10月中旬から11月下旬、落花生が10月上旬から10月下旬、大根や白菜が12月～1月下旬。ぜひ時期を合わせて出かけてみてください。

航空科学博物館で飛行機ざんまい

成田国際空港に隣接している航空科学博物館は、一度は遊びに行ってみたいスポット。歴史的な飛行機がたくさん展示されているだけでなく、フライトシミュレーター体験や画像合成による制服着用記念撮影などを楽しむことができます。展望フロアから見えるのは成田空港に離着陸する飛行機。世界中の飛行機を見ていると、いますぐ旅に出たくなりますよ！

道の駅 発酵の里こうざきでお買い物

発酵の里こうざきは、成田ゆめ牧場の近くにある人気の道の駅。地場産野菜などを販売する新鮮市場も人気ですが、ここの特徴は日本全国の発酵食品を集めた発酵市場です。珍しい発酵食品もたくさんあって、見ているだけで楽しめますよ。

鴨川シーワールド（千葉県）

外房ドライブで非日常体験！

千葉県屈指の人気観光スポットである鴨川シーワールドは、海の世界との出会いをテーマにした水族館です。東京方面からなら前述の東京湾アクアライン経由がおすすめ。水族館と合わせて星空も堪能するドライブはどうでしょうか？

鴨川シーワールドで海の生き物にびっくり！

鴨川シーワールドは海の哺乳類が人気の水族館。とくにシャチのショーで知られています。巨大なシャチがトレーナーさんと一緒に空中にジャンプする姿は必見！前の方の席にいるととんでもない量の水をかぶることになるので注意してくださいね。

そのほかにも、かわいらしいイルカやベルーガ、アシカによるパフォーマンスや、セイウチ、トドなどのフィーディングタイムも大人気です。また鴨川シーワールドのすぐ隣にはオフィシャルホテルがあり、宿泊すれば閉園後の園内を眺めることができますよ。

野島埼灯台

鴨川シーワールドで夕暮れまで遊んだら、途中で外房の美味しい海の幸を食べつつ、国道128号線と410号線を1時間ほど南下するのがおすすめ。房総半島の南端にある野島埼灯台を目指してください。実は外房の太平洋側は街の明かりがほとんど届かないエリア。野島埼灯台は星空がきれいなスポットとして有名です。

南房総はカノープスという星を見ることができる関東では珍しい場所。カノープスは南天の地平線スレスレを移動する明るい星で、一目見ると寿命が延びるといわれていますよ。

北関東のドライブスポット7選

茨城県、栃木県、群馬県の北関東は、東京からちょっとした旅行感覚でお出かけができる人気エリア。渋滞もグッと減り、心地よいドライブが楽しめます。続いては北関東のおすすめドライブコースを紹介しましょう。

華厳の滝（栃木県）

天空ロードを爽快ドライブ

栃木県日光市の華厳の滝は、中禅寺湖の湖水が落下する滝です。古くから避暑地として知られたここは、ドライブスポットとしても人気を集めています。

中禅寺湖スカイラインで中禅寺湖を上から眺めよう

華厳の滝といえば、大人気のドライブルートであるいろは坂が有名。そしてもうひとつぜひ走ってみたいのが、中禅寺湖スカイラインです。この道は天空ロードともよばれる全長8.5キロのドライブルート。中禅寺湖東岸から湖南側の半月山へ向かって折り返す、行き止まりの道です。

スカイラインはヘアピンカーブの連続でみるみるうちに高度を上げていき、途中の中禅寺湖展望台からは男体山と中禅寺湖のすばらしい景色、終点の半月山駐車場からは足尾方面の山々の大パノラマを見ることができます。駐車場から徒歩で30分ほど登れば、さらに感動的な絶景が待っていますよ。

華厳の滝は季節によって表情を変える滝

華厳の滝は落差が97メートルもある巨大な滝。海外では日本一有名な滝です。

華厳の滝を望む展望台は2つ。少し遠くから全体を眺めることができる無料展望台のほかに、エレベーターで行く滝つぼ近くの観瀑台もあります。観瀑台から見る華厳の滝は大迫力！とくに春は雪解け水で水量が増え、よりダイナミックな情景になります。秋の紅葉と滝の調和も見事。冬には岸壁が雪や氷柱に覆われます。

大谷資料館（栃木県）

日帰りドライブにおすすめ！宇都宮で大迫力の地下空間と名物を堪能

宇都宮は東京から東北自動車道経由なら約2時間で行ける街。日帰りドライブでも訪れることができる人気の街です。栃木県を代表する街には魅力がいっぱい。おいしい名物が集まるスポットと大迫力の地下空間はぜひ行ってみたい場所です。

地下採掘場跡に感動

大谷資料館は、宇都宮市の大谷町にある歴史的な地下採掘場跡。街を代表する観光スポットとして人気を集めています。ここは大谷石という石材が採掘された場所。大谷石は現在でも人気のある石材で外装材やインテリアとして注目されています。

地下採掘場跡の深さは30メートル。広さはなんと2万平方メートルあり、巨大な地下空間が広がっています。幻想的なライティングが施された地下空間はまるで異世界に迷い込んだよう。この空間は映画やドラマのロケ地としても使用されています。

来らっせ本店で餃子を堪能

宇都宮を訪れたら外せないのが、やはり餃子。街のあちこちに宇都宮餃子の名店があります。美味しい餃子を何種類もまとめて食べるなら餃子のテーマパークといえる来らっせ本店がおすすめです。

ここは宇都宮市内のいろいろな名店の餃子を食べ比べできるスポット。常設店舗と日替わり店舗があり、常設店舗には、宇都宮みんみん、めんめん、香蘭、龍門、さつきという大人気の餃子専門店が並んでいます。そして日替わり店舗で食べることができる餃子は30種類以上！街中を移動しなくても新しいお店の餃子を開拓できます。

那須サファリパーク（栃木県）

さわやかな那須街道を駆け抜けよう

那須高原は東京から車で約3時間で行ける避暑地。東北自動車道の那須インターから伸びる県道17号線は、那須街道と呼ばれる爽快なドライブルートです。ツツジやアジサイなどの花々も楽しめる街道を走って、観光スポットを巡りましょう。

那須ロープウェイで絶景を満喫！

まずは那須街道を一気に北上して那須ロープウェイへ。那須ロープウェイは那須岳の主峰茶臼岳の9合目にある山頂駅まで約4分で登るロープウェイです。111名乗りのゴンドラは関東最大級。山頂駅展望台からの景色は雄大で、運が良ければ雲海が出ることもあります。

那須ロープウェイ山頂駅から登山道を歩くのもおすすめ。秋には30分ほど歩いた先に山肌一面を真っ赤に染める紅葉が待っています。

那須温泉で癒されよう

那須街道を戻ってくる途中にある那須温泉は、西暦630年ごろに白鹿のおかげで見つかったという伝説が残る温泉。栃木県最古の温泉だといわれています。泉質は硫黄泉で、源泉温度が63度から80度と高いのが特徴。那須温泉の中心となる鹿の湯の温度も高めに設定されているため、時間湯という独特の入浴法が伝わっています。

まずは入浴前にひしゃくで頭にお湯をかけるのが作法。大人は200回、子どもは100回もかけます。さらに入浴は短熱浴が基本です。腰まで1分、胸まで1分、首まで1分。これを繰り返して1回の入浴時間は15分程度、1日最高4回まで入浴します。

那須サファリパーク内をドライブ

那須サファリパークは、野生の状態に近い動物たちを間近で見学できるサファリ型の動物園。約50種500頭の動物たちが放し飼いになっています。ライオンバスやサファリカーもありますが、ドライブなら車のまま園内を周遊するのがおすすめです。

夜の園内を巡るナイトサファリも定期的に開催。夜行性の動物たちが活発に動く姿が見られ、普段の動物園とは違った雰囲気を楽しめますよ。

霞ヶ浦（茨城県）

関東最大の湖をぐるっとドライブ

霞ヶ浦は日本で2番目の面積をもつ淡水湖。たくさんの魚が生息する湖には約150種類の野鳥も飛来します。そんな霞ヶ浦は景色だけでなく自然観察をするのもおすすめ。もちろん水辺の景色を眺めながらのんびりドライブも楽しめます。

あみプレミアムアウトレットでショッピング

霞ヶ浦ドライブのショッピングでは、あみプレミアムアウトレットが人気。アメリカ西海岸をイメージしたモールにはファッションブランドや生活雑貨、グルメなど約150もの店舗が入っています。イベントも多いのでホームページをチェックしてからドライブの計画を立てるといいかもしれません。

霞ヶ浦でナマズ釣り！

霞ヶ浦といえばバスフィッシングが有名。ただしちょっと難易度が高めです。一方で最近流行しているのがナマズ釣り。ナマズといっても日本のナマズではなく、外来種のアメリカナマズです。大きくなると80センチ以上にもなるこの魚がエサ釣りなら簡単に釣れるということで、ブームになっています。実は食べてもおいしいアメリカナマズ。ドライブの途中で釣りに挑戦してみるのもおすすめですよ。

霞ヶ浦大橋をドライブ

霞ヶ浦大橋は霞ヶ浦にかかる唯一の橋です。全長は1,015メートル。タイミングが合えば白い帆が美しい帆引き船の漁を見ることもできます。絶景のドライブを楽しんでください。

また近くに車を停めて歩いてみるのもおすすめ。橋のたもとにある道の駅たまつくりでは、霞ヶ浦のアメリカナマズを使ったご当地バーガーを食べることもできます。

袋田の滝（茨城県）

季節ごとに行きたい名瀑へドライブ

袋田の滝は、岩肌を滑り落ちる幅広の滝。大きな岩壁で4段になって落下することから、四度（よど）の滝と呼ばれますが、実はこの名前は、滝を訪れた西行法師が四季に一度ずつ来てみなければ真の趣は味わえないと絶賛したからだともいわれています。ドライブルートにも四季の魅力があるので、ぜひそれぞれの季節に行ってみてください。

月待の滝は紅葉の時期に行きたい滝

袋田の滝から車で約18分の距離にある月待の滝は、紅葉シーズンの美しさが格別な滝。落差約17メートル、幅約12メートルで三筋に流れる滝は、濡れることなく滝の裏側に入れるため裏見の滝やくぐり滝とも呼ばれています。秋には美しい紅葉に包まれ、多くの観光客でにぎわう滝です。

温泉がある道の駅もおすすめ

袋田の滝から車で約10分の道の駅 奥久慈だいごは、大子温泉の源泉を引いた日帰り温泉施設を併設している人気観光スポット。地鶏の奥久慈しゃもを使った奥久慈しゃも親子丼も絶品だと評判です。

2つの方向から楽しめる袋田の滝

袋田の滝は4段合わせて120メートルの高さがある滝。しかし高さよりも73メートルもある幅の広さの方が印象的で、繊細な流れは日本的な美しさを感じさせてくれます。トンネルを通っていく観瀑台は2カ所。第一観瀑台では滝を下から見上げ、第二観瀑台では上から見下ろします。

春には新緑とのハーモニー、夏にはダイナミックな水しぶきと虹が印象的。秋には鮮やかな紅葉、冬には氷瀑の神秘的な美しさを堪能できますよ。

草津温泉（群馬県）

人気温泉地へ向かう絶景のドライブコースを堪能

日本を代表する温泉地である草津温泉へは、ユニークな名前のドライブルートを通っていくことができます。

日本ロマンチック街道

日本ロマンチック街道は、長野県上田市から群馬県草津町、沼田市を経て栃木県日光市までを結ぶ全長約320キロメートルの街道。日本でもっともドイツ的でロマンあふれる街道ということで、本家ドイツのロマンチック街道になぞらえて命名されました。ドイツではロマン派の詩人たちが多くの作品を残したことからロマンチック街道と呼ばれましたが、日本ロマンチック街道沿いでも多くのロマン派の歌人や詩人たちが作品を残しています。

見どころは上信越高原国立公園や尾瀬国立公園、日光国立公園などの豊かな自然。高原、滝、湖、湿原などに立ち寄ることができ、近世の城下町や温泉町、宿場町、門前町も通過します。時間があればぜひ走破してみたいルート。東京から草津温泉への行き方はいくつかありますが、上信越自動車道の碓氷軽井沢インター経由で行けば、日本ロマンチック街道の一部を走ることができます。

軽井沢にも寄れる

日本ロマンチック街道を通るドライブルートなら、人気エリアの軽井沢を経由することができます。ぜひ立ち寄りたい人気スポットは、軽井沢駅前にある軽井沢・プリンスショッピングプラザ。国内最大規模のアウトレットモールで、軽井沢アウトレットとしておなじみです。敷地内をシャトルバスが運行しているほどの広さ。ショッピングやグルメだけでなく、ボウリングなどのレジャーも楽しめますよ。

草津温泉では公衆浴場もおすすめ

草津温泉は日本一の自然湧出量を誇る温泉。酸性度が高いお湯は万病に効くといわれ、昔から湯治場として発展してきました。江戸時代の温泉番付でも東の大関（当時の最高位）になっています。

巨大な湯畑を中心にした温泉街は散策しているだけでも楽しめますが、できれば日帰り湯や公衆浴場を巡るのがおすすめです。草津三湯と呼ばれる大滝乃湯、御座之湯、西の河原露天風呂が有名。それぞれに雰囲気が違って楽しいですよ。

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吹割の滝（群馬県）

ロマンチック街道で滝までドライブ

吹割の滝までのアクセスは、関越自動車道の沼田インターから国道120号線で約25分。この道も日本ロマンチック街道です。心地よいドライブを楽しめますよ。

老神温泉郷

吹割の滝まであと10分という位置にある老神温泉郷は、ヘビの神様が開いたという伝説が残る温泉です。片品川に沿った山の斜面に旅館やホテルが立ち並ぶ山里の湯。12の露天風呂を楽しむことができます。また例年5月から11月中旬にかけては関東一ともいわれる名物の朝市を開催。こちらも多くの人でにぎわいます。 

吹割の滝で散策

吹割の滝は、高さ7メートル、幅30メートルに渡って落下する姿から東洋のナイアガラとも呼ばれる滝。高いところから落下してくる一般的な滝とは大きく異なり、岩の割れ目に水が吸い込まれていくように見えるユニークな滝です。

趣のある遊歩道の途中には、小ぶりな鱒飛の滝や吹割橋、浮島、浮島橋、浮島観音堂などの見どころもあります。吹割の滝を間近で見たら、もう少し遊歩道を進んで第1観瀑台から見下ろすのもおすすめ。吹割の滝の全貌を見ることができ、そのスケールがよく分かりますよ。

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関東地方をドライブで楽しもう！

目的地までの移動も楽しいのが旅。ドライブなら旅の過程がもっと自由になります。関東はたくさんの人気スポットが密集しているエリアなので、今回の記事でご紹介したスポット以外にもいろいろな施設やお店に立ち寄ることができるのは大きな魅力です。ぜひ関東地方のドライブを楽しんでください！

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