関東の夜のドライブスポット10選！穴場や夜景スポットを紹介

関東には夜におすすめのドライプスポットがいっぱい！

関東地方は人口が密集しているため、渋滞が起こりがち。道路の移動速度は、北関東では全国平均と同じレベルですが、東京、千葉、神奈川といった沿岸部では渋滞で速度が大きく落ちてしまいます。これではドライブをしてもストレスが溜まりますよね。

ところが夜になると関東沿岸部でも交通量はグッと減って、スムーズに走れるようになります。国土交通省の調査では、東京の国道の移動速度は昼間が平均時速25〜28キロなのに対して、夜8時から朝5時ごろには平均34〜40キロまで上昇します。信号の多い東京でこの速度は、かなり快適。

しかも関東の沿岸部には、夜こそ行きたい絶景スポットがたくさんあります。この記事を参考に、ぜひ関東の夜のドライブに出かけてみてください！

関東の夜のおすすめドライブスポット10選

関東で夜のドライブをするなら、夜景が美しい東京都心や湾岸エリアがおすすめ！それでは人気のドライブスポット10選をご紹介しましょう。

東京駅（東京都）

レトロな夜景をゆったりドライブで満喫！

東京の玄関口といえば東京駅。ドーム型屋根が美しい赤レンガ駅舎は、写真映えする人気の観光スポットとなっています。その東京駅がとくに美しいのは、なんといっても夜。交通量が減った夜の東京駅周辺は、ばつぐんのドライブスポットです。駅舎の前をゆっくりとドライブすれば、そのロマンチックな雰囲気にためいきがでるほど。

しかも東京駅周辺の丸の内や霞ヶ関といったエリアにはクラシカルな建物も多く、雰囲気は満点。東京の中心にいることを実感できます。

なおクラシックな東京駅を見たいときは、丸の内側に行くことをお忘れなく！八重洲側に行ってしまうと一転してモダンな駅舎なので、戸惑ってしまいます。それはそれで都会的で素敵なので、両方巡るのもいいかもしれませんね。

レインボーブリッジ（東京都）

渡っても眺めても美しい絶景ブリッジ

東京湾岸の絶景ドライブといえば外せないのがレインボーブリッジ。渡っても、遠くから眺めても楽しめます。レインボーブリッジを眺めるスポットとしては、お台場が人気。東京タワーや港区の高層マンション、オフィスビルの夜景も同時に楽しめます。

またお台場から有明方面に向かって入る都道484号線もおすすめ。途中の東雲運河の橋の上からレインボーブリッジの絶景を眺められます。

また、晴海客船ターミナルの駐車場に車を停めて散策をするのも人気。波が穏やかな日にはターミナルから鏡のように反射した逆さレインボーブリッジが見えます。

レインボーブリッジをドライブで渡る方法には、首都高速道路と一般道があります。景色がいいのは橋の上を走る首都高速の方。一般道は橋の中を走るのであまり景色は見られませんが、運が良ければゆりかもめと並走できるかもしれません。

東京ゲートブリッジ（東京都）

レインボーブリッジの3倍の長さの恐竜橋

東京ゲートブリッジはレインボーブリッジとともに東京2大夜景橋ともいわれている橋。実は長さがレインボーブリッジの約3倍あり、湾岸沿いの東京の夜景を存分に楽しめる橋です。360度のパノラマでお台場方面から東京タワーやスカイツリーまで見ることができ、まさに絶景ですよ。

この東京ゲートブリッジがある東京港臨海道路は、東京港の物流促進のために作られた道路。東京港の江東区若洲と大田区城南島を結ぶ約8キロメートルの道は信号が少なく、東京湾を快適に走り抜けることができるのも魅力です。

そして東京ゲートブリッジは、羽田空港の飛行ルート上にあるため高さ制限があり、同時に東京港に入る大型船舶が航行できるよう橋桁の下は高くする必要があるという特殊な条件の橋。そのため吊り橋や斜張橋ではなく、鋼材を三角形に組み合わせたトラス構造になっています。特徴的な形からついた愛称が、恐竜橋。夜になるとライトアップされる東京ゲートブリッジ自体を眺めるのもおすすめです。

東京ゲートブリッジを彩るライン照明の色は毎月テーマカラーが変わるほか、ピンクリボン月間などの際には特別色のライトアップも！若洲海浜公園はそんな東京ゲートブリッジを間近に眺められるスポットとして有名なので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

六本木ヒルズ（東京都）

洗練されたビル群の間をドライブ！穴場スポットも

都会のドライブなら六本木ヒルズ周辺も外せません。高層ビルが多いエリアは、洗練された都会の雰囲気。新しいビルが多いエリアなので、モダンな東京夜景を満喫できます。イルミネーションの季節にはまた雰囲気が変わり、ロマンチック度もアップ。とくに広いガラスルーフの車なら、頭上に広がる街の灯りも堪能できますよ。

そして六本木ヒルズに来たら駐車場に車を停めて散策もしてみてください。ぜひ行きたいのは、森タワー52階にある屋内展望台の東京シティビュー。天井まで一面のガラスに覆われた展望フロアからは視界いっぱいの大パノラマを楽しめます。

テレビ朝日の前にある庭園は穴場のスポット！ライトアップの時期にはかわいらしく彩られます。ここから見上げる森ビルも美しいですよ。

羽田空港（東京都）

離着陸する飛行機が旅情を誘う人気スポット

近年ドライブスポットとしても人気なのが羽田空港。空港に近づいていくと飛行機が間近を通り過ぎ、気分も上がります。

羽田空港に到着したら駐車場に車を停め、ターミナル展望デッキへ。たとえば国際線ターミナル展望デッキからは、飛び立つ飛行機だけでなく東京タワーやスカイツリーなど東京都心の絶景も見渡せます。他にも魅力的な展望デッキがあるので、お気に入りの景色を探してみるといいかもしれません。

羽田空港を外から眺めるなら、羽田イノベーションシティにある足湯スカイデッキへ。ここでは羽田空港第3ターミナルの夜景を見ながら、無料で足湯が楽しめます。タイミングが合えば頭上を通過する飛行機もみることができますよ。

京浜島つばさ公園も人気のスポット。羽田空港に面した海岸線にある公園で、羽田空港のターミナルビルと、離発着する飛行機がよく見えますよ。ただし飛行機を見ていると、このまま遠くに旅立ちたくなるからちょっと困りますね。

湘南平（神奈川県）

神奈川の夜景デートの定番！恋人たちの聖地

平塚市の湘南平は神奈川県で最も有名な夜景スポット。夜のドライブデートの定番です。

ここは恋人たちがふたりの名前を印した鍵をフェンスにかける誓いの鍵の発祥の地。電波塔の展望台のフェンスには無数の鍵がつけられています。この展望台からの眺めがみどころ。それなのにあまりにも鍵が多くて視界が遮られるという現象も起こっています。そこで人気なのが、反対側にある新展望台。こちらは21時30分に閉鎖されますが視界もよく、江ノ島から伊勢原市、小田原方面の夜景を見渡すことができます。

ちなみに湘南平では誓いの鍵の風習が始まった1980年代から最近まで、鍵をかけることは公式には認められていませんでした。しかし2022年に展望スペースの3階に南京錠をかけるモニュメント、ainowa（あいのわ）が登場。しかも室内エリアのガチャガチャでハート型の南京錠を販売し、ペンも用意するようになりました。

みなとみらい21（神奈川県）

美景ビルの宝庫が楽しめる人気ドライブスポット

みなとみらいは横浜の夜景ドライブで外すことができない人気スポット。横浜ランドマークタワーやクイーンズスクエア横浜、MARK IS みなとみらい、コレットマーレ、よこはまコスモワールド、横浜赤レンガ倉庫、横浜ハンマーヘッド、ヨコハマ・エア・キャビンなど個性豊かな建物や乗り物が集まっていて、夜のドライブは最高です。右も左もきらびやかで美しい建物ばかりなので、よそ見には注意してくださいね。

ゆったり休憩するなら、海側の最先端部にある臨港パークがおすすめ。横浜ベイブリッジのライトアップや、赤レンガ倉庫、横浜大さん橋国際客船ターミナルの明かりなどを楽しめます。

またランドマークタワーの展望フロアは、地上273メートルという日本屈指の高さが自慢。2階から69階までは最高分速750メートルの高速エレベーターに乗っていきます。わずか40秒で到着する展望フロアの大きなガラス越しに、天気が良ければ遠く東京スカイツリーまで見えますよ。

港の見える丘公園（神奈川県）

横浜ハーバーを独り占め！古くからの夜景の名所

港の見える丘公園は、古くからの横浜のデートスポット。昼間の散歩コースとしても人気ですが夜景もばつぐんで、丘の上からは横浜ベイブリッジと本牧埠頭、山下公園、みなとみらい21などを眺めることができます。

おすすめは深夜の本牧埠頭の明かり。倉庫街を照らすナトリウム灯で空全体がオレンジ色に染まります。

港の見える丘公園へのドライブでは、みなとみらい21方面から山下公園の前を通ってくるのが定番です。横浜の歴史的建造物で三大ライトアップともいわれる神奈川県庁（キング）、横浜税関（クイーン）、横浜市開港記念会館（ジャック）を眺め、さらに中華街の入り口と氷川丸、山下埠頭、横浜マリンタワーの前を通り過ぎて行くルートは、まさに横浜の名所フルコースだといえます。

大黒埠頭（神奈川県）

ベイブリッジを真下から眺める人気スポット

大黒埠頭は横浜を代表する橋である横浜ベイブリッジのたもとにあるエリア。絶好の場所にパーキングエリアがあり、ドライブの休憩を兼ねて絶景を楽しむことができます。

そのすぐ近くにある大黒埠頭西緑地も人気のスポット。ここは大黒埠頭西側にある緑地帯です。日没時刻には対岸のみなとみらいの背後に富士山のシルエットが見えることも。夜のドライブ前の明るい時間に訪れて、徐々にはじまる横浜のライトアップを眺めるのもいいかもしれません。

頭上の横浜ベイブリッジは首都高速湾岸線と一般道の国道357号線が通っている橋。一般道でベイブリッジを渡れることを知っている人は意外と少なく、穴場のルートといえます。

東京湾アクアライン（千葉県）

東京湾を中心から眺める！幻想的な夜景の名所

東京湾アクアラインは、川崎側の約10キロメートルが海底トンネル、木更津側の約5キロメートルが海上の橋になっている道路。境界地点にある人工島の海ほたるでUターンすれば片道料金で走ることもできます。夜のドライブのおすすめは、もちろん木更津側の橋。とはいえトンネルを抜けて夜の海ほたるに行くだけでも、東京湾の絶景を堪能できます。

周りを遮るものがない海ほたるは、東京湾のパノラマ夜景を一望できる絶好のスポット。東京ゲートブリッジやスカイツリー、東京タワー、羽田空港、みなとみらい21、川崎や千葉の工業地帯まで見えます。今回紹介した夜のドライブスポットがほとんど見える場所なんですね。さらにタイミングが合えば東京ディズニーリゾートの花火も楽しめますよ。

また海ほたる自体も絶景スポットで、東京湾アクアラインの橋部分も美しくライトアップされて幻想的な雰囲気。もし朝まで待てば、海の向こうから朝日が昇るところも見ることができますよ。

関東で夜のドライブを楽しもう！

夜のドライブに最適なスポットが多い関東エリア。昼間の観光地もいいけど、夜なら渋滞もほとんどなく、街の灯りを心ゆくまで楽しめます。

夜ならではの絶景スポットを探しに、ドライブに出かけてみてはいかがですか？

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