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日本三大急流とは?魅力あふれる川の特徴とみどころを徹底解説!

日本三大急流は山形県の最上川、長野県・山梨県・静岡県の富士川、熊本県の球磨川を指します。この記事では、日本三大急流について紹介。それぞれの川の魅力や歴史、観光スポットやみどころもじっくり解説します。

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日本三大急流は山形県の最上川、長野県・山梨県・静岡県の富士川、熊本県の球磨川を指します。この記事では、日本三大急流について紹介。それぞれの川の魅力や歴史、観光スポットやみどころもじっくり解説します。

Contents

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日本三大急流とはどこ?

By Tomofumi Sato, CC BY-SA 3.0

急流とは、流れが速い川のことを指します。山が多く国土が狭い日本は急流が多いことで知られており、日本三大急流は、そんな日本を代表する3本の急流です。

  • 最上川(山形県)
  • 富士川(長野県・山梨県・静岡県)
  • 球磨川(熊本県)

三大急流は、日本でもっとも流れが速い川と思われがちですが、実はそれだけではありません。日本三大急流は、川の大きさや知名度、重要度までを含めて選ばれたものなんです。

日本三大急流は経済的に重要な川

日本三大急流は流れが速いだけでなく経済的に重要な役割を果たしてきた川が選ばれています。例えば、江戸時代に巨大な岩を取り除くなどの工事を行い、急流をコントロールすることで水運に利用された川ばかり。一度ルートが開拓されれば、水量が豊富で流れが急であるほど下流へは早く下ることができ、水運には有利に。

最上川、富士川、球磨川では米や特産品などを大量に運ぶ水運が盛んに行われ、日本の経済に重要な役割を担ったため、日本三大急流と呼ばれるようになりました。

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日本三大急流にはみどころがいっぱい!

水量が豊富な急流で、水運に重要な役割を果たしてきた日本三大急流。それぞれの川はどのような特徴を持っているのでしょうか。

ここからは日本三大急流の最上川、富士川、球磨川それぞれの特徴と水運の歴史、そしてみどころを紹介していきます。

最上川(山形県)

芭蕉の句で知られる山形の母なる川

photo by PIXTA

最上川は山形県の母なる川。山形県は置賜、村山、最上、庄内という4つの地方に分かれますが、最上川はそのすべての地域を流れ、豊かな恵みをもたらしてきました。

源流は福島県との境にある西吾妻山の火焔滝(ひのほえのたき)。標高約2,000メートルから229キロを流れて日本海にそそいでいます。

日本三大急流に数えられる最上川ですが、ゆるやかな流れの場所もたくさんあるのが特徴。実は最上川は5カ所の岩がちな山と5カ所のゆるやかな盆地を交互に通過します。この狭い部分が急流の難所として有名になったのです。

最上川の水運

最上川が水運で利用されるようになったのは、江戸時代直前。最上川流域を支配した最上義光が最上川の三難所のひとつとされた碁点峡を切り開き、内陸の山形城下と日本海の酒田湊を最上川で結ぶ水運をスタートさせました。

やがて江戸時代に日本海の西廻り航路が開かれると、酒田湊も全国的な海運ルートに入り、最上川の水運を通じて内陸地域にも船町、本楯、寺津、大石田などの港街が発展。江戸時代前期には米沢藩御用商人の西村久左衛門が黒滝を切り開いて通行できるようにしたことで、五百川峡谷の水運も可能になりました。

以後は米沢藩の年貢米も最上川を通じて運ばれるようになり、多くの舟着場が繁栄します。最上川の舟運は商人が自主運営したのが特色。全国的にみてもとくに繁栄したことがわかっています。

松尾芭蕉の句ほどは急流ではない

最上川といえば、松尾芭蕉の句、『五月雨を あつめてはやし 最上川』が有名。これは芭蕉自身が舟に乗って流れをくだって詠んだもので、最上川の急流を印象づけています。しかしごくたまにある短い急流を除けば、最上川の流れはゆるやか。実際の舟くだりはゆったりと楽しめます。

最上川が日本三大急流と言われるのは、ごく一部に難所があることと、水運が非常に盛んで全国的にみても重要な川だったことが理由なのです。

芭蕉ライン舟下り

雄大な自然の中をゆったり下る観光舟

photo by PIXTA

最上川の観光の目玉となっているのが、最上峡芭蕉ライン舟下りです。雄大な自然の中を1時間ほどかけてゆっくりと下る舟下り。急流下りを想像していくと驚くほどのんびりしていますが、代わりの楽しみがたくさんあります。

一年を通じて楽しめる!

最上峡芭蕉ライン舟下りは四季を通じて楽しめるのが特色です。春のみどころは5月初旬ごろの山桜。ピンクの花が山を染め、船上からのお花見が楽しめます。初夏の新緑と川面を通り過ぎる涼しい風も人気。秋は10月下旬から11月下旬に紅葉が見頃を迎え、山々がオレンジや黄色に染まります。

そして冬にはこたつ船も運行。12月下旬から2月には水墨画のような雪景色を眺めることができます。熱燗を飲み、こたつで暖まりながらの舟旅は風情がありますよ。

船頭さんの歌とトークも魅力

最上峡芭蕉ライン舟下りのもうひとつのお楽しみは船頭さんが唄う最上川舟唄や解説のトーク。素朴な方言も魅力的です。

また舟中弁当は地元食材が満載。予約では山形らしい芋煮や鮎の塩焼きなどを追加オーダーすることもできます。

芭蕉乗船の地は見逃せない名所

舟下りで見逃せないスポットの一つが、芭蕉の乗船の地。1689(元禄2)年に松尾芭蕉が清川に向けて舟で下った乗船の地で、句碑と芭蕉・曽良の陶像があります。

この像は奥の細道紀行300年を記念して、江戸時代から伝わる新庄の窯元・弥瓶窯で焼いた東山焼き。この船着場は水運が盛んだった明治時代の渡船場を復元したもので、レトロな雰囲気も魅力です。

最上峡芭蕉ライン舟下りの基本情報

住所

山形県最上郡戸沢村古口86-1

電話

0233-72-2001

営業時間

9:50〜14:50発(日によって異なる)

休業日

なし

アクセス

JR古口駅から徒歩約7分 

JR新庄駅から車で約30分

料金

下り船(古口港→草薙港)

 大人(中学生以上)2,800円、子ども(小学生)1,400円

往復(古口港→草薙港→古口港)

 大人(中学生以上)4,400円、子ども(小学生)2,200円

(下り舟の場合、有料の車での回送または路線バスで戻る)

公式サイト

https://www.blf.co.jp/

白糸の滝

最上川渓谷を代表する絶景

photo by PIXTA

白糸の滝は、日本の滝百選にも選ばれている名瀑。滝の下には赤い鳥居があり、最上川有数の絶景として人気です。落差約120メートルの滝は舟下りの途中で見上げることができるほか、対岸にある国道47号線の白糸の滝ドライブインからも眺めることができます。

松尾芭蕉はおくのほそ道のなかで、『白糸の滝は青葉の隙々に落て、仙人堂、岸に臨て立。水みなぎつて舟あやうし』と書いています。これは『白糸の滝は青葉の間から落ち、仙人堂が岸に臨んで立っている。水は満々とみなぎり流れて、舟は危い』という意味です。

白糸の滝がある最上峡は、標高300メートルから500メートルの山地の急斜面が最上川に迫るエリア。この最上峡にはたくさんの滝があり、白糸の滝はその西端になります。紅葉の時期には崖が鮮やかに染まって滝とのコントラストが見事ですよ。

白糸の滝の基本情報

住所

山形県最上郡戸沢村大字古口

電話

0234-57-2011(白糸の滝ドライブイン)

営業時間

見学自由

休業日

なし

アクセス

JR陸羽西線 高屋駅から車で5分

東北中央自動車道 新庄ICから車で約35分

料金

無料

公式サイト

http://www.shiraitonotaki.com/

富士川(長野県・山梨県・静岡県)

山梨県から富士山を迂回して駿河湾にそそぐ川

By くろふね, CC BY 3.0

富士川は、山梨県を流れる釜無川と笛吹川が甲府盆地で合流し、富士山を西側に迂回して南へ下る川。その源流は南アルプスの鋸岳です。標高約2,700メートルから128キロを流れ、静岡県の駿河湾にそそぎます。

富士川の三大難所は絶景の名所

急流としての富士川の三大難所とされたのが、山梨県富士川町の天神ヶ滝と、山梨県身延町の屏風岩、静岡県富士宮市の釜口峡(銚子の口)。いずれも難所であるとともに絶景の名所として知られています。

天神ヶ滝は『富嶽三十六景』の『甲州石班澤』に描かれた風光明媚な名所。釜口峡は富士川の幅が狭まって急流となっている地点で、現在はラフティング体験などの人気スポットになっています。

富士川の水運

江戸時代以前の甲斐の国(現在の山梨県)は、富士山や赤石山脈など3,000メートル級の山に囲まれて、交通の便がとても悪い地域。他の地域に荷物を運ぶには険しい笹子峠を越えるか、駿河の岩淵(現在の静岡県富士市)まで馬で行くしかありませんでした。

そこで徳川家康は富士川を開いて水運を確立することを計画。命令を受けた角倉了以たちが苦難の末に鰍沢から岩淵までの水路を開通させました。

その結果、富士川は甲斐や信濃の人々の生活を支える物流の大動脈に変貌。明治時代には富士川水運はさらに重要な物流ルートとなり、大量の物資を運びました。陸運が発達する20世紀前半まで、富士川の水運は約300年間も山梨県の発展を支えたのです。

信玄堤

暴れ川を治めた斬新な堤

By さかおり (talk) - Own work, CC BY-SA 3.0

信玄堤は、富士川上流の釜無川にある堤。氾濫をくり返す釜無川の水を治めるため、武田信玄が斬新な治水構想をもとに17年の歳月をかけて1560年に完成させたといわれています。

信玄堤の特徴は、一カ所の堤防ではなく広範囲に及ぶさまざまな工夫で河川の流れをコントロールしていることです。この信玄堤は現代までに何度も修繕を繰り返しながら、武田信玄が構想したものを受け継いで利用しています。

信玄堤の基本情報

住所

山梨県甲斐市竜王

電話

055-278-1708(山梨県甲斐市商工観光課)

営業時間

散策自由

休業日

なし

アクセス

JR中央線 竜王駅から徒歩約25分

中央自動車道 双葉スマートICから車で約10分

料金

無料

道の駅 富士川楽座

富士川の絶景が楽しめる道の駅

By Mocchy - Own work by the original uploader〔Transferred from ja.wikipedia to Commons.〕, Public Domain

道の駅 富士川楽座は、一般道だけでなく東名高速道路上り線からもアクセスできる人気スポット。レストランやカフェから富士山を背景にした見事な富士川の流れを一望できます。人気は4階のパノラマレストラン駿河路と展望ラウンジ、3階の富士山フードコートテラスとタリーズコーヒー。海鮮丼や桜エビのかき揚げなど、地元の食材を使った料理も充実しています。

富士川の眺めを楽しむなら、観覧車もおすすめ。体験館どんぶらや、プラネタリウムわいわい劇場などの施設もあり、家族そろって楽しめるのも魅力です。

道の駅 富士川楽座の基本情報

住所

静岡県富士市岩淵1488番地の1

電話

0545-81-5555

営業時間

9:00〜20:00

その他、施設により異なる

休業日

施設により異なる

アクセス

新富士駅から車で約15分

富士川駅から徒歩約30分

東名高速道路 上り線富士川サービスエリアからすぐ、下り線富士川サービスエリアから徒歩10分

料金

施設により異なる

公式サイト

https://www.fujikawarakuza.co.jp/

桜えびの天日干し

河川敷がピンクに染まる春と秋の風物詩

By 広報課 - 写真データ(サクラエビ) - サクラエビ(13)_JPG - 静岡市オープンデータカタログサイト, CC BY 4.0

富士川河口の由比・蒲原地区の春と秋の風物詩が桜えびの天日干しです。桜えびは駿河湾でしか漁が行われていないエビで、静岡県を代表する名物。生で食べるほか、天日干しにしたものも人気です。

天日干しが行われるのは、春は3月下旬から6月上旬にかけてで、秋は10月下旬から12月下旬にかけて。資源保護のために漁はこの時期だけに限定されています。由比港で水揚げされた桜えびは富士川の河川敷に撒いて天日干しにするのが伝統。富士山を背景に桜えびでピンクに染まった河川敷は絶景として有名です。

天日干しをはじめる時間は朝7時頃から9時頃にかけて。前日に桜えび漁が出漁していることと当日晴天であることが、見られる条件です。14時頃には干し終わった桜えびを回収するので、見学は早めにお出かけするのがおすすめですよ。

桜えびの天日干しの基本情報

住所

静岡県静岡市清水区蒲原 富士川河川敷 富士川緑地公園となり

電話

054-375-5015(由比桜海老商工業協同組合)

営業時間

漁期時期(3月下旬〜6月上旬・10月下旬〜12月下旬)の7:00〜13:00頃

休業日

日、祝、休漁の翌日、天候不良の日

アクセス

JR東海道本線 新蒲原駅からタクシーで約10分

東名高速道路 富士ICから車で約20分

料金

見学無料

球磨川(熊本県)

巨岩がひしめき清流でも知られる川

photo by PIXTA

球磨川は、熊本県南部を流れる川。銚子笠という山が源流で、標高約1,400メートルからUの字を描いて115キロを流れ、不知火海にそそぎます。人吉盆地から八代平野までの範囲はとくに巨岩が連なる難所。日本三大急流の中でも流れが速いことで知られています。

そんな球磨川は清流としても有名で、水質日本一の評価を得たことも。人吉球磨ではこの水を活かした農作物の栽培やアユ釣りの聖地としても知られ、急流を活かしたアクティビティも全国的に有名です。

球磨川の水運

球磨川の水運を開いたのは、江戸時代の商人の林正盛。巨岩が連なる急流で、とても水運には使えないとされた球磨川を私財を投じて開きました。無数の巨岩を取り除く3年間の難工事の末、1665年に川舟の航行が可能なルートが完成。

それ以来、球磨川は物流の基幹として使われるようになり、人吉・球磨地方の発展に貢献してきました。舟運は明治41年に国鉄肥薩線が開通するまで続けられ、今は観光用の球磨川下りにその名残が残っています。

球磨川くだり

さまざまなコースがある川下り

photo by PIXTA

球磨川くだりは、球磨川を木船に乗って下るアクティビティで、100年以上の歴史を誇ります。さまざまなコースがあるのも特徴です。

清流コース

清流コースはやや穏やかな区間を約50分かけて下るルート。木舟に乗り、船頭のガイダンスを楽しみながら、美しい景観をゆったりと楽しみます。

梅花の渡し

梅花の渡しは人吉城址の石垣を間近で眺めることができる約30分のルート。春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉がみどころで、人吉の風情あふれる四季を感じることができます。

球磨川貸切屋形船

貸切の屋形船は流れが穏やかなところに夕方から停泊し、ゆったりとした時間を味わうコース。夏は船上で涼み、秋や冬は美しい星空を眺めながら、持ち込んだ食事やお酒などを堪能できます。

こたつ船コース

こたつ船は12月から3月中旬にかけて期間限定で楽しめる50分間のコース。木舟に設置されたこたつに入り、鮎寿司や栗弁当、球磨焼酎をいただきながら冬の自然を満喫できます。

球磨川くだりの基本情報

住所

熊本県人吉市下新町333-1

電話

0966-22-5555(球磨川くだり株式会社)

営業時間

清流コース 11:00/13:00/15:00

梅花の渡し 10:00/14:00 GW・お盆期間中は随時増便

貸切屋形船 随時運行

こたつ舟 12月〜3月中旬 11:00/13:00/15:00

休業日

なし

アクセス

九州自動車道 人吉ICから車で約5分

料金

清流コース 大人(中学生以上)3,000円、子供(小学生)1,600円、幼児(3歳〜小学生未満)1,000円 他

公式サイト

https://www.kumagawa.co.jp/kumagawa/ 

球磨川ラフティング

球磨川の急流を下るスリル満点のアクティビティ

photo by PIXTA

球磨川の激流をより堪能するなら緩急が激しいラフティングがおすすめ。高曽の瀬や石畳の瀬などの難所を次々と通過すれば、球磨川が日本三大急流であることを実感できます。ゴムボートごとジャンプする場所もあるなど、スリル満点ですよ。

実施期間は4月頃から10月頃。コースによっては夏なら岩場から川に飛び込んだり、滝に打たれることもできます。清流球磨川を思いっきり楽しみたいなら夏がおすすめですよ。

このラフティングは、球磨川くだり株式会社のほか、球磨川ラフティングクラブ、ランドアースなど複数の会社が実施しています。

球磨川ラフティングの基本情報

住所

熊本県人吉市

電話

会社により異なる

営業時間

会社により異なる

休業日

会社により異なる

アクセス

九州自動車道 人吉ICから車で約5分 詳細は会社により異なる

料金

会社により異なる

さらにすごい急流は?

日本三大急流は単に流れが速い川ではなく、速い流れを切り開いて水運で活用された大きな川につけられた称号。水運ではなく急流だけに絞った場合、さらにすごい川も存在します。

一級河川の1位は常願寺川

By Kentaro Ohno from Tokyo, Japan - 常願寺川と芳見橋 / Yoshimi Bridge at Joganji River, CC0

一級河川のうち高低差の激しさから一番の急流だといえるのは富山県の常願寺川です。常願寺川の源流は標高2,661メートルの北ノ俣岳。落差日本一の称名滝で知られる称名川などの支川を立山連峰の山間部で合わせながら流れて日本海にそそぎます。

3,000メートル級の立山連峰から日本海までをわずか56キロの長さで一気に流れ下るため、その勾配は山地部で約1/30、扇状地部でも約1/100 となっています。

もしこの常願寺川が水運に利用されたら日本三大急流に含まれたかもしれませんが、あまりにも流れが速すぎてとても無理だったはずです。

早月川は滝だといわれるほどの急流

By kiwa dokokano, CC BY-SA 3.0

二級河川や普通河川に範囲を広げると、もっと急な川もあります。常願寺川と同じ富山県内を流れる早月川(はやつきがわ)は平均勾配が約8%。あまりにも急流で海に着くのが早いためハヤツクと呼ばれ、それが変化して今の名前になったともいわれています。

1883年には、オランダの土木技師ローウェンホルスト・ムルデル氏が河川の改修のための調査を行いましたが、その際に「これは川ではない、滝だ」と言ったそう。伏流水の低い水温の水があっという間に海まで届くため、一般的な川では水の冷たい源流域にしか生息できないイワナが河口にも生息しています。

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日本三大急流に出かけよう!

日本三大急流はただの急流ではなく、激しい流れを制御して水運に利用した歴史も感じられる川。自然の激しさと人の力を同時に見ることができます。日本を代表する急流の水は美しく、流域には観光スポットもいっぱい!

旅行の目的地に魅力的な日本三大急流を加えてみてはいかがでしょうか。

cover photo by PIXTA

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