【熊本観光】大自然や温泉を満喫！おすすめのモデルコースを紹介

熊本観光！モデルコースを紹介

熊本城や黒川温泉、大観峰、ミルクロードなど、歴史的な史跡やスケールの大きい展望を楽しめるバラエティ豊富な観光資源に恵まれた熊本県。ここでは、そんな熊本県の観光スポットを2泊3日で楽しみ尽くす贅沢なモデルコースをご紹介します。

史跡に温泉郷に大自然にと、熊本ならではの観光を楽しめること間違いなしですよ。

熊本を満喫できるモデルコースを紹介

熊本県には観光スポットが数多く存在するので、観光ルートの選択に迷ってしまいがち。

そこで今回は、2泊3日で効率的に楽しめるモデルコースをご紹介します。熊本近郊や阿蘇周辺までをぐるっとまわるモデルコースなので、どなたでも楽しめる贅沢プランです。

モデルコースをチェックして、自分だけのコースをアレンジしてみましょう。

【1日目9時】熊本空港or熊本駅→熊本城

九州内や新幹線の方がアクセスしやすい県から訪れる方は新幹線、九州以外の他県から熊本県を訪れる方は、飛行機で阿蘇くまもと空港までアクセスすることになります。

TSMCの誘致に伴うビジネス需要や観光客の増加に対応するために、2023年には新旅客ターミナルも増設されています。各方面への高速バスやWebで予約できる阿蘇らくらくWebタクシーなど、空港から熊本城や阿蘇へのアクセスもばつぐんです。

熊本市中心部に位置する観光名所である熊本城までアクセスするには、阿蘇くまもと空港からリムジンバスと市バスを乗り継いで約1時間、熊本駅からバスで約30分です。

熊本城は戦国大名の加藤清正公が1607年に築城した名城。400年以上の悠久の歴史を誇り、現在でも熊本市民の生活を見守っています。

当時の建築技術を結集して作り上げた天守閣や当時のものを資料をもとに再現した本殿、かつて接待エリアとして使われた数寄屋丸ゾーン、重要文化財の長塀などが見られます。

迎春まつりやお城まつりなど、季節の行事も催されているのでチェックしてみては？

【1日目11時】菊池渓谷

熊本城を散策したら、熊本市内でレンタカーやマイカーで菊池渓谷へ向かいましょう。熊本駅から車で約1時間半の距離です。菊池渓谷は日本の名水百選・日本の滝百選・日本森林浴の森百選などに選出されている風光明媚な水源地・渓谷となっています。

阿蘇外輪山から数百メートルに位置し、約1,200ヘクタールにも及ぶ広大な渓谷です。

夏はとても涼しく、緑が豊かな渓谷でピクニックするのもおすすめ！秋には一面の紅葉が広がり、紅葉狩りをするのにピッタリな観光スポットになりますよ。

大自然の新鮮な空気やマイナスイオンを感じて、リフレッシュしてみては？

【1日目13時】ミルクロード

ミルクロードは、阿蘇山の東北・外輪山に沿って延びている通称"ミルクロード"があります。山間を縫うように舗装された道路は、上下左右に起伏と進行方向の変化が激しいので、日本とは思えないような雄大な自然を満喫しながらのドライブを楽しめます。

ところどころ車を停めて展望スポットで写真を撮るのもおすすめです。車やバイクに乗りながら雄大な自然を全身で感じられるのがミルクロードのポイントだといえます。

【1日目14時】大観峰

ミルクロードのクライマックスはやはり大観峰でしょう。阿蘇北外輪山の最高峰標高936メートルに位置し、360°の大パノラマ展望を楽しめます。大観峰からは阿蘇の街並みや田園風景、阿蘇五岳、くじゅう連峰などを一望できるのが特徴です。秋口には運がいいと雲海を見れることもあり、展望エリアの付近には売店やレストランもあります。

また、夜に訪れると天体観測を楽しめるスポットとしても知られていますよ。

【1日目15時】黒川温泉

1日目の最後は黒川温泉で心身をリラックスしましょう。黒川温泉は阿蘇の山奥にある温泉です。30軒ほどの温泉宿が集まっている小さな温泉郷で、都会の喧騒から離れて泉質が豊かな温泉や自然、グルメを満喫できるスポットとなっています。

それぞれの旅館は離れ部屋、旅館をつなぐ小道は渡り廊下というのがコンセプトです。温泉街が一体となって観光客をもてなす雰囲気や仕組みができています。

7種類の源泉が湧き出すので、温泉ごとに異なる泉質・効能の温泉が堪能できますよ。

【2日目10時】鍋ヶ滝公園

2日目のスタートは神秘的な雰囲気が味わえる鍋ヶ滝公園へ。阿蘇カルデラが形成された約9万年前に生まれたとされる滝で有名です。滝の幅は約20メートルで、落差は約10メートル。滝裏からも観察できます。その姿はさながら滝のカーテン。滝が落ちる音を聞いていると、その美しさにため息が出てしまうかもしれません。

事前予約制入園なので、インターネットや電話で予約してから現地を訪れましょう。

【2日目12時】押戸石の丘

押戸石の丘は、南小国町のマゼノ渓谷にある古石群で、古代人の祈りの場所です。ピラミッド型の巨岩石やシュメール文字が刻まれた鏡石、日時計の役割を果たしてきたと言われているはさみ石など、大小さまざまなバリエーションの古石が配置されています。

それぞれの古石は人工的に作られたと言われており、磁力を帯びているそうです。

360°の大パノラマと古石群のある特徴的な風景を楽しんでみてはいかがでしょうか？

【2日目13時】ASO MILK FACTORY

自然の観光スポットをアクティブに観光したら、今度は腹ごしらえとお土産ショッピングタイム！ASO MILK FACTORYは、阿蘇のお土産やチーズ工房、レストラン・カフェを通して、阿蘇の乳製品の魅力や美味しさを伝える観光スポットです。阿蘇で作られた美味しさ満点のチーズや牛乳、バームクーヘンやプリンなどのスイーツなどが楽しめます。

また、屋外には西日本最大級のバラドームやいちご狩りスポットなどもありますよ。

阿蘇の大地の恵みを舌で堪能できるASO MILK FACTORYで旅の疲れをいやしましょう。

【2日目15時】阿蘇神社・国造神社

阿蘇の自然を堪能したら、今度は歴史のある神社を訪問しましょう。阿蘇神社は、全国500社ある阿蘇神社の総本社です。2300年以上の歴史を有し、阿蘇山火口への信仰と神道が融合した、全国的にも有名な神社としても知られています。九州最大の楼門をもち、日本三大楼門の一角にも数えられていますよ。

阿蘇神社の北方には国造神社があります。北宮とも呼ばれています。樹齢2000年あまりの杉の木の幹が保存されており、歴史の重みを視覚的に感じられるでしょう。

【2日目16時】阿蘇山上

旅のクライマックスは何といっても阿蘇山の火口を拝めるスポットでしょう。阿蘇山上は、日によっては立ち入り禁止エリアでエメラルドグリーンの火口を見学できる中岳火口や、火山灰ソフトや軽食、お土産なども買える阿蘇山上ビジターセンター、約78万5,000平方メートルの大草原が広がる草千里ヶ浜などがある観光スポットです。

火口直前まで車でアクセスできる中岳火口は「ハイヒールで行ける火口」とも言われています。火山口の活動や有毒ガスの量などによっては立ち入りが制限されるスポットです。

草千里ヶ浜は馬や牛が放牧されている大草原で、フォトジェニックなスポット。近くの建物には阿蘇山上ビジターセンター、阿蘇山火山博物館なども入っていますよ。

また、ヘリコプター遊覧や専用車両でのアドベンチャートラック、乗馬体験も可能。日程に余裕がある方は、阿蘇山のサイクリング・トレッキングを楽しむことができます。

火山口や雄大な草原を楽しんだ後は、レストランであか牛丼を食べるのもおすすめです。

【2日目17時】新阿蘇大橋・新阿蘇大橋展望所ヨ・ミュール

最後に訪れる新阿蘇大橋は、南阿蘇村立野と河陽をつなぐ大橋。2016年の熊本地震で崩落した旧大橋に代わって、元の場所から約600メートル下流に2021年に建設されました。

同大橋は地震に強いPCラーメン工法が特徴です。歩道が設置されているので駐車場に車を停めてから、写真を撮りながら歩いて橋を渡ってみるのもいいでしょう。

橋のたもとには新阿蘇大橋展望所ヨ・ミョールがあり、新阿蘇大橋を一望できますよ。新阿蘇大橋を色々な角度から鑑賞できるスポットもあるので訪れてみてくださいね。

また、売店やソフトクリーム店もあるので、軽食を食べながら大橋を観察するのがおすすめ。夕暮れ時には山の稜線に夕日が沈む絶景を拝めるスポットとしても有名です。

熊本観光の締めくくりにぴったりの観光スポットだといえます。

熊本の旅を満喫しよう！

この記事では、熊本観光のモデルコースと各スポットの魅力や楽しみ方についてご紹介しました。熊本県は市内の熊本城だけではなく、阿蘇エリアの黒川温泉や大観峰、ミルクロード、阿蘇神社、阿蘇山上、阿蘇大橋など、大自然を満喫できるスポットが盛りだくさん！車やバスで阿蘇を遊び尽くせば、きっと忘れられない旅ができるはずです。

モデルコースをチェックして、自分なりの理想的な観光プランを考えてみましょう。

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