公用語
中国の公用語は「普通話(標準中国語)」と呼ばれる言語です。普通話は主に北京の発音を基準にした言葉で、中国全土で共通語として使われています。中国には広東語や上海語、福建語などさまざまな方言がありますが、学校教育やテレビ、ニュース、公式な場面では普通話が使われるのが一般的です。
宗教
中国では、約半数の人が特定の宗教を信仰しない無宗教といわれています。ただし宗教がまったく存在しないわけではなく、仏教や道教をはじめ、カトリックやプロテスタントなどのキリスト教、イスラム教などさまざまな宗教を信仰している人もいます。
通貨
中国で使われている通貨は「人民元」で、英語では「元(Yuan)」と表記されることもあります。紙幣は1元、5元、10元、20元、50元、100元などがあり、硬貨も流通しています。最近の中国では、現金だけでなくスマートフォンを使ったQRコード決済が非常に普及しており、支払いの多くがキャッシュレスで行われているのも特徴です。
クレジットカード、キャッシュレス決済
中国では、ホテルや空港、ショッピングモール、高級レストランなどでクレジットカードを利用できます。ただし、中国では「銀聯(UnionPay)」カードが一般的で、日本のカードが使えない店舗もあります。VISAやMastercardは比較的対応している場所が多いですが、利用できるか事前に確認しておくと安心です。また、中国ではキャッシュレス決済が非常に普及しており、QRコードを使った支払いが主流です。
費用
中国旅行を2泊3日で楽しむ場合、1人あたりの予算は約10万円前後が目安です。
・航空券(往復):5万円~
・宿泊費(2泊):2万円~
・食費:1.5万円~
・現地交通費:5,000円~
・観光・アクティビティ:1万円~
・お土産代:5,000円~
その他(Wi-Fi、保険など):5,000円~
旅行のスタイルや訪れる都市、ホテルのランクによって費用は大きく変わるため、事前に内訳をチェックしておくのがおすすめです。
ビザ
中国へ旅行する際、日本国籍の方は2026年12月31日までの期間であれば、観光・ビジネス・親族訪問を目的とした30日以内の滞在に限りビザが免除されています。入国する際はパスポートの残存期間が6か月以上必要とされているため、旅行前に期限を確認しておくと安心です。留学や就労など長期滞在を目的とする場合は、事前にビザの申請が必要になります。
日本との時差
中国と日本の時差は1時間で、日本のほうが1時間進んでいます。たとえば、日本が午後15時のとき、中国では午後14時になります。また、中国ではサマータイム(夏時間)は実施されていないため、年間を通して日本との時差は常に1時間のままです。時間の感覚が大きく変わらないため、旅行中のスケジュールも立てやすいでしょう。
気候
中国は国土がとても広く、南から北にかけて6つの気候帯に分かれているのが特徴です。気候は主に大陸性モンスーン気候で、9月から翌年4月ごろまではシベリアやモンゴル高原から冷たく乾いた風が吹き、南北の気温差が大きくなります。一方、4月から9月ごろは海から暖かく湿った季節風が吹くため、比較的過ごしやすい気候になります。中国で最も寒い地域は黒龍江省の漠河で、1月の平均気温は約−30℃。反対に新疆ウイグル自治区トルファンでは夏に40℃近くになることもあり、地域によって大きな気温差があります。
服装
中国は国土が広く、地域や季節によって気温が大きく異なるため、訪れる都市や時期に合わせた服装を選ぶのがポイントです。北京や北部の地域は冬は冷え込むため、コートやダウンなどの防寒対策が必要です。一方、春や秋は日本と似た気候の日も多く、薄手の長袖や軽めのジャケットがあると便利。夏は気温が高くなる地域も多いため、半袖や通気性のよい服装がおすすめです。室内は冷房が効いていることもあるため、カーディガンなど羽織れるものを持っていくと安心です。
旅行のベストシーズン
中国のベストシーズンは、訪れる地域によって異なりますが、春(4〜5月)と秋(9〜10月)は観光しやすい時期です。北京や西安など北部の都市は四季がはっきりしており、夏は暑く冬は氷点下になることもあるため、気候が穏やかな春と秋がおすすめです。上海や杭州など東部の地域も、秋は晴れる日が多く過ごしやすいシーズンです。一方、広州や桂林など南部は夏が長く湿度も高いため、比較的涼しく過ごしやすい冬が旅行に向いています。
治安
中国の治安は、大都市を中心に比較的安定しています。特に上海は治安が良い都市として知られています。基本的な海外旅行の注意点を守っていれば、安心して観光を楽しめる地域が多いでしょう。日中であれば一人歩きも大きな問題はないとされていますが、人通りの少ない道を歩くのはできるだけ避けたほうが安心です。また、夜はぼったくりやしつこい勧誘、スリなどのトラブルに注意が必要です。夜遅くの外出や人気のない場所には気をつけて行動しましょう。
物価
中国の物価は年々上昇傾向にあります。北京や上海などの大都市では、日本とあまり変わらないか、日本よりも高いこともあります。一方で、地方都市や農村部では比較的リーズナブルな価格帯のままで、地域による物価の差が大きいのが特徴です。日本と比べると、ペットボトルの水やコーラなどの飲み物、日用品、地下鉄などの交通費は中国の方が安い傾向があります。地元のレストランでの食事も600〜1,000円ほどで楽しめることが多く、外食は比較的手頃です。
交通手段
中国では、都市間の移動は高速鉄道や飛行機、都市内の移動は地下鉄・バス・配車アプリの利用が便利です。地下鉄やバスは現金、交通カード、AlipayのQR決済に対応しており、配車はAlipayやWeChat、DiDiなどで手配できます。旅行先や都市の規模に合わせて使い分けると、効率よく観光を楽しめます。
空港から市街地へのアクセス方法
上海浦東国際空港から市内への交通手段は、主にタクシー、地下鉄、エアポートバス、リニアモーターカーの4つです。タクシーは荷物が多いときに便利で、市内まで約50分ほどですが料金は200元前後とやや高め。地下鉄は約7元と安く、費用を抑えたい人におすすめです。エアポートバスは20〜30元ほどで比較的安く、市内まで直接行けるのが魅力。リニアモーターカーを使えば龍陽路駅まで約8分とスピーディーに移動できます。
インターネット
中国では、北京などの都市部を中心に、ホテルやカフェ、ショッピングモールなどで無料Wi-Fiを利用できる場所が多く、観光中でも比較的インターネットを使いやすい環境が整っています。ただし、中国ではインターネット規制があり、GoogleやInstagram、X(旧Twitter)、YouTubeなどの海外サービスはそのままでは利用できません。普段使っているアプリを使いたい場合は、VPNアプリの利用やVPN付きのeSIM、ポケットWi-Fiなどを準備しておくと安心です。
電源プラグ
中国の電源プラグは主に2種類あり、日本と同じ形の「Aタイプ」と、3本のピンがハの字型に並んだ「Oタイプ」が使われています。ホテルや都市部ではAタイプの場合が多くそのまま使用できます。ただし、場所によってはOタイプのみのこともあるため、心配な場合は変換プラグを持っていくと安心です。また、電圧は220Vと日本よりも高いため、渡航前に対応電圧を確認し、必要な場合は変圧器を準備しましょう。
飲水
中国では、水道水をそのまま飲用はできません。水道水に細菌や不純物が含まれている可能性があるため、現地の方も飲む場合は一度しっかり沸騰させてから飲むのが一般的です。基本的に旅行者は、ミネラルウォーターや蒸留水を購入して飲むのが安心です。子供やお腹が弱い方などは、歯磨きやうがいもミネラルウォーターを使うのが安全です。
トイレ
中国では、都市部のホテルやショッピングモール、空港などは洋式トイレが主流ですが、場所によっては和式トイレの場合もあります。公衆トイレは設備が簡素で、清掃が行き届いていない場合もあるため、観光中はレストランやホテル、ショッピングモールなど施設のトイレを利用すると比較的きれいで安心です。トイレットペーパーは便器に流さず、備え付けのゴミ箱に捨てるのが一般的。トイレットペーパーが置かれていない場合もあるため、ポケットティッシュを持ち歩くと便利です。
海外旅行保険
現地で体調を崩し治療や入院が必要になってしまった際や、スリや盗難などのトラブルにあった際に海外旅行保険に入っていると安心です。NEWTではツアーやホテルのご予約完了後に任意で簡単に加入することができます。