【2024年最新】神戸で若者に人気のスポット15選！定番から穴場までを満喫

神戸には若者が楽しめる観光スポットがたくさん！

日本屈指の港町として知られる神戸。異国情緒あふれる街並みが広がっており、北野異人館や旧居留地など欧州文化を感じるスポットも多く点在しています。

東京からは新幹線で約3時間、大阪や京都にも電車で行き来できるアクセスの良さが魅力のひとつです。神戸観光の中心となる三宮周辺にはホテルや飲食店も多く、神戸グルメを存分に堪能できますよ。

そんな神戸には、若者が楽しめる人気観光スポットが盛りだくさん！神戸在住の筆者が、定番スポットから神戸の新名所まで幅広く紹介するので、ぜひ旅行の参考にしてくださいね。

神戸ハーバーランド

神戸ハーバーランドは、神戸港に面する複合型商業施設です。大型ショッピングモールのumieをはじめ、空中散歩を楽しめるモザイク観覧車、おしゃれなレストラン&カフェが集まっています。

お昼の時間帯もきれいですが、夜になるとイルミネーションが水面に反射し、一層ロマンチックな雰囲気に。港町神戸ならではの景色を楽しむには、ぴったりの観光スポットです。

また、一味違う神戸観光を楽しむならハーバーランドから出発している神戸コンチェルトクルーズに参加してみましょう。夜景を見ながらおいしい食事をいただくことができ、船内ではプロの音楽家による生演奏も楽しめます。

ハーバーランドの周辺には煌びやかなラグジュアリーホテルも多いので、特別な日の滞在先として選ぶのも良いですね。

メリケンパーク

神戸ハーバーランドに隣接するメリケンパークは、神戸の港を望む臨海公園です。かつて外国貨物船の停泊所となっていたメリケン波止場と大正時代に建てられた中突堤を埋め立て、1987年に造成されました。

現在は神戸市民の憩こいの場所として親しまれており、犬の散歩をしたり芝生で読書を楽しんだりする方の姿もちらほら。園内では海を一望できるスターバックスも営業しているので、爽やかな潮風を感じながら飲み物を楽しむのもおすすめです。

また、メリケンパークで写真を撮るなら、敷地の南側にあるBE KOBEモニュメントへ足を運んでみましょう。真っ青な空に白いモニュメントがよく映え、思わずSNSにアップしたくなるようなおしゃれな写真を撮影できますよ。

神戸ポートタワー

メリケンパークに堂々とそびえ建つポートタワーは、神戸のランドマークとして親しまれる人気観光スポットです。日本古来の鼓をイメージした丸みのあるフォルムが印象的で、深紅の外観が目を惹きます。他にはない優美な魅力があり、そのうつくしさは鉄塔の美女とも称されているんですよ。

ポートタワーは耐震・改修工事によって長年休業していましたが、2024年4月にリニューアルオープン！屋上エリアが新設され、ガラス張りのオープンエア空間から神戸の絶景を一望できるようになりました。メリケンパークやハーバーランドを見渡すことができ、夜にはライトに照らされた神戸の街並みを眺められます。

ほかにも、赫き​をテーマにした光のミュージアムやオリジナルアイテムを購入できるお土産ショップなど見どころが盛りだくさん！展望3階には、ゆっくりと回転しながら軽食やドリンクを楽しめるカフェ＆バーも営業しています。約30分で360度回転するという国内でも珍しいカフェで、移り変わる神戸の風景を眺めてみてはいかがでしょうか？

ルミナリエ

冬の時期に神戸を訪れるなら、ルミナリエに足を運んでみましょう。神戸ルミナリエは、東遊園地・旧外国人居留地・メリケンパークエリアで毎年開催されているイルミネーションイベントです。

1995年に発生した阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして同年から開催されており、神戸市民にとっては希望の象徴として愛されてきました。夜になると色とりどりの電飾が光り輝き、神戸の街を優しく灯します。街全体が巨大な芸術作品となる風景は、いつまでも見ていたくなるうつくしさです。

ちなみに神戸ルミナリエでは毎年作品テーマが定められており、テーマに沿ってデザインを決め、イタリア人と日本人の職人が手作業で組み立てています。30回目の開催となる2025年のテーマは「30年の光、永遠に輝く希望」。未来への希望を願うルミナリエを、ぜひご自身の目でお楽しみください。

フロインドリーブ本店

神戸と言えば、西洋文化とともに持ち込まれた洋菓子が有名ですよね。フロインドリーブは、そんなスイーツの街・神戸で創業100年を迎える老舗洋菓子店です。ドイツにルーツを持ち、一つひとつ手作業で焼き上げられたパンや焼き菓子、ケーキを販売しています。

持ち帰りとして購入できる店舗も多いですが、せっかく神戸に訪れるならフロインドリーブ本店で洋菓子を味わってみるのがおすすめです。季節のケーキやタルトをはじめ、モーニングやランチでは海外風のおしゃれなサンドウィッチもいただけます。

店内は10メートルもの吹き抜け天井になっており、なんと教会をリノベーションしてつくられたんだとか。窓からは明るい自然光が差し込み、ヴォーリズ建築の名残を感じられます。神秘的な雰囲気がただよう空間なので、ゆっくりカフェタイムを過ごせるでしょう。

アトア

átoa（アトア）は、アクアリウムとデジタルアートが融合した劇場型水族館です。洞窟・精霊の森・宇宙といった幻想的な空間で海の生きものたちを展示しており、いつもとは違った水族館体験を楽しめます。

館内は生命のゆらぎをはじめとする8つのゾーンに分かれていますが、なかでも見逃せないのは奇跡の惑星と呼ばれるゾーンです。日本最大規模の球体水槽を中心に、360度全方位からカラフルな光のレーザーが差し込み、なんとも神秘的な空間がただよいます。光に包まれた水槽を見れば、まるで宇宙にいるような気分に浸れるでしょう。定期的にレーザーパフォーマンスも上演されているので、訪れた際は要チェックですよ。

また屋上に広がる空辺の庭ゾーンでは、コツメカワウソやカピバラといった癒し動物を見ることができます。動物たちをイメージしたソフトクリームやエクレアなども販売されているので、晴れた日には屋外でのんびり過ごすのもおすすめです。

南京町

神戸グルメを味わいたいなら、神戸南京町に足を運んでみましょう。横浜・長崎と並ぶ日本三大中華街のひとつで、東西に伸びるエリアに小籠包やラーメンといった露店が軒を連ねています。

お芋専門店やタピオカなど話題のスイーツショップをはじめ、神戸牛コロッケやステーキなど神戸グルメの名店も勢ぞろい！ランチやディナーの時間帯には多くの観光客でにぎわっており、歩いているだけでも食欲をそそられます。

なかでも筆者がおすすめしたいのは、南京町広場のすぐそばにある老祥記！豚まん（肉まん）の発祥地とも言われているお店で、通常の豚まんに比べて小ぶりサイズなのが特徴です。

噛めば噛むほど肉汁があふれる豚まんは、何個でも食べられるほどジューシーな味わい！土日・平日を問わず行列になっていることが多いので、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめですよ。

旧居留地

旧居留地は、神戸屈指のおしゃれスポットとして人気を集めるエリアです。かつて海外文化の玄関口として機能した歴史から、現在もレトロでクラシカルな建築物が立ち並んでいます。

石畳の歩道にはGUCCI（グッチ）やHERMES（エルメス）などの高級ブランドショップがあり、ショッピングを楽しめるのが魅力です。旧神戸居留地十五番館や神戸市立博物館といった近代建築も数多く残されているので、歩いているだけでも海外気分を味わえるでしょう。

冬には夜のイルミネーションが行われ、街路樹が華やかにライトアップされます。テラス席をそなえたカフェやレストランも多いので、カップルでおしゃれなひとときを満喫できますよ。

北野異人館街

神戸観光に訪れるなら、北野異人館街もはずせません。かつて来日外国人の居留地として栄えたエリアで、明治や大正時代に建てられたクラシカルな洋館が立ち並んでいます。

異人館街には、ドイツ人貿易商の自邸として建てられた風見鶏の館をはじめ、ヨーロッパのヴィンテージ彫刻を展示するプラトン装飾美術館（イタリア館）、国登録有形文化財にも登録されているうろこの家・展望ギャラリーなど、レトロな外観の異人館がたくさん！女子旅には、フランス貴族のドレスを着用できる北野外国人倶楽部もおすすめです。

また北野異人館街には、神戸にしむら珈琲店や旧ムーア邸などレトロで海外風のカフェも多く立ち並んでいます。特に旧ムーア邸は、100年以上にわたってムーア氏の一族が住んでいたという希少な異人館。テラスにはハーブと季節の花々が咲き誇り、白亜の洋館では見た目もかわいいイチゴのミルフィーユやパフェを堪能できますよ。

スターバックスコーヒー　神戸北野異人館店

白と緑のスターバックスカラーが目を惹く神戸北野異人館街店は、日本で初めて登録有形文化財をリノベーションしてできた店舗として有名です。かつては住居として使われており、北野物語館と呼ばれる洋館を改装して誕生しました。

外観からはレトロな雰囲気を感じられ、入り口にある丸い木製のロゴはこの店舗のためだけにつくられたそう。店内は2階建てになっており、アンティークな調度品が明治時代の雰囲気をただよわせています。

また本店は洋館をまるごと改装しているため、ダイニングルームやリビングルームといったいくつかの部屋に分かれているのが特徴です。インテリアも各部屋によって異なるので、自分好みの部屋を探してみるのも良いですね。

神戸須磨シーワールド

神戸の新名所として注目を集めているのが、神戸須磨シーワールドです。須磨海岸沿いに位置しており、神戸市立須磨海浜水族園の跡地に2024年6月にオープンしました。西日本で唯一シャチの展示を行う水族館として知られ、オルカスタディアムでは迫力満点のショーを楽しめます。

海の王者とも言われるシャチの大ジャンプはまさに圧巻で、前の座席に座れば想像を超える水しぶきでずぶ濡れに！とことん濡れたいという方は、レインコートやタオルを持参しておくと安心です。また1階にあるブッフェレストランではシャチを眺めながら食事を楽しめるので、ランチ時に訪れるのも良いでしょう。

ほかにも可愛らしいイルカのショーを楽しめるドルフィンスタディアムや水の一生をテーマにしたアクアライブなどがあり、さまざまな海の生きものたちと出会えるのが魅力です。土日は混雑する傾向にあるので、事前にチケットを購入しておくのがおすすめですよ。

神戸市立六甲山牧場

神戸の自然を満喫したいという方は、六甲山牧場を訪れてみましょう。六甲山上に広がる高原牧場で、125.8ヘクタールにも及ぶ広大な敷地にヤギや馬などの動物たちが暮らしています。

園内では、子牛へのミルクあげ体験や乗馬といった動物とのふれあいを楽しむことが可能です。チーズ工場見学やアイスクリームの手作り体験など、牧場でしかできないイベントも目白押しなので1日中遊べますよ。

また、六甲山牧場には3つのレストラン&カフェがあり、自家製チーズを使ったチーズフォンデュや神戸ワインなどを堪能できます。カフェでは搾りたての牛乳やミルクソフトをいただくことができ、どちらも風味豊かな味わいです。チーズやヨーグルトを販売するショップもあるので、お土産として購入してみてはいかがでしょうか。

摩耶山

函館市の函館山や長崎市の稲佐山と並び、日本三大夜景のひとつに数えられている摩耶山・掬星台（きくせいだい）。手を伸ばせば星を掬（すく）えそうなほど星空がうつくしいことから、その名が付けられました。

標高700メートルに位置しており、目下には神戸市街地をはじめ大阪湾、紀伊半島、淡路島、四国の絶景が広がります。煌びやかに輝く夜景はどこを切り取っても素晴らしく、1000万ドルの夜景とも称されているんですよ。

展望台に続く遊歩道は蛍光材で塗装されており、青色のライトで輝く道はまるで天の川のよう。街灯がないためライトがより一層輝かしく、現実を忘れてしまうほど幻想的な雰囲気に包まれます。

掬星台までは、摩耶ケーブル駅からケーブルカーとロープウェイを乗り継いでアクセス可能です。合わせて摩耶ビューラインと呼ばれており、摩耶山の壮大な景色を眺めながら空中散歩を楽しめます。六甲山牧場へ行く際にも便利なので、六甲山や摩耶山を観光する場合はぜひ活用してみてくださいね。

神戸布引ハーブ園

布引ハーブ園は、約200種75,000株もの花やハーブが咲き誇る日本最大級のハーブ園です。ローズシンフォニーガーデンを含む12のガーデンがあり、春にはアネモネやミモザ、秋にはバラやサフランなど四季折々の草花を鑑賞できます。

標高約400メートルの山頂にはテラスが併設されており、紅葉する山々や神戸の街並みを見渡すことが可能です。椅子やハンモックなども用意されているので、香り豊かな花々に囲まれながら安らぎの時間を過ごせるでしょう。

園内には香水瓶や香りの抽出道具を展示する香りの資料館をはじめ、朝摘みハーブを使ったランチを楽しめるレストラン、森林浴を楽しみながら散策できる林の小径など立ち寄りたい施設が満載！季節のハーブが入った足湯に浸かれば、身も心もリフレッシュできますよ。

毎年12月に開催されるクリスマスマーケットも人気なので、タイミングが合う方はぜひチェックしてみてくださいね。

神戸どうぶつ王国

動物好きな方におすすめなのが、こちらの神戸どうぶつ王国です。かわいらしい動物や鳥と触れあえるテーマパークで、園内には色鮮やかな花々が咲き乱れています。

アルパカやレッサーパンダ、カバ、ビーバーといった多種多様な動物を飼育しており、なかには一般的な動物園ではあまり見られない珍しい動物も！特にハシビロコウやスナネコが人気を集めており、貴重なマヌルネコの親子も見ることができます。

また神戸どうぶつ王国に来たら、レッサートークやドッグショーなどのイベントも見逃せません。Wings（ウィングス）と呼ばれるバードショーでは、色鮮やかなオウムたちのパフォーマンスを見学でき、躍動的に翔ぶ姿に思わず目を奪われます。屋内型施設なので、雨の日でも気軽に観光できるのがうれしいですね。

神戸で人気の若者スポットを満喫しよう！

本記事では、若者の神戸観光におすすめのスポットを詳しく解説しました。異国情緒あふれる神戸には、SNS映えするおしゃれスポットも多く点在しています。見どころも満載なので、効率よくグルメや観光を楽しむのがおすすめですよ。ぜひ本記事で紹介した観光地も参考に、神戸旅行を満喫してくださいね。