【長野観光】1泊2日のショートトリップを満喫！モデルコースを紹介

長野を満喫！1泊2日のモデルコースを紹介

東京から新幹線や特急列車でアクセスしやすい長野は、善光寺や松本城に代表される歴史的スポットや、そばや季節のフルーツなどのおいしいグルメ、豊かな自然、アートに触れられる美術館など見どころがいっぱい詰まった観光地です。

こんなに観光地がたくさんあると、どこへ行こうか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、長野観光を1泊2日のショートトリップで楽しめるおすすめモデルコースをご紹介します。はじめて長野を訪れる際にぴったりな定番スポットを中心に、人気観光地を厳選したので、ぜひ参考にしてくださいね！

1泊2日で長野を満喫できるモデルコースを紹介

東京から長野までのアクセスとして、一般的な交通手段は新幹線。東京駅と長野駅を結ぶ北陸新幹線には、「はくたか」「あさま」「かがやき」の3つの新幹線があり、長野駅にはすべての列車が止まるので安心です！

所要時間は1時間半から1時間50分ほど。朝一で出発すれば、1日目の午前中から十分に観光をスタートすることができるので、週末や短い休暇に出かけるのにぴったりですね。

今回は1日目に長野駅の周辺、2日目は長野の人気観光地のひとつである松本駅周辺を巡るモデルコースをご紹介します。

車がなくても、定番観光地を電車と徒歩でスムーズに回れるプランを立ててみたので、ぜひはじめての長野旅行の参考にしてみてくださいね

【1日目10時】善光寺

1,400年以上の歴史をもつ長野のシンボル

JR長野駅に到着したら、まずは長野観光で絶対に見逃せない観光地のひとつ、善光寺を訪れましょう。JR長野駅から善光寺までは路線バスで15分ほどで到着します。

善光寺は一光三尊阿弥陀如来（いっこうさんぞんあみだにょらい）（善光寺如来）を御本尊として、特定の宗派に属さない無宗派の寺で、全ての人々を受け入れる寺として全国にその名を広めました。現在は、護持運営は大勧進（だいかんじん）を本坊とする天台宗と、大本願（だいほんがん）を本坊とする浄土宗の両宗派によって行われています。

1707年に再建され、国宝にも登録されている本堂は目の前に立つと想像以上の存在感で圧倒されます。

善光寺を訪れたらぜひ体験していただきたいのが「お戒壇巡り」。善光寺本堂の最奥にあり、御本尊の真下を通る真っ暗な通路を、一寸先も見えない暗闇の中進み、途中の「極楽の錠前」を探ります。

この錠前は御本尊と結ばれており、触れることで直接ご縁を結べると言われているのです。ぜひ挑戦してみてくださいね！

【1日目11時】信州善光寺仲見世通りを散策

善光寺参道に続く、古き良き街並みの商店街

善光寺参りが済んだら、そのまま参道をまっすぐ進み、信州善光寺仲見世通りの観光を楽しみましょう。参道には飲食店や土産物店がずらりと並び、週末や観光シーズンには多くの人で活気あふれる様子が見られます。

観光客向けのショップだけでなく、薬局や写真館など昔ながらの地域に根ざしたお店も残っており、善光寺門前の長い歴史を肌で感じることができます。古い建物を街並みに馴染むように、うまくリノベーションしているお店が多く、新旧の文化が入り混じった雰囲気が魅力です。ゆっくりと散策をしてお土産選びや食べ歩きを楽しんでくださいね！

【1日目12時】ぱてぃお大門でランチ

蔵をリノベーションした風情あるショッピング・グルメスポット

信州善光寺仲見世通りを通りぬけ、さらに南下すると、門前町らしい蔵をリノベーションした商業施設、ぱてぃお大門に辿り着きます。ぱてぃお大門は、飲食店やショップが20店舗入居する商業施設で、敷地内にはひと休みするのにぴったりな中庭もあります。

ここではランチタイムを楽しみましょう！日本料理やそば懐石、イタリアン、フレンチなど風情たっぷりの建物の雰囲気にふさわしい上品なお店が多数入っています。

長野でランチといえばやっぱりそばがおすすめ。「日本料理・そば懐石 紡ぎ」では、信州産のそば粉を自家製粉し、つなぎを一切使わない香り高い十割そばや、 地元の有機野菜農家さんから直接仕入れる地物の食材を生かしたそばなど日本料理のマリアージュが楽しめますよ。ランチは約2時間のコースで予約制ですので、事前予約をお忘れなく！

【1日目15時】裾花峡天然温泉 うるおい館

旅の疲れを癒す日帰り・天然かけ流し温泉

ショートトリップでも温泉は楽しみたいですよね！市内の散策を楽しんだあとは、長野駅からアクセス良好の立地にありながら天然温泉が楽しめる、裾花峡天然温泉 うるおい館で入浴タイムを満喫しましょう。

うるおい館は琥珀色の裾花峡温泉と、無色透明の保玉の湯の2種類の湯を楽しむことができる、源泉100％かけ流し天然温泉です。広々とした露天風呂では、裾花川の渓流を眺めながらゆったりとお湯に浸かることができます。

また、うるおい館のお湯は飲むこともできるんです！塩分が強いお湯は、便秘など、胃腸系のトラブルによい効果が期待できます。施設2階にあるお休み所でぜひお試しください。

【1日目17時～】長野市内で地元のグルメを堪能

信州ミートセンターで絶品焼肉を食べ尽くす！

長野といえば信州そばや、ソースカツ丼、信州サーモンなどおいしいご当地グルメがたくさんあります。また日本酒やワインなどのお酒も、地元で作られたものが充実しており、長野駅前には長野ならではの食事やお酒を堪能できる居酒屋、飲食店がたくさんあります。

中でも、長野駅から徒歩約3分の好立地にある、炭火焼肉 信州ミートセンターでは、信州和牛や信濃地鶏など長野ならではのおいしいお肉を炭火焼肉で堪能できます。

牛肉だけでも100種類以上！お肉に合う地酒も多数取りそろえられています。こだわり抜かれた新鮮な信州のお肉を思う存分味わって、最高の気分で1日目を締めくくりましょう！

【2日目10時】松本城

北アルプスを背にそびえ立つ姿がうつくしい松本のシンボル

長野駅から松本駅までは、特急しなので1時間弱、JR信越本線で1時間15分ほどで到着します。特急でも在来線でもそれほど所要時間が変わらないので、費用を節約したい方はJR線を利用するのがおすすめです。

そして、松本駅に到着したら、まずは松本のシンボル、国宝松本城を訪れましょう！松本城の天守は安土桃山時代から江戸時代初期にかけて築かれ、国内に現存する12天守のうち、5層6階の天守を持つ最古の城として有名です。その黒漆で塗られた外観から「烏城（からすじょう）」とも呼ばれています。

 周辺は松本城公園として整備されており、市民や観光客の憩いの場になっています。特に春の桜のシーズンはお花見スポットとしても人気です！

北アルプスを背景にそびえ立つ姿はうつくしく、城内を見学することもでき、急な階段を登っていくと、天守の窓からは松本のまちを眺めることができますよ！

【2日目11時】なわて通り商店街を散策

風情あふれる小さな商店街で散策&ショッピング

なわて通り商店街は、土産物店や骨董屋、飲食店などが立ち並び、小さな通りながら週末になるとたくさんの観光客で賑わいます。風情があって散策には最適なスポットです。

商店街の入り口には大きなカエルの像があり、なわて通りのシンボルとなっています。その由来であるカジカガエルは、きれいな川でしか生息できないカエルで、なわて通り沿いを流れる女鳥羽川には、かつて、カジカガエルが多く生息していたのだそう。そんな女鳥羽川を眺めつつ、ショッピングや小腹を満たすグルメを楽しみましょう。

【2日目12時】松本からあげセンターでランチ

秘伝のタレのからあげに、ローカルグルメ山賊焼を堪能！

ランチタイムは、松本駅の駅ビルの中にあるからあげセンターへ。全国からあげグランプリで金賞を受賞し続けている、こだわりのからあげが自慢の松本からあげセンター。

新鮮な国産鶏を丁寧に手仕込み秘伝の熟成ダレにじっくりと漬け込み、揚げたてを提供しています。からりと香ばしく揚げられたからあげは絶品！定食で白米とともにいただくのがおすすめ。また、からあげだけでなく、松本のご当地グルメ・山賊焼もぜひ試してみてくださいね！

【2日目13時】松本市美術館

世界的アーティスト・草間彌生の作品が象徴の美術館

続いて立ち寄りたいのが、松本市美術館。松本市内ではこの美術館をはじめ、バスの模様などにも、世界的アーティスト草間彌生さんの作品やドット模様を見ることができます。

実は草間彌生さんは松本市出身！松本市美術館にも彼女の作品が所蔵されており、建物の前にある「幻の花」はフォトスポットとしても人気です。草間彌生の作品のほかに、信州ゆかりの書家・上條信山や、信州の山をこよなく愛した洋画家・田村一男の作品などを見ることができます。

松本市が収集している作品の常設展のほか、独自の企画展も開催。お土産選びにぴったりなミュージアムショップやカフェ、レストランも併設しているので、ふらっと立ち寄るのにも、じっくり見るのにも過ごしやすい観光スポットです。

【2日目15時】あがたの森公園

清々しい空気漂う、松本市民の憩いの場

松本市美術館から歩いて10分ほどの場所にあるあがたの森公園は、ヒマラヤ杉に囲まれた清々しい空気のなか散策をするのにぴったりな場所です。

また、公園内には重要文化財「旧松本高等学校」を保存しながら、市民の教育文化活動に活用している施設あがたの森文化会館があり、こちらも見どころのひとつ。大正時代の代表的な木造洋風建築物である校舎は見応えがありますよ。

公園は広々としていて、つい深呼吸をしたくなるような気持ちよさ。特に紅葉の時期にはイチョウや大ケヤキがうつくしく色づいた景色を見ることができますよ。

【2日目17時】信毎メディアガーデン

長野ならではのショップでお土産選び

旅の締めくくりは、長野のローカル新聞「信濃毎日新聞」の松本本社である、信毎メディアガーデンへ。新聞社の本社でありながら、館内にはレストランやショップなどがあり、市民や観光客に開かれた場所になっています。建物は長野県出身の世界的な建築家・伊東豊雄さんが設計したことでも知られています。

松本のクラフトビールが楽しめる「松本ブルワリー」や、信州産フルーツを使った菓子やワイン、シードルなどが購入できる「ポムジェ」など、長野ならではのショップがそろい、お土産選びにも最適です。

1階のまちなか情報局では、インターネットを通じて新聞記事や紙面検索ができるといった新聞社ならではのサービスも充実。長野についての情報や気になることを調べたい時にも便利です。

1泊2日の長野の旅を満喫しよう！

この記事では、1泊2日でめいっぱい楽しめる長野の観光地をご紹介しました。グルメやショッピング、歴史的スポットまで、見どころたくさんの長野では、事前にスケジュールを組んで効率よく巡るのがおすすめです。

ぜひご紹介したモデルコースを参考にして、1泊2日の長野観光のスケジュールを組んでみてくださいね！

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