【2024年最新】安曇野でおすすめの美術館9選。有名どころから穴場までを厳選。

安曇野には、観光で立ち寄りたい美術館がたくさん！

東京からも名古屋からも3時間程度でアクセスできる長野県安曇野市。大王わさび農場や安曇野スイス村など全国的に有名な観光地や、雄大な自然、ワイナリー、牧場など見どころたっぷりのエリアです。

そして実は、安曇野には観光スポットとしても有名な美術館も複数あることをご存知でしょうか？それぞれに個性があって、アートを思う存分堪能できるんです。

今回はそんな安曇野に来たら、絶対に外せない定番の美術館から立ち寄りたい穴場の美術館までピックアップしてみました。ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。

安曇野アートラインとは？

安曇野アートラインとは、北アルプスの麓に広がる安曇野に点在する、18館の美術館をラインで結んだものです。安曇野アートラインの範囲は、安曇野から白馬村までのおよそ50km。

これだけコンパクトな範囲に美術館が18もあるのは、世界的にもめずらしい環境です。雄大な自然に囲まれた清々しいロケーションで、アートの世界にたっぷり浸ることができますよ！

安曇野観光におすすめの美術館9選

安曇野旅行に来たら、ぜひ足を運びたいおすすめの美術館を9か所ピックアップ！言わずと知れた「安曇野ちひろ美術館」や、子どもといっしょに楽しめる「絵本美術館　森のおうち」、北アルプスと安曇野の大パノラマを堪能できる高台に立つ「北アルプス展望美術館」など、見どころがたくさんありますよ！

碌山（ろくざん）美術館

教会風の建築が象徴的な彫刻の美術館

碌山美術館は安曇野出身で日本近代彫刻の第一人者、荻原守衛（碌山）の作品と資料を保存し、一般公開するための場所として1958年に開館しました。赤レンガを積み上げ、塔の上には不死鳥が飛ぶ西欧教会風の建物は安曇野のシンボルにもなっています。

荻原守衛は30年という短い生涯を生きた彫刻家で、残された彫刻はわずか15点ですが、そのうち2点は国から重要文化財の指定を受けています。高村光太郎などの友人や、関係する彫刻家の作品を4つの展示塔で見学できる、見応えたっぷりの美術館です。

絵本美術館　森のおうち

森の中にひっそりと佇む美術館&コテージ

「児童文化の世界を通じて多くの人々と心豊かに集いあい、交流しあい、未来に私たちの夢をつないでゆきたい」という願いが込められた、コテージを併設する美術館。国内外の絵本に関する企画展を年に4～5回開催されています。

館内には約8000冊所蔵の図書室や、カフェ、おすすめ絵本や雑貨の並ぶ絵本専門店などもあります。森の中に佇むコテージでは絵本を持ち込んでゆっくりと過ごせますよ！子どもたちだけではなく、大人も童心にかえってしばし絵本の世界に浸りましょう。

安曇野山岳美術館

山小屋をイメージした空間で山岳絵画を堪能

安曇野山岳美術館は日本で唯一の山岳画専門美術館として1983年にオープンした美術館です。近代山岳絵画の先駆者として有名な足立源一郎や、加藤水城、片山芳樹、原田達也、現在活躍中の上田太郎など日本を代表する5人の山岳画家たちによる油彩画、デッサンを常時展示しています。

大きな梁組と高い天井、漆喰の壁が特徴的な山小屋をイメージした建築も、作品に加えて見どころの一つです。ミュージアムショップとカフェも併設されているので、美術館巡りの合間にホッと一息つくのにもおすすめですよ！

TRIAD IIDA-KAN

入館無料！彫刻家・飯田善國の絵画作品を堪能

戦後の日本を代表する彫刻家、飯田善國の作品を見ることができる美術館。展示は1950年代に若い日の飯田善國が描いた絵画作品が中心です。

積雪の多い安曇野の自然環境の中で、樋がなくても、雨水が1か所に流れ落ちるように工夫された二葉の屋根の組み合わせが特徴的な建物で、館内にはたっぷりと自然光が取り込まれるように設計されています。

無料で入館することができるので、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイント。明るく開放的な空間で心穏やかな時間をお過ごしください。

安曇野ジャンセン美術館

世界初！巨匠ジャン・ジャンセン専門の美術館

アルメニア出身でフランスで活躍した画家ジャン・ジャンセンの作品を専門に展示する世界初の美術館として1993年に開館した、安曇野ジャンセン美術館。ジャンセンの作品はヨーロッパ・アメリカの主要美術館など世界各地の美術館で展示されていますが、これほど多くの作品をコレクションしている美術館は世界でも安曇野ジャンセン美術館のみです。

日常から少し離れて、洗練された空間で作品とじっくりと向き合う時間は、貴重なひと時となることでしょう。美術鑑賞の後は、小鳥のさえずりを聞きながら、併設するカフェでひと息つくのもおすすめです。

安曇野ビンサンチ美術館

土日限定開館のARを楽しめる独創的なアート空間

アーティストのアトリエ兼展示空間である安曇野ビンサンチ美術館は、めずらしい拡張現実ARの世界を楽しめる独創的な美術館です。現地にアーティストがいるので、いつでも作品について詳しく解説を聞くことができるのも嬉しいポイント。

作品にスマホやタブレットをかざすと、フクロウやミクロの結晶が飛び出してくるといった、仕掛けがたくさん散りばめられています。森の中のプライベートな空間で、時間を忘れてのんびりとアートの世界に浸りましょう。

安曇野ちひろ美術館

北アルプスの山麓でいわさきちひろの世界を堪能

日本を代表する画家・絵本作家のいわさきちひろと世界の絵本作家の作品を展示する美術館。美術館のまわりには、代表作『窓ぎわのトットちゃん』の世界を再現したトットちゃん広場が広がり、雄大な自然を眺めながらのんびりと過ごせます。

ちひろ美術館のおすすめ絵本や、展示の絵本を読みながらお茶ができる絵本カフェも併設されており、オリジナルブレンドのコーヒーや、信州ならではのお菓子も楽しめます。

美術館も公園も広々としており、見応えたっぷりなので、しっかりと時間をとって訪れたい安曇野のイチオシスポットです！

田淵行男記念館

ナチュラリスト・田淵行男の作品約73,000点を収蔵

日本を代表する昆虫生態研究家で、自然写真家の田淵行男の作品を展示する美術館。現存する作品約73,000点を収蔵しています。

カラーフイルムの無い時代に、本物の美しさを追求したチョウの図鑑を作りたい、との想いから描き始められたチョウの細密画や、愛用の品々など、自然を愛した田淵行男の仕事について詳しく知ることができる展示内容になっています。

ナチュラリスト田淵行男の作品を展示する施設にふさわしく、自然と調和した空間で、彼が捉えた世界をのぞいてみてください。

北アルプス展望美術館 (池田町立美術館)

北アルプスと安曇野のパノラマを一望できる絶景美術館

北アルプスの山麓に広がる安曇野の田園風景が一望できる高台に建ち、息をのむほどの絶景が魅力の美術館。小島孝子、山下大五郎、奥田郁太郎の油彩画や、篠田義一の陶芸作品など、安曇野に魅せられた芸術家たちの作品が多数展示されています。

常設展だけでなく、北アルプス展望美術館らしい企画展も年間を通じて入れ替えながら開催されており、時期を変えて繰り返し訪れても楽しめます。四季折々に表情を変える絶景と、展示作品を合わせて楽しんでくださいね！

安曇野観光では美術館を満喫しよう！

この記事では、安曇野のおすすめの美術館を紹介しました。さまざまな美術館が目白押しの安曇野では、事前に計画を立ててアート旅行を楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、安曇野旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

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