【2024年最新】京都のおすすめ美術館13選！京セラ美術館などの見どころや展示を紹介

京都には展示が魅力のおすすめ美術館がいっぱい！

京都は、歴史ある街並みと文化が息づく都市として知られていますが、実は美術館や博物館が多い都市でもあります。

寺社仏閣が有名な京都には、アート好きにはたまらないスポットも点在しているんです！古都ならではの風情と、現代アートが融合した展示が楽しめる美術館が多数あり、どれも魅力的。

京都へは新幹線で東京から約2時間半、大阪からはわずか30分ほどでアクセスできるため、気軽に訪れられます。京都旅行のスケジュールに心が癒やされる美術館を入れてみるのもおすすめですよ。

今回はそんな京都でぜひ訪れてほしいおすすめの美術館を、定番から少し変わったスポットまで厳選してご紹介します。観光の合間に立ち寄り、芸術の世界に浸ってみてませんか？

各美術館の展示スケジュールをチェック！

たくさんの美術館や博物館がある京都。ついつい神社仏閣や歴史ある街並みに注目してしまいがちですが、アートな街でもあるのです！

各美術館はさまざまな企画展を開催していて、何度訪れても楽しめます。京都観光のついでに美術館にも立ち寄りたいという方は、しっかりと展示スケジュールをチェックしておくのがおすすめです！また、多くの施設は月曜日が定休日となっていることが多いため、注意してくださいね。

2024年9月現在、京都市京セラ美術館では「川田知志：築土構木」展、京都国立近代美術館では「LOVEファッション―私を着がえるとき」展が開催されています。そして2024年10月からは、京都市京セラ美術館で「GUCCI COSMOS」展が開催される予定です。

ほかにも、多くのユニークな美術館や博物館があり、マンガミュージアムや漢字ミュージアムは、展示内容に関係なく観光スポットとして楽しめますよ。

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京都観光におすすめの美術館・博物館13選

京都旅行でおすすめしたい美術館・博物館をピックアップ！常設展はもちろん、期間限定で開催される企画展もあるところが多く、見応えたっぷりです。

京都を代表する美術館、京都市京セラ美術館をはじめ、京都国立近代美術館や京都府立陶板名画の庭などさまざまあるので、ぜひチェックしてみてください。

京都市京セラ美術館

京都を代表する、建築も美しい美術館

京都市京セラ美術館は、京都を代表する美術館。日本でもっとも古い公立美術館建築として有名です。2020年にリニューアルオープンし、ガラス張りのエントランスのほか、現代アートやファッションの展覧会を行う東山キューブ、京都画壇の作品を展示するコレクションルームなどが新しくなりました！

近代的な建物の中には、京都にゆかりのあるアーティストの作品を中心に、国内外の美術作品が多数展示。また、常設展のほかに、季節ごとに企画展が開催され、幅広いジャンルの芸術に触れられます。海外でしか見られない作品を、期間限定で京都で見られることもありますよ。

美術館内にはカフェやミュージアムショップ、小川治兵衛作庭の日本庭園も併設されており、アート鑑賞の合間にリラックスできるのも魅力のひとつ。京都の文化的拠点として、観光の際にぜひ訪れてみてください。

京都国立近代美術館

幅広い種類のコレクションに触れられる美術館

京都国立近代美術館は、人気観光スポットが集まる岡崎公園内に位置する美術館。京都を中心とした西日本美術をはじめ、数多くのコレクションを有しています。

美術館のコレクションには、絵画、彫刻、工芸、デザインなど、多岐にわたるジャンルが含まれており、国内外のアーティストの作品も展示されています。また、これまでゴッホ展やホイッスラー展などの有名画家の展覧会が開催されてきました。

季節ごとに異なる展示内容が楽しめ、訪れるたびに新しい発見があるのが特徴。建物自体も近代建築の美しさを感じさせるデザインで、岡崎疎水沿いに位置し、周囲の景観と調和したロケーションも見どころです。

京都国立博物館

京都屈指のコレクション数を誇る博物館

京都国立博物館は、日本の伝統文化や歴史を深く学べる博物館です。1897年に開館した歴史ある博物館では、平安時代から江戸時代にかけての貴重な美術品や工芸品が中心に展示されています。

また、京都の仏像・神像の展示や『法然と極楽浄土』の企画展など京都ならではの興味深い企画展も頻繁に開催されていて、何度も足を運びたくなるスポットです。時代ごとの芸術や文化に触れることができ、京都の歴史を学びたい観光客にとっては見逃せない観光スポットですよ。

クラシカルな雰囲気が漂う、赤レンガ建築の外観も必見！ぜひ訪れた際は、展示だけではなく、建築にも注目してみてください。

美術館「えき」KYOTO

京都駅直結！気軽に立ち寄れる美術館

美術館「えき」KYOTOは、JR京都駅直結でアクセスばつぐんの美術館です。新幹線や電車を待つまでの隙間時間などにふらっと立ち寄れるのが魅力です。また、 駅ビル内にあるため、ショッピングや観光の合間にも立ち寄れます。

日本の有名なアーティストの展示や、海外の名作を紹介する展覧会を始め、写真、絵本、ファッションなど、幅広いジャンルの展示が定期的に行われています。とくに、イラストレーションやデザイン、ポップカルチャーをテーマにした展示が多く、若者や女性を中心に注目されていますよ。

京都府立陶板名画の庭

再現された名画を屋外で鑑賞できる絵画庭園

京都府立陶板名画の庭は、世界の名画を巨大な陶板で再現した世界で初めての絵画庭園です。そのユニークな美術展示はSNSで何度も注目されているので、屋外に設置された美しい絵画の写真を一度は見たことがあるのではないでしょうか？

とくに有名なのは、モネの『睡蓮』や、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』です。歴史的な名画が、陶板の上に再現されていて圧巻の景色。絵画庭園の展示はなかなかめずらしいので、京都旅行で訪れてみるのにはぴったりです。

また、安藤忠雄氏設計の施設も見どころのひとつ。いつもとは違う雰囲気の中で気軽にアートを楽しんでみませんか？

福田美術館

嵐山の風景とともに日本絵画を楽しめる美術館

嵐山エリアに位置する福田美術館は、古都の風景を背景にしながら日本美術を堪能できる美術館です。渡月橋が美しく見えるばつぐんのロケーションに、2019年10月開館しました。

多種多様な作品が展示されている中でも、とくに江戸時代から現代に至るまでの日本絵画が充実しており、琳派、円山応挙、横山大観などの有名画家の作品や、浮世絵、近代日本画などの貴重な作品が中心となっています。

季節ごとにテーマが変わる企画展も魅力で、何度訪れても新たな発見があります。美術館からは嵐山の自然を一望でき、アートと自然を同時に楽しめる特別な体験ができるスポットです。来館者のみ利用できる併設カフェは、渡月橋と嵐山の絶景が満喫できると人気です！

京都国際マンガミュージアム

ロマンが詰まったマンガの世界を楽しめる！

京都国際マンガミュージアムは、マンガファンなら必ず一度は訪れたい場所。かつての小学校をリノベーションしてつくられたこの施設では、マンガにまつわる資料や作品が幅広く展示されています。

日本国内外のマンガ作品がそろっており見ごたえばつぐん！とくに、所蔵する30万点のマンガ資料のうち1970年代以降発行のマンガ単行本を中心とした約5万冊は、自由に読書できる総延長200メートルの書架「マンガの壁」に配架され、ロマンに溢れています。

大人から子どもまで楽しめる展示があり、マンガの歴史や文化に触れられる場所です。普段はあまりマンガを読まないという方でも、ワクワクするような空間が広がっています！

京都府立堂本印象美術館

巨匠・堂本印象の世界が広がるユニークな美術館

大正から昭和にかけて京都で活躍した近代日本画の巨匠・堂本印象の作品を専門に展示する美術館。

内装から外装まで全て彼がデザインした斬新な建築は、色彩豊かでモダンな印象を与え、展示作品と相まって一種独特な雰囲気を醸し出しています。館内では、彼の絵画作品だけでなく、装飾や立体作品も展示されており、堂本印象の多彩な才能が感じられますよ。

それぞれの作品はもちろん、美術館全体をひとつの芸術作品としても楽しめるような場所。世界的に見てもめずらしい美術館です。

美術館は金閣寺から龍安寺、そして仁和寺へと続く「きぬかけの路」に位置しています。京都の名所を楽しみながら美術館にも立ち寄れるようになっているので、ぜひ散策を楽しんでみてくださいね。

アサヒビール大山崎山荘美術館

山荘を利用した大人な雰囲気の美術館

木津川・宇治川・桂川の三川をのぞむ大山崎の豊かな自然に囲まれた山荘を利用した美術館。一瞬ここが美術館なのだとは気づかないほどの静かな雰囲気に包まれています。

印象派の巨匠クロード・モネの作品をはじめ、近代の西洋美術や日本の工芸品など、多岐にわたる作品が展示されています。特に、モネの『睡蓮』シリーズは必見！

また、建物自体も昭和初期の洋風建築で、美術鑑賞だけでなく、建築や庭園の美しさも楽しめるスポットとして、観光客にも人気です。訪れた際は展示されている作品だけではなく、ぜひ建築にも注目してみてください。

企画展も定期的に開催されているので、気になる展示会が開催される時に訪れてみるのがおすすめ。何度も足を運びたくなるような落ち着いた空間です。

嵯峨嵐山文華館

小倉百人一首の展示が有名なミュージアム

嵯峨嵐山文華館は、京都・嵐山の美しい自然に囲まれた場所にある美術館です。嵐山エリアにあるので、竹林や渡月橋などを訪れた際、観光のついでに立ち寄れる立地です。

館内では、小倉百人一首をはじめ、日本画など嵯峨嵐山にゆかりのある美術品が展示されています。

美しい庭園を望むカフェやショップも併設されており、芸術鑑賞の後にゆっくりとくつろげるのが魅力のひとつ。四季折々の自然と共に、京都の文化や歴史を感じられ、都会の喧騒を忘れられるひとときが過ごせます。

京都市内中心部から離れた場所にある穴場スポットなので、京都観光で混雑に疲れたという時にもぴったりなスポットです！

何必館・京都現代美術館

幅広い企画展が魅力の美術館

京都の伝統的な町並みの中にある、現代アートを展示する美術館です。館内では、国内外の著名な現代アーティストの作品が並び、絵画や写真などさまざまなジャンルの芸術が楽しめます。定説を「何ぞ、必ずしも」と疑う自由の精神を持ち続けたいという願いから名前が付けられているそう。

数々の肩書きを持つ北大路魯山人のコレクションは国内有数とも言われ、それらの作品をじっくりと楽しめる空間が広がっています。

観光スポットや人気の飲食店などが多い祇園エリアに位置しているため、気軽に訪れられるのも魅力的です！京都の落ち着いた雰囲気が楽しめる空間を堪能しつつ、現代アートとの融合をじっくりと楽しんでみませんか？

宇治市源氏物語ミュージアム

平安文化を中心に学べるミュージアム

日本の古典文学『源氏物語』をテーマにした博物館です。館内では、紫式部が描いた物語の世界を映像や模型、展示物で体感でき、作品の歴史や文化的背景に触れることができます。

とくに見どころなのが、源氏物語の『宇治十帖』に関する展示。源氏物語のラストが宇治を舞台に物語が繰り広げられたとされる、宇治市ならではの特色です。実寸大に復元された牛車や光源氏と女君たちが暮らした邸宅・六条院の復元模型などが展示されていて、とても興味深いものばかり！

文学好きの方はもちろん、歴史や源氏ファンにはたまらないスポットです。

漢検 漢字博物館・図書館（漢字ミュージアム）

ユニークな漢字についての博物館

漢検 漢字博物館・図書館は、漢字の歴史や魅力を楽しみながら学べるユニークな施設です。体験型の展示が充実しており、大人から子どもまで漢字の奥深さを感じられます。

古代から現代までの漢字の変遷や、日常で使われる漢字にまつわる豆知識を学べるコーナーなどがあり、普段使っている漢字がどのように生まれ、変化してきたのかを知れるので、かなり興味深いです。

展示以外にも、講演会やワークショップなどが開催されていて、実際に文字に関する体験ができます。「漢字缶バッジ作り」や「アイロンビーズで漢字」など、ワークショップには子どもも楽しめるものがあり、家族で訪れるのもおすすめ。京都観光で人気の祇園エリアに位置しているため、ふらっと立ち寄ることもできます。

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京都の美術館を訪れてアートな観光を満喫！

この記事では、京都でおすすめの美術館や博物館をご紹介しました。京都の美術館や博物館は、それぞれ展示品や建築に特徴があり、どこも見どころたっぷり！また、ユニークなテーマのものも多いため、めぐりたくなる魅力を持っています。

ぜひ紹介したスポットを参考に、京都の美術館と博物館を楽しんでみてくださいね！

cover photo by PIXTA