ランキング評価基準

本ランキング「猛暑の2025年！絶対行きたい「涼しい夏」全国自治体ランキングTOP100」は、以下の5つの評価軸で各自治体を100点満点で評価し、総合的に選定しています。

1. 涼感度（200点）:

• 体感温度の低さ: その地域の気象・地形・自然環境などによって、実際に肌で感じる“涼しさ”を評価します。標高の高さ、日陰の多さ、水辺や森林の存在、風通しの良さなど、複数の要因に基づく快適さを含みます。
• 自然要素: 風（高原の風、渓谷の風）、水（滝、清流、湖、じゃぶじゃぶ池）、緑（森林浴、木陰）、標高（高地）など、涼しさをもたらす自然環境の豊かさを評価します。

2. 地域魅力度（200点）:

• 季節の楽しみ方の多様性：涼を感じられる祭りや花火大会、水遊び体験、ナイトスポット、夕涼み文化など、夏の体験として楽しめる魅力のバリエーションなどを評価します。
• 地域性・文化性：その土地ならではの風土、歴史・伝統・信仰・文化が感じられるスポットや体験の有無（例：伝統行事、地域グルメ、伝説、民話、方言の活用など）を評価します。
• 訪問者にとっての印象深さ：訪れた人が「また来たい」と思うような人の温かさ、町並みの美しさ、ローカルならではの非日常感といった印象に残る要素を評価します。

3. アクセス性（200点）:

• 公共交通機関：主要駅からのアクセス、バス路線の充実度、最寄り駅からの距離などを評価します。
• 車でのアクセス：高速道路ICからの距離、駐車場の有無や規模、周辺道路の整備状況などを評価します。

4. 設備充実度（200点）:

• 休憩所・暑さ対策設備：木陰のベンチ、クールシェアスポット、ミストシャワー、冷房完備の休憩施設などの有無や充実度を評価します。
• 飲食店の充実：周辺の飲食店（特にひんやりグルメを提供する店舗）、売店、カフェなどの数や質を評価します。

5. SNS映え度（200点）:

• 写真映えするスポット：美しい景観、フォトジェニックなイベント、ユニークな建造物など、思わず写真を撮りたくなるような視覚的魅力を評価します。
• インスタ投稿したくなる魅力：話題性、口コミの広がりやすさ、共有したくなるような体験価値を評価します。

これらの評価基準に基づき、全国の自治体が持つ「涼」に関する魅力を総合的に判断し、特に2025年の夏に訪れたい自治体TOP100を選出しています。

ランキング発表！「涼しい夏」全国自治体TOP100

お待たせしました！いよいよ「涼しい夏」を体験できる全国自治体ランキングの発表です。あなたの気になるあの街はランクインしているでしょうか？

1位～10位：極上の涼体験！絶対訪れたい自治体

1位：長野県 軽井沢町

総合得点: 880点（涼感度190点・地域魅力度180点・アクセス性150点・設備充実度180点・SNS映え度180点）

堂々の1位は、日本を代表する避暑地、長野県軽井沢町です。標高約1,000mに位置し、夏でも比較的涼しく過ごしやすいのが最大の魅力。緑豊かな自然に囲まれ、「白糸の滝」や「雲場池」といった涼感あふれるスポットでは、マイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュできます。旧軽井沢銀座通りでのショッピングやおしゃれなカフェ巡りも楽しめ、歴史的建造物や教会を訪れるのもおすすめです。夏には様々なイベントも開催され、自然散策からグルメ、ショッピングまで、まさに極上の「涼」を満喫できるデスティネーションと言えるでしょう。2026年には駅直結の新たな商業施設もオープン予定で、ますます目が離せません。

軽井沢町　観光商工係長　関勝之様　コメント

当ランキングで第1位に選ばれ、大変光栄に存じます。訪れてくださる皆さまのおかげで、軽井沢町は今もなお多くの方に愛され続けております。これからも、心に残る魅力ある町づくりに努めてまいります。自然と歴史が調和する軽井沢は、四季折々の美しい風景と、洗練された文化が魅力の心癒される高原の町です。ぜひ一度足をお運びください。

2位：北海道 富良野市

総合得点: 865点（涼感度185点・地域魅力度190点・アクセス性130点・設備充実度180点・SNS映え度180点）

北海道のほぼ中央に位置する富良野市が2位にランクイン。夏でも気温は18〜25度と冷涼な気候で、広大なラベンダー畑の紫色の絨毯は圧巻の一言。7月から8月にかけて見頃を迎え、その美しい風景と香りに癒されます。ファーム富田などでは、ラベンダーソフトクリームといったご当地グルメも楽しめます。また、美瑛町にも近く、「白金青い池」などの神秘的なスポットへのアクセスも良好。十勝岳連峰を望む雄大な自然の中で、カヌーやラフティングなどのアクティビティも楽しめ、まさに北海道の夏を涼しく満喫できる代表的なエリアです。

富良野市　経済部　商工観光課長　石出訓義様　コメント

このたび、全国第2位という評価をいただき、大変光栄に思います。富良野は、ラベンダーが咲き誇る7〜8月、紫の絨毯が広がる風景と花の香りに包まれる、まさに“涼を感じる夏”を満喫できるエリアです。加えて、9月以降の秋も、青池の神秘的な美しさや紅葉、そしてカヌー・ラフティングなどのアクティビティが引き続き楽しめる季節です。喧騒から少し離れて、ゆったりと自然に癒されたい方には、初秋の富良野もおすすめです。四季折々で表情を変える富良野の魅力を、ぜひ体感しにお越しください。

3位：栃木県 日光市

総合得点: 852点（涼感度190点・地域魅力度180点・アクセス性140点・設備充実度170点・SNS映え度172点）

豊かな自然と歴史が融合する栃木県日光市が3位。日本三名瀑の一つ「華厳ノ滝」の迫力ある水しぶきは、暑さを忘れさせてくれる天然のクーラー。中禅寺湖畔でのボート遊びや、標高の高い奥日光エリアでのハイキングも人気です。夏でも最高気温22〜25度と過ごしやすい奥日光は、まさに避暑に最適。また、日光天然氷のかき氷は、ふわふわの食感とこだわりのシロップで、夏の火照った体をクールダウンさせてくれます。世界遺産の日光東照宮周辺の杉木立も涼やかで、歴史散策と合わせて楽しめます。

日光市　観光経済部　観光課長　宮本裕行様　コメント

本ランキングで第3位に選ばれたことはたいへん喜ばしい結果であります。

自然環境と歴史的・文化的遺産、豊富な温泉など、観光資源に恵まれた日光市には、国内外から多くの観光客の方に訪れていただいております。特に奥日光エリアでは、 夏季の平均気温が20度を下回り、明治期から世界各国の大使や外交官たちからも愛された国際的な避暑地でもあります。

また、今年は日光杉並木街道植樹400年という節目を迎えます。木漏れ日を浴びながらの散策、そしてウォーターアクティビティなど、日光市ではさまざまな「涼しい夏」を体感することができます。ぜひこの夏は、日光市で涼しいひとときを楽しみながら、その美しい景色と豊かな文化を肌で感じてみてください。

4位：山梨県 富士河口湖町

総合得点: 840点（涼感度180点・地域魅力度170点・アクセス性140点・設備充実度170点・SNS映え度180点）

富士山の麓、富士五湖の中心に位置する富士河口湖町。標高が高いため夏でも比較的涼しく、湖畔では爽やかな風を感じながら多彩なアクティビティが楽しめます。神秘的な青木ヶ原樹海に点在する「富岳風穴」や「鳴沢氷穴」は、洞内の平均気温が年間を通じて0〜3度と低く、真夏でも天然の冷蔵庫のような涼しさを体験できます。湖上祭などの夏イベントも開催され、夜には花火が湖面を彩ります。富士山を眺めながらのキャンプや、美術館巡りなど、多様な「涼」の楽しみ方ができる魅力的なエリアです。

富士河口湖町　観光課　観光係長　渡辺誠様　コメント

この度は「涼しい夏」全国自治体ランキングで第４位にご選出いただきありがとうございます。

富士河口湖町は、日本のシンボルであり世界遺産である「富士山」が望め、青木ヶ原樹海という広大な森林、更に河口湖・西湖・精進湖・本栖湖の４つの湖がある自然豊かな町です。6/21～7/21に開催される「河口湖ハーブフェスティバル」では、雄大な富士山と紫色のラベンダーのコラボは必見です。8月には４つの湖毎に花火大会があり夏の夜空を彩ります。

この夏、多くのお客様のお越しをお待ちしております。

5位：岐阜県 高山市

総合得点: 835点（涼感度175点・地域魅力度170点・アクセス性130点・設備充実度180点・SNS映え度180点）

古い町並みが人気の岐阜県高山市。市街地から少し足を延ばせば、標高900mに位置する「飛騨大鍾乳洞」があり、洞内の平均気温は年間を通じて約12度とひんやり。夏でも涼しく神秘的な地底探検が楽しめます。また、奥飛騨温泉郷も近く、豊かな自然の中で温泉と涼を同時に満喫できます。北アルプスの山々に囲まれ、上高地へのアクセス拠点としても便利。夏には「日本三大朝市」の高山朝市なども開かれ、地元の新鮮な食材を使ったグルメも楽しめます。歴史散策と合わせて、自然の涼を満喫できるスポットです。

高山市　観光課　誘客戦略係長　田中一樹様　コメント

高山市は岐阜県の北部に位置し、東京都とほぼ同じ2,177.61㎢の面積を有する日本一広大な市ですが、その面積の92.1％を森林が占め、山や川、渓谷などが多く、標高差も2,700mを超えるなど自然豊かな街でもあります。

また、日本三大美祭の一つに数えられる高山祭や古い町並など、歴史的な観光名所が有名ですが、シャワークライミングなど豊かな自然を活かした体験プログラムなどにも力を入れています。是非、夏の飛騨高山をお楽しみください！

6位：青森県 十和田市

総合得点: 817点（涼感度185点・地域魅力度160点・アクセス性130点・設備充実度170点・SNS映え度172点）

青森県と秋田県にまたがる十和田湖と、そこから流れ出る奥入瀬渓流を有する十和田市。奥入瀬渓流は、うっそうとした木々に覆われ、夏でもひんやりとした空気に包まれています。渓流沿いの遊歩道を散策すれば、大小様々な滝や清流が織りなす美しい景色とマイナスイオンに癒されること間違いなし。十和田湖では遊覧船クルーズも楽しめ、湖上からの眺めも格別です。夏にはカヌーやSUPなどのウォーターアクティビティも人気。豊かな自然の中で、アクティブに涼を感じたい方におすすめです。

十和田市　農林商工部　商工観光課長　前田拓也様　コメント

全国第6位という評価をいただき、大変光栄に存じます。十和田市は、奥入瀬渓流や十和田湖をはじめとする清涼感あふれる自然が魅力で、夏でも涼やかな風が旅人を迎えてくれます。この機会に、当市へお越しいただき、奥入瀬渓流の涼やかで心地よいせせらぎに身をゆだね、十和田湖の神秘的な空気をゆったりと堪能する、“十和田の自然と過ごす夏”を体感してみてはいかがでしょうか。

7位：神奈川県 箱根町

総合得点: 822点（涼感度170点・地域魅力度160点・アクセス性150点・設備充実度170点・SNS映え度172点）

首都圏からのアクセスも良く、手軽に避暑を楽しめる神奈川県箱根町。芦ノ湖畔は標高が高く、夏でも涼しい風が吹き抜けます。遊覧船での湖上散策や、箱根ロープウェイで大涌谷の火山活動を間近に見るのも人気です。仙石原湿原に隣接する「箱根湿生花園」では、高山植物を含む多様な植物を観察できるほか、多くの美術館が点在するため、涼しい屋内でアート鑑賞も楽しめます。温泉地としても有名で、日帰り温泉施設も充実。自然、温泉、アートと多様な「涼」の過ごし方ができるのが魅力です。

箱根町　企画観光部　観光課様　コメント

昨今の夏は大変暑くなりますが、そんな時こそ箱根町に足を運んでみてはいかがでしょうか。箱根町では、緑豊かな自然で涼み、数多くの温泉で汗を流していただけます。夏空に映える山々の景色は圧巻です。

また、例年開催されているお祭りや花火に加え、今年はフェスも予定されており、イベントも盛りだくさんです。ぜひ魅力あふれる箱根町の夏を楽しんでください。

8位：静岡県 浜松市

総合得点: 807点（涼感度175点・地域魅力度150点・アクセス性140点・設備充実度170点・SNS映え度172点）

静岡県西部に位置する浜松市は、自然と都市が融合した多彩な魅力を持つ中核都市です。浜名湖周辺では、湖上を渡る風と水辺の景観が心地よい夏の涼を演出し、舘山寺温泉や周辺のレジャースポットではリラックスとアクティビティが同時に楽しめます。市内には気軽に立ち寄れるカフェや食堂も多く、うなぎをはじめとするご当地グルメが“涼を感じるひととき”をさらに豊かにしてくれます。アクセス性にも優れ、首都圏・関西圏からの週末避暑地としてもおすすめです。

浜松市　観光・シティプロモーション課　観光政策グループ長　玉越賢治様　コメント

浜松市は、日本最高気温の記録もある日本で一番暑い街としても有名ですが、浜名湖や天竜川といった豊かな自然があり、暑い時期にぴったりのキャニオニングなどのウォーターアクティビティの宝庫でもあります。特に、浜名湖は周囲に温泉地や遊園地等楽しいスポットが数多くあります。また、東海地方最大規模の鍾乳洞である竜ヶ岩洞は、洞内が年中18度程度ととても涼しいスポットです。ぜひ、浜松で涼しい夏を探してください！

9位：沖縄県 南城市

総合得点: 792点（涼感度180点・地域魅力度150点・アクセス性130点・設備充実度160点・SNS映え度172点）

沖縄本島南部に位置する南城市。世界文化遺産の斎場御嶽（せーふぁうたき）が有名ですが、夏に注目したいのが「おきなわワールド」内にある国内最大級の鍾乳洞「玉泉洞」です。全長約5kmのうち890mが公開されており、洞内の平均気温は年間を通じて約21度と涼しく、神秘的な地底湖や鍾乳石の造形美を堪能できます。また、園内にはハブ博物公園や琉球ガラス工房などもあり、沖縄の文化や自然を涼しい環境で学べます。南都酒造所では、玉泉洞の地下水を使用したクラフトビール「OKINAWA SANGO BEER」も楽しめます。

10位：秋田県 仙北市

総合得点: 792点（涼感度170点・地域魅力度160点・アクセス性130点・設備充実度160点・SNS映え度172点）

秋田県仙北市は、四季の自然美とともに心身を癒せる避暑地として注目を集めています。夏には田沢湖高原のさわやかな風に包まれながら、トレッキングや星空観察など“山時間”を楽しめるスポットが豊富。湖や温泉だけでなく、古民家や伝統工芸の体験施設など、涼を感じながら文化に触れられる楽しみも広がっています。秋田新幹線の停車駅もあり、自然と静けさに包まれた夏旅が、都心からのアクセスでも実現可能です。

仙北市　観光文化スポーツ部　観光課　次長兼課長　髙倉正人様　コメント

仙北市は秋田県東部に位置し、夏でも比較的涼しい避暑地として過ごせる人気のエリアです。中でも田沢湖地区は、花の百名山と称される秋田駒ヶ岳をはじめとする自然豊かな山々や高原、全国的知名度を誇る乳頭温泉郷を代表とする豊富な温泉、そして清涼感を与える美しいコバルトブルーの田沢湖やエメラルドグリーンの抱返り渓谷が点在するなど、夏でも快適に過ごせる魅力スポットが満載です。

11位～30位：魅力あふれる！注目の涼スポットがある自治体

11位：山形県 山形市

総合得点: 786点（涼感度165点・地域魅力度170点・アクセス性130点・設備充実度160点・SNS映え度161点）
山形市は、蔵王連峰の麓に位置し、盆地特有の気候により、日中の寒暖差が大きく、朝晩は涼しさを感じられます。蔵王温泉は強酸性の硫黄泉で知られ、夏でも爽やかな湯浴みが楽しめます。蔵王の御釜はエメラルドグリーンの火口湖で、その神秘的な景観は一見の価値あり。山寺（立石寺）は、松尾芭蕉の句でも有名で、山中の石段を登る道のりは木陰が多く、涼風を感じながら参拝できます。また、山形名物の「冷やしラーメン」や「冷たい肉そば」は、まさに夏の涼味。市内には歴史的な建造物や美術館も多く、涼しい屋内で文化に触れることもできます。

12位：岩手県 岩泉町

総合得点: 761点（涼感度180点・地域魅力度150点・アクセス性120点・設備充実度150点・SNS映え度161点）
日本三大鍾乳洞の一つ「龍泉洞」を擁する岩手県岩泉町。洞内の平均気温は年間を通じて10〜11℃と非常に涼しく、透明度の高い地底湖は神秘的な青色に輝き、訪れる人を魅了します。龍泉洞周辺には龍泉新洞科学館もあり、洞窟探検と合わせて楽しめます。また、町内には美しい渓流や森林も多く、ハイキングや渓流釣りなど、自然の中で涼を感じるアクティビティも楽しめます。岩泉ヨーグルトなどのご当地グルメも人気です。

13位：福島県 田村市

総合得点: 756点（涼感度175点・地域魅力度150点・アクセス性120点・設備充実度150点・SNS映え度161点）
あぶくま洞を擁する福島県田村市がランクイン。全長約600mの洞内には、たくさんの鍾乳石や石筍が続き、ライトアップされた空間は幻想的です。洞内の平均気温は約15℃と夏でもひんやりしており、快適に探検できます。探検コースもあり、冒険気分を味わえます。あぶくま洞の近くには入水鍾乳洞もあり、こちらは水の中を歩いて進む本格的なケイビング体験ができます（要予約・装備）。夏にはラベンダー園も開園し、涼やかな香りに包まれます。

14位：東京都 奥多摩町

総合得点: 756点（涼感度170点・地域魅力度140点・アクセス性140点・設備充実度150点・SNS映え度156点）
都心からアクセスしやすい避暑地として人気の東京都奥多摩町。多摩川の上流にあたり、奥多摩湖や日原鍾乳洞など、涼を感じられるスポットが豊富です。日原鍾乳洞は関東最大級の規模を誇り、洞内の気温は年間を通じて約11℃と涼しく、夏でも快適に見学できます。奥多摩湖ではカヌーやSUPなどのウォーターアクティビティが楽しめ、湖畔の遊歩道での森林浴もおすすめです。また、多くのキャンプ場やバーベキュー場があり、自然の中で涼しく過ごせます。

15位：埼玉県 長瀞町

総合得点: 751点（涼感度165点・地域魅力度160点・アクセス性130点・設備充実度140点・SNS映え度156点）
荒川ライン下りで有名な埼玉県長瀞町。奇岩が連なる長瀞渓谷は国の名勝・天然記念物に指定されており、船頭さんの巧みな竿さばきでスリル満点の川下りを楽しめます。川面を渡る風は涼しく、水しぶきも心地よいです。岩畳周辺では水遊びも楽しめ、夏には多くの家族連れで賑わいます。宝登山ロープウェイで山頂に上がれば、秩父の山々を一望でき、夏でも比較的涼しく過ごせます。阿左美冷蔵の天然氷のかき氷も人気で、行列ができるほどの人気です。

16位：兵庫県 神戸市

総合得点: 752点（涼感度160点・地域魅力度150点・アクセス性150点・設備充実度140点・SNS映え度152点）
おしゃれな港町として知られる神戸市ですが、少し足を延ばせば六甲山という絶好の避暑地があります。六甲山の山上は市街地より気温が5〜6℃低く、夏でも涼しく過ごせます。六甲ガーデンテラスからの眺めは素晴らしく、夜景も人気です。六甲高山植物園や六甲山牧場など、自然を楽しめる施設も充実しています。また、市内には「神戸須磨シーワールド」や「atoa（アトア）」といった水族館もあり、涼しい屋内で楽しめます。布引の滝も市街地からアクセスしやすく、気軽にマイナスイオンを浴びることができます。

17位：京都府 京都市

総合得点: 747点（涼感度155点・地域魅力度170点・アクセス性140点・設備充実度130点・SNS映え度152点）
夏の京都は暑いイメージがありますが、貴船エリアは京都市内よりも気温が低く、避暑地として人気です。貴船川沿いには川床料理の店が立ち並び、川のせせらぎを聞きながら涼やかに食事を楽しめます。貴船神社は水の神様を祀っており、境内は木々に囲まれ清涼な空気が漂います。また、市内には建仁寺や天龍寺など、風通しの良い庭園や静かな堂内で涼を感じられる寺社も多くあります。夏の夜にはライトアップイベントも開催され、幻想的な雰囲気の中で夕涼みができます。

18位：熊本県 阿蘇市・小国町

総合得点: 717点（涼感度175点・地域魅力度140点・アクセス性120点・設備充実度130点・SNS映え度152点）
世界最大級のカルデラを誇る阿蘇エリアは、夏でも比較的涼しい高原気候が魅力です。阿蘇山周辺では、草千里ヶ浜での乗馬体験や、中岳火口の見学（火山活動状況による）などが楽しめます。小国町の鍋ヶ滝公園は、滝の裏側からも水が流れ落ちる様子を見ることができ、マイナスイオンをたっぷり浴びられる涼スポットです。

19位：大分県 日田市・九重町

総合得点: 712点（涼感度170点・地域魅力度140点・アクセス性120点・設備充実度130点・SNS映え度152点）
温泉県として名高い大分県ですが、夏には涼を求めるスポットも豊富です。日田市の天ヶ瀬温泉近くにある「慈恩の滝」は二段落としの美しい滝で、裏側からも見ることができる「裏見の滝」としても知られています。九重町には「九重“夢”大吊橋」があり、標高777mの高さから鳴子川渓谷の絶景と涼風を楽しめます。また、やまなみハイウェイ沿いにはタデ原湿原などが広がり、ハイキングにも最適です。

20位：徳島県 三好市

総合得点: 707点（涼感度165点・地域魅力度150点・アクセス性110点・設備充実度130点・SNS映え度152点）
秘境ムード漂う徳島県三好市。日本三大秘境の一つ祖谷（いや）には、スリル満点の「祖谷のかずら橋」があり、眼下にはエメラルドグリーンの祖谷川が流れています。大歩危・小歩危峡では、吉野川の激流が作り出した渓谷美を遊覧船やラフティングで楽しむことができ、水しぶきとスリルで暑さを吹き飛ばせます。剣山は西日本第二の高峰で、登山リフトを利用すれば気軽に山頂付近までアクセスでき、夏でも涼しい高山植物の世界が広がります。

21位：愛媛県 久万高原町

総合得点: 692点（涼感度170点・地域魅力度130点・アクセス性110点・設備充実度130点・SNS映え度152点）
四国カルストの一角をなす久万高原町は、標高が高く夏でも涼しい避暑地です。石鎚スカイラインのドライブは絶景の連続で、面河渓ではエメラルドグリーンの清流と奇岩が織りなす渓谷美を楽しめます。面河渓は国指定の名勝地で、遊歩道も整備されており、夏でも涼しく散策できます。四国カルストでは、白い石灰岩が点在する牧歌的な風景の中、ハイキングやキャンプが楽しめます。

22位：鳥取県 大山町

総合得点: 686点（涼感度165点・地域魅力度140点・アクセス性110点・設備充実度130点・SNS映え度141点）
中国地方最高峰の大山（だいせん）を擁する大山町。夏でも山頂付近は涼しく、登山やハイキングが人気です。大山寺周辺は歴史ある寺社仏閣が点在し、ブナ林の散策も心地よいです。大山まきばみるくの里では、白バラ牛乳を使ったソフトクリームなどのグルメも楽しめます。日本海も近く、海水浴と合わせて楽しむことも可能です。

23位：広島県 庄原市・神石高原町

総合得点: 681点（涼感度160点・地域魅力度140点・アクセス性110点・設備充実度130点・SNS映え度141点）
帝釈峡を有する庄原市と神石高原町。帝釈峡は全長約18kmに及ぶ峡谷で、遊覧船やカヌー、セグウェイツアーなどで雄大な自然を満喫できます。神龍湖周辺には鍾乳洞もあり、夏でもひんやりとした探検が楽しめます。神石高原ティアガルテンは標高約700mに位置し、キャンプやアスレチック、動物とのふれあいなどが楽しめるレジャー施設です。

24位：山口県 美祢市

総合得点: 663点（涼感度175点・地域魅力度120点・アクセス性110点・設備充実度120点・SNS映え度138点）
日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞（あきよしどう）」がある美祢市。洞内の平均気温は年間を通じて約17℃と涼しく、夏でも快適に探検できます。広大なカルスト台地「秋吉台」では、ハイキングやサイクリングが楽しめ、開放的な景色と爽やかな風を感じられます。秋吉台科学博物館や秋吉台エコミュージアムなど、自然について学べる施設も充実しています。

25位：香川県 小豆島町・土庄町

総合得点: 678点（涼感度150点・地域魅力度150点・アクセス性120点・設備充実度120点・SNS映え度138点）
瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、オリーブ畑と美しい海岸線が魅力です。寒霞渓は日本三大渓谷美の一つに数えられ、ロープウェイで山頂に上がれば、瀬戸内海の多島美と涼風を満喫できます。エンジェルロードは潮の満ち引きで現れる砂の道で、干潮時には対岸の島まで歩いて渡れます。夏には海水浴やシーカヤックなどのマリンスポーツも楽しめます。

26位：新潟県 十日町市・湯沢町

総合得点: 684点（涼感度160点・地域魅力度140点・アクセス性120点・設備充実度130点・SNS映え度134点）
清津峡や美人林で知られる十日町市と、スキーリゾートとして有名な湯沢町。清津峡渓谷トンネルは、アート作品としても楽しめ、トンネル内は夏でもひんやりとしています。美人林はブナの立ち姿が美しい森で、森林浴に最適です。湯沢高原パノラマパークは、ロープウェイでアクセスでき、高山植物園やサマーボブスレーなどが楽しめます。越後湯沢温泉もあり、涼と癒やしを求める旅にぴったりです。

27位：千葉県 勝浦市

総合得点: 679点（涼感度155点・地域魅力度130点・アクセス性130点・設備充実度130点・SNS映え度134点）
太平洋に面した勝浦市は、黒潮の影響で夏でも比較的涼しく、千葉県内屈指の避暑エリアとして知られています。市内の平均気温は都心より2〜3℃ほど低く、潮風と森林がつくる自然のエアコンが、蒸し暑さをやわらげてくれます。かつうら海中公園の海中展望塔からは、服を着たまま海中散歩が楽しめます。海水浴やSUPなどマリンアクティビティはもちろん、朝市や海辺のグルメ、夕暮れの港町散策など、大人も子どもも心地よく過ごせる“涼と癒し”の夏の旅が楽しめます。

28位：大阪府 箕面市

総合得点: 674点（涼感度150点・地域魅力度130点・アクセス性130点・設備充実度130点・SNS映え度134点）
大阪市内から電車で30分ほどという好アクセスながら、箕面市には自然豊かな世界が広がります。市北部の箕面山系は緑深く、木陰に包まれたハイキングコースや渓流沿いの遊歩道が充実。中でも「箕面大滝」は、夏でも涼やかな風が吹き抜ける人気スポットで、マイナスイオンを浴びながらリフレッシュできます。夕暮れにはライトアップや屋台イベントが行われることもあり、市街地から近いのに“ひと夏の避暑地”としての魅力が満載です。

29位：宮城県 仙台市

総合得点: 672点（涼感度145点・地域魅力度150点・アクセス性130点・設備充実度120点・SNS映え度127点）
杜の都として知られる仙台市。秋保温泉郷には「秋保大滝」があり、その迫力と水しぶきで涼を感じられます。磊々峡も名取川の渓谷美を楽しめるスポットです。作並温泉周辺も自然豊かで、夏には新緑が美しいです。市内には定禅寺通りのケヤキ並木など、木陰で涼める場所もあります。夏には仙台七夕まつりが開催され、多くの人で賑わいます。

30位：福岡県 北九州市

総合得点: 654点（涼感度150点・地域魅力度130点・アクセス性120点・設備充実度120点・SNS映え度134点）
北九州市の平尾台は日本有数のカルスト台地で、千仏鍾乳洞などの洞窟探検が楽しめます。洞内は年間を通じて気温が低く、夏でもひんやり。皿倉山からの夜景も美しく、山頂は比較的涼しいです。

31位～100位：まだまだある！個性豊かな涼みどころ

31位：群馬県 草津町　総合得点: 642点

32位：奈良県 天川村　総合得点: 617点

33位：和歌山県 白浜町　総合得点: 620点

34位：岡山県 真庭市・新見市　総合得点: 611点

35位：佐賀県 唐津市　総合得点: 607点

36位：長崎県 西海市　総合得点: 590点

37位：宮崎県 高千穂町　総合得点: 591点

38位：鹿児島県 霧島市　総合得点: 592点

39位：北海道 札幌市　総合得点: 660点

40位：愛知県 豊根村　総合得点: 580点

41位：三重県 名張市　総合得点: 580点

42位：滋賀県 多賀町　総合得点: 565点

43位：茨城県 大子町　総合得点: 560点

44位：山形県 西川町　総合得点: 548点

45位：福島県 会津若松市　総合得点: 561点

46位：北海道 函館市　総合得点: 598点

47位：青森県 青森市　総合得点: 585点

48位：岩手県 一関市　総合得点: 578点

49位：秋田県 男鹿市　総合得点: 558点

50位：新潟県 村上市　総合得点: 550点

51位：富山県 黒部市　総合得点: 530点

52位：石川県 加賀市　総合得点: 538点

53位：福井県 若狭町　総合得点: 540点

54位：東京都 あきる野市　総合得点: 623点

55位：埼玉県 深谷市　総合得点: 593点

56位：千葉県 君津市　総合得点: 586点

57位：神奈川県 横浜市　総合得点: 607点

58位：静岡県 御殿場市　総合得点: 561点

59位：愛知県 名古屋市　総合得点: 609点

60位：三重県 鳥羽市　総合得点: 571点

61位：滋賀県 大津市　総合得点: 551点

62位：大阪府 大阪市　総合得点: 611点

63位：奈良県 奈良市　総合得点: 559点

64位：和歌山県 和歌山市　総合得点: 544点

65位：鳥取県 岩美町　総合得点: 533点

66位：島根県 大田市　総合得点: 515点

67位：岡山県 倉敷市　総合得点: 546点

68位：広島県 廿日市市　総合得点: 554点

69位：山口県 萩市　総合得点: 521点

70位：香川県 琴平町　総合得点: 516点

71位：愛媛県 今治市　総合得点: 524点

72位：高知県 四万十市　総合得点: 504点

73位：福岡県 太宰府市　総合得点: 556点

74位：佐賀県 嬉野市　総合得点: 494点

75位：長崎県 佐世保市　総合得点: 517点

76位：熊本県 熊本市　総合得点: 512点

77位：大分県 別府市　総合得点: 501点

78位：宮崎県 日南市　総合得点: 482点

79位：鹿児島県 鹿児島市　総合得点: 498点

80位：沖縄県 本部町など　総合得点: 531点

81位：北海道 旭川市　総合得点: 506点

82位：北海道 小樽市　総合得点: 501点

83位：青森県 弘前市　総合得点: 486点

84位：岩手県 盛岡市　総合得点: 497点

85位：秋田県 秋田市　総合得点: 474点

86位：山形県 米沢市・鶴岡市　総合得点: 462点

87位：福島県 いわき市　総合得点: 491点

88位：茨城県 つくば市　総合得点: 478点

89位：栃木県 那須町　総合得点: 476点

90位：群馬県 みなかみ町　総合得点: 455点

91位：山梨県 北杜市　総合得点: 458点

92位：岐阜県 郡上市　総合得点: 447点

93位：静岡県 富士宮市　総合得点: 436点

94位：兵庫県 豊岡市　総合得点: 450点

95位：愛知県 犬山市　総合得点: 459点

96位：石川県 金沢市　総合得点: 470点

97位：福井県 勝山市　総合得点: 439点

98位：富山県 富山市　総合得点: 440点

99位：北海道 釧路市　総合得点: 446点

100位：沖縄県 石垣市　総合得点: 450点

カテゴリー別！注目の「涼」体験ができる自治体

総合ランキングの他にも、特定の「涼」体験に優れた自治体をピックアップしてご紹介します。

神秘の洞窟探検！「深涼」体験ができる自治体TOP3

1. 山口県 美祢市：日本最大級の鍾乳洞「秋芳洞」は圧巻。洞内は年間を通じて約17度と涼しく、百枚皿など見どころ多数 。
2. 岩手県 岩泉町：日本三大鍾乳洞「龍泉洞」。透明度の高い地底湖は必見 。
3. 岐阜県 高山市：「飛騨大鍾乳洞」は標高900mに位置し、夏でもひんやりとした探検が楽しめます。

絶景！爽やか高原リゾートがある自治体TOP3

1. 長野県 軽井沢町：言わずと知れた日本を代表する高原リゾート。おしゃれな街並みと豊かな自然が魅力 。
2. 栃木県 那須町：那須連山の麓に広がる那須高原。牧場やテーマパーク、温泉も楽しめる 。
3. 山梨県 北杜市：八ヶ岳南麓に広がる清里高原。清泉寮のソフトクリームや萌木の村など人気スポット多数 。

夏の風物詩！涼やかなナイトイベントが楽しめる自治体TOP3

1. 青森県 青森市：「青森ねぶた祭」は夏の夜を勇壮なねぶたが練り歩き、熱気と涼風が交差します 。
2. 秋田県 大仙市：「大曲の花火」は全国花火競技大会としても知られ、夏の夜空を彩る芸術的な花火は圧巻。
3. 京都府 京都市：貴船神社の七夕笹飾りライトアップや、高台寺の百鬼夜行展など、風情ある夜のイベントが多数 。

「涼」を求めて旅に出よう！ランキング活用術

このランキングを参考に、あなただけの「涼しい夏」の旅を計画してみませんか？

• 自分だけの「涼旅」プランニング：気になる自治体やスポットを組み合わせて、オリジナルの旅行プランを立ててみましょう。例えば、「洞窟探検＋ご当地冷やし麺」や「高原ハイキング＋温泉」など、テーマを決めるのも楽しいですね。
• 自治体のクールシェア施策もチェック：多くの自治体では、熱中症対策として公共施設などを「クールシェアスポット」として開放しています。観光の合間の休憩に活用してみてはいかがでしょうか。各自治体の公式サイトなどで情報を確認できます。
• SNSで情報をシェア！：旅先で見つけた素敵な「涼」スポットや美味しい「涼味」グルメは、ぜひSNSで「#涼夏ランキング2025」や「#涼活」などのハッシュタグを付けて投稿してみてください。あなたの情報が、誰かの次の旅のきっかけになるかもしれません。

おわりに

記録的な猛暑が予測される2025年の夏。しかし、日本には暑さを忘れさせてくれる魅力的な「涼」がたくさんあります。このランキングが、皆さんの夏休みの計画や、新しいお出かけ先の発見に繋がれば幸いです。

さあ、暑い夏だからこそ楽しめる「涼」を求めて、素晴らしい旅に出かけましょう！