【糸島観光】日帰りで巡るおすすめモデルコース！ドライブスポットを紹介

糸島観光！日帰りのおすすめモデルコースを紹介

福岡県西部に位置する糸島市は、博多駅から車で約35分で糸島市に到着します。アクセスしやすいので、福岡市内から糸島への日帰り旅行にぴったりです。

糸島市は海と山からなる自然に恵まれた地域で、とくに海岸に沿っておしゃれなカフェやレストランが点在しており、休日の市民の憩いの場としても人気ですよ。福岡在住の筆者も何度か糸島に行ったことがありますが、行く度に新しいお店がオープンしていて、どこに行こうか迷ってしまいます。

糸島ドライブのモデルコースは以下のとおり。

• 白糸の滝
• 立石山
• 芥屋の大門
• 糸島のトトロの森
• 糸島LONDON BUS CAFE
• 桜井二見ヶ浦 夫婦岩
• ヤシの木ブランコ

フォトジェニックな場所も多く、海や山の雄大な自然をたっぷり満喫できるコースとなっています。友人やカップル、ファミリーでたくさん糸島の写真を撮るドライブを楽しみましょう！

車で糸島観光を楽しむ日帰りモデルコース

糸島市内までは博多駅や天神からバスや地下鉄などで簡単にアクセスできますが、糸島のさまざまな観光スポットを巡るのであれば、車やレンタカーがダントツで便利ですよ！

車ドライブを想定してのモデルコースとなっているので、自分たちのペースで自由に糸島観光を満喫してくださいね。

【9:30】白糸の滝

マイナスイオンたっぷりな糸島の人気景勝地

白糸の滝は福岡県指定の名勝のひとつで、約900メートルの羽金山の中腹にあります。滝の落差は約24メートルと近くで見るほどに迫力満点です。

山中にあることからマイナスイオンもたっぷりで、自然に癒やされたい人やリフレッシュしたい人にぴったり！春は九州にだけ自生している華やかなツクシショウジョウバカマなど、夏は約5,000株・約10万本のアジサイ、秋は紅葉、冬は雪景色や梅といった四季折々の景色も楽しめます。

時期によってそうめん流しやヤマメ釣りといったアクティビティも開催されているので、自然を見るだけでなく、体感することも可能ですよ。

駐車場は約200台まで駐車可能ですが、夏休みシーズンは満車になる場合もあるので、可能な人は遊歩道専用駐車場に車を停めて、自然散策道（遊歩道）を歩いて行くのもおすすめです。

白糸の滝観光の目安は約1時間ほど。アクティビティにも参加するのであればもう1時間ほどかかるでしょう。

【11:00】糸島名産の牡蠣でランチ

牡蠣小屋で絶品の牡蠣や新鮮な魚介を満喫

糸島って実は牡蠣が有名だとご存じでしたか？糸島の豊かな自然のなかで育つ牡蠣は、ミルキーで甘さがあって絶品！

糸島では毎年早い漁港だと10月上旬から3月にかけて牡蠣小屋が期間限定でオープンします。新鮮な牡蠣をキロ単位で注文して、自分たちで焼いて食べるのが牡蠣小屋の醍醐味です。自分たちで焼くからこそ、食べた時のおいしさは格別。漁港によって、牡蠣のほかにオリジナルメニューを提供していたりするので、事前に公式HPを確認しておくと良いでしょう。

糸島の牡蠣小屋は秋～冬にかけての風物詩となっており、連日多くの地元民や観光客でにぎわいます。混雑する場合もあるので、時間には余裕を持って行っていきましょう。牡蠣の焼き時間もあるので、所要時間は約1時間以上をみておいてくださいね。

【13:30】立石山

頂上から糸島周辺のパノラマビューを楽しもう

海の幸をたっぷり味わったあとは、立石山へ行って糸島の絶景を満喫しましょう！立石山には2つの登山口があり、がっつり登山を楽しみたい人は芥屋第2駐車場の近くにある登山口から約40分かけて頂上へ登る方法がおすすめ。時間がない人は、中腹まで車で行って、約15分歩いて頂上へ行く方法もありますよ。

頂上はまるで海外のリゾートのような美しい絶景が見られ、写真にもぴったり！立石山は標高約200メートルなので登山初心者でもチャレンジしやすいですよ。ただし、山道なので履き慣れた歩きやすい靴で行ってくださいね。

【14:30】芥屋の大門（けやのおおと）

悠久の時を感じる自然が織りなすおすすめ絶景ポイント！

芥屋の大門は、立石山登山で利用する芥屋第2駐車場からであれば、歩いて10分ほどで乗船券売場まで移動できます。

芥屋の大門は日本最大の玄武岩でできた洞窟が見学できるスポット。高さ約64メートル、奥行き約90メートル、間口約10メートルもあり、遊覧船で近づいていくとその大きさに圧倒されます。さらに洞窟の特徴として、六角形や八角形の玄武岩柱状節理が見られる場所でもあります。自然に形成されたとは思いがたい規則正しい六角形や八角形の数々は、目がくらむほどの長い時間をかけて作られたもの。自然の偉大さを感じずにはいられません。

遊覧船は予約はできず、先着順での案内となっています。30分間隔で運航していますが、1回20名と限りがあるので、少々待つ可能性も。時間や計画には余裕を持って行きましょう。見学の所要時間は30分ほどですよ。

【15:15】糸島のトトロの森（芥屋の大門公園）

樹木のトンネルがスタジオジブリ映画そっくりな人気スポット

芥屋の大門駐車場から歩いて約3分の場所にある芥屋の大門公園は、通称“糸島のトトロの森”として近年人気の観光スポット。

写真からも分かるとおり、樹木同士が絡みついてできたトンネルが、スタジオジブリ『となりのトトロ』でメイちゃんがこのような道を通ってトトロに出会うシーンとそっくりなのです！

山道を10分ほど進んでいくと、展望台に着きます。玄界灘や芥屋の大門の大パノラマが見られるので写真にもぴったり。筆者も行きましたが、思った以上に山道だったので、歩きやすい靴で行くのがおすすめですよ。所要時間は約30分～約45分くらいをみておいてくださいね。

【16:00】糸島LONDON BUS CAFE

写真を撮りながら絶品ジェラートに舌鼓

芥屋の大門駐車場から志摩サンセットロードを車で東に約10分走っていくと、青空に赤いロンドンバスがよく映えたスポットが。糸島ドライブで外せない人気カフェです。

名物は日替わりのジェラート。日替わりといっても常時10種類ほど用意してあって、柚子や糸島の塩、カプチーノ、ブラッドオレンジ、ピスタチオなどさまざまなフレーバーが楽しめます。購入者はロンドンバスの2階にある客席を利用でき、海を見ながら絶品ジェラートが食べられますよ！

もちろんジェラート以外に、ホットドッグなどの軽食やドリンクもあるのでぜひ立ち寄ってみてくださいね。

【16:45】桜井二見ヶ浦 夫婦岩

幻想的な光景が美しいパワースポット

桜井二見ヶ浦 夫婦岩は、糸島LONDON BUS CAFEから車で約8分の場所にあります。福岡県の名勝にも指定されており、夕日の時間帯がとくに美しいことから、三重県伊勢市にある二見浦が“朝日の二見浦”と呼ばれているのに対し、糸島は“夕日の二見ヶ浦”と呼ばれているのだとか。

真っ白な鳥居の奥にのぞく夫婦岩は、岸から約150メートルの場所にあり、縁結びや夫婦円満のご利益があるとされるパワースポットです。

夫婦岩はここから車で約13分の場所にある櫻井神社の社領です。時間に余裕があれば、ぜひ櫻井神社も一緒に行っておきたいところ。

1632年に福岡藩2代藩主・黒田忠之によって創建された本殿は、楼門、拝殿とともに当時の姿のまま残っている貴重なスポット。とくに楼門は彫刻のデザインが精緻で美しく、木造のつくりがどこか温かく感じられます。

災い除けや病気平癒、縁結びなどのご利益があるパワースポットなので、ぜひ行ってみてくださいね。観光は夫婦岩が約20分、櫻井神社が約30分ほどが目安ですよ。

【17:30】ヤシの木ブランコ

晴れの日に訪れたい人気のフォトスポット

糸島観光の最後を飾るのはヤシの木ブランコ！桜井二見ヶ浦 夫婦岩から車で約10分の場所にあります。ヤシの木ブランコは魚介料理が食べられる活魚茶屋ざうお糸島本店の敷地内にある人気のフォトスポットです。

写真のようなシンプルなブランコや、長椅子のように横に2人で座れるブランコ、さらには上下でそれぞれ座るブランコなど種類もさまざま！特製の遊具や船に見たてた遊び場もあるので、子連れにもおすすめですよ。

筆者が2024年1月に行った時には、巨大なサメのオブジェが！ほかにも空へ向かって伸びている階段や、『ドラえもん』のどこでもドアなどもあるので、写真を撮る手が止まりませんよ。

晴れの日の糸島ドライブではぜひ行ってみてくださいね。滞在時間の目安は約30分～約1時間ですよ。

日帰りドライブで糸島観光を満喫しよう！

この記事では、福岡・糸島でドライブを想定したモデルコースを紹介しました。糸島エリアには、たくさんの観光地があるだけでなくグルメやカフェも充実しているので、効率よく観光にグルメ、ショッピングも楽しめますよ。

ぜひ紹介した観光地を参考に、福岡・糸島旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

cover photo by mayu