エストニア旅行・ツアーのポイント
まるで絵本の世界のようなタリン旧市街を散策 ⛪
国土の半分が森林の大自然にいやされるリラックス旅🌳
伝統的な泥スパとスモークサウナで心も体もデトックス🛀
タリン旅行におすすめの観光スポット
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂 (タリン)
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は、世界遺産「タリン歴史地区」にあるロシア正教会を代表する壮大な建造物です。旧市街の西側に位置する高台トームペアの丘に1900年に完成し、11個の黄金に輝くたまねぎ型のドームが印象的です。大聖堂内部には美しいイコン(聖像画)やモザイク画が施され、その芸術性の高さに多くの観光客が魅了されています。歴史的にはロシアの支配を象徴する建物として複雑な歴史を持ちますが、現在は文化的価値の高い観光スポットとして人気です。無料で入場できるため、気軽に見学を楽しめるのも魅力的。ただし、内部はツアーをのぞいて撮影禁止となっており、厳かな雰囲気の中で歴史的建造物の美しさを堪能できます。
カドリオルグ公園
カドリオルグ公園は、18世紀初頭にロシアの皇帝ピョートル大帝が妻エカテリーナへの愛を込めて造園した広大な公園です。エストニア語で「エカテリーナの谷」を意味する公園内には、華やかな装飾が特徴の美しいカドリオルグ宮殿があり、現在は見事な芸術コレクションを展示する美術館として一般公開されています。70ヘクタールの敷地には白鳥の池や薔薇園、クム国立美術館、さらには日本庭園など、魅力的なスポットが点在しています。地元の人々の憩いの場として親しまれ、観光客も気軽に訪れることができます。タリン中心部からは路面電車で15分ほどとアクセスしやすいのもポイント。春から秋にかけては特に美しい景色を楽しめる自然豊かなスポットです。
エストニア海洋博物館(Fat Margaret)
エストニア海洋博物館は、タリン旧市街の北端にある巨大な塔に入っている博物館で、その大きな造りから「太っちょマルガレータ」の愛称で親しまれています。1529年に街を守るために建てられた塔は、直径25m、高さ20m、壁の厚さは最大5mもある迫力満点の建物です。館内では新石器時代の漁具から1950年代の船の運転室まで、エストニアの航海の歴史を楽しく学べる展示が満載です。貴重な骨董品の潜水装備なども見どころの1つで、最上階の展望台からはタリンの街並みを一望できます。タリン港まで徒歩10分の場所にあり、周辺には「三人姉妹」と呼ばれる歴史的な建物や聖オレフ教会など、観光スポットが点在しています。
コフトウッツァ展望台
コフトゥウッツァ展望台は、タリンの旧市街地トームペアの丘にある人気の絶景スポットで、中世の街並みを一望できる観光名所です。展望台からは14~15世紀に建てられた赤茶色の三角屋根が並ぶ旧市街と、近代的なビルが立ち並ぶ新市街、そしてバルト海のフィンランド湾まで、タリンの歴史と発展が同時に感じられる景色を楽しめます。聖ニコラス教会の塔や旧市庁舎の尖塔など、タリンのシンボル的な建造物も見渡せます。ここには人気者のカモメ「スティーヴン」が住んでおり、人懐っこい姿や写真映えするポーズで観光客を楽しませています。特に夕暮れ時には街全体が黄金色に染まり幻想的な雰囲気を醸し出す、SNSでも話題のタリン観光の定番スポットです。
ラエコヤ広場(Tallinn Town Hall Square)
ラエコヤ広場は、世界遺産タリン旧市街の中心に位置する広場です。1441年に世界で初めてクリスマスツリーが飾られたことでも知られています。広場の中心には北欧最古の市庁舎が建ち、その八角形の尖塔には「トーマスじいさん」と呼ばれる風見鶏が街を見守っています。13世紀から商人たちが集う市の中心として栄え、現在も夏はテラスカフェで賑わい、冬には伝統的なクリスマスマーケットが開かれる人気スポットです。広場の一角には中世から続くヨーロッパ最古の薬局「市議会薬局」があり、周囲からは旧市街の5つの尖塔を見渡すことができます。年間を通じてさまざまな文化イベントが開催され、地元の人々や世界中からの観光客で賑わっています。
市議会薬局(Raeapteek)
市議会薬局は、1422年から営業を続けるヨーロッパ最古の薬局です。特に有名なのが「失恋の薬」として知られるマジパンで、アーモンドが72%、残りは秘密の材料で作られる伝統的なお菓子です。1581年から1911年までの約330年間はバーチャート家が10代にわたって経営し、ロシア皇帝も秘薬を求めて訪れたという記録が残っています。現在も薬局として営業を続けながら、店内には17世紀から20世紀の古い薬や医療器具が展示されています。タリン旧市街のラエコヤ広場に面した立地でアクセスしやすいのも魅力。中世の薬局の歴史を楽しく学べる博物館としての役割も果たしており、観光客に人気のフォトスポットです。
パットクリ展望台
パットクリ展望台は、タリン旧市街のトームペアの丘にある展望スポットで、城壁と街並みを最も美しく望める人気の観光名所です。丘の北側に位置し、首相官邸のステンボックハウスに隣接する石造りの展望台からは、中世の街並みを象徴する尖った屋根の塔々や聖オレフ教会、その先に広がる青いバルト海まで見渡せます。1903年に造られた趣のある曲がりくねった階段でアクセスでき、ヌンネ通りやシュネリ公園へと続いています。特に夕暮れ時は城壁や建物のライトアップと夜景のコントラストが美しく、写真撮影に訪れる観光客も多く見られます。旧市街のどのホテルからも徒歩15分以内でアクセスでき、夜も安心して訪れることができる人気の観光スポットです。
クム美術館(エストニア国立美術館)
クム美術館は、タリン郊外に2006年にオープンした現代的な美術館で、曲線を活かした斬新な建物デザインそのものが1つのアート作品として注目を集めています。愛称の「KUMU」は、エストニア語の「芸術」と「美術館」を組み合わせた言葉で、「反響」という意味も持つ親しみやすい呼び名です。7階建ての館内には、18世紀から現代までのエストニアの芸術作品が時代順に展示され、特にバルトドイツの絵画やソビエト時代の作品が見どころ。若手アーティストの作品展示や体験型のワークショップも人気で、2008年にはヨーロッパ博物館賞を受賞しました。館内には劇場やカフェ、ショップも完備され、芸術を楽しみながらゆったりと過ごせます。
要塞トンネルと博物館(Kiek in de Kök)
要塞トンネルと博物館は、タリン旧市街の山の手エリアにある500m以上の広大な博物館です。1483年に建てられた市内最古の防衛塔を中心に、4つの中世の塔と17世紀末に作られた地下トンネルで構成されています。かつて武器や火薬の保管庫として使われ、敵の侵入を防ぐ地下通路だったトンネルには、現在は美しい石の彫刻が展示され、まるで中世にタイムスリップしたような雰囲気を楽しめます。塔からは旧市街の絶景を一望でき、地下トンネルは市の中心広場まで続いています。館内では当時の防衛の仕組みや歴史を分かりやすく学べ、中世の城や要塞に興味がある方はもちろん、冒険心をくすぐられる方にもおすすめのスポットです。
その他エリアでおすすめの観光スポット
ラヘマー国立公園
ラヘマー国立公園は、タリンから東へ70kmに位置するエストニア最古の国立公園です。「湾」を意味する名の通り、フィンランド湾に面する4つの半島を含む約7万ヘクタールの広大な自然が広がっています。公園の7割を森や湖が占め、岩場の海岸や美しい湿原には、クマやヘラジカ、年々数が減少しているヨーロッパミンク、コウノトリなどさまざまな野生動物が暮らしています。特にハイウェイから気軽にアクセスできるヴィル湿原の初心者向けトレイルは、多くの観光客で賑わっています。2階建てのビジターセンターでは氷河期から続く自然について学べ、タリンから車やバスで約1時間と気軽に行けることから、人気の日帰り観光スポットとなっています。
バラステの滝
バラステの滝は、エストニア北部のフィンランド湾に面する国内最大の滝です。オンティカ村の断崖に位置し、落差約30mを誇ります。実は川の氾濫を防ぐための人工的な排水路ですが、その迫力は自然の滝に勝るとも劣りません。4億年以上かけて形成された地層が露出した崖からは、水しぶきを上げながら海へと流れ落ちる様子を間近で見ることができます。特に冬は北風によって水しぶきが凍りつき、まるでファンタジー映画のような氷の芸術が生み出されます。春の雪解け時期も水量が増して見応えがあり、フィンランド湾の大パノラマと共に壮大な景色を楽しむことができます。タリンから近隣の町までバスで約2時間と、日帰り旅行にぴったりのスポットです。
エストニア国立博物館
エストニア国立博物館は、タルトゥにある国内最大規模の民族博物館です。1909年の設立以来、エストニアの歴史と文化を守り発展させる重要な役割を担っています。旧ソ連の軍用滑走路があった場所に新館として建設され、日本人建築家の田根剛氏が設計を手掛けました。全長355m、幅72mの建物は、滑走路の延長線上に配置され、過去から未来へと飛び立つような斬新なデザインが特徴です。伝統模様「オクタグラム」をモチーフにしたガラス外壁には、エストニアの森と雪景色が表現されています。19世紀から収集された民族衣装や手織りのカーペット、フィン・ウゴル系民族の文化遺産など、エストニアの生活文化や伝統を体験できる展示が充実しています。
クレサーレ城(Kuressaare linnus)
クレサーレ城は、エストニア西部のサーレマー島に位置する中世の城で、国内で最も保存状態が良い城です。1380年代に、この地域を支配していたドイツ騎士団がキリスト教を広めるための拠点として城を建設。最初は木造でしたが、後に石造りの城として建て直され、尖った窓や高くそびえる塔を持つ優美な姿になりました。城の象徴である北側の防御塔は高さ37mにも及び、正門には守護聖人ヨハネを表す鷲の紋章が掲げられています。7階建ての城内には、司教の生活空間や敵の侵入を防ぐ仕掛け部屋など、中世の知恵と工夫を見ることができます。現在は「サーレマー博物館」として一般公開され、島の自然や城の歴史を学べる展示のほか、地元の手工芸品ショップも人気です。
カーリ・クレーター(Kaali field of meteorite craters)
カーリ・クレーターは、エストニアのサーレマー島にあるユーラシア大陸で最も壮大なクレーターの1つとして知られています。約2700年前に形成された比較的新しいクレーターで、人が住んでいた時代に落下したという特徴があります。地上5~10kmの高さで隕石が分裂し、その最大の破片により直径110m、深さ22mの大きなクレーター(現在の湖)と、周辺に8つの小さなクレーターが形成されました。衝撃は原子爆弾の爆発に匹敵し、島に大きな被害をもたらしました。紀元前には湖の周囲に巨大な石壁が築かれ、発見された多くの家畜の骨から、かつては神聖な生け贄の場であったと考えられています。現在は貴重な自然遺産として保護されています。
パルヌビーチ(Pärnu Beach)
パルヌビーチ(Pärnu Beach)はエストニアの南西部に位置するバルト海沿いのリゾート地で「エストニアの夏の首都」として親しまれています。タリンから車で約2時間ほどとアクセスが良く、広大な白い砂浜と浅い海が特徴的で小さな子供でも安心して遊べることから家族連れに人気です。海岸沿いには整備された遊歩道があり、トイレ、シャワー、更衣室などの設備も充実しています。ビーチでは海水浴や日光浴はもちろん、ビーチバレーやカヌー、SUPなどのウォータースポーツも楽しめます。子供向けの遊具や遊園地も併設され、周辺にはレストラン、カフェ、スパなどがあり、リラックスして過ごせるのも魅力。バルト海に沈む夕日も堪能できるエストニアの絶景スポットです。
ケイラ滝(Keila waterfall)
ケイラ滝(Keila waterfall)は、高さ6m、幅10mの規模を誇る国内で3番目に大きな滝です。タリンの中心部からバスで約1時間と気軽にアクセスでき、バス停から徒歩10分ほどと気軽に訪れることができます。滝の周辺には、ネオ・ゴシック様式の壮大なマナーハウスや歴史ある水力発電所があり、3kmの自然遊歩道も整備されています。落水の音を聞きながらマイナスイオンを浴びてリラックスできる癒やしスポットとして人気があり、半日あれば十分に楽しめるのも魅力。交通費も手頃で、タリン観光の合間に立ち寄るのもおすすめです。夏は30℃近い暑さになることもありますが、涼を求めて訪れる人も多いエストニア北部を代表する自然スポットです。
RUMMU Quarry and Murru Prison
RUMMU Quarry and Murru Prison(ラムウ採石場とムル刑務所)は、タリン近郊のユニークな観光スポットです。ソ連時代には白い建材となる石を採掘する場所として、隣接するムル刑務所の受刑者たちが働いていました。ソ連崩壊後、採掘場は閉鎖され、地下水が湧き出て水没。現在は透明度の高い美しい湖となり、水中には当時の建物や機械が沈んでいます。夏場は多くの人々が訪れ、シュノーケリングやダイビング、水上バイクなどを楽しめます。また、廃墟となった刑務所の建物も一部残されており、独特な写真スポットとしても人気です。水深のある場所や足場の悪い箇所があり水温も低いため、安全に十分注意して観光を楽しみましょう。
ナルバ城
ナルバ城は、エストニア北東部に位置するナルバ川沿いに建つ13世紀の要塞です。1256年にデンマーク王国によって建設され、当初は木造でしたが、14世紀初頭に石造りの要塞として生まれ変わりました。高さ51mのトールヘルマンタワーからは、向かい側のロシアにあるイヴァンゴロド要塞や歴史ある工場街のクリーンホルムの景色を一望できます。700年以上の歴史の中で5つの国が治めてきた城は、今では博物館として公開されています。中庭では昔の暮らしを体験でき、入場券と一緒にもらえるコインで城内のお店での買い物も楽しめます。川の東側には新たにギャラリーと修道院も再建され、歴史と文化が学べる観光スポットとして人気を集めています。
ラクヴェレ城
ラクヴェレ城は、中世の生活や文化を体験できるテーマパーク型の観光スポットとして人気の城です。13世紀にデンマーク人が石造りの城として建設し、その後リヴォニア騎士団が修道院型の城へと改築。北側に修道院、南側に中庭を備えた現在の形となりました。城内には中世の生活を身近に感じられる7つの展示エリアがあり、当時の武器や監獄、大きな寝台や洗い桶が再現された中世の部屋を見学できます。17世紀に一度は廃墟となった城は、2020年に多目的公園としてリニューアル。子ども向けの遊び場では、おもちゃの剣を使った戦いごっこや動物とのふれあいも楽しめます。城の周辺には歴史ある旧市街が残り、中世の飲み物も味わえる観光スポットです。
ハープサル城
ハープサル城は13世紀に建てられた司教の住む城で、城内に教会を持つ珍しい建造物として知られています。壁の厚さが1.2m以上、高さは15mにも及ぶ城は、16世紀初めにかけて3万平方メートルに拡張されました。29mの塔は見張り台から鐘楼に変わり、今も残されています。かつて司教の愛人が聖歌隊の少年に化けて忍び込んでいたという伝説があり、8月の満月の夜には白衣の少女の姿が城の壁に映ると言われています。現在は博物館として一般公開され、中世の監獄や病院、学校が再現されているほか、聖ニコラス大聖堂は今でも礼拝堂として使用されています。城の庭は無料の公園として開放され、毎年8月には伝説にちなんだ音楽祭が開かれる人気スポットです。
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エストニアの基本情報
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- 資本金70.2億円(資本剰余金を含む)
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