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バンコク1日観光の弾丸コースを紹介。ソンワット、タラートノーイ、チャルンクルン、ワンバンコクをめぐってきた

バンコク1日観光の弾丸コースを紹介。ソンワット、タラートノーイ、チャルンクルン、ワンバンコクをめぐってきた

バンコク観光の1日モデルコースを、令和トラベル代表の篠塚孝哉が実際に歩いたルートで紹介。ソンワット通り、タラートノーイ、チャルンクルン通りのリノベ施設、ワンバンコクを1日でまわって感じた各エリアの本音の評価と回り方をまとめました。

ライター NEWT編集部
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バンコクの「いま」を1日で見るなら、どこを歩けばいいのか。2026年10月、令和トラベル代表の篠塚孝哉が、チャイナタウンの古い商店街ソンワット通りから、路地が入り組むタラートノーイ、倉庫や郵便局をリノベーションした施設が点在するチャルンクルン通り、そして2024年に開業した大型複合開発ワンバンコクまでを、1日で弾丸観光してきました。

王宮や三大寺院だけではない、歩くほど評価が変わる街と、正直「寄り道くらいでいい」場所。実際に歩いた時間と、現地で感じたことをそのまま、写真とともにお届けします。

Contents
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バンコク1日モデルコース、実際に歩いたルート

ソンワット通りの街並み
ソンワット通り|第一印象は「よくある問屋街」。ここから評価がひっくり返ります(photo by 篠塚孝哉)

まずは結論から。この日めぐった順序は、次のとおり。時間は写真の撮影時刻から起こしているので、だいたい合っているはずです。

時間(現地)

エリア

ひとことで言うと

10:20ごろ〜10:50

ソンワット通り

今回のいちばん。歩くほど良くなる商店街

11:00〜11:20ごろ

タラートノーイ

路地そのものが見どころ

11:20ごろ

The Corner House

きれいな小さめの商業施設。寄り道向き

11:45ごろ

ランチ(Irvin Thai Kitchen 1976)

チャルンクルン通りでガパオ

12:25〜12:40ごろ

Warehouse 30

アート・家具・カフェの倉庫。ふらっと寄るのに良い

13:10ごろ

TCDC Bangkok

正直、企画展やイベントに合わせて行く場所

13:30に出発、14:00前に到着

ワンバンコク

2024年開業の超大型開発。考察は今回保留

午前中はチャイナタウンの南側からチャオプラヤー川沿いを南へ下っていくルートで、ワンバンコクだけはルンピニー公園の向かいなので少し離れています。

ひとことでまとめると、施設単独のきれいさよりも、歩くほど新しい店や景色に出会える「街まるごと」のほうが、今回は圧倒的に印象に残りました。このあと順番に書いていきます。

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ソンワット通りは「普通」から「絶対に行くべき」に変わった

最初に歩いたのが、チャイナタウンの南側を川と平行に走るソンワット通り。サンパンタウォン地区にある古い通りです。

着いて最初の感想は、正直「思ったより普通」でした。電線がぐちゃっとからまって、トラックが荷物を積み下ろしている、よくある問屋街っぽい通り。「……あれ、ここで合ってる?」と思ったくらいです。笑

ところが、細かく見ながら歩くと、新しいカフェ、雑貨屋、レストランが次から次へと出てくる。古い商店のあいだに、明らかにここ数年でできた感じのお店がぽつぽつ混ざっているんですよね。

Local Boys Coffeeのカップ
ソンワット通り・Local Boys Coffee|カップまでうるさいくらいにかわいい(ほめてます)(photo by 篠塚孝哉)
ソンワット通りのセレクトショップGarçon
ソンワット通り・Garçon Dept.|看板に堂々と「AT SONG WAT」。通りの名前がもうブランドになっている(photo by 篠塚孝哉)
小窓で注文するクラフトコーラのお店
ソンワット通り|小窓ひとつでお店が成立する。クラフトコーラの注文口(photo by 篠塚孝哉)
窓辺に並ぶホーロー食器
ソンワット通り|窓辺にホーロー食器がずらり。おばあちゃん家の台所が、いまいちばんおしゃれ(photo by 篠塚孝哉)
JOJOE Coffee Song Watの外観
ソンワット通り・JOJOE Coffee Song Wat|白い洋館にスペシャルティコーヒー。ガラスに映る中国廟もいい仕事をしています(photo by 篠塚孝哉)

ソンワットのおもしろさは、街を丸ごと新しく作り直したわけではないところだと思っています。昔ながらの商店街はそのままで、その隙間に現代的な飲食・小売・デザインが入り込んでいる。だから最初は「普通」に見えるし、歩けば歩くほど発見が増える。第一印象の「普通」と、歩いたあとの「絶対行くべき」は矛盾していなくて、この街の体験そのものだと思います。

ソンワット通り脇の路地
ソンワット通り|赤い幟はタトゥースタジオ。脇道に入ると店の振れ幅がさらに広がる(photo by 篠塚孝哉)

行列とミシュランのプレート

ミシュランのプレートが掲げられた食堂
ソンワット通り・Urai(ウライ)|ミシュランのプレートが光る食堂は、地元のお客さんで満席(photo by 篠塚孝哉)

もうひとつ大きかったのが、飲食店にちゃんと人が並んでいたこと。おしゃれな店舗が「ある」だけの街は世界中にありますが、ソンワットは行列ができていて、実際に人が集まっている。ミシュランガイドのビブグルマン(手ごろな価格でおいしい店に与えられる評価)にえらばれたお店もあります。写真のガチョウ煮込みの名店「Urai」もそのひとつで、店先にミシュランのプレートが並んでいました。

かなり良いエリア。タイ・バンコクに来たら、絶対に行ったほうが良いです。今回の1日でいちばんの収穫でした(ソンワットだけで1本書けそうなので、それはまた別で書きます)。

タラートノーイは路地そのものを歩きに行く街

タラートノーイの細い路地
タラートノーイ|曲がった先にまた路地。地図アプリより勘で歩くのが正解(photo by 篠塚孝哉)

ソンワット通りから川沿いを少し南東へ。11時ごろにタラートノーイに入りました。

ここで印象に残ったのは、特定のお店や建物ではなく、とにかく細い路地と小道が多いこと。大通りを歩いて目的のお店に行くのではなく、古くからあるであろう道を曲がりながら、街の内側を探検していく感覚です。

壁画と提灯のある路地
タラートノーイ|壁画と提灯と植木鉢。人ひとり分の幅に、情報量がぎゅうぎゅう(photo by 篠塚孝哉)

ちょっと大げさですが、イタリアのヴェネツィアや、スペイン・バルセロナの旧市街を思い出しました。建物の様式や街の規模が同じという意味ではなく、狭い道が入り組んでいて、歩いていること自体が体験になる、という意味です。

錆びた車が置かれたチョコレート店の入口
タラートノーイ・Slow Bar Chocolate|錆びた車はたぶんオブジェ。チョコレート屋さんの入口です(photo by 篠塚孝哉)

すぐ隣のエリアなのに、ソンワットとはまったく性格が違うのもおもしろいところ。ソンワットは「新しいお店を見つける楽しさ」、タラートノーイは「街路そのものを探検する楽しさ」。セットで歩くと、この差がよくわかります。

タラートノーイの生活感のある通り
タラートノーイ|路地を抜けると、ふつうの生活の通り。観光地と暮らしの境目がゆるい(photo by 篠塚孝哉)

チャルンクルン通りのリノベ施設は「寄り道」として楽しむ

ここからはチャオプラヤー川沿いのチャルンクルン通りを南へ。古い建物を再生した施設を3つまわりました。先に正直に書いておくと、ここはどれも「わざわざ目指す目的地」というより、近くを歩くついでに寄るくらいがちょうどいいです。

The Corner House:きれいな小さめの商業施設

The Corner Houseの館内
タラートノーイ・The Corner House|築100年級のオレンジの建物に、かわいい店がぎゅっと(photo by 篠塚孝哉)

チャルンクルン通りとパドゥン・クルンカセーム運河の角に建つ、100年以上前のオレンジ色の建物を再生した施設で、2023年11月にオープンしています。カフェや小売店が入った小さめの商業施設で、かなりきれい。ちょろっと見る寄り道には良いぐらい、というのが正直な距離感です。

Irvin Thai Kitchen 1976のガパオライス
チャルンクルン通り・Irvin Thai Kitchen 1976|ランチはガパオ。お皿に花が一輪、ちょっとだけ気取ってる(photo by 篠塚孝哉)

お昼はチャルンクルン通りのIrvin Thai Kitchen 1976で、ガパオライスを食べました。

Warehouse 30:アートと家具と広いカフェ

Warehouse 30のコーヒーロースター
Warehouse 30|第二次大戦期の倉庫が、いまはガラス張りのロースター(photo by 篠塚孝哉)

チャルンクルン通りのソイ30にある、第二次世界大戦のころの倉庫群をリノベーションした複合施設です。設計はタイの建築家ドゥアンリット・ブンナーク。アートギャラリー、家具屋、カフェなどが入っていて、モダンアートやトレンドの拠点のような場所でした。

Warehouse 30のカフェ
Warehouse 30|吊りランプが一直線。カフェが広くて、つい長居しそうになる(photo by 篠塚孝哉)

空間もきれいで、カフェも広い。物販だけでなく、アート・家具・飲食を一緒に見られるのがこの施設の良さです。ここもふらっと立ち寄るには良いエリアでした。

TCDC Bangkok:企画展やイベントに合わせて行きたい

グランド・ポスタル・ビルディングのホール
TCDC(グランド・ポスタル・ビルディング)|シャンデリアの下は郵便局のホール。アートはこの上の階(photo by 篠塚孝哉)

TCDC(タイ・クリエイティブ&デザインセンター)は、チャルンクルン通りの歴史ある郵便局の建物、グランド・ポスタル・ビルディングに入っているデザインの拠点です。5階建てのアートビルのようになっていて、タイのクリエイターの作品が詰まっています。

ただ、正直そんなに良くはなかったです。ちょろっと見るぐらいなら良いけれど、今回の見学では体験として強い魅力までは感じませんでした。企画展やイベントをやっている施設なので、そういうタイミングに合わせて行くと印象は変わりそうです。なお、月曜は休館のようなので、行く前に公式サイトで確認を。

ワンバンコクは「別の都市に来た」くらいの落差

ワンバンコクの高層ビル群を見上げた写真
ワンバンコク|見上げると全部タワー。さっきまでの路地と同じ日とは思えない(photo by 篠塚孝哉)

13時半にチャルンクルンを出て、最後はワンバンコクへ。ルンピニー公園の向かい、かつてスアンルム・ナイトバザールなどがあった場所に生まれた超大型の複合開発で、2024年10月25日に正式オープンしました。オフィスタワー、ホテル、商業施設、広場がまとまった「街」です。MRTブルーラインのルンピニー駅が最寄りです。

ワンバンコクの商業施設の吹き抜け
ワンバンコク|吹き抜けから植物のシャンデリア。このとき探していたのはガチャガチャです(photo by 篠塚孝哉)
The Wireless House One Bangkok
ワンバンコク・The Wireless House|超高層の足元に、緑の平屋がちょこん(photo by 篠塚孝哉)

……そして、ワンバンコクの感想ですが、ここは今回ちゃんとした考察を残せていません。館内で見どころを調べたり、ガチャガチャがあるか調べたり(何してるんだ)していたら時間切れでした。笑 評価は保留にして、次回ちゃんと書きます。

ひとつだけ言えるのは、午前中のチャイナタウンの路地からワンバンコクのタワー群までを1日で見ると、バンコクという都市の振れ幅がとんでもなく大きいということ。このギャップ自体が、弾丸コースのいちばんの見どころかもしれません。

バンコクを1日で回るなら知っておきたいこと

実際に歩いてみて、目的別のおすすめをまとめるとこうなります。

やりたいこと

おすすめ

本音の評価

新しいカフェや雑貨、行列店を発見したい

ソンワット通り

絶対に行くべき

迷路のような路地を歩きたい

タラートノーイ

路地好きならかなり楽しい

きれいな施設でひと休みしたい

The Corner House/Warehouse 30

寄り道として良い

デザイン・アートの企画展を見たい

TCDC Bangkok

展示やイベントがあるときに

最新の大型開発を見たい

ワンバンコク

今回は評価保留

回るときのポイントは3つです。

  • ソンワット通りは午前中に。お店を1軒ずつのぞきながら歩くのがこの街の楽しみ方なので、最低30分は見ておきたいです
  • ソンワット通り→タラートノーイ→チャルンクルン通りは、この順に川沿いを下っていくとスムーズです
  • チャルンクルン通りの施設は「全部まわる」より、気になったところに寄るくらいの気持ちで。TCDCは開催中の展示を事前にチェック

まとめ:バンコクは「街ごと」歩くのがいちばんおもしろい

ソンワット通りのココナッツが並ぶ店先
ソンワット通り|ココナッツが山積みの店先。帰り際にもう1軒寄りたくなるのがこの通り(photo by 篠塚孝哉)

今回いちばん強く印象に残ったのはソンワット通りでした。最初は普通の通りに見えたのに、歩くほど新しいお店や飲食の魅力、人の集まりが見えてきて、最後には「タイに来たら絶対行ったほうがいい」まで評価が上がった。タラートノーイは、それとはまた別に、路地が密集する旧市街の構造そのものがおもしろい街です。

逆に、きれいにリノベーションされた単独の施設は、良いけれど「寄り道向き」。街は施設のきれいさではなく、歩くほど出会いが増えるかどうかで決まる。これが今回の弾丸観光の結論です。

王宮と三大寺院をまわったことがある人こそ、次はぜひソンワット通りを歩いてみてください。

おまけ:前夜のムーガタと、夜のNusara

ムーガタの鍋で肉を焼くところ
前夜・スクンビット東側のムーガタ店|真ん中で焼いて、まわりのスープで煮る。焼肉と鍋の二刀流(photo by 篠塚孝哉)

弾丸観光の前夜は、ムーガタ(タイ式の焼肉鍋)で腹ごしらえ。ドーム型の鉄板で肉を焼きながら、まわりの溝に張ったスープで野菜を煮ていく、タイの定番の食べ方です。

Nusaraの入口
Nusara(ヌサラ)|番地は336。扉の横にミシュラン2026のプレート(photo by 篠塚孝哉)

そして1日の最後は、アジアのベストレストラン50で3位(2023年)に選ばれたこともあるNusaraに訪問する機会も。ありがたい。

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最終更新日:2026年10月26日(初版。料金・在庫・施設情報を確認)

この記事は、令和トラベル代表・篠塚孝哉の現地での体験をもとに、NEWT編集部がAIのサポートを受けて構成・編集しています。施設情報や数値は2026年10月26日時点で公式サイト・報道等を確認したものです。

cover photo by 篠塚孝哉

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