ワットアルンはタイ・バンコクを代表する寺院!魅力や歴史などを解説
タイ・バンコクを代表する観光スポット・ワットアルン。タイの三大寺院の1つで、世界遺産に登録されています。 この記事では、ワットアルンの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひワットアルンへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむ参考にしてくださいね!
タイ・バンコクを代表する観光スポット・ワットアルン。タイの三大寺院の1つで、世界遺産に登録されています。
この記事では、ワットアルンの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひワットアルンへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむ参考にしてくださいね!
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ワットアルンの基本情報
タイ・バンコクの代表的な観光スポット・ワットアルン。まずは、ワットアルンの歴史や特徴などの基本情報を解説します。
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ワットアルンとは?
ワットアルンはワットポー・ワットプラケオとともにバンコク三大寺院と呼ばれる、バンコクを代表する寺院です。ワットは寺院、アルンは夜明けという意味で、日本語では暁の寺と呼ばれています。バンコクの中央を流れるチャオプラヤ川沿いに建立されており、チャオプラヤ川を挟んで対岸からワットアルンを見る風景は、バンコクを象徴する美しい風景となっています。
ワットアルンの歴史
ワットアルンはアユタヤ時代に建立され、17世紀くらいからあったとされています。当初はワットマコークと呼ばれ、現在のように特別な寺院ではありませんでした。その後、特徴的な堂塔がラーマ2世の治世中の19世紀初頭に建設。タークシン大王の治世にはオリーブ寺として知られていましたが、ラーマ1世の即位までワット・チェンと改名されました。しかし、ラーマ1世は完成前に亡くなり、その後ラーマ2世が修復を完了させ、寺院名はワット アルン ラーチャワララームに。現在はワットアルンの名前で親しまれています。
ワットアルンの特徴
タイは上座部仏教という仏教徒が国民の95%以上を占めると言われる仏教の国ですが、ワットアルンはヒンドゥー教の影響を受けたクメール様式の建築物です。そのため、他の寺院とは異なったデザインを見ることができます。
ワットアルンには5つの仏塔があり、中央の大仏塔の周囲に小さな仏塔が四方をかこむ形で建立されています。
ワットアルンのあるバンコクってどんな街?
バンコクはタイの首都で、正式名称はクルンテープ・マハナコーンと言います。熱帯に位置し、年間の平均気温が約33度となっており、乾季(11月~2月)・暑季(3月~5月)・雨季(6月~10月)と3シーズンに分かれています。
高層ビルやマンションなど近代的な建物が立ちならぶ一方、金色にかがやく仏教寺院が点在する、エキゾチックな大都市です。
日本から飛行機で約6時間、時差は2時間とアクセスしやすい街で、日本からの海外旅行先として人気の都市となっています。
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ワットアルン観光の見どころ
ワットアルンは、特徴的でカラフルな絵柄の仏塔や大小の本堂・礼拝堂を見学できる寺院です。そして、寺院内を見学するだけでなく、チャオプラヤ川の対岸から眺める風景が美しいのもワットアルンの特徴。そんなワットアルンの見どころを見ていきましょう!
あざやかで美しい絵柄の大仏塔と4つの小仏塔
ワットアルンは大仏塔とそれを四方に取りかこむ4つの小仏塔が特徴です。高さ約75メートルの大仏塔の側面には階段があり、塔の途中まで登ることができます。
5つの仏塔はカラフルな花柄のような美しい絵柄の陶器片で装飾されています。間近で見ると、その細やかさに思わず目を見張ってしまいます。
迫力ある本堂
高さ約2メートルの巨大な2体の鬼(ヤック)の門番に入口が守られた本堂。この鬼はタイで古くから伝承されている民族叙事詩『ラーマキエン物語』に登場する鬼です。
この本堂はラーマ2世によって建立され、建設当初から存在する由緒ある建物となっています。本堂の周りには約120体の仏像が配置されており、本堂の中央にはラーマ2世が顔を彫ったとされる本尊の釈迦座像(しゃかざぞう)が置かれています。この釈迦像の台座には、ラーマ2世の遺骨が納められていると言われています。
タイの民族衣装を着てみて
ワットアルンではタイの民族衣装を着て入場することもできます。色あざやかなタイ衣装ときめ細かいデザインのワットアルンの相性はばつぐん!フォトジェニックな写真を撮影できますよ。
チャオプラヤ川の対岸から見る風景
ワットアルンの見どころは、寺院内を見学するだけではありません。バンコクの代表的な風景として目にする機会も多い、対岸からチャオプラヤ川越しに見えるワットアルンという絶景。その風景を眺望できるレストランやカフェもあるので、絶景を楽しみながらゆっくりと過ごすのもよいかもしれません。
まさに暁の寺!夕焼けに染まる絶景
ワットアルンのハイライトといえば、まさに暁の寺というべき、夕日に染まる風景。ワットアルンにそびえ立つ仏塔群の背景に沈みゆく太陽がチャオプラヤ川に映り込む感動の絶景が広がります
その眺めを望む対岸のレストランは日没時大変混雑するので、ぜひ予約して非日常のひとときを過ごしましょう。
ワットアルン観光に最適なシーズンは?
ワットアルンがあるタイ・バンコクは、年間を通して暖かい気候です。その中でも特に観光におすすめのベストシーズンを紹介します。
ベストシーズンは快適に過ごせる11〜3月
タイの季節は乾季(11月〜3月)・暑季(4・5月)・雨季(6月〜10月)の3つに分かれています。その中でも乾季は雨量が少ないため、屋外のワットアルンでも雨の心配をせずに観光が楽しみやすい季節です。
雨が少なく日照時間が長く、気温も毎日30度を超えますので、帽子などの熱中症対策や日焼け止めをしっかりしましょう。
観光客が少ない時期を狙うなら6~10月
雨季にあたる6〜10月は、観光客も他のシーズンより少なくなります。しかし、日本の梅雨とは違い、1日に何度かスコールのような雨が1〜2時間続くのが特徴で、雨上がりに観光すると涼しく快適です。とくに9月の雨量は多いですが、10月中旬頃から雨量は少なくなります。
この時期に訪れる場合は、折り畳み傘やレインコートなど、雨具を常に携帯しましょう。
ワットアルンの見学方法は?
バンコクに旅行に行ったら、必ず一度は訪れたい定番観光スポット・ワットアルン。予約は必要ありませんが、現地の入口で入場券を購入する必要があります。
入場にはチケットの購入が必要!
チケットは現地で購入可能で、入口前の2カ所にチケット売場があります。入場料は100バーツ(407円)です。チケット1枚で水1本のサービスがありますよ。
ワットアルン観光に要する時間
ひととおり回るのに約30分、じっくり写真を撮るなどして回るのであれば約1時間を想定して予定を組むと良いでしょう。
ワットアルンへのアクセス・行き方
ワットアルンにアクセスするには、以前はチャオプラヤ川を渡る渡し船に必ず乗る必要がありましたが、2019年9月にMRT(地下鉄)が延伸したことにより、MRTと徒歩だけでアクセスできるようになりました。自身の旅行スタイルに合わせてアクセス方法を選びましょう。
最もアクセスが簡単なのは地下鉄
2019年9月にMRT(地下鉄)ブルーラインが延伸し、イサラパープ駅ができました。イサラパープ駅からワットアルンへは徒歩約10分でアクセスすることができます。
タイの雰囲気を味わうなら地下鉄と渡し船
MRTブルーライン駅ができる前、最もポピュラーなアクセス方法だったのがこれ。MRTサナームチャイ駅で降り、約10分歩いたところにあるターティアン船着場から渡し船に乗ると、約3分でワットアルン前の船着場に到着します。
観光スポット巡りをするならタクシー
ワットアルン以外にも効率よく観光地を回りたい場合、タクシーをチャーターするのもおすすめです。3500〜4000バーツ(約14245円~16280円)ほどで1日チャーターすることもできるので、運転手に交渉してみましょう。
ワットアルン観光における注意点
人気の観光スポットであるワットアルンですが、敬虔な仏教徒であるタイの国民の神聖な仏教寺院であることを忘れてはいけません。タイの仏教のルールに則り、以下の点に注意しましょう。
露出度の高い服装はNG
男女ともにノースリーブやショートパンツ、ミニスカートなど肌の露出が多い服装は避けましょう。できれば足首まで隠れる服のほうが好ましいとされているので、せっかくのタイ旅行のお土産にもなるタイパンツを現地で購入し、履いていくのもおすすめです。
ワットアルンでは、入口で簡単な服装チェックが行われていますが、そこまで厳しいものではありません。万が一服の丈がルールにそぐわなくても、肌の露出を隠す羽織ものの貸出があります。
女性が僧侶の体・衣服・持ち物に触れるのはNG
女性が僧侶の体や衣服、持ち物に直接触れてはいけません。寺院の中だけでなく、公共交通機関や街中でも女性は僧侶に触れてはいけませんので気を付けましょう。
着脱しやすい靴を履いていくのがおすすめ
タイの寺院では、本堂などの中は土足厳禁であることが多く、靴を脱ぐ必要があります。寺院巡りをする際は、着脱しやすい靴を履いていくのがおすすめです。
ワットアルンの観光を満喫しよう
この記事では、ワットアルンの観光に関する見どころや歴史、アクセスなどをご紹介しました。タイ・バンコクを訪れたら必ず訪れたい、歴史を感じる寺院・ワットアルン。ご紹介した情報を参考に、ワットアルンの観光を満喫してみてくださいね!
ワットアルン(Wat Aryn)の基本情報 | |
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住所 | 34 Arunamarin Rd., Wat Arun, BangkokYai, Bangkok 10600, タイ |
電話 | - |
営業時間 | 8:00~17:30 |
休業日 | 基本的に無休 |
アクセス | MRTイサラパープ駅から徒歩10分 |
料金 | 100バーツ(407円) |
公式サイト |
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