イエローストーン国立公園を観光しよう!見どころや行き方など徹底解説
世界で初めて国立公園に登録されたイエローストーン国立公園。アメリカ西部のワイオミング州に広がる公園内では温泉や間欠泉などの熱現象が近くで見られます。今回はそのイエローストーン国立公園の見どころや行き方などを解説します。
アメリカ西部のワイオミング州に広がるイエローストーン国立公園は、世界で初めての国立公園として設立されました。公園内では温泉や間欠泉などの熱現象を見ることができ、夏シーズンには多くの観光客が訪れます。そこで今回はイエローストーン国立公園の見どころや行き方などを詳しくご紹介。訪問予定の方や興味のある方はぜひ参考にしてください!
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イエローストーン国立公園の基本情報
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イエローストーン国立公園は、アメリカ西部にあるワイオミング州を中心に広がる国立公園。地球上の約半分の温泉や約3分の2にあたる間欠泉などがあり、七色に輝く温泉など熱水現象によって表われた自然が楽しめる場所として人気があります。
広大な上、見どころがたくさんあるため全てをしっかり見ようとすると数日かかるのだそう。まずはそのイエローストーン国立公園の基本情報についてみていきましょう!
アメリカ西部ワイオミング州に広がる国立公園
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アメリカ西部ワイオミング州を中心に、アイダホ州とモンタナ州にもかかって広がるイエローストーン国立公園。
敷地面積は約8,980平方キロメートルと言われており、かつては巨大な火山があったそうです。今でも地下には公園の敷地面積と同等のマグマが広がっていて、世界の約半数の温泉や約3分の2の数にあたる間欠泉などの熱水現象が集中しています。
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※画像はイメージです
また、公園内には森や草原などの自然が広がっていて、バイソンやバッファローなどの野生動物が生息しています。動物園ではなかなか見ることができない希少な大型動物の姿を見ることができ、忘れられない思い出になるでしょう!
手つかずの自然が残るワイオミング州
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イエローストーン国立公園は、アメリカ西部・ワイオミング州にあります。アメリカで一番人口が少ない州で、手つかずの自然が今でも多く残っているため、アメリカで最も多様な野生生物が生息する場所でもあるのだそう。
クマやバイソン、コヨーテなどの野生動物が歩き回っていることも珍しくありません!
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またワイオミング州には、イエローストーン国立公園のほかにもグランドティトン国立公園や、アメリカで初めて国定記念物に指定されたデビルスタワーなど、自然に触れられる観光名所がたくさんあります。
本場のアメリカ西部の雰囲気を味わえるので、イエローストーン国立公園を訪れたならほかのエリアを巡ってみるのもおすすめ!
1872年に世界で初めて国立公園として設立された
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1800年代、当時のアメリカには未開の地が多くありました。このイエローストーンも無名でしたが、トーマス・ジェファソン(Thomas Jafferson)大統領が構成した探検隊により発見され、その名が広がっていきます。
当初、政府はイエローストーンの自然の美しさを知らなかったため、自然保護よりも開発や研究を進めようとしましたが、探検隊やイエローストーンを訪れた人々は自然の美しさに感動し政府の動きに反対。
そしてイエローストーンは誰かの私有物にしたり、利益のために開発・研究したりするべき場所ではないと政府に提言しました。
市民の意見に政府も考えを改め、1872年にユリシース・グラント(Ulysses Grant)大統領がイエローストーン公園法に署名。このようにして世界初の国立公園が誕生しました!
1978年には世界遺産に登録された
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美しい自然が広がるイエローストーン国立公園は、1978年に世界遺産の自然遺産ジャンルに登録されました。世界初の国立公園でありながら、実は最初に登録された12件の世界遺産のうちのひとつでもあるのだそう。
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世界遺産として登録されたイエローストーン国立公園ですが、実は1995~2003年の間、危機遺産リストにも掲載されていたことがあるようです。その理由は、イエローストーンの河川上流で本格的に鉱物資源調査が行われ、生態系が脅かされてしまったから。
その後環境改善に努めたため、危機遺産リストからは削除されたようですが、改善が見られなかった場合は世界遺産登録を解除されていた可能性もあるのだそう。美しい自然を残すためにも、訪れる際には自然を傷つけないように気を付けたいですね!
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イエローストーン国立公園の見どころ
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イエローストーン国立公園は東京都の約4倍もの面積がある広大な公園なので、見どころがたくさんあります。訪れたからには全て見たいところですが、ここでは特に見落としたくない見どころや注目スポットをご紹介します。ぜひ参考にしてください!
世界的にも貴重な熱水現象
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先述の通りイエローストーンにはかつて巨大な火山があったこともあり、今でも地下にはマグマ層があると言われています。そのため、熱水現象の温泉・間欠泉・泥壺・噴気孔の4分類が一度にすべて見られます。
これは非常にめずらしいことで、イエローストーン国立公園が観光客に人気である大きなポイント!
ちなみに、イエローストーン国立公園で見られる熱水現象の数は約10,000と言われており、世界中で見られる熱水現象の半分を占めています。ダイナミックなアメリカの自然を楽しみたい方は絶対訪れるべきスポットです!
七色に輝くグランド・プリズマティック・スプリング
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イエローストーン国立公園には必ず押さえておきたい見どころのひとつ、グランド・プリズマティック・スプリング(Grand Prismatic Spring)という巨大な温泉があります。
直径は約113メートルもあり、世界で第3位の大きさ!温泉の中心に向かって七色に輝き、その美しさに魅了される人もたくさんいます。
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ちなみに七色に輝く理由は、温泉の温度とバクテリアの繁殖によるもの。中心の青色は約70度と高温のため空の色が反映されています。
そして、外側に向かうほど温度は低くなり種類が異なるバクテリアが繁殖しているため、白・黄色・オレンジ・茶色に変化しているのだとか。
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高温すぎるので中には入れませんが、ボードウォーク(木道)が設置されているので、そこから絶景を眺めることができます。また、周辺には大きさが異なる熱水泉があるので、それらを回ってみるのもおすすめ!
14~17時頃の暖かい時間帯の訪問がおすすめ
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七色に輝く水面が美しいグランド・プリズマティック・スプリングですが、訪れるなら14~17時頃の暖かい時間帯がおすすめ。こちらの温泉は水温が約70度もあるため、気温が低い時期や時間帯に訪れると湯気が立ち上りやすいのだそう!
水面の美しい色合いを楽しむためにも、日中の気温が高くなる夏のお昼過ぎ頃に訪れるのがよいでしょう。
必見スポット!オールド・フェイスフル・ガイザー
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35~120分のおよそ一定の間隔で忠実(フェイスフル・faithful)に吹き上がることから名付けられた世界最大級の間欠泉が、オールド・フェイスフル・ガイザー(Old Faithful Geyser)です。吹き上がる時間はもちろん、高さも約27~56メートルとこちらもほぼ一定なのだそう。
国立公園に制定されたときからほぼ変わらない間隔・高さで吹き続けている間欠泉はめずらしく、必見のスポットです!
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ちなみに吹き上がる熱水の量は約4万リットルなのだとか。間近で迫力満点な大地の力強さが見られるため観光客にも人気があります。ビジターセンターでは次に吹き上がる時間の予測がされているので、食事をしたり買い物をしたりして待つのもおすすめ!
露天風呂が楽しめるボイリング・リバー
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イエローストーン国立公園には温泉がたくさんありますが、高温すぎたり酸性が強すぎたりして入れないことがほとんどです。
しかし、マンモス・ホットスプリングスの近くにある川の露天風呂ボイリング・リバー(Boiling River)だけは入ることが可能。川自体は冷たいですが、そこに温かいお湯が流れ込むことで心地良い気温の露天風呂となっている人気スポットです!
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ただし、夜間や水量が多いときは入場が禁止になることもあるのだそう。また日本と違い、入浴するときは水着の着用が必須です!入浴したい方は、水着や水中用のサンダル・タオルを持っていくのを忘れないようにしましょう。
また飲酒した方の入場も禁止なので、気を付けましょう。
美しい絶景スポット!グランドキャニオン・オブ・ザ・イエローストーン
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イエローストーン国立公園のほぼ真ん中にあるのがグランドキャニオン・オブ・ザ・イエローストーン(Grand Canyon of the Yellowstone)です。グランドキャニオンと聞くと有名なあのグランドキャニオンを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、それとは別物になります。
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有名なグランドキャニオンとは違うものの、このグランドキャニオンも美しいので見落としたくないスポット!黄色が個性的な絶壁は約32キロメートルにわたって続き、これはイエローストーン・リバーが長い歳月をかけてつくったと言われています。
特にインスピレーション・ポイントからの眺めは、川と渓谷の様子がよくわかるのでおすすめですよ!
青色の湖が目印のイエローストーンレイク
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イエローストーン国立公園の南東部に広がるのが、美しい青色が目印のイエローストーン・レイク(Yellowstone Lake)。大きさは琵琶湖の半分ほどです。現在はミズーリ川からミシシッピ川を経て、メキシコ湾に続く湖ですが、過去には太平洋や北極海にも繋がっていたと言われています。
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湖の表面温度は1年を通して平均16度と非常に冷たいですが、夏場であれば1時間のガイド付きのレイククルーズやボートのレンタルなどが行われるので湖上を満喫できますよ。また、さまざまな野鳥も生息するのでバードウォッチングをして楽しむのもよいでしょう。
フィッシングコーン
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イエローストーン・レイクの底からは、吹き出す噴出孔も見つかっています。形が三角コーンに似ていることからコーンと呼ばれ、ある人が釣った魚をここで茹でたことからフィッシングコーン(Fishing Cone)という名前が付いたと言われています。
現在はこの噴出孔を利用して魚を茹でることは禁止されていますが、釣りは楽しめますよ!
白く輝く光景が印象的なマンモス・ホットスプリングス・テラス
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公園内の北西部に位置するのが、マンモス・ホットスプリングス・テラス(Mammoth Hot Springs Terrace)!流れ出る温泉には石灰分が含まれていて、それが長い年月をかけて蓄積された結果、幾重にも重なる白い棚田(テラス)のようになったのだそう。
真っ白でキラキラ輝く光景は美しく訪れる人を圧倒します。石灰分が含まれる温泉は今も絶え間なく湧き出ていて、段丘は現在も少しずつ色や形を変えています。
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棚田(テラス)が見渡せるビューポイントは2つあります。1つ目は棚田を上から眺めるアッパーテラスでドライブウェイにあります。
車から眺めるようになっていますが、駐車場に車を停めてボードウォーク(木道)を歩けば、棚田に水が溜まっている様子を上から見ることができます!
2つ目は棚田を下から眺めるローワーテラス。棚田に水が溜まっている様子は見られませんが、棚田から水がキラキラと流れる光景が楽しめます。徒歩で見学できるので、美しい光景を見ながら散歩したい方におすすめ!
時期によって異なる要素を持つノリス・ガイザー・ベイスン
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イエローストーン国立公園内のノリスエリアにある最も火山活動が活発で高温な地区が、ノリス・ガイザーベイスン(Norris Geyser Basin)。火山活動は約11万5000年前から活動しているようで間欠泉地帯でもあると言われています。
あちこちで蒸気や間欠泉、熱水泉が見られる上、時期によって異なる現象が表われるため何度訪れても楽しいエリアです!
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中でも見逃せないのは、園内で最も高い約115メートルまで噴出するスチームボート・ガイザー。ただし、100メートルを超える噴出が出るタイミングは予測不可能で、半世紀以上出ないこともあるのだそう。運次第なので見られるかはわかりませんが、訪れた際はぜひチェックしてみてくださいね!
バイソンやバッファローなどの野生動物
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自然豊かなイエローストーン国立公園では、あちこちでバイソンやバッファローといった希少な大型野生動物を見ることができます。
特に北東に近いラマ―バレー(Lamer Valley)と南西のハイデンバレー(Hayden Valley)は、ブラックベアやオオカミといった野生動物の生息地になっているのだそう。
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野生動物が活動している景色を見たい場合は、動物が活動的な日の出の前や夕刻に出かけるのがおすすめ。遭遇できる可能性が大いにあります。ただし、これらの動物は飼われているわけではないので近づきすぎには気を付けましょう。
イエローストーン国立公園の見学方法
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広大な敷地にあるイエローストーン国立公園をせっかく訪れたなら、しっかりと見学したいですよね。ここではチケットの購入方法や見学に要する時間、おすすめのシーズンなどをご紹介。ぜひ参考にしてください!
チケット購入はオンラインがおすすめ
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イエローストーン国立公園に入園するためにはチケットが必要です。チケットは車1台(座席数15席以下)につき35ドル(5,127)で人数は関係ありません。
そのほかバイクやスノーモービル、徒歩や自転車でも入園できますが、その際は入園料が異なるので気を付けましょう。
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チケットは当日エントランスで購入することも可能ですが、おすすめはオンラインでの購入。オンラインであればエントランスでやり取りする時間が短縮できるのでスムーズに入園でき、目当てのスポットへすぐに向かうことができます!
公式サイトから必要なチケットの枚数と必要事項を入力するだけで購入できますが、英語表記のみの案内なので、英語が不安な方は現地での購入がおすすめ!
おすすめの滞在日数は1〜3日間ほど
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広大なイエローストーン国立公園ですが、何日ほど滞在するべきか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。おすすめの滞在日数をまとめたので参考にしてください。
じっくり見たい場合は2~3日かけて回ろう
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敷地面積約8,980平方キロメートルもあるイエローストーン国立公園の見どころをしっかり見て回りたい場合は、2~3日ほどの日程を押さえておくと安心!
公園内に見どころが点在しているといっても、人気のスポットはやはり混雑していることが多いので並ばなければならないこともあります。
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また各スポットの距離が離れているので移動に時間がかかったり、ときに野生動物の移動に巻き込まれたりすることもあるのだそう。落ち着いてじっくり回りたい方は、2~3日程度の余裕をみておきましょう。
1日で楽しむことも可能
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もちろん、2~3日もの日程が用意できない方も1日あればイエローストーン国立公園の雰囲気を楽しむことができます。ただし、時間が限られているのであらかじめ絶対に訪れたいスポットは決めておきましょう。
入口は5か所あり
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イエローストーン国立公園の入口は、北ゲート・北東ゲート・東ゲート・南ゲート・西ゲートの全5か所があります。利用する空港や出発地点の場所を考慮してアクセスしやすいゲートを選んでくださいね。
ただし、冬季は北ゲートと北東ゲートのみオープンしているので冬の間に訪れる場合は気を付けましょう!
到着したらまずはビジターセンターへ
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イエローストーン国立公園に到着したら、まずはビジターセンターに行ってみましょう。案内所のようなところで、園内の最新情報やおすすめ情報が手に入れられます。
また、火山活動や園内に生息する動植物に関する展示や映像を見ることもできます。公園について知ることで、より見学が面白くなるでしょう!
ビジターセンターでは、イエローストーン国立公園の有料ツアーも開催されています。個人で好きなスポットを回って楽しむのもおすすめですが、夏季や繁忙期は混雑するのでスムーズに見られないことも。
ツアーに参加すると人気スポットも効率的に回れます。ツアーの予約もビジターセンターで行えるので、気になる方は訪れてみましょう!
園内にはホテルやレストランもあって安心
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イエローストーン国立公園内には、ホテルやロッジなど合計9カ所の宿泊施設があります。宿泊費用は施設によって異なり、1泊100ドルのところもあれば600ドル近くのところもあるので予算に合わせて選べるのがポイント!
ただし、季節によって営業している宿泊施設が異なったり、1年以上前から予約がいっぱいになっていたりすることもあるのだそう。訪問を考えている場合はホテルのチェックも忘れないようにしましょう。
また、ホテルが取れなければ園内にはキャンプ場もあるのでそちらを検討してみるのもおすすめですよ!
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園内にはレストランもあるので食べる場所に困ることはないでしょう。高級レストランからカフェテリアまであるのでこちらも予算に合わせて選ぶことが可能!ただし、混雑は不可避なので予約しておくことをおすすめします。
季節で異なる景色を楽しめる
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イエローストーンは1年中開いているので、どの季節でもアクセスできます。夏は青空に緑が映えて美しく、冬は雪景色に覆われた山が美しいなど季節によって見られる景色が変わるのも魅力のひとつです。そのため、どのシーズンに訪れても楽しめるでしょう!
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ただし、冬場は道路が凍結してしまい行ける場所が限られてしまいますので注意してください。また標高が高いところにあるので、気温が低く寒いので冬季に訪れる場合は防寒対策も忘れないようにしましょう。
5月または10月に訪れるのがベスト
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5月から9月にかけてはどのスポットも基本的に開いているので、じっくりと園内を見て回りたい方におすすめです!
しかし、アメリカの休日である5月最終月曜日メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)から9月の第1月曜日レイバーデー(労働者の日)にかけては観光客も多いのだそう。そのためこの時期に訪れると混雑は避けられないでしょう。
そこでおすすめなのが5月または10月の訪問です。天候が不安定なため開いていないスポットもあるかもしれませんが、観光客が少ないのでゆっくり見て回ることができるでしょう。
また、野生動物や火山活動が活発な時期でもあるので、十分イエローストーンを楽しめますよ!
イエローストーン国立公園への行き方
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イエローストーン国立公園は車がないとアクセスしづらい場所にありますが、レンタカーや現地ツアーで訪れることができます。ここでは、イエローストーン国立公園までの行き方をご紹介します!
車で行く場合
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イエローストーン国立公園まで車で行く場合は、最寄りの空港からアクセスできます。車は空港にてレンタル可能です!
ただしレンタルする際には、国際免許証もしくはアメリカで運転が可能なライセンスなどが必要となることが多いので、出発前に必要書類を確認し用意しておきましょう。
1.ジャクソンホール空港から行く場合
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ワイオミング州にあるジャクソン・ホール(Jackson Hole)空港は、イエローストーン国立公園へのアクセスが良く人気のある空港です。車は空港でレンタル可能ですが、念のため予約しておくことを推奨します。
空港からイエローストーン国立公園までは車で約1時間30分。北の方角へ約116キロメートル行くと南ゲートに到着します。
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道中にはもうひとつの国立公園、グランドティトン国立公園を見ることができるので移動時間も楽しめるでしょう!
ただし冬季は北ゲートと北東ゲートのみのオープンなので、寒い季節にジャクソン・ホール空港を経由してイエローストーン国立公園へ行く場合は気を付けましょう。
2.イエローストーン空港から行く場合
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イエローストーン(Yellowstone)空港は、ウエスト・イエローストーンという小さな街にある空港で、イエローストーン国立公園の西ゲートの近くにあります。
車で約10分のところにあるので公園へのアクセスはばつぐんですが、便数が少なくチケットも高めなので日本から向かうには不向きかもしれません。費用よりも時間や利便性を求める方にはおすすめ!
現地ツアーで行く場合
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空港で車を借りたり、慣れない左ハンドルで運転したりするのは不安という方におすすめなのが現地ツアーへの参加です。ツアーの種類によりますが、添乗員さんがいるツアーならスポットを解説しながら案内してくれるので楽しめるでしょう!
ただし、ツアーだと日程が限られていたり参加者全員で移動したりすることもあるので、個人でのんびり見学したい方には不向きかもしれません。
観光の注意点
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イエローストーン国立公園は自然を満喫できる人気の観光スポットですが、手つかずの大自然だからこそ気を付けなければならない点がいくつかあります。ここでは観光時の注意点についてまとめたので、訪れる際の参考にしてください!
火山活動に気を付ける
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イエローストーン国立公園内のあちこちで、現在も火山活動が起こっています。そのため、熱水泉や間欠泉などは非常に高温で触れたり入ったりすると大やけどしてしまう可能性があります!場合によっては死に至ることもあるのだそう。
見学は必ず設置されている遊歩道や見学スポットから行い、身を乗り出したり人を押したりするなどの危険行為は避けましょう。
また、モノを投げ入れたりドローンを飛ばしたりする行為も禁止されています。自分の身と自然を守るためにも園内のルールは守りましょう!
野生動物には近づきすぎないようにする
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イエローストーン国立公園の見どころでもある野生動物ですが、近づきすぎには気を付けましょう。野生動物は人間が近づいてくると興奮して襲ってくる可能性があります。
安全のためにもクマやオオカミなどからは90メートル以上を、そのほかの動物からは25メートル以上の距離を保って見学するように心がけましょう。念のためクマよけスプレーを持っておくと安心ですよ。
また、動物を撮影する際に背を向けたり、カメラのフラッシュを焚いたりする行為も危険なので気を付けましょう!
イエローストーン国立公園で絶景を楽しもう
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今回は自然が生み出したイエローストーン国立公園の見どころや見学方法などを詳しくご紹介しました。世界で初めて設立された国立公園かつ最初の世界遺産のひとつでもあるイエローストーン国立公園。ダイナミックな火山活動や野生動物の生きる姿など日本では見られないものが間近で見学できるのでおすすめです!本記事を参考に、ぜひ訪れてみてくださいね。
イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park)の基本情報
住所:Yellowstone National Park, Wyoming, 82190 United States of America
電話:+1-307-344-7381
営業時間:要確認
休業日:園内のスポットにより異なる
アクセス:1)イエローストーン空港から車で約10分
2)ジャクソン・ホール空港から車で約1時間半
料金:車(1台、座席数15席以下人数関係なく)35ドル(約5,127円)、バイク・スノーモービル(1台、1名に限る)30ドル(約4,394円)、徒歩・自転車・スキーなど(16歳以上)20ドル(約2,929円)、15歳以下無料
※2023年8月17日のレート、1ドル=146.50円で計算
公式サイト:https://www.nps.gov/yell/index.htm
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