【2024年最新】羽田空港直結の便利なホテル！おすすめ6選を紹介

空港直結のホテルは便利！

近年、空港直結のエアポートホテルが人気。空港直結やすぐ近くのホテルといえば、早朝・深夜便に乗る、出張で寝るだけの利用がメインと思われがちです。しかし最近ではエアポートホテルの使い方が様変わりしています。

近年増えているのは観光での利用。近隣の宿泊施設に移動せず、空港直結ホテルでの滞在を楽しむ観光客が急増しているのです。

それに合わせてエアポートホテルも進化。豪華なスイートルームや温泉、航空会社やキャラクターとのコラボなど、観光スポットとしての魅力もアップしています。

羽田空港は直結ホテルの激戦区

そんなエアポートホテルの中でも激戦区となっているのが羽田空港。日本を代表するハブ空港で乗り継ぎも多いだけに、その間の一泊を存分に楽しめるホテルが誕生しています。またリーズナブルに泊まれる便利なコンパクトホテルやプレミアムクラスの高級ホテルなど、幅広いクラスのエアポートホテルが充実。ただ便利なだけでなく、ホテル滞在も楽しめるようになっているのです。

羽田空港直結のおすすめのホテル6選

羽田空港には、第1ターミナルと第２ターミナルに直結するホテルがそれぞれ1つずつ、第3ターミナルに直結するホテルが4つあります。

それぞれ個性的なホテルばかり。その魅力をじっくりご紹介します。

ファーストキャビン羽田ターミナル1

第1ターミナル直結の気軽に泊まれるホテル

ファーストキャビン羽田ターミナル1は、羽田空港国内線第1旅客ターミナル直結のホテル。ファーストキャビンは、飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテルです。

ジャンルとしてはカプセルホテルと同じ簡易宿所となりますが、一般的なカプセルホテルより広く快適な空間で、ビジネスホテルよりリーズナブルというユニークな立ち位置の宿泊施設になっています。

①ショートステイも可能

フロントは24時間対応なので、早朝や深夜便でも安心。

5時から16時まではショートステイもできます（予約は10時から15時まで）。ショートステイは2時間から利用可能。1時間単位で延長もできるので、旅の途中にちょっと仮眠して疲れをとることもできますよ！利用料金は、ファーストクラスキャビンが2時間3,000円（延長1時間につき1,500円）。ビジネスクラスキャビンは2時間2,000円（延長1時間につき1,000円）です。

②大浴場やシャワールームで旅の疲れを癒やせる

共有スペースには大浴場やシャワーブース、パウダールームも完備。ゆったりと疲れを癒やし、リフレッシュできます。館内着やボディタオルなど一般的なアメニティに加えて、メイク落としや化粧水、ヘアアイロンなども充実しているので、手ぶらで行けるのもうれしいですね。

この共用スペースにはラウンジやカフェバーなどもあり、全館でWi-Fiが使用可能。仕事や勉強にも利用できますよ！

③ビジネスクラスキャビンとファーストクラスキャビンでゆったり

法令上は簡易宿所となるため部屋の入り口に鍵をかけることができず、ロールスクリーンやアコーディオンカーテンで仕切りますが、宿泊エリアは男女別に分かれていて安心。エリアごとにキーで入室します。

宿泊するキャビンは、ビジネスクラスキャビンとファーストクラスキャビンの2種類。どちらも一般のカプセルホテルよりかなりゆったりした空間です。

ビジネスクラスキャビンは幅1.2メートルで、奥行きと高さは2.1メートル。高さがあるため圧迫感がないのはカプセルホテルとの大きな違いです。ベッドは100センチ幅のシングルサイズで、32インチのテレビ、カウンター、Wi-Fi、電源コンセント2口、ヘッドフォンジャック、空調スイッチなどもそろっています。鍵つきのセーフティボックスもあって安心ですよ！

そしてファーストクラスキャビンは幅、奥行き、高さがすべて2.1メートルの余裕ある空間。ベッドは120センチ幅のセミダブルサイズでゆったりくつろげます。鍵付きセーフティボックスも大きくなり、サイドテーブルもつくのでちょっとした仕事もできますよ。

羽田エクセルホテル東急

第2ターミナル出発ロビーが目の前のホテル

羽田エクセルホテル東急は、羽田空港第2ターミナルに直結しているホテル。しかも出発ロビーの端にホテルエントランスがあるので、移動時間はほとんどなし。早朝の出発などではとても便利ですね。

ホテルは2つの棟に分かれていて、7階建ての西棟と5階建ての東棟があります。ロビーにはディスプレイがあり、国内線フライトインフォメーションの確認もできますよ。

①滑走路を眺めるお部屋やフライトシミュレーターつきのお部屋も

滑走路や駐機中の飛行機が見える部屋、東京湾が見える部屋など、羽田空港直結のホテルならではといえる景色の部屋があるのも特徴。なかでも人気はＣ滑走路に面している部屋です。泊まりたい場合は、デラックスツイン（滑走路側4･5階）、デラックスダブル（滑走路側5階）、エクセルツイン（滑走路側3階）、プレミアツインまたはプレミアダブル（滑走路側3～5階）を予約してください。

またフライトシミュレーターがついたお部屋など、遊び心あふれる部屋があるのもポイント。たとえばJAL Cockpit ROOMは、JALの運航乗務員が監修して製作。本物のシートなどの部品を使用して、コックピットに座っている気分を味わうことができます。

②レストランは早朝から営業

カフェ＆ダイニングのフライヤーズテーブルは早朝便に合わせて朝5時から営業。開放感のある店内で飛行機を眺めながら食事を楽しめます。 

朝は和洋食のバイキング、昼はパスタや中華麺などの麺類、ご飯ものなどのアラカルトメニューやランチコース、夜はディナーコースが中心。バラエティ豊かな食事を楽しめるので、宿泊客に限らず、羽田空港から搭乗する前に立ち寄る人も多い人気店です。

ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田／ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田トランジット

第3ターミナル出発ロビー内！国際線の利用に便利なホテル

ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田は、羽田空港第3ターミナル3階の出発ロビー内にあるホテル。航空会社のチェックインカウンターの先にホテルエントランスがあるので、チェックインの時間までホテルで過ごせます。

また第3ターミナル出国エリア内には同系列のザ ロイヤルパークホテル 東京羽田トランジットというホテルもあります。こちらはトランジット専用のホテル。客室、リフレッシュルーム、ラウンジがあり、乗り継ぎの合間や出発前にゆっくりくつろぐことができます。

①サービスが充実！

フロントデスクは24時間対応。チェックインは26時までできます。またホテル内に外貨両替機があって、外貨から日本円への両替が可能。ビジネスコーナーではパソコンとプリンターを利用できるので、旅行前に仕事を片付けていくこともできます。前泊で仕事時間が無駄になってしまわないのはうれしいポイントですね！

②豊富なお部屋タイプから選べる

ホテルの宿泊エリアは2階から6階にあるスタンダードと7階と8階にあるプレミアフロアに分かれています。そしてシングル、ツイン、ダブル、スイートなど豊富なお部屋のタイプから選べるのがうれしいポイント。エアラインビューや、ブランド家具で統一したコラボルームなど、タイプもさまざまで何度でも泊まりたくなりますよ！

空港らしいリフレッシュルームも用意。これはシャワーブース、ソファ、テレビを設置していて、ベッドがないお部屋です。1時間 3,000円、延長1時間 2,000円で24時間いつでも使えます。

③レストラン＆バーも充実！

レストラン＆バーのテイルウィンドは、オールデイダイニングがテーマのレストラン。1日のさまざまなシーンに合わせて利用できるのが特徴です。

6時から10時までは和洋食ブッフェの朝食。10時から11時はドリンクメニューのみの喫茶、11時から15時は数種類のセットメニューから選べるランチ、15時から17時はドリンクメニューのみの喫茶。17時から23時は喫茶＆ディナーでスイーツやアラカルト、セットメニューをいただけます。

また夜はバーとしてお酒も楽しめるので、フライトに合わせてゆっくり過ごしてもいいかもしれません。

ヴィラフォンテーヌ プレミア／グランド 羽田空港

商業施設や温泉も！2つのコンセプトで展開する話題のホテル

ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港とヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港は、2022年12月にオープンした話題のホテル。羽田空港 第3ターミナルに直結する羽田エアポートガーデン内にあります。

ヴィラフォンテーヌは住友不動産のホテルシリーズブランド。2つのホテルはクラスが違うのが特色で、プレミアの方はラグジュアリーホテルブランド、グランドの方はハイグレードホテルブランドです。

一方で内装のさりげない和のテイストや細やかなサービスなど、日本らしさを感じられるのは共通点。2つのホテルを合わせた客室数は全1,717室もあって、エアポートホテルとしては国内最大規模になります。

①プレミアは日本のおもてなしを追求

2つのホテルのうちヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港は世界に誇る日本のおもてなしを追求した高級ホテル。館内や客室の内装や装飾品は上品で高級感があり、ワンランク上のサービスが受けられます。

何か困ったことがあったらホテル内のおもてなしセンターへ。館内や周辺の案内から宅配便の手配、手荷物預かりまで、さまざまなサービスに対応してくれます。

また全6タイプの部屋はすべて多摩川を望むリバービュー。対岸の東京夜景が川面にきらめく夜はとてもロマンチックですよ。

②グランドはお部屋の種類が豊富！

一方、ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港はビジネスや観光の拠点となるホテル。利便性や機能性を重視しながら快適な滞在を求める人にぴったりなホテルとなっています。客室が12タイプもあるのが特徴。滞在目的や人数、メンバーに合わせて選ぶことができますよ。

画像のJALコラボのほか、しろたんやバーバパパ、おジャ魔女どれみ、デジモン、文房具のコクヨなど、子どもが喜ぶコラボルームもたくさんそろっています。

③ショッピングモール併設で買い物も楽しい！

羽田空港第3ターミナルの到着ロビーとホテルは徒歩4分ほどの連絡通路でつながっています。その通路も羽田エアポートガーデンの一部。ショッピングモールのJapan Promenadeになっていて、12店舗のショップと3店舗の飲食店が並んでいます。15店舗のうち8店舗は東京初出店。ここでしか買えない羽田限定商品もたくさんありますよ。

Japan Promenadeを抜けると、ホテルのエントランスと、2階のショッピングエリア。その一角は鳥居のようにデザインされた羽田参道で、ここにもバラエティ豊かな17店が並んでいます。また旅行先へ持っていきたいアイテムを販売する15店舗が集まったHANEDA COLLECTIONや、老舗・名店がそろった飲食店街のHaneda Food Selectionも人気です。

④展望天然温泉で絶景を堪能！

12階にある天然温泉・泉天空の湯 羽田空港は、地下1,500メートルから汲み上げている24時間営業の温泉。天然温泉がある空港は他にもありますが、展望天然温泉がある空港は、羽田だけです。温泉に入りながら飛行機や富士山を一望できるのが魅力。2種類のサウナや岩盤浴、食事処、休憩室、ボディケアも備わっていて、心ゆくまでリラックスできますよ。

通常入館料は4,800円ですが、ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港に宿泊した場合は無料。ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港に宿泊した場合は1,600円の割引き料金で利用できます。

便利で楽しい羽田空港直結のホテルに泊まろう！

この記事では、羽田空港直結のホテルを紹介しました。空港に直結したエアポートホテルなら移動時間はほとんど気にせず、滞在時間を楽しめます。空港までの移動手段に困る早朝や深夜便はもちろん、ゆっくり休んでから旅行に行きたい人、寝坊が心配な方にもぴったりです。

旅行時に便利な羽田空港直結のホテルでは、空港や東京湾、多摩川の景色を眺め、グルメやショッピング、温泉まで楽しめます。

ホテルにはプレミアムクラスからコンパクトクラスまで、幅広いタイプのお部屋がそろっているので、ぜひ一度宿泊してみてください。その便利さと楽しさにきっと驚きますよ！

cover photo by Expedia