伊豆大島への行き方3選!飛行機・ジェット船での最安・最速のアクセス方法
伊豆大島は、東京から船で約1時間45分で行ける場所。手軽に自然あふれる島での観光が楽しめることで人気の離島です。 本記事では、伊豆大島に行く方法をご紹介。飛行機やジェット船、大型客船などさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
伊豆大島は、東京から船で約1時間45分で行ける場所。手軽に自然あふれる島での観光が楽しめることで人気の離島です。
本記事では、伊豆大島に行く方法をご紹介。飛行機やジェット船、大型客船などさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
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伊豆大島に行く方法は?距離は?
伊豆大島は、東京から約120キロメートル南方にある離島です。船で約1時間45分で行ける場所にあり、離島のなかでは比較的気軽に訪れられる場所にあります。また、飛行機を利用すれば最短25分で移動でき、日帰りでのアクセスも可能です。
伊豆大島までの最速・最安の行き方は?
時間 | 料金 | おすすめな人&特徴 | |
---|---|---|---|
飛行機 | 約25分 | 片道13,800円 | 東京から最短で移動する方法 |
高速ジェット船 | 約1時間45分 | 8,310円 | 価格と移動時間のバランスがとれた移動方法 |
大型客船 | 6時間~ | 5,130円~ | 所要時間はかかるもののリーズナブルに移動できる |
このように、移動手段によって所要時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。
また伊豆大島からの帰り方も紹介するので、参考にしてください。
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伊豆大島まで飛行機でアクセス!
東京の府中飛行場からは、伊豆大島まで向かう小型飛行機が運航しています。飛行機を利用すれば、最短25分で伊豆大島まで行けるので、所要時間を短くしたい人におすすめです。
飛行機は最短25分で伊豆大島までアクセス可能
調布飛行場から伊豆大島の大島空港までの所要時間は、最短約25分です。飛行機を使った移動は、すべての移動手段のなかで最速で、すぐに伊豆大島へ行きたい人におすすめ。
ただし、調布飛行場までの移動時間と、出発から搭乗にかかる時間を考える必要があるので、出発場所との兼ね合いを考えて利用しましょう。
伊豆大島までの金額は片道13,800 円
伊豆大島まで向かう飛行機は、新中央航空株式会社が運航しています。片道の運賃は13,800円。また、往復で航空券を購入することでリーズナブルに利用できることもポイント!一部の期間を除いて、往復25,100円で利用できます。
航空券は電話やインターネットから予約でき、1ヶ月前の便から申し込みが可能です。小型機での運航になるため、繁忙時期などは早めに予約しておくことをおすすめします。
伊豆大島に向かう飛行機は、東京都調布市にある調布飛行場から出発します。飛行場は、京王線調布駅北口からバスで約15分ほどの場所にあります。
運航本数は1日に2便から3便で、基本的には午前中に1~2便、午後に1便が運航していますよ。ただし、日によって運航時間が変わるため、スケジュールは公式サイトで確認しましょう。
飛行機に搭乗する際は、出発時刻の30分前までに搭乗手続きを済ませておく必要があります。支払いが完了すると予約番号が発行されるので、印刷して持っていくと安心です。
ちなみに、調布飛行場は小さな空港のため、待合室やトイレ、自販機程度の設備しかありません。上手く時間を調節して、調布飛行場に到着できるようにすることをおすすめします。
調布飛行場を出発した飛行機は、約25分かけて伊豆大島の大島空港(東京大島かめりあ空港)に到着します。大島空港は、島内の南東に位置する空港で、大島町から車で約10分の距離。空港からは路線バスが運行していて、元町港や大島公園などの各地へ移動ができます。
伊豆大島へ飛行機で移動するメリット&デメリット
メリット
- 所要時間が短い
- 他の移動手段に比べて運航本数が多い
デメリット
- 飛行場までの移動時間がかかる
- 小型機特有の揺れがある
- 天候によって欠航や遅延する場合がある
飛行機の帰りは伊豆大島から出発!
飛行機の帰りも大島空港から出発します。基本的には1日3便が運航していて、最も早い便が9時台、16時台が最終便です。
大島空港には、レストランと売店が併設されています。ちょっとしたお土産の購入もできるので、少し早めに到着しておくといいでしょう。
飛行機は最速で伊豆大島に行きたい人におすすめ!
飛行機での移動は、伊豆大島までの所要時間を短くしたい人におすすめ。調布飛行場までの時間はかかるものの、伊豆大島まで最短約25分と移動時間は最短です。
また、往復で安く利用できるので、コスパの面でもおトクに利用できます。小型機から太平洋を眺めながら、優雅な空の旅を満喫してみましょう!
伊豆大島まで高速ジェット船でアクセス!
伊豆大島までのアクセス方法には、ジェット船を利用する方法もあります。ジェット船は、時速約80キロメートルで走行する高速船で、東京から約1時間45分で伊豆大島に到着できますよ。熱海と伊東からは1時間以内でアクセス可能!
時間 | 料金 | |
---|---|---|
東京 竹芝ふ頭 | 約1時間45分 | 8,310円 |
熱海 | 45分 | 5,280円 |
伊東 | 35分 | 4,410円 |
ジェット高速船は1時間45分でアクセスできる
東京の竹芝客船ターミナルからは、1時間45分で伊豆大島に到着します。基本的には1日に午前中と午後の2便が運航しており、土日・祝日のみ久里浜港を経由して伊豆大島に向かいます。
伊豆大島までの金額は片道8,310円
東京・竹芝ふ頭からの運賃は片道8,310円です(※2024年4月時点)。土日・祝日のみ運航する久里浜港から乗船する場合の運賃は、片道5,530円となります(※2024年4月時点)。
ただし、高速ジェット船の料金は、季節によって変わることがあります。また、燃油サーチャージが含まれるため、燃油価格によっては多少の差があることも特徴。そのため、予約する際は、高速ジェット船の公式サイトから利用する月の運賃をチェックしてくださいね!
高速ジェット船の乗り場は、基本的には東京都にある竹芝客船ターミナルから出発します。JR浜松町駅や東京臨海新交通ゆりかもめ竹芝駅、都営地下鉄大江戸線大門駅が最寄り駅です。
また、前述したように、土日・祝日のみ竹芝客船ターミナルを出発してから、神奈川県横須賀市にある久里浜港にも立ち寄ります。最寄り駅の京急久里浜駅もしくはJR久里浜駅からバスで約10分ほどの場所にありますよ。
高速ジェット船の到着地は、伊豆大島の元町港または岡田港です。当日の波や風の状況によってどちらの港に到着するか決まるので、必ず確認しておきましょう。
高速ジェット船で移動するメリット&デメリット
メリット
- 金額が安い
- 所要時間が短い
- 海の上を滑るように進む爽快感が味わえる
デメリット
- 運航本数が少ない
- 船酔いすることもある
- 天候によって欠航する場合がある
高速ジェット船の帰りは伊豆大島から出発!
高速船の帰りも、元町港または岡田港から出発します。東京方面へ向かう便は午前中と午後で1便ずつ。また、土日・祝日のみ久里浜港行きも運航しています。
元町港と岡田港には、船客待合所が併設されています。船を待つ際には、日差しを避ける場所として利用するのもおすすめです。また、港の周辺には、飲食店が並んでいるので、待ち時間に困ることはないでしょう。
熱海港・伊東港からアクセスする場合の金額は4,410円〜
伊豆大島へ向かうジェット船は、東京・竹芝ふ頭のほか、伊東港と熱海港からも運航しています。熱海から大島便は5,280円で所要時間約45分。伊東港から出発する場合の運賃は4,410円で、所要時間は約35分となっています(※2024年4月時点)。
ただし、竹芝ふ頭からアクセスする場合と同じように、高速ジェット船の料金は、季節や燃油価格によっては変動する場合があるため、詳しい運賃については公式サイトなどで確認しましょう。
伊豆半島から伊豆大島に向かう便は、日帰り旅行にもおすすめ!伊豆半島で宿泊をしながら、1日だけ伊豆大島を訪問するといったスケジュールにも利用できますよ。
高速ジェット船はコスパと時間短縮を叶えたい人におすすめ
高速ジェット船での移動は、コスパと時間短縮を両方叶えたい方におすすめ。東京からの所要時間は約1時間45と短く、価格も安いのが特徴です。
また、東京以外にも熱海港や伊東港、久里浜港からも利用できるので、自分のスケジュールにあわせて利用しやすいです。伊豆半島からの日帰り旅行もでき、まるで飛行機のように海の上を走る高速ジェット船で、快適な船旅を満喫しましょう!
伊豆大島まで大型船でアクセス!
海上ルートから伊豆大島へ向かう方法には、大型客船 さるびあ丸を利用する方法もあります。所要時間は長いですが、リーズナブルに移動できるのがメリットです。
時間 | 料金 | |
---|---|---|
東京 竹芝ふ頭 | 6時間〜 | 5,130円〜 |
横浜 大さん橋 | 4時間半~ | 4,990円〜 |
大型船は伊豆大島まで夜行で最短約6時間
東京から伊豆大島まで大型客船で向かう場合は、東京の竹芝ふ頭を夜に出発する夜行便を利用します。所要時間は最短約6時間で、翌日の朝に伊豆大島へ到着です。
伊豆大島へ向かう夜行便には、大型客船のさるびあ丸が運航していて、客室やシャワールーム、レストランなどがそろっています。また、案内所や展望デッキもあるので、快適に船旅を満喫できるでしょう。
ただし、売店は併設されていないので、必需品を用意してから乗船することがおすすめ。特等や特1等などの客室はアメニティが用意されているので、より快適な船内泊を求める方は利用してみましょう。
伊豆大島までの金額は片道5,130円~
伊豆大島までの料金は、利用する客室や時期、燃油サーチャージによって変わります。
客室は
- 特等室
- 特1等室
- 1等室室
- 特2等室
- 2等和室
- 2等椅子席
の6つがあり、特等室が最も高く、2等椅子席・2等和室が最も安く利用できます。
以下、2024年4月現在の運賃表をまとめました(※片道料金)。
大人 | 学生 | 子ども | |
---|---|---|---|
2等椅子席 | 5,130円 | 4,110円 | 2,570円 |
2等和室 | 5,130円 | 4,110円 | 2,570円 |
特2等室 | 7,700円 | 6,160円 | 3,850円 |
1等室室 | 10,250円 | 8,200円 | 5,130円 |
特1等室 | 12,310円 | 9,850円 | 6,160円 |
特等室 | 14,350円 | 11,480円 | 7,180円 |
定期船の料金は、季節によって変わることがあります。また、燃油サーチャージが含まれるため、燃油価格によっては多少の差があることも。乗船券を予約をする場合は、さるびあ丸を予約する際は、公式サイトから運賃をチェックしてくださいね!
さるびあ丸の乗船券は、乗船の2ヶ月前から予約ができます。購入方法は、インターネットや電話などでの購入が可能です。
伊豆大島まで向かうさるびあ丸は、東京都にある竹芝客船ターミナルから出発します。JR浜松町駅、東京臨海新交通ゆりかもめ竹芝駅、都営地下鉄大江戸線大門駅が最寄り駅です。
基本的には、竹芝客船ターミナルを22時に出発し、翌朝6時ごろに伊豆大島に到着する1便が運航しています。(※時期によって運航スケジュールや所要時間が異なるため最新情報をご確認ください)
さるびあ丸に乗船する際は、竹芝客船ターミナルのチェックインカウンターで搭乗手続きが必要です。搭乗手続きは受付時間が決まっているので、乗り遅れないように注意しましょう。
竹芝客船ターミナルには、さるびあ丸の出航まで利用できる待合室があります。出航前は少し早めに到着しておき、待合室で待機しておくことがおすすめです。
竹芝客船ターミナルを出発した夜行船は、翌朝6時ごろに伊豆大島に到着します。少々早い時間の到着になりますが、伊豆大島・元町港の近くには、夜行便の到着にあわせてオープンする温泉施設などがあります。船旅の疲れをゆっくりと癒せるので、観光の前に立ち寄るのもおすすめです。
また、一部のレンタカーなどは、夜行便の到着にあわせてオープンしています。早朝から観光を楽しめるので、暗くなるまでたっぷりと伊豆大島を堪能できますよ。
大型船で移動するメリット&デメリット
メリット
- 金額が安い
- 客室があり快適に過ごせる
- 早朝に到着するので観光を存分に楽しめる
デメリット
- 所要時間が長い
- 乗り物に弱い人は船酔いすることもある
- 船上は電波が通じないので連絡が取れない
大型船の帰りは伊豆大島から出発!
伊豆大島から船で戻る場合は、お昼過ぎに東京へ向かう便が運航しています。東京の竹芝客船ターミナルへの到着時間は、19時ごろの予定です。ただし、土日・祝日のみ、横浜へ寄港してから東京へ向かうため、到着時間が後ろ倒しになります。
利用料金や予約方法は行きと同じなので、事前に往復で予約することがおすすめです。
金曜日・土曜日のみ横浜からも乗船可能!
金曜日と土曜日に運行している便は、竹芝客船ターミナルを出発してから横浜の横浜 大さん橋に寄港します。横浜への到着は23時20分ごろで、10分後の23時30分に出航します。
定期船の料金は東京の出発便と同じく、季節や燃油サーチャージによって変わります。東京出発よりもリーズナブルに利用できるので、旅費を抑えたい方は検討してみましょう。
大型船はリーズナブルに船旅を楽しみたい人におすすめ!
大型客船での移動は、コスパよく伊豆大島まで行きたい方におすすめ。所要時間は約6時間と長いですが、価格も安いのが特徴です。
夜行便になるので、客室で寝ていればすぐに伊豆大島に到着できますよ。また、早朝6時に伊豆大島へ到着できるので、観光時間をたっぷりと確保できるのも魅力!のんびりと船旅を楽しみながら、伊豆大島まで行けます。
目的に合わせて伊豆大島に行こう!
本記事では、伊豆大島まで飛行機とジェット高速船、大型客船の3つの行き方について紹介しました。
それぞれメリットやデメリットはありますが、移動時間を減らしたい人には飛行機がおすすめです。約25分ほどで伊豆大島に到着できるほか、1日に2~3便が運航していることも魅力!最短で移動できるので、観光時間を多く確保できますよ。
コスパと時間短縮を両立したい方は、ジェット高速船がおすすめ。所要時間は最短1時間45分で、飛行機よりもリーズナブルに利用できます。また、熱海港や伊東港から出航する便もあり、伊豆旅行中に日帰りで伊豆大島を訪れられるのも魅力!
リーズナブルに移動したい人には大型客船の利用がおすすめ。所要時間は長いものの、客室によってはリーズナブルに伊豆大島に行けます。早朝に到着するので、観光時間を確保したい人にもぴったりですよ。
それぞれのメリット・デメリットを確認した上で、ぴったりの移動手段で伊豆大島までの移動を楽しんでくださいね。
cover photo by 伊豆大島 by yuichi hayakawa is licensed under CC BY-SA 2.0