【2024年最新】西表島でおすすめの観光地30選！名所や穴場を厳選

西表島には人気の観光スポットがいっぱい！

西表島は、手つかずの自然が豊かに残る島です。沖縄県八重山郡竹富町に属し、周囲約130キロメートルの島に約2,400人が暮らしています。希少な固有種や絶滅危惧種が生息していることもあり、2021年に世界自然遺産に登録されました。

島は大きく東部と西部に分かれていて、仲間川や由布島など古き良き島の暮らしが息づく東部地域、ピナイサーラの滝や浦内川などの見所が点在する西部地域があります。カヌーやトレッキング、ダイビングなど、豊かな自然を活かしたアクティビティも盛んです。

西表島には空港がないので、石垣島の離島ターミナルから高速船でアクセスするのが一般的。メインの玄関口は、島の東南部に位置する大原港と、北部に位置する上原港です。

今回はそんな西表島の人気観光地を紹介！人気の有名スポットから穴場スポットまで厳選したので、参考にしてみてくださいね。

西表島で絶対行きたいおすすめ観光地25選

まずは初めての西表島旅行で必ず訪れたい、定番の人気観光地をご紹介！手つかずの自然が豊かに残る西表島には、見どころや自然を活かしたアクティビティを楽しめる場所がたくさんあります。個人で訪れるのも良いですが、現地ツアーを利用して効率よく観光するのもおすすめですよ。

ピナイサーラの滝

圧倒的な落差を誇る沖縄随一の滝

ピナイサーラの滝は、西表島北部のジャングル内を流れるヒナイ川にかかる滝。落差は約55メートルの沖縄県随一の大滝で、西表島を代表する観光スポットのひとつです。ピナイは沖縄の方言で髭、サーラは下がっていることを意味していて、滝が長い白い髭を垂れ下げた老人のようにも見えることから、この2つの言葉を組み合わせてピナイサーラと名付けられました。

緑に覆われた谷を勢いよく流れ落ちる滝の風景は、遠方から眺めても迫力がありますが、間近で見る滝水はさらに圧巻の迫力！滝の近くまでは本格的なジャングルを進む必要があるので、ガイド同行のカヤックツアーかトレッキングツアーに参加するのがおすすめです。

星砂の浜

星の砂が広がるビーチ

星砂の浜は、西表島で最も有名なビーチ。名前の通り、星の形をした砂が散りばめられている白い砂浜と、透明度の高い海水が特徴です。海底の大小さまざまな岩の割れ目や陰には多様な熱帯魚が生息していて、浅瀬でも30センチメートルを超す大きな魚が見られることも。

沖合の大きな岩が自然の防波堤となり、波を穏やかに保ってくれます。そのおかげで水温も高く、家族連れでも安心して海水浴やシュノーケリングを楽しむことができるのが大きな魅力です。

仲間川

日本最大級のマングローブ林に囲まれた川

仲間川は、西表島の中央部の山地から東に流れる、日本最大級のマングローブ林を有する川です。河口付近の川幅は200メートルを超えるところもあり、沿岸部には広大なマングローブの湿地が広がっています。

遊覧船によるクルーズで観光するのが一般的で、船上からは日本最大のサキシマスオウノキや、西表島東部にしか自生しないマヤプシキ、さらには世界に3か所しかない天然記念物ウブンドルのヤエヤマヤシ群落など、珍しい植物を間近に見ることができます。満潮時には、上流約8キロメートルのところまで船で遡行できますよ！

船浮（ふなうき）集落

船でのみアクセスできる陸の孤島

船浮（ふなうき）集落は西表島の南西部に位置する、陸の孤島と呼ばれる集落です。島内にありながらも道路が通っていないため、船での移動が必須！

船は西表島の白浜港から定期便が運航していて、船浮集落のある船浮港までは約10分でアクセスできます。住民は約50人、徒歩約15分で一周できるほどの小さな集落ですが、手つかずの自然が豊富に残されているのが特徴です。

多数の希少な動物が生息していることで有名で、国指定の天然記念物であるイリオモテヤマネコの発見の地でもあるんだとか。伝統的な赤瓦の家屋や塀など、古き良き沖縄の風景が残っていることから、観光地としても人気があります。

イダの浜

西表島の果てにある秘境

イダの浜は、西表島の最果てにある秘境ビーチ。陸の孤島と呼ばれる船浮エリアにあり、船浮集落と同じく船でのみアクセスが可能です。

西表島のなかでも特に手つかずの自然が残るエリアで、白い砂浜に透き通った海が広がり、岸の近くでは壮大な珊瑚礁と熱帯魚の姿を間近に眺めることができます。イダの浜を目的として船浮エリアを訪れる人も多いほど、人気のビーチですよ！

浦内川

豊かな自然に恵まれた沖縄県最大の川

浦内川は、沖縄県で1番長い川です。日本最大級のマングローブ林を有する自然豊かな川で、川の上流部には西表島でも屈指の名所、マリユドゥの滝とカンビレーの滝があります。

潮の満ち引きによって川の景色が変化するのが特徴で、海の潮汐によっては上流約10kmまで海水が遡上することもあるんだとか！その影響で400種類以上の魚が生息し、それを求める野鳥やイノシシなどが水辺に集まります。

遊覧船でのジャングルクルーズをはじめ、カヌーツアー、トレッキング、釣りなど、さまざまなアクティビティも楽しめますよ。

マリユドゥの滝

日本の滝百選にも選ばれた名所

マリユドゥの滝は、浦内川の上流に位置する滝です。落差は15メートル以上あり、日本の滝100選にも選ばれています。マリは丸い、ユドゥは淀みを意味する名前の通り、滝つぼが丸く、滝が二段になっているのが特徴です。

浦内川の上流船着場から徒歩約30分で滝にアクセスできますが、上流船着場までは浦内川遊覧船への乗船が必須！船着き場から山道に沿って進んでいくと、密林の中に滝が姿を現します。遊覧船は予約不要ですが、出発時間が決まっているので、あらかじめ確認したうえで計画を立てましょう。

カンピレーの滝

マリユドゥの滝の上流に位置するダイナミックな滝

マリユドゥの滝からさらに約25分ほど歩くと、カンビレーの滝があります。マリユドゥの滝と並ぶ西表島を代表する名瀑で、滝幅約50メートル、長さ約200メートルに渡る高低差の少ない滝が特徴です。

西表島の15ヶ所の神が集まり、島づくりの談合をした場所であるといわれていることから、神の座の意味を持つカンピレーと名付けられました。滝つぼ周辺は岩が滑りやすいので要注意です！

マリユドゥの滝を訪れる際には、カンビレーの滝にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

南風見田（はいみだ）の浜

島の最南端に広がる遠浅のビーチ

南風見田（はいみだ）の浜は、西表島の南東端にある手つかずの自然が残るビーチです。約2キロメートルに渡る白い砂浜と、遠浅の海に囲まれた穏やかな海が特徴で、天気の良い日は波照間島を望める絶景スポットでもあります。

他の観光地から少し離れているので、プライベートビーチ感を味わえるのが魅力です。青い空と海に囲まれて、貝殻を拾ったり散策したりするだけでも、ぜいたくな時間を堪能できますよ！

忘勿石（わすれないし）

波照間諸島を望む慰霊碑

南風見田の浜の東端にある岩場には、『忘勿石 ハテルマ シキナ』と刻まれた石があります。これは忘勿石（わすれないし）と呼ばれる、悲しい出来事を物語る石碑です。

太平洋戦争の最中、波照間島民は強制的に南風見田の浜へ疎開させられていました。疎開中、波照間国民学校の識名信升校長は、子どもたちに教育を続けようと岩場で授業を行いました。しかし、当時この一帯はマラリアが流行っていて、適切な治療を受けられなかった多くの子どもたちが命を落としてしまいました。

忘勿石は、識名校長がこの悲惨な体験を忘れないようにと文字を刻んだ石を、1992年に石碑として建立したものです。識名校長の遺徳を称え、現在でも毎年慰霊祭が行われています。

西表野生生物保護センター

西表島の野生生物について学べる

西表野生生物保護センター（IWCC）は、西表島でイリオモテヤマネコの保護活動の拠点として設立された施設です。イリオモテヤマネコをはじめ、西表島の豊かな自然や野生生物について多くの人に理解を深めてもらうことを目的としています。

2022年7月にリニューアルオープンし、新たな展示や体験コーナーが登場しました。展示コーナーでは、イリオモテヤマネコや西表島の鳥類、動物のはく製を見学できます。また体験コーナーでは、交通事故で野生動物が轢死してしまうロードキルの実態を疑似体験できる、シミュレーターも設置しています。

オリジナルグッズがもらえるクイズも用意されていて、大人から子どもまで西表島の自然を楽しみながら学ぶことができます。実際にイリオモテヤマネコに出会うのはなかなか難しいですが、この施設で野生動物に触れ、自然保護の大切さを実感してみてくださいね。

トゥドゥマリの浜

西表島を代表するビーチのひとつで三日月形が特徴

トゥドゥマリの浜は、西表島宇根崎近くにあるビーチです。月のような形状をしていることから、通称月が浜とも呼ばれています。砂は浦内川から流れ着いた川砂で、きめ細かく石がほとんどない滑らかな質感が特徴です。海中も同様に砂地となっているため、サンゴや魚はあまり見られません。沖縄県のほとんどの砂浜が、サンゴや貝などの生物由来であるのに対して、トゥドゥマリの浜は岩石由来の砂浜になっています。

ビーチでは、浦内川から流れ着いたヒルギの種などが拾えるんだとか。シュノーケリングなどのマリンアクティビティよりも、海水浴や砂遊びなどに適しているビーチで、子ども連れにもおすすめですよ！

うなりざき公園

島の北西端にある絶景の夕日スポット

うなりざき公園は、西表島の北西端、宇那利崎にある公園です。トゥドゥマリの浜や浦内川の河口などを一望できるロケーションにあり、絶景スポットとしても知られています。公園内には展望台があり、そこから眺めるサンセットは西表島で1番きれいだと言われるほど！サンセットを堪能できるほか、透き通った海越しにサンゴ礁の景色も望めます。

昔は、琉球神道における祭祀などを行う御嶽（うたき）があり、航海の安全を守る女神がまつられていました。人気の観光スポットでありながら、地元住民の人々に親しまれている憩いの場所でもあります。

後良橋（しいらばし）ロードパーク

マングローブの群生が望める展望スポット

後良橋（しいらばし）ロードパークは、西表島の県道215号線沿いにある展望スポットです。メインの施設としてあずまやがあり、後良川の河口付近のマングローブ林が広がる絶景を楽しめます。マングローブの先には西表島の山々も一望でき、フォトジェニックなスポットとしても人気です。

そのほか、イリオモテヤマネコの銅像が設置されていて、西表島らしい情緒も感じられますよ！大原港から車で約15分と、アクセスの良い場所に位置しているので、観光の合間に立ち寄れるのもうれしいポイントです。

ユツンの滝

標高250メートルに位置する三段の滝

ユツンの滝は西表島北東部のユチン川上流にある秘境の滝です。カヌーなどは使わず、片道約1時間半〜2時間ほどのジャングルトレッキングのみでアクセスできます。亜熱帯ジャングルならではの変化に富んだ道中では、めずらしい亜熱帯植物に出会えることも！

標高差約250メートルある滝壷には、落差約30メートルの滝が3段に分かれて流れ落ち、ダイナミックな景色が広がります。滝上に登ることもでき、ジャングル、マングローブ林、サンゴ礁の海までが一望できるのが魅力です。自力でトレッキングに挑戦するのも良いですが、ツアーに参加すれば安心して楽しめますよ。

大見謝川（おおみじゃがわ）

大自然に囲まれたキャニオングスポット

大見謝川（おおみじゃがわ）は、西表島で1番起伏の激しい流れる渓流です。西表島で唯一マングローブが生息しないめずらしい川でもあり、特徴的な地形を活かしたキャニオニングを楽しむことができます。キャニオニングとは、渓流を下りながら小さな滝を流れ落ちたり、深い淀みに飛び込んだりする川遊びのこと。夏場は川の冷たい水が気持ちよく、大自然を体感できる人気のアクティビティです。

キャニオニングには、ライフジャケットやヘルメット、川用の靴など、特別な装備が必要なので、経験豊富なガイドが同行するツアーに参加するのがおすすめです。

前良川（まいらがわ）

さまざまなアクティビティを楽しめる川

前良川（まいらがわ）は、古見集落を挟んで流れる2つの川のひとつで、豊かな自然に囲まれています。特に見どころなのは川沿いに広がるマングローブ林！日本の重要湿地500にも選定されていて、マングローブの原生林やマヤプシキ、ヒルギダマシなどの豊かな自然に囲まれながら、カヌーやトレッキングなどのアクティビティを楽しめます。

川沿いの森を歩くと小さな滝もあり、西表島の自然をまとめて満喫できるのがうれしいポイントです。

後良川（しいらがわ）

マングローブが生い茂るS字の川

後良川（しいらがわ）は、古見集落を挟んで流れるもうひとつの川です。両岸にはマングローブ林が広がり、カヌーやSUPを楽しむのにぴったりなスポットです。川は緩やかにカーブを描くような形をしていて、川沿いの遊歩道からは一面に広がるマングローブ林や、きれいなS字を描く美しい川の流れを眺めることができます。

干潮時には川床が干上がり、干潟でカニなどの生き物を観察できたり、5月〜7月の早朝には、幻の花と言われるサガリバナの花を鑑賞できたりと、楽しみ方がたくさん！サガリバナは、バニラのような甘い香りがするのも特徴のひとつ。時期を狙って、そのぜいたくな香りを満喫するためのツアーに参加するのもおすすめですよ。

野原崎（のばるざき）展望台

美しい海を一望できる絶景スポット

野原崎（のばるざき）展望台は、西表島北東部のエリアにある展望スポットです。高台にあるわけではありませんが、屋根付きのベンチやテーブルが設置されていて、気軽に立ち寄れるドライブスポットとして人気があります。目の前には小浜島が近くにあり、左手には嘉弥真島（かやまじま）が、さらに遠くには石垣島が望める、パノラマの絶景が広がっています。

小浜島との間に流れるヨナラ水道は、干潮時と満潮時で水路の様子が変わるので、時間帯によって異なる顔を見られるのが魅力的です。夜は満天の星空が広がり、街灯の少ない西表島ならではの星空を堪能できますよ！

クーラの滝

自然との調和を感じるこじんまりとした滝

クーラの滝は西表島北部に位置する小さな滝。クーラ川から平坦な道をしばらく進むと到着します。落差は約5メートルほど、滝壺は数人が入れるぐらいの広さと小さめですが、周囲の自然と調和した神秘的な景観が特徴です。

クーラという名前には幸運を呼ぶという意味が込められていて、地元の人々からも神聖なスポットとして知られています。

自然に囲まれた秘境のような場所で、カヌーやトレッキング、マングローブ林の探検などさまざまなアクティビティを楽しめるのが魅力ですよ。

クーラ洞窟

大自然が作り出した鍾乳洞

クーラ洞窟は、上原港から車で約15分の県道を東に進んだジャングルに位置しています。森のなかを歩いていくと洞窟の入口が現れ、大きさの異なる3つの洞窟につながっています。

洞窟の距離自体は短めですが、大きな入り口から水場、狭い箇所まで一通り歩いて回ることができるので、初心者にもおすすめです。手つかずの神秘的な鍾乳洞で、探検を楽しんでみてはいかがでしょうか。

サンガラの滝

インパクト大！知る人ぞ知る景勝地

サンガラの滝は、西表島の西田川（サンガラ）上流にある滝です。落差約3メートル、幅約30メートルの比較的小さい滝ですが、人気の景勝地のひとつになっています。テナガエビが豊富に生息していること、またポットホールや滝の裏側に人が入ることができることで人気のスポットです。滝の内側からの景色も素晴らしいので、ぜひ一度体験してみてくださいね。

サンガラの滝までは、マングローブの川をカヌーで約1時間進んだ後、約20分のトレッキングでアクセスする必要があるので、ツアーへの参加は必須です。近くには沖縄県下最大の落差55メートルを誇るピナイサーラの滝もあるので、両方訪れて比較してみるのも楽しいですよ。

中野海岸

アクセスが良く開放感のあるビーチ

中野海岸は、上原港から車で約5分のところにあるアクセスの良いビーチです。上原港周辺の車道から小さな脇道に入ると、中野海岸が見えてきます。脇道を抜けると広がる白い砂浜と開放感あふれるビーチは絶景！海岸沿いを歩くだけでも、心地よい潮風を感じることができますよ。

色とりどりのサンゴが密集し、多種多様な熱帯魚が生息しているので、シュノーケリングも楽しめます。便利な立地にありながらも静かで開放感があり、西表島を訪れる際には立ち寄りたいスポットのひとつです。

古見（こみ）のサキシマスオウノキ

不思議な形の根が特徴！圧巻の迫力を誇る国の天然記念物

古見（こみ）のサキシマスオウノキは、西表島東部の古見集落近くにあるサキシマスオウノキの大規模な群落です。サキシマスオウノキは、沖縄の西表島に自生する独特な形をした木で、四方八方に根を張っているのが特徴です。群落内には直径約75〜85センチメートルのサキシマスオウノキが約25本ほど生えていて、その周りにはオオハマボウやカンコノキなど、亜熱帯特有の多くの植物が生息しています。

古見のサキシマスオウノキ群落は、三離御嶽（ミチャーリオン）と呼ばれる聖なる場所の境内にあり、古くから地元住民によって保護されてきました。根の大きさや本数から、古見の群落は日本最大規模とされ、国の天然記念物にも指定されています。

うめ工房

西表島ならではの工芸品ショップ

うめ工房は西表島北部エリアにある、西表島ならではの雑貨を取り揃えるアットホームな雰囲気のお土産店です。シーサーやヤマネコの置物や雑貨、西表島を感じさせるユニークなお土産品が並んでいます。特に人気なのがシーサーやイリオモテヤマネコをモチーフにした雑貨！シーサーはさまざまな色や形、大きさのものがそろっているので、自分好みの一匹を見つけられるでしょう。

営業時間が午後1時から5時までと比較的短いうえに、営業時間は変更になる可能性もあるので、事前に確認するのがおすすめですよ。

西表島の知る人ぞ知る穴場の観光地5選

つづいては、西表島の知る人ぞ知る穴場観光地を5つご紹介します。西表島には、有名な観光スポットのほかにも、西表島からのみアクセスできる離島や、有名なビーチの先に続くあまり知られていないビーチなど、隠れた名所がたくさんあります。

有名どころを一通り回ったあとには、穴場スポットにも足を運んでみてくださいね。

まるまビーチ

アクセス良好！透明度の高い小さなビーチ

まるまビーチは、上原港から徒歩約3分という絶好のロケーションに位置する、こじんまりとしたビーチです。中野海岸から続いていて、ビーチ前に建つ民宿のまるま荘に由来してまるまビーチと呼ばれるようになりました。透明度が高く、上原港の賑わいから一歩離れただけで、プライベートビーチのような空間が広がります。

観光シーズンでも人が少ないので、ビーチを貸し切り状態で楽しめるチャンスがあるかもしれませんよ！港までのアクセスが良いので、フェリーの出発時間に合わせてちょこっと立ち寄るのもおすすめです。

ナイヌ浜

南風見田浜の先にある穴場ビーチ

ナイヌ浜は、南風見田浜からさらに海岸沿いを30分ほど歩いた先にある、秘境ビーチです。南風見田浜を過ぎた先、歩いて行ける最後のビーチがナイヌ浜で、その先は断崖になっています。ナイヌ浜の中央付近から沖合は比較的深く、島内でも指折りの美しい海中景観が広がっていることから、知る人ぞ知るシュノーケリングスポットでもあります。

時期によってはウミガメの産卵地にもなるんだとか。アクセスは少し大変ですが、その分手つかずの美しい自然が残るぜいたくな空間を堪能できますよ。

由布島（ゆぶじま）

水牛に乗ってアクセスする、亜熱帯植物に囲まれた島

由布島（ゆぶじま）は西表島から約400メートルのところにある、人口約10人、周囲約2キロメートルの小さな島です。約4万本のヤシの木をはじめ、亜熱帯の植物や花々が生い茂る南国情緒あふれる場所で、島全体が亜熱帯植物園になっています。西表島の与那良川から流れ出た砂が海流によって堆積してできた島なので、地面を掘ると真水が湧き出すのが特徴です。

由布島への最大の魅力は、なんといっても水牛車に乗って海を渡れること！西表島と由布島をつなぐ海は遠浅で、満潮時でも水深約1メートルほどにしかならないため、水牛車で海を渡り、由布島への往復が楽しめるのです。ここでしかできない非日常的な体験と、フォトジェニックな景色を楽しんでくださいね。

鳩間島

青く輝く海に囲まれた島

鳩間島は、西表島の北側に浮かぶ面積約1平方キロメートルの離島です。西表島の上原港からは、フェリーで約15分でアクセスできます。瑠璃色の海に囲まれ、白砂のビーチやアオサンゴの群落、夜には空いっぱいに広がる星空など、豊かに残る手つかずの自然を堪能できるのが魅力です。

人口は約60人と少なく、歩いて島内を一周できるほどの小さな島なので、散策しながら沖縄の原風景と美しい自然を楽しめますよ。

バラス島

限られた時間のみ姿を現す奇跡の島

バラス島は沖縄県八重山諸島の西表島と鳩間島の間にある小さな無人島です。西表島の上原港から船で約10分の距離にあり、ツアーでのみ参加できます。

サンゴ礁の破片が積もって形成されたバラス島は、潮の満ち引きで島の姿が一変するまさに奇跡の島！干潮時には東西約1キロメートル、南北約0.3キロメートルの楕円形の島が現れますが、満潮時には水没して姿を見ることができなくなります。大潮の時期には一周わずか2、3分で回れる小さな島になるので、地図にも載っていないんだとか。

白い砂浜と青く透き通った海に囲まれ、360度に広がる絶景を存分に楽しめますよ。海中には色鮮やかな珊瑚礁や熱帯魚が生息していて、シュノーケリングやダイビングスポットとしても人気です。

西表島の人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、西表島のおすすめの観光スポットをご紹介しました。豊かな自然に囲まれた西表島には、名所から隠れた穴場スポットまで、見どころがたくさんあります。他の地域ではなかなか見られない景色や、体験できないアクティビティなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ぜひ紹介した観光スポットを参考に、西表島旅行の計画を立ててみてくださいね！

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