明石・姫路の観光スポット12選！アクセスやモデルコースも紹介

明石・姫路にはおすすめの観光スポットがいっぱい！

明石と姫路は兵庫県の南部に位置しており、歴史や文化、美しい自然がたくさんある魅力的な街。

姫路市は世界遺産や国宝である姫路城を中心に、歴史的な建造物や庭園が点在しており、日本の伝統文化を堪能できます。一方、明石市は明石海峡大橋の絶景や新鮮な海の幸が楽しめることで知られています。

両都市は約40km離れていてJRで約25分、車で約50分でアクセス可能です。そのため日帰りで観光を楽しんだり、1泊2日でゆっくりと巡ったりしても楽しめますよ。

また、明石市は神戸市と隣接しているため、神戸の観光スポットと一緒に巡るのもおすすめです。

明石・姫路間のアクセスは？

明石・姫路間はJR線や山陽電鉄本線、車などでアクセスできます。JR山陽本線 新快速を利用した場合、明石駅から姫路駅まで約24分で到着し、料金は680円です。山陽電鉄本線を利用する場合、山陽明石駅から山陽姫路駅までは約33分、片道720円でアクセス可能です。

山陽電鉄本線には三宮・姫路1dayチケットがあり、三宮から明石、姫路までの電車が1日乗り放題のおトクなチケットが販売されています。大人分のみの販売で、料金は1,600円です。販売場所は、播磨町から山陽姫路、西飾磨から山陽網干の各駅券売機、 山陽電車主要駅、阪神神戸三宮・新開地駅長室など。電車を利用して日帰り観光するなら、チェックしておくのがおすすめです！

また、車を使って両都市間を訪れる場合、高速を利用すれば約1時間でアクセスできます。両都市間は近いため、それぞれ訪れるとスムーズに観光巡りが楽しめるでしょう。

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明石・姫路のおすすめ観光スポット12選

明石と姫路には歴史的建造物から自然豊かな公園、科学施設まで、さまざまなジャンルの観光地があります。世界遺産や街のシンボルなど魅力的なスポットがたくさん！

ここでは、明石・姫路に訪れるなら行っておきたいおすすめの観光スポット12選をご紹介します。ぜひ参考にして旅行のスケジュールを組んでみてくださいね。

姫路城（姫路市）

白鷺城と呼ばれる美しい世界遺産

姫路城は、日本を代表する城郭建築として知られる世界文化遺産です。美しい白壁が、まるでシラサギが羽を広げたように見える姿から「白鷺城」の別名で親しまれています。400年以上の歴史を誇り、2015年には大規模な保存修理工事を終えました。以前よりもさらに白さが際立ち、観光客を魅了しています。

天守閣からは姫路市街を一望でき、春には約1,000本の桜が咲き誇ります。城内では、当時の武士の生活や城の構造について学ぶことができ、歴史や文化を肌で感じられますよ。国宝に指定された大天守をはじめ、迷路のような廊下や階段、巧妙な防御システムなど、見どころが満載です。

なお、城内では文化財保護のため土足禁止です。そのため靴袋を持参することをおすすめします。

好古園（姫路市）

四季折々の美しさを楽しめる日本庭園

好古園は姫路城の西隣に位置しており、1992年にオープンした池泉回遊式の日本庭園です。江戸時代の雰囲気を醸し出す園内には、門や塀をくぐるごとに趣が異なる9つの庭園が広がっていて、四季折々の美しい景色が楽しめます。春には桜、夏には蓮、秋には紅葉、冬には雪景色と、一年を通じて日本の美しい自然を満喫できますよ。

本格的な数寄屋造りの茶室・双樹庵では抹茶とお菓子がいただけたり、自然を眺めながら食事がいただけるレストランがあったりと、非日常的な時間を過ごせます。姫路城との共通券も販売されているので、一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

姫路市立動物園（姫路市）

動物たちとの触れ合いタイムが人気！

姫路市立動物園は、1951年にサンフランシスコ講和条約調印を記念してオープンしました。園内では約90種、約370の動物を飼育しており、キリンやカバ、ゾウやライオンなどたくさんの動物が見学できます。モルモットやミニブタたちと触れ合える「ふれあい広場」があり、子どもと一緒に楽しめるでしょう。

園内では動物たちの生態や習性を学べるイベントもありますが、2週間前までに予約が必要です。また、動物たちの見学だけでなく、モノレールや観覧車、汽車やティーカップなどの懐かしい遊具でも遊べるのがポイントです。

書写山圓教寺（姫路市）

修行体験ができる天台宗のお寺

書写山圓教寺は、970年に創建された海抜約371メートルにある天台宗のお寺。境内には四大王立像や釈迦三尊像が安置され、大講堂や金剛堂など国指定の重要文化財が多数あります。1174年に創建された修行僧が寝食するための食堂は、写経道場や寺宝の展示館として現在は見学可能です。

書写山圓教寺では、『圓教寺行事記』に記された料理を現代版にしてアレンジした精進料理がいただけたり、座禅や写経などの1日修行体験ができたりするなど、貴重な経験ができますよ。

日本の伝統的な寺院建築と自然の調和を楽しめる風景は、テレビや映画のロケ地としても使われています。

太陽公園（姫路市）

世界の観光地をミニチュアで体験できるテーマパーク

太陽公園は峰相山の山麓に位置するテーマパークで、石エリアと城エリアがあります。約40,000坪の広大な敷地にある石エリアでは、フランスの凱旋門や中国の万里の長城、エジプトのピラミッドなど本物さながらに再現された建築物が見学できます。世界の石の文化遺跡を集めたエリアなので、世界を巡っている旅行気分を楽しめそうですね！

城エリアには、世界一美しいと言われるドイツのノイシュバンシュタイン城を3分の2のスケールで再現したそう。城内では西日本最大級のトリックアートARが開催されていて、大迫力の3Dアートが楽しめますよ。

なお、お城まではモノレールでアクセス可能で、入場チケットを持っている方が利用できます。公園内にはカフェやレストラン、お土産ショップもそろっていて1日中楽しめますよ。

手柄山中央公園（姫路市）

豊かな自然と触れ合える市民のオアシス

手柄山中央公園は38.5ヘクタールの広さを誇り、姫路市内で2番目に広い総合公園です。「姫路の労働者がお金を使わず家族と楽しく過ごせる公園に」という理念の元に整備されており、園内にはカスケードや球場、多目的広場やガーデン、慰霊塔があります。サンクンガーデンでは、四季折々の花々や緑豊かな木々が鑑賞できる市民のオアシスとなっています。

2024年4月にはバリアフリーの広場が誕生し、回転遊具やブランコ、すべり台やスロープ付の複合遊具などが設置されています。遊具の下はクッション性のある舗装がされているため、子どもも安全に遊べるのがうれしいところ！

天気がいい日に、散策をしてゆっくりとした時間を過ごすのもおすすめです。

兵庫県立明石公園（明石市）

明石城跡を中心とした広大な歴史公園

兵庫県立明石公園は、明石城跡を中心にテニスコートや陸上競技場なども備わった県立公園です。園内には野球場や相撲場なども整備されており、スポーツを楽しめるのも魅力のひとつ。

日本の土地公園100選や桜の名所100選に選定されるほど、自然豊かで美しい景観が堪能できると、日々たくさんの人で賑わっています。園内には、二刀流を操る江戸時代の剣術家・宮本武蔵が作ったとされる樹木屋敷を再現した庭園が見学できます。

明石城（明石市）

400年以上の歴史を刻む明石のシンボル

明石城は江戸時代初期に築かれ、現在は明石公園内に遺構が残されています。明石城は、当初は本丸に鶴がいたことから鶴の城と呼ばれていたそう。

国指定重要文化財の坤櫓（ひつじさるやぐら）と巽櫓（たつみやぐら）があり、坤櫓は西側、巽櫓は南側を向いています。向きが異なるのは、一方向から弱く見えないようにして、攻められにくくするためなのだとか。それぞれの櫓の大きさも少し違うので、ぜひ目の前で見比べてみてくださいね！

2つの櫓の間には木製の展望台があり、明石の街並みや明石海峡大橋が望めるのも見どころです。土日祝日には櫓の内部が一般公開され見学できるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

明石市立天文科学館（明石市）

高さ約6.2メートルの塔時計がシンボル！

明石市立天文科学館は日本標準時子午線上に建っており、時と宇宙をテーマにした博物館です。プラネタリウムや天体観測施設、時と宇宙に関する展示など見どころがたくさん。

日本最古の球体プラネタリウムは稼働の長さが日本一、世界でも5番目に長く稼働しているそうです。直径20メートルのドームには、約9,000個の恒星や太陽、月や5つの惑星、天の川などを投影し、まるで本物の夜空を見ているかのような臨場感があります！

日時計広場では、マークの上に立つと影がさした位置で時刻を知ることができる人間日時計や惑星の大きさが比較できる体験コーナーなどがあり、子どもから大人まで楽しみながら学べますよ。

1階の出口付近には、日本標準時子午線位置を表示しているエリアがあるのでチェックしてみてくださいね。また、オリジナルグッズが購入できるミュージアムショップも併設されています。

魚の棚商店街（明石市）

新鮮な海の幸がそろう明石の台所

魚の棚商店街は、明石の台所として親しまれている活気あふれる商店街です。地元では「うおんたな」と呼ばれており、約400年の長い歴史があります。全長約350メートルのアーケードには明石名物のタコや鯛をはじめ、新鮮な魚介類を扱うお店など100以上の店舗がずらりと並んでいます。

商店街では、たこ焼きの元祖といわれる明石焼きや明石だこ飯などの地元グルメを気軽に堪能できるのがポイント。魚介類以外にも、野菜や果物、惣菜などを扱う店舗も多いため、地元の人々も利用しています。

明石のご当地グルメを存分に楽しみたい方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

大蔵海岸公園（明石市）

家族や友人と楽しめる海岸公園

大蔵海岸公園は明石海峡に面した海浜公園で、美しい白い砂浜と青い海が広がっています。例年7月中旬から8月下旬の夏の時期には海水浴場の海開きがおこなわれ、連日多くの人で賑わいます。

公園内には遊具やバーベキュー施設、サッカー場も整備されており、家族連れで楽しんでいる姿も多い人気のスポット！ただし、花火や火気の使用は終日禁止されています。

また、明石海峡大橋や淡路島を望む絶景ポイントとしても有名です。景色とともに波の音に癒やされながら、心身をリラックスしてみるのもよさそうですね。

明石海峡大橋（神戸市）

全長約4キロ！世界で2番目に長い吊橋

明石海峡大橋は、本州と淡路島を結ぶ世界最長の吊橋です。全長約3,911メートル、中央支間1,991メートルあり、まさに明石のシンボル！

橋の真下にある舞子公園からは、大橋を間近に見上げることができ、その迫力に圧倒されそうです。また、夜になると橋がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。

ちなみに橋には舞子海上プロムナードという回転式の遊歩道があり、施設内には地産地消の展望カフェレストランもあります。

また、約50メートルの高さを約1キロ歩くブリッジワールドというツアーが期間限定で開催されています。ツアーの最後には、エレベーターに乗って海上約300メートルにある頂上から大パノラマを眺められるので、旅行の記念に訪れてみるのもよさそうですね！

明石・姫路の観光地を巡るおすすめモデルコース

明石・姫路には魅力的な観光スポットがたくさんあり、どこへ行こうか迷ってしまいそうですよね。そこで今回は、日帰りと1泊2日で楽しむモデルコースをご紹介します！

〈日帰り旅行のスケジュール例〉

姫路駅に到着→姫路城を見学→ランチ→書写山圓教寺→明石へ移動→魚の棚商店街で夜ご飯

〈1泊2日のスケジュール例〉

1日目　姫路駅に到着→姫路城を見学→太陽公園でランチ、見学→明石へ移動→魚の棚商店街で夜ご飯

2日目　明石城を見学→明石市立天文科学館→大蔵海岸公園で散策→帰宅

明石・姫路を巡って観光を楽しもう！

この記事では、明石・姫路の人気観光スポットや両都市間のアクセスについてご紹介しました。電車を利用すれば約25分でアクセスできるので、日帰りでも1泊2日の滞在でもめいっぱい楽しめます。

ぜひご紹介した観光地を参考にして、明石・姫路観光のスケジュールを組んでみてくださいね！

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