魚の棚商店街は明石の人気観光地!おすすめスポットや食べ歩きグルメを解説
明石に来たら絶対訪れたい観光スポット・魚の棚商店街。グルメの食べ歩きから新鮮な魚介類の食事まで、明石市民から親しまれているのはもちろん、観光客からも人気があります。 この記事では、魚の棚商店街の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ魚の棚商店街へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
明石に来たら絶対訪れたい観光スポット・魚の棚商店街。グルメの食べ歩きから新鮮な魚介類の食事まで、明石市民から親しまれているのはもちろん、観光客からも人気があります。
この記事では、魚の棚商店街の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ魚の棚商店街へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
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明石の商店街・魚の棚商店街の基本情報
明石で有名な観光スポット、魚の棚商店街。まずは、魚の棚商店街の特徴や歴史などの基本情報を解説します。
魚の棚商店街とは?
明石にある魚の棚商店街は、明石市民から「うおんたな」という愛称で呼ばれ親しまれている商店街です。全長350メートルのアーケード内には約100店舗もの店が並び、新鮮な魚介類や練り物製品などが売られています。
地元民だけでなく観光客も訪れる人気のスポットで、多くの人でいつも大賑わい。昔ながらの活気ある雰囲気を味わえる明石の人気商店街です。
明石名物のグルメ、明石焼きが食べられるお店もたくさんありますよ。
魚の棚商店街の歴史
魚の棚商店街は、約400年前に明石城の築城とともに生まれたと言われています。当時、城下町の線引きを行った宮本武蔵が町を地区別に分け、商業と港湾の地区として東魚町・西魚町が置かれました。
その東魚町、西魚町とされていた中央部が魚の棚商店街の原型になったそう。この町は城に近い場所に置かれていたため、当時から魚が重要なものとして位置づけられていたことが分かります。
「魚の棚」という名前は、その昔、商人が軒先に大きな板を置き魚を並べ、鮮度を保つためそこに水を流していたのが由来となっています。
魚の棚商店街のある明石ってどんな街?
明石は兵庫県の南部にある市で、南は瀬戸内海に隣接しています。駅前には歴史を感じさせる明石城があり、日本の時刻の基準となる東経135度日本標準時子午線上に位置することでも有名です。
気候は温暖で、自然環境が豊かな場所なのも明石の特徴。とくに瀬戸内海は昔から漁業が盛んで、さまざまな沿岸漁業が行われてきました。また、養殖や栽培漁業も活発に行われています。
瀬戸内海で獲れる魚介類は全国的にも有名で、明石鯛や明石ダコは明石を代表する食材です。
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明石・魚の棚商店街の見どころ
魚の棚商店街は食の宝庫で、新鮮な魚介類を使ったグルメが楽しめるお店がたくさんあります。ここでは、魚の棚商店街の特徴である「昼網」の解説や、食べ歩きやランチをするのにおすすめの店、周辺の商店街情報などの見どころをまとめています。
新鮮な明石の海の幸を楽しめる昼網
一般的に、水揚げされた魚が店に並ぶのは翌朝という場合が多いですが、魚の棚商店街では水揚げされたその日に新鮮な魚が並びます。魚の棚商店街では「昼網(ひるあみ)」と言って、午前中に獲れた魚が昼の市で競りに出され、そのままお店に届けられるのです。
そのため、魚の棚商店街で売られている魚介類はとっても新鮮!店先に並ぶ魚たちはついさっきまで明石海峡で泳いでいたものなので、どれもピチピチはねたり動き回ったりしています。
こうした明石の新鮮な海の幸が食べられるのは、魚の棚商店街ならではです。魚の棚商店街では、昼網だからこそ食べられる新鮮なサバやシャコなどの刺身がそろう昼網和膳がいただけるお店もありますよ。
魚の棚商店街で楽しむ食べ歩きグルメ
魚の棚商店街で外せないのは、明石名物のグルメ!ここからは、魚の棚商店街で食べ歩きやランチをするのにおすすめの店を3つピックアップしてみました。
たこ磯
明石の名物である明石焼きを食べられるのが「たこ磯」。看板には玉子焼と書いてありますが、明石焼きのことを意味しているので安心してください。
魚の棚商店街には明石焼きが食べられるお店がたくさんありますが、たこ磯はとくに人気の店でいつも行列ができています。
おすすめは、卵たっぷりのふわふわの生地の中にプリプリの明石ダコが入った定番の明石焼き!ほかにも、アナゴが入った珍しいものも食べられます。タコとアナゴがどちらも入ったミックス焼きもあるので、ぜひ食べてみてくださいね。
昼網和膳 穂の花
「昼網和膳 穂の花」では、名前のとおり昼網の新鮮な魚介類を使った食事が楽しめます。
タコやタイ、アナゴはもちろん、昼網だからこそ食べられるベラやシャコなどのお刺身もありますよ。とくにランチはコスパが良く、おトクな値段で満足感たっぷりの内容でおすすめです。
カウンターやテーブル、個室もあるので、ゆっくりと食事したい人はぜひチェックしてみてください。夜も営業しているため、お酒と一緒にお寿司を味わうのもいいですね。
三ツ星蒲鉾
魚の棚商店街での食べ歩きにおすすめなのが「三ツ星蒲鉾」です。巨大なタコのオブジェが特徴的な、老舗の練り物専門店です。定番商品から創作メニューまで常に20種類ほどの練り物が並び、その数は明石でも随一。
明石上平天(あかしじょうひらてん)が定番で、地元の人からも人気があるんだとか。自宅用にもお土産用にもぴったりなので、ぜひ訪れてみてくださいね。
3種類の中から好きなものを選んでオーダーすると揚げたてアツアツが食べられるので、食べ歩きにもぴったりです。
明石の周辺の商店街も巡る!
せっかく魚の棚商店街を訪れるのであれば、周辺の商店街を巡ってみるのもおすすめです。
明石銀座商店街
明石銀座商店街は、魚の棚商店街のすぐ隣にある商店街です。魚の棚商店街の東口とつながっているので、すぐに行けますよ。全長約200メートルの通りには約30店舗ほどの店が並んでいます。
たびたびイベントが行われており、たとえば商店街のクリーン活動に参加するとお買物券500円分や割引クーポンがもらえるなどの企画があったことも。訪れる際は、あらかじめイベント情報をチェックしておくと商店街をさらに楽しめますよ。
明石ほんまち商店街
明石銀座商店街を南下したところにあるのが、明石ほんまち商店街です。
新鮮な魚介類を楽しめるお店はもちろん、洋食屋や喫茶店、お茶、洋菓子・和菓子店、さらには大衆演芸場など多種多様な店があります。老舗から新しい店舗まで店が立ち並んでおり、魚の棚商店街とはまた違った雰囲気が楽しめますよ。
魚の棚商店街観光に最適なシーズンは?
ここでは、魚の棚商店街を訪れるベストシーズンと穴場のシーズンを紹介しています。
ベストシーズンは明石ダコの旬である6~8月
明石を代表する食材である明石ダコは、6~8月に旬を迎えます。そのため、魚の棚商店街を訪れるのであれば一番おいしく明石ダコを食べられる時期がおすすめです。
旬の明石ダコはより甘くプリプリした身が特徴なので、ぜひ味わってみてくださいね!「タコは苦手だったけど明石ダコを食べて好きになった」という人も多いんだとか。
この時期は薄手のシャツやブラウス、Tシャツで過ごせるので、観光もしやすいです。魚の棚商店街は屋根があるので、日差しや雨の心配はいりません。お店に入ったときに肌寒いことがあるかもしれないので、羽織るものが1枚あると安心ですね。
観光客が少ない時期を狙うなら4月
4月はじめからゴールデンウイーク前までは、新年度が始まる時期であるため休みが取りづらく、観光客は少なくなる傾向にあります。人が少ない時期に観光したいのであれば、この時期がおすすめですよ。
また、4月はじめ頃は桜が満開を迎えます。魚の棚商店街からほど近い明石公園では明石城と桜のコラボレーションが見られるので、ぜひ訪れてみてくださいね。
だいぶ暖かくなってきますが、朝や夜はまだまだ冷えることも多いです。体温調節しやすい服装で、薄い上着を持っていくのがおすすめです。
魚の棚商店街の見学方法は?
魚の棚商店街は一般的な商店街なので、誰でも自由に訪れることができます。観光に必要な時間や訪れるのに最適な時間帯を知っておくと、より楽しめますよ。
魚の棚商店街観光に要する時間
魚の棚商店街は全長350メートルほどなので、ブラブラと店を見て歩くだけならば15分もかからないでしょう。
しかし、一つひとつの店舗をじっくり見たり食べ歩きを楽しんだりするのであれば、1時間くらいは見ておくのがおすすめです。それほど長い通りではありませんが、店舗数は100軒ほどあるので思っているより観光するのに時間がかかってしまうかもしれません。
また、ランチの予定がある人は、余裕を持って2時間ほど時間を取っておくといいですよ。
昼網の魚を狙うならお昼時がおすすめ
魚の棚商店街の最大の魅力である昼網の魚介類は、だいたい12時半~13時頃に店先に並びます。そのため、新鮮な魚を手に入れたいのであればお昼時がおすすめです。
ランチができるお店もたくさんあるので、昼食を取りつつ昼網の魚を購入するという流れがベストですよ。
ただし、漁がお休みになる木曜日や悪天候で漁が行われない日には昼網がないので注意してくださいね。
魚の棚商店街へのアクセス・行き方
魚の棚商店街は駅から近いため電車でアクセスしやすいです。また、付近にはいくつか有料駐車場があるので、車で訪れることもできますよ。
明石駅から徒歩3分でアクセス可能
魚の棚商店街は、JRの明石駅、山陽電車の明石駅どちらからも徒歩3分ほどで到着できます。
明石駅から出ると目の前にビルがあるので、エスカレーターを上って中に入りましょう。吹き抜けの広場を抜けて南出口へ向かうと歩道橋があるので渡ります。そこを降りると、商店街へ入ることができますよ。
道順はほかにもありますが、どのルートでも駅から降りて南へ進むと見つけられるはずです。
自由度を高くするならレンタカーがおすすめ
商店街の近くには複数の駐車場があるため、自由度の高い観光をしたい人にはレンタカーがおすすめです。魚の棚商店街は駅から近いこともあり無料の駐車場はありませんが、提携駐車場や安い駐車場がありますよ。
レンタカーであれば、電車の待ち時間を気にすることなく観光スポット間の移動ができます。お土産をたくさん買う予定がある場合も、レンタカーなら車に荷物を積んでおけるので便利です。
魚の棚商店街観光における注意点
せっかく魚の棚商店街を訪れるのであれば、次の2つのポイントに注意しましょう。
店舗の定休日や営業時間に注意!
商店街全体としての休業日はありませんが、それぞれの店舗によって定休日が設けられています。魚の棚商店街では木曜日にお休みとなるお店が多いため、それ以外の曜日に訪れたほうがいろいろなお店を楽しめますよ。
また、ほとんどのお店は18時頃になると閉まってしまいます。飲食店は遅い時間まで営業していますが、商店街の活気ある雰囲気を体験したいのであれば日中に行くのがおすすめです。
車で行くなら駐車場をチェックしておこう
レンタカーなど車で行く場合は、あらかじめ駐車場をチェックしておくとスムーズに観光できます。
とくに、指定の駐車場に車を止めれば商店街での買い物1,000円ごとに割引券がもらえるのでおトクですよ。利用しようと思っていた駐車場が満車だったときのために、いくつか候補をピックアップしておくと安心です。
魚の棚商店街の観光を満喫しよう
この記事では、魚の棚商店街の観光に関する見どころや歴史、アクセスなどをご紹介しました。魚の棚商店街は、明石に来たら一度は行ってみたい人気の観光スポットです。
ぜひ紹介した情報を参考に、魚の棚商店街の観光を満喫してみてくださいね!
魚の棚商店街の基本情報 | |
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住所 | 明石市本町1 |
電話 | 080-4647-9666(魚の棚商店街事務所) |
営業時間 | 各店舗により異なる |
休業日 | 各店舗により異なる |
アクセス | JR・山陽電車明石駅から徒歩約3分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
cover photo by PIXTA