明石のおすすめ名物グルメ6選！郷土料理やお土産向けなど

明石には一度は食べたいおいしい名物グルメがいっぱい！

明石だこのイメージばかりが先行している方も多いと思われる兵庫県明石市ですが、ほかにも明石鯛や焼きあなご、明石のりなどの特有の名産品の宝庫！春夏秋冬のバラエティ豊富な海の幸が味わえるのが、明石グルメの最も大きな魅力の一つだといえます。

食材の宝庫である明石は、全国的に名が知られている明石焼きのほかにも、いかなごのくぎ煮や独自アレンジのお好み焼きなど、味わってみたい料理がたくさんあります。

ここでは、明石を訪れたら絶対に食べてみてほしい料理について見ていきましょう。

明石でおすすめの名物料理6選

明石のグルメといえば、絶品のお出汁につけて食べる明石焼きに加えて、新鮮な日本で有数の産地である明石のたこ、明石鯛、焼きあなごなどの明石三大名産品が大きな魅力！

いかなごのくぎ煮やお好み焼きなど、意外と知られていない有名グルメも豊富です。旬の明石ならではの海の幸を食べれば、明石を訪れてよかったと思うこと間違いなし！

ここでは、明石でおすすめの名物料理6選についてチェックしてみましょう。

明石焼き

ふわふわとろとろの明石風卵焼き

明石と聞くと明石焼きを真っ先にイメージする方は多いでしょう。明石焼きは明石で作られているタコ入りの卵焼きで、たこ焼きのルーツになった料理とも言われています。

小麦粉やじん粉、卵を練り込んだふわふわ生地にタコを入れ、強火で熱した銅板で焼き上げた明石焼きは、生地がふわとろでたこのコリコリとした食感が味わえる料理です。

お出汁につけて食べれば、口の中で卵生地と出汁の絶妙なハーモニーを楽しめます。

明石焼きのルーツは、明石玉と呼ばれる硝石を卵の白身で固めて作った、模造サンゴの副産物。卵の黄身と明石名産のたこを組み合わせて考案された説が有力です。

元来の明石焼きはたこ焼きのように外カリカリで、熱々の状態のものを食べていたそう。時が経つにつれて、冷ましたお出汁につけて食べられるようになったそうです。

専用のあげ板で提供される明石焼きは、見ているだけで特別感を演出してくれます！

明石鯛

明石海峡で育まれた身が引き締まった絶品の鯛

明石鯛は明石海峡の速い潮流と豊富なエサ場で育まれた一級品の鯛です。

春に獲れるものは桜色の体色から「桜鯛」と呼ばれ、淡白な味わいが楽しめます。その一方で、秋に獲れるものは「もみじ鯛」と呼ばれ、とても脂が乗っていておいしいです。

鯛の名産地として、活け締めや神経抜き、血抜きの技術が確立されており、新鮮な状態で鯛を出荷できる体制が明石鯛のおいしさの秘密！一本釣りや江戸時代から続く吾智網（ごちあみ）漁など、魚体を傷つけずにおこなわれる漁のスタイルもおいしさの鍵ですね。

そんなばつぐんの鮮度とうま味をほこる明石鯛を使った料理には、明石鯛を活け締めした姿造りや明石鯛を丸焼きした姿焼き、焙烙（ほうろく）鍋に明石鯛やそのほかの魚介類、野菜を入れて酒蒸しにした宝楽鍋などがあり、明石ならではの郷土料理が楽しめます。

高級料亭や旅館だけでなく、明石市内の定食屋や居酒屋でも広く食べられるので、明石の街を観光しながら、お店ごとに明石鯛を使った料理に挑戦してみては？

明石だこ

明石の名物No.1

明石は全国有数のたこの漁場として知られています。旬は6〜8月です。明石海峡の荒波に揉まれるため、潮に流されないように足が太く、短く発達しているそう。たこのエサとなるエビやカニも豊富に生息しているため、甘味が強く、柔らかい身質に育ちます。

とくに梅雨明けから7月下旬にかけて漁獲されるタコは麦わらだこと呼ばれ、産卵に向けてエサをたくさん食べて育った絶妙な食感とうま味の強さを堪能できるでしょう。

また、明石の浜で干されて作られる干しだこは明石の夏の風物詩。うま味と風味の強い干しだこを使って炊き上げるたこ飯は、明石ならではの郷土料理です。ほかにも新鮮なマダコを捌いて作るお刺身や酢の物、やわらか煮、天ぷら、たこせんべいなど、幅広い楽しみ方があります。夏に明石を訪れたなら、必ず食べてみてほしい食材だといえますね。

甘みとうま味が凝縮された明石だこを、色々なバリエーションで味わってみてください！

焼きあなご

脂の乗った穴子を炭火で炙り焼き！

明石で明石たこや明石鯛に次いで有名な名産品といえば焼きあなご。旬は7〜9月で、明石を含む播磨湾全域でよく水揚げされる魚です。旬のあなごは身が柔らかく、脂が乗っていて地元の方や観光客に強い人気があります。あなごと共に歩んできた明石の街には老舗のあなご料理屋が多く、蒲焼きタレにつけて焼き上げられた焼きあなごは絶品！

焼きあなごは蒲焼きの形で食べられることが多いですが、そのほかにもタレがいっぱいつけられた穴子丼や巻き寿司、ちらし寿司の具材としても食べられています。明石産の穴子の味わいを100％満喫したいなら、料亭で穴子しゃぶしゃぶを食べるのもおすすめです。

焼きあなごや穴子丼、蒸しあなご、あなごごはん、あなご茶漬けなどのお土産も販売されているので、明石のお土産を探しているという方にもぴったりですよ。

いかなごのくぎ煮

いかなごを甘辛く煮詰めたごはんのお供

いかなごのくぎ煮は、明石で別名「春告魚（はるつげうお）」と呼ばれるいかなごの稚魚を醤油や砂糖、ショウガなどで甘辛く煮詰めた佃煮です。くぎ煮という名前の由来は、いかなごの佃煮の姿が錆びた釘に似ていることからきているそう。明石を含む瀬戸内海沿岸地域でよく食べられている郷土料理で、甘辛い味付けが白米との相性もばつぐんです。

いかなご漁は例年2〜4月シーズンにおこなわれ、その時期には各家庭や飲食店からいかなごのくぎ煮を煮込んでいる際に発生する甘い香りが漂っているそうですよ。近年では瀬戸内海沿岸エリアでも漁獲量が減少しているともいわれるいかなご。飲食店やスーパー、お土産屋さんで見かけたらぜひ食べてみてほしい、明石ならではのふるさとの味ですね。

鷹の爪や柚子、山椒の実などを使用した風味もぜひ試してみたいところです！

お好み焼き

明石だことキャベツがふんだんに使われたお好み焼き

明石はお好み焼きでも有名です。明石で食べられているお好み焼きの特徴は何といっても新鮮な明石だこと甘みの強いキャベツがふんだんに使われている点でしょう。関西風のお好み焼きの生地の中に、噛めば噛むほど甘味を感じられる明石だこが食べられるのはいぜいたくこの上ありません！地元の新鮮野菜もたっぷり入っているのがうれしいですね。

明石のお好み焼き屋は老舗が多く、昭和レトロな内装や人の良い店主や店員がお好み焼きを目の前で焼いてくれたり、作り方を教えてくれたりします。長年の経験から生み出された秘伝のソースで食べるお好み焼きは、一度食べると病みつきになること間違いなし！

気軽に食べられる雰囲気や価格帯のお店が多いため、明石観光の合間に小腹を満たしたい方や明石で愛されている庶民グルメを味わいたい方におすすめの選択肢です。

明石の名物グルメを満喫しよう！

この記事では、明石焼きや明石だこ、明石鯛、焼きあなご、いかなごのくぎ煮など、明石を訪れたら絶対に食べてほしい名物グルメ6選を紹介しました。

明石海峡の荒波と豊かな漁場で育まれた明石だこや明石鯛、あなごは明石を訪れたら必ず食べてほしい絶品メニューです。また、いかなごの稚魚を甘辛く煮詰めたくぎ煮は白米と最高に合うごはんのお供。お土産に買って帰るのもおすすめです。

また、明石焼きや明石風のお好み焼きには明石だこがふんだんに使われており、明石だこを色々なバリエーションで味わいたい方にぴったりですよ。

明石でおすすめのグルメをチェックして、明石旅行を満喫しましょう！

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