明石・住吉神社は歴史ある人気観光スポット!見どころや行き方を解説
兵庫県明石市の人気観光スポットと言えば、魚住町にある住吉神社ははずせません!花の名所としても親しまれ、毎年大勢の観光客が訪れることで知られています。 この記事では、住吉神社の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説。ぜひ住吉神社へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
兵庫県明石市の人気観光スポットと言えば、魚住町にある住吉神社ははずせません!花の名所としても親しまれ、毎年大勢の観光客が訪れることで知られています。
この記事では、住吉神社の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説。ぜひ住吉神社へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
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明石・住吉神社の基本情報
兵庫県明石市の代表的な観光スポット・住吉神社。まずは、住吉神社にまつわる歴史や特徴などの基本情報を解説します。
明石にある住吉神社とは?
住吉神社は、兵庫県明石市に位置しています。明石市中心部から西に約10kmほどの場所にある魚住町に鎮座しており、魚住住吉神社とも呼ばれています。明石のパワースポットともいわれていますよ。
住吉神社の魅力は、春の藤と初夏のあじさい。境内に咲く季節の花が、訪れる人を和ませてくれる癒やしのスポットとして、絶大な人気があります。
また、海に面して建てられているため、境内から海岸の散歩も楽しめるのが魅力のひとつです。
住吉神社の歴史
住吉神社が創建されたのは464年と伝えられ、古墳時代まで遡るほどの歴史があります。「藤の枝を海に浮かべ、流れ着いた場所に社を祀れ」というご神託を元に作られたと言い伝えられています。
他にも、源氏物語とも深い関わりがある場所です。光源氏が住吉明神にまつわる夢のお告げにしたがって移り住んだのが、明石だからです。光源氏を生涯にわたって支えた妻のひとり、明石の君とこの地で出会って、光源氏は栄耀栄華の道を歩み始めるのです。
この『明石の巻』にちなんで、境内には光源氏と明石の君をモチーフにした良縁祈願の絵馬がありますよ!良縁をつかみたい人はぜひチェックしてみましょう。
住吉神社のご祭神・ご利益は?
住吉神社に祀られているのは、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)の住吉三神。さらに、神功皇后を加えた4神を祭神としています。
海上安全や交通安全に霊験あらたかと言われ、古くから信仰を集めている神社です。
また、神功皇后が出産したときの故事にちなんだ安産育児や、源氏物語明石の巻にちなんだ良縁祈願にもご利益があるとされ、一年を通じて参拝する人が絶えません。
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明石・住吉神社の見どころ
住吉神社は、多くの文化財や絶景が広がるスポットです。見学できる場所はそれほど多くありませんが、混み合うシーズンに訪れるなら事前のプランニングはお忘れなく!
ここからは、住吉神社で必見の見どころをまとめました。
辺りが紫色に染まる!御神木の藤
神功皇后が流した藤の枝が流れ着いた場所に、現在の住吉神社が鎮座すると言い伝えられています。この言い伝えから、明治時代に御神木として境内に藤の木が植えられました。大きく成長した藤は、毎年4月中旬〜下旬にかけてたくさんの花を咲かせますよ!
藤のシーズンには、神社の公式HPで開花時期が発表されます。確実に藤棚を楽しみたいなら、事前に開花時期をチェックしてから訪れるのがおすすめです。
神社境内に咲くあじさい
住吉神社で藤以外にも見逃せないのが、あじさいです。毎年6月頃に見頃を迎えます。
ヤマアジサイ、ガクアジサイなど、境内には2,500株のあじさいが植えられています。色とりどりのあじさいは実に美しく、写真映えすることうけあい!
また、あじさいの花の開花に合わせて、境内ではあじさいまつりが催されます。能舞台でのパフォーマンスをはじめ、露店や名産品の直売などが行われ、多くの人が訪れる人気イベントです。あじさいを見に行くなら、あじさいまつりに合わせてスケジュールするのもおすすめ。
藤の開花同様に、住吉神社のHPであじさいまつりの時期を告知しているので、チェックをお忘れなく!
文化財に登録された能舞台
1627年、江戸時代に明石藩初代藩主小笠原忠政が作らせたのが、明石市指定文化財に登録されている能舞台です。
通常、能舞台は松の木を描いた「鏡板」と呼ばれる背景がしつらえられています。しかし、住吉神社の能舞台には鏡板がなく、吹き抜けの構造になっているのが特徴。
海の神である住吉明神をまつる本殿から、能舞台を抜けて海が見えるようにという意図の元に作られた能舞台は、創建当時の雰囲気を現代にそのまま伝えています。平成18年、水産庁による「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」にも選出されたほど。参拝のついでにじっくり鑑賞してみましょう。
毎年5月1日の春まつりでは能楽会が開催されています。
海のパノラマが広がる錦ヶ浦
海の神をまつる住吉神社は、海岸に面しています。海岸側に鳥居が設置されていて、参道から本殿まで海を見渡せる絶好のロケーションです。一年を通して、多くの人が美しい風景を見に訪れます。
最も幻想的な風景を楽しめるのは夕方。瀬戸内海に陽が沈んでいく様子は、写真映えすることでしょう!
冬に訪れるなら、あえてお正月のシーズンを選んでみるのも楽しめます。ご来光を眺めて、住吉神社に初詣するのも素敵ですよ。
明石・住吉神社観光に最適なシーズンは?
住吉神社は、瀬戸内海に面しています。温暖な場所ですが、天候や時期によっては、観光しにくくなってしまうことも。
せっかくなら、目いっぱい楽しめる時期に訪れたいもの。ここからは、住吉神社をはじめ明石観光のベストシーズンについて解説します。
ベストシーズンは花の季節の4・5・6月
住吉神社が位置する兵庫県明石市は、瀬戸内海に面し温暖な気候。花をじっくりと鑑賞できる春〜初夏にかけて観光するのがベスト!
とはいえ、あじさいのシーズンは6月の梅雨まっただ中です。あじさいまつりも、荒天以外の天候なら開催されます。行くときは、折りたたみの傘やレインポンチョなど、携帯できる雨具があると心強いですよ。
観光客が少ない時期を狙うなら11~3月
住吉神社の秋まつりが終わったあとの11月から3月にかけては、観光客も少なめです。境内をじっくりと見学するなら、この時期もおすすめです。
冬場に訪れるときは、ウィンドブレーカーなどのジャケット類を持っていきましょう。境内の外はすぐ海岸で、潮風が吹きつけます。防寒対策はしっかりと!
また、参道に面して、海岸を散歩できる遊歩道があります。夕暮れどきにのんびり歩くのも素敵ですよ。
明石・住吉神社の見学方法や所要時間は?
実際に住吉神社を訪れるとき、どのような点に注意すればいいでしょうか。ここからは、見学の詳細を見ていきましょう。
事前予約は不要
住吉神社の境内の見学は自由です。
また、境内では御祈祷や安産祈願、お祓いなどを受けることができます。御祈祷は基本的に予約が必要なので、電話にて予約しましょう。
予約が必要なのは、1月4、5日の祈祷。また、七五三参りと厄除祓については、11月以外に七五三を祝う場合、1月以外に厄除祓をする場合は予約が必要です。
住吉神社観光に要する時間
藤とあじさいの見頃の時期に行くなら、混み合うことが予想されます。花の見頃が重なる時期に住吉神社を訪れるなら、早めの時間帯がおすすめ。参拝時間も含めて2時間ほどあれば、ゆっくり見て回れます。
一方、オフシーズンは人も少なめなので、ゆっくり見学できるでしょう。1時間半あれば、境内を散策して錦ヶ浦の景色も楽しめますよ。
明石・住吉神社へのアクセス・行き方
住吉神社観光の拠点となる都市は明石市中心部か、新幹線停車駅である西明石駅周辺を選ぶと移動しやすいです。
住吉神社へ行くには、山陽電鉄魚住駅から住吉神社へ行く方法が一般的です。ここでは、徒歩とレンタカーそれぞれの行き方を解説します。
一番簡単なのは山陽電鉄 魚住駅から徒歩
住吉神社へは、山陽電鉄 魚住駅から徒歩約5分とアクセスばつぐんです。ただし、山陽電鉄の魚住駅とJRの魚住駅は距離が離れているので、注意してくださいね。
なお、新幹線停車駅である西明石駅周辺には、たくさんホテルがあります。この近辺に宿泊するなら、西明石駅からJR山陽本線に乗ってJR 魚住駅で下車しましょう。JR 魚住駅からは徒歩約20分ほどで神社に行けるので、街歩きがてら参拝するのも楽しめますよ。
ドライブがてら立ち寄るならレンタカー
住吉神社は、海岸沿いに建てられています。海沿いの道をドライブしながら住吉神社に立ち寄るのも素敵ですよ。
境内には参拝者用の駐車場もありますが、あまり広くありません。また、住吉神社周辺の道は狭いところが多いので、運転には十分注意しましょう。
明石のパワースポット、住吉神社の観光を満喫しよう
花の名所とうたわれる明石市内でも有数の人気スポット、住吉神社。源氏物語にあやかって良縁祈願をするもよし、美しい藤棚や咲き誇るあじさいを楽しむもよし、海に沈む夕日を見ながらのんびり散策するもよし!
参拝から観光まで楽しめるおすすめスポットです。ぜひ紹介した情報を参考に、住吉神社の観光を満喫してみてくださいね!
住吉神社の基本情報 | |
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住所 | 兵庫県明石市魚住町中尾1031 |
電話 | 078-946-0417 |
営業時間 | 24時間(祈祷する場合要確認) |
休業日 | 無し |
アクセス | 山陽電鉄魚住駅から徒歩約5分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
cover photo by PIXTA