【2024年最新】明石のおすすめ観光スポット9選！名所や穴場、人気グルメを厳選

明石には人気の観光スポットがいっぱい！

兵庫県の明石市は、瀬戸内海に面した海峡のまちとして知られています。神戸・三宮方面からもアクセスしやすく、日帰りで観光できるのが魅力です。

そんな明石には、桜の名所としても知られる明石公園や明石海峡大橋を望む龍の湯温泉、雨の日の観光にぴったりな天文科学館など、一度は行きたい観光スポットが盛りだくさん！明石焼きや明石鯛など、明石を代表するグルメもはずせませんよね。

今回は、明石で人気の観光スポットを9選紹介します。絶対行きたい有名スポットから穴場スポットまで厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。

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明石で絶対行きたいおすすめ観光スポット5選

まずは初めての明石旅行で必ず行きたい、人気の定番観光地の見どころを紹介していきます！明石にある多くの観光スポットはJR明石駅や山陽明石駅の周辺に点在しているので、公共交通機関でアクセスしやすいですよ。

明石城跡

桜や紅葉の名所として有名！四季折々の草花を楽しもう

明石城は、1619年に徳川家康の曾孫・小笠原忠政によって築城されました。約400年の歴史を持つ格式高いお城で、日本100名城のひとつにも選定されています。

本丸跡に建つ巽櫓（たつみやぐら）・坤櫓（ひつじさるやぐら）は国の重要文化財にも登録されており、日本に12基しかない貴重な三重櫓（さんじゅうやぐら）なんだとか。時期によっては巽櫓と坤櫓を見学できるので、スケジュールを合わせて訪れるのもおすすめです。

また明石城は別名喜春城と呼ばれており、春の桜の名所としても知られています。城郭が木々に囲まれているので、四季折々の景色を楽しみながら江戸時代の風情を感じられますよ。兵庫県には世界遺産に登録されている姫路城もあるので、明石城と見比べてみるのも良いですね。

兵庫県立明石公園

明石城を中心につくられた自然豊かな都市公園

兵庫県立明石公園は、明石城を中心として整備された県立公園です。広大な公園内には図書館や野球場、陸上競技場、スタジアムなどがあり、地元民の憩こいの場として親しまれています。

春になると約1,000本以上の桜が咲き誇り、日本さくら名所100選に選定されていることでも有名。秋にはクスノキやケヤキなどが紅葉し、1年を通して自然豊かな風景を満喫できます。

明石公園は、JR明石駅や山陽明石駅から歩いて約5分という好立地に位置しており、観光ついでにふらっと立ち寄れるのが魅力です。カフェやレストランも営業しているので、飲み物をテイクアウトしてのんびりくつろぐのもおすすめですよ。

魚の棚商店街

明石焼きに鯛めしも！活気あふれる商店街で明石グルメを食べ歩き！

明石グルメを存分に食べたいという方は、魚の棚商店街へ足を運んでみましょう。うおんたなの愛称で知られる商店街で、約400年前に明石城の築城とともに誕生したと言われています。

活気あふれる商店街には、明石ダコや明石鯛といった新鮮な海の幸をはじめ、練りものや海産加工品などを扱う約100の店舗が勢ぞろい！明石焼きや鯛めしといった名物グルメを楽しめるレストランもあり、地元民はもちろん観光客も多く訪れる人気観光スポットです。

歩いているだけでも楽しめるので、ゆっくり散策しながらお土産を探すのも良いでしょう。瀬戸内海に面する明石ならではの海の恵みを、ぜひ堪能して帰ってくださいね。

大蔵海岸公園

子連れでの観光におすすめ！明石海峡大橋と淡路島を臨む海岸公園

大蔵海岸公園は、明石海峡大橋と淡路島の絶景を望む大型公園です。多目的広場と海水浴場をそなえており、夏には雄大な風景を眺めながら遊泳を楽しめます。

夜になると明石海峡大橋が華やかにライトアップされ、お昼とは違った幻想的な雰囲気に。カラフルなライトが真珠のように連なり、パールブリッジとも称される絶景を眺められます。

大蔵海岸公園には手ぶらで楽しめるバーベキュー施設のほか、フットサルを楽しめるグラウンド、子供遊具などもあるので家族での明石観光におすすめです。明石海峡大橋の全景を見るには絶好のロケーションなので、写真に収めたいという方はぜひカメラを片手に散策してみてくださいね。

明石大蔵海岸 龍の湯

日帰り旅行にも！明石海峡大橋が目の前に広がる天然温泉

明石大蔵海岸 龍の湯は、大蔵海岸通にある日帰り温泉施設です。広大な海と明石海峡大橋を一望できる天然温泉で、5つの露天風呂と内風呂をそなえています。

泉質は、ナトリウムやカルシウムなどのミネラルを含んだ塩化物温泉。湧き出る湯は透明ですが、空気に触れることで酸化し、温泉自体は赤胴のような褐色が特徴です。舐めると少し塩辛く、きりきず・神経痛・筋肉痛・関節痛などに効能があるとされています。塩分が体温を温めてくれるので、入浴後には身体がポカポカになるでしょう。

また館内には、エステ・垢すり・マッサージ施設のほか、ヘアサロン、レストランなども併設されています。深夜まで営業しているので、観光終わりに立ち寄れるのがうれしいですね。

明石の知る人ぞ知る穴場観光スポット4選

つづいて、明石の知る人ぞ知る穴場観光スポットを4つ紹介します。雨の日の観光に最適な明石市立文化博物館や子午線上に建つ明石市立天文科学館など、時間があれば行きたい名所ばかりなのでぜひチェックしてみてくださいね。

明石市立文化博物館

JR明石駅から徒歩約5分！雨の日の観光にぴったりな屋内スポット

明石市立文化博物館は、JR明石駅から徒歩約5分の距離にある観光スポットです。人々の暮らしと自然環境と題し、8つのテーマに分けて明石の歴史と文化を展示しています。

明石の地形を生み出した地層や化石のほか、周辺から出土した石器、明石伝統の焼き物、江戸時代に使用されていた農具など興味深い展示が盛りだくさん！明石の漁業をテーマにした展示室では、明石で実践されてきた漁法やかつて使用されていた漁具などを見学でき、魚の宝庫としての明石の歴史を学べるでしょう。

屋内で楽しめるスポットなので、雨の日の観光に最適ですよ。

善楽寺

平清盛が再興した、明石市内でもっとも古い寺院

戒光院・円珠院の総称である善楽寺は、明石市内でもっとも古い寺院です。645から650年頃に法道仙人によって創建され、一時焼失した伽藍を平清盛が再興したとされています。

戒光院には平清盛を供養した五輪塔があり、源氏物語ゆかりの明石入道の碑や浜の松の碑などを見学することも可能です。一方円珠院には、宮本武蔵が作庭したという枯山水があり、一歩足を踏み入れれば日本の歴史を肌で体感できるでしょう。

落ち着いた雰囲気がただようお寺なので、都会の喧騒から離れてゆっくり観光したいという方にぴったりですよ。

明石市立天文科学館

東経135度の子午線上に建つ科学館で宇宙の神秘を学ぼう

明石は、日本の自国の基準・東経135度の子午線が通る街として知られています。子午線のまち・明石を感じられるスポットとして人気なのが、こちらの明石市立天文科学館。

1960年に開館した科学館で、時計台のような独特の外観が目を引きます。館内では子午線・天文・天体観測・暦と時をテーマに展示が行われており、明石のジオラマや地球儀時計、太陽望遠鏡、ロケット模型など見どころもたくさん！子どもから大人まで、時間を忘れて思いっきり楽しめます。

なかでも有名なのが、現役で活躍する日本最古のプラネタリウム。日本1の稼働期間を誇り、世界的にも価値の高い設備として有名です。定番のプラネタリウムはもちろん、星と音楽のプラネタリウムやベビープラネタリウム、ナイトミュージアムなどさまざまな投影を行っています。

非日常的なひとときを過ごせるので、カップルでのデートにもおすすめですよ。

アサヒ飲料明石工場

試飲も可能！子どもから大人まで楽しめる人気観光スポット

日本を代表する飲料メーカーのひとつであるアサヒ飲料。全国各地に工場があり、明石工場ではWONDAやアサヒ十六茶といった飲料の製造工程を予約制で見学できます。

特にチェックしてほしいのが、三ツ矢サイダーの歴史を楽しめるミュージアムです。三ツ矢サイダーは兵庫県発祥の炭酸飲料で、しゅわしゅわとした爽快感が魅力ですよね。三ツ矢サイダーミュージアムではオリエンシアターやギフトショップなどが併設されており、工場で作られた三ツ矢サイダーの試飲も可能です。

馴染み深い飲料が製造される裏側を見学できるので、子連れで訪れても楽しめるでしょう。工場見学は1日3回・定員制なため、訪れる場合は早めの予約をおすすめします。

明石旅行で食べたい人気グルメ3選

瀬戸内海に面する明石は、新鮮な海の幸を味わえる宝庫として知られています。特に明石海峡は魚の栄養分が豊富なだけでなく、速い潮流によって身が引き締まった魚が採れると評判なんですよ。

実際に明石では海鮮を使ったグルメが人気を集めており、ランチやディナーで堪能できます。ここからは、そんな明石旅行で食べたい絶品グルメを見ていきましょう。

明石焼き

明石ダコを楽しむならコレ！優しいお出汁がたまらない

明石と言えば、身の引き締まった明石ダコが有名ですよね。プリッとした食感が魅力で、噛めば噛むほど深い旨味が広がります。

干しダコや刺身、タコ飯、天ぷらなどさまざまな料理で楽しめますが、やはりはずせないのが明石焼き！明石焼きは、小麦粉・じん粉・卵を混ぜた生地にタコを入れて楕円形に焼き上げ、お出汁に付けていただく明石の伝統料理です。

たこ焼きのルーツとも言われており、地元では玉子焼の名前で親しまれています。通常のたこ焼きはソースをつけますが、明石焼きは優しい味のお出汁で食べるのが特徴です。一度口に入れると出汁の風味を感じられ、ふわふわとした食感がクセになるでしょう。

明石市内には明石焼きを提供するお店が約70軒点在するので、いろいろなお店で食べ比べてみるのも良いですね。

明石鯛

明石名物の高級魚！鯛めしや握りでいただこう

明石海峡の激しい潮流に揉まれて育った明石鯛は、国内でも屈指の高級魚として有名です。プリプリと引き締まった身が特徴で、明石の特産品としてお祝い事や贈答品にも選ばれています。

刺身でそのまま食べてもおいしいですが、お寿司や鯛めし、炭火焼きなど多彩な調理方法でいただくことも可能です。魚の棚商店街には鯛茶漬けや焼鯛を味わえるお店もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

焼アナゴ

肉厚でジューシー！タレや焼き具合を食べ比べて

タコや鯛と並び、明石の三大名産品に数えられているアナゴ。肉厚で脂乗りが良く、噛みしめるとジューシーな旨味が広がります。

煮アナゴやお寿司などアナゴの調理法も多様ですが、明石では焼アナゴが主流です。甘辛いタレをつけて香ばしく焼き上げており、匂いだけでも食欲をそそります。

明石市内には焼アナゴの名店が数多くありますが、お店によってタレや焼き具合に違いがあるそう。食べ比べをするのはもちろん、気に入った焼きアナゴがあればお土産として持ち帰るのもおすすめですよ。

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明石観光を満喫するためのおすすめモデルコース

明石には、観光スポットからグルメまでたくさんの見どころがあります。基本的には神戸から日帰りで旅行できますが、効率的に回るためには事前にスケジュールを立てておくのがポイントです。

ここでは、明石観光を満喫するためのおすすめモデルコースを2つ紹介します。朝から夜までめいいっぱい楽しむためにもぜひチェックしてみてくださいね。

明石グルメを大満喫！女子旅におすすめのモデルコース

まずは、女子旅におすすめのモデルコースを紹介します。明石焼きや焼アナゴなど、明石グルメを存分に満喫するコースとなっていますよ。

＜スケジュール例＞
1日目　明石到着→魚の棚商店街で明石焼き・焼きアナゴ・明石鯛を食べ歩き→明石公園で明石城を見学→明石市立文化博物館で明石の歴史探訪→大蔵海岸公園でバーベキュー→大蔵海岸公園 龍の湯でリフレッシュ

JR明石駅や山陽明石駅周辺には明石グルメを味わえる名店も多いので、ゆっくり堪能したい場合は予約して訪れるのがおすすめです。旅の最後には、明石の天然温泉で疲れをしっかり癒やしましょう。

工場見学にプラネタリウムも！子連れ旅行におすすめのモデルコース

つづいて、子連れでの明石観光におすすめのモデルコースを紹介します。子どもから大人まで楽しめるスケジュールとなっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

＜スケジュール例＞
明石到着→明石公園で明石城を望むピクニック→明石市立天文科学館でプラネタリウム鑑賞→アサヒ飲料明石工場で製造工程を見学→魚の棚商店街でお土産探し＆明石グルメを楽しむディナー

明石の人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、明石のおすすめ観光スポットと人気グルメを紹介しました。名所や見どころがいっぱいある明石では、効率よく観光もグルメも楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、兵庫・明石旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

cover photo by pixabay