明石市の気温の特徴を紹介！観光におすすめの服装や持ち物は？

明石市の気温の特徴やベストシーズンは？

兵庫県の南部に位置する明石市は、東西に伸びたような形をしているのが特徴で、日本の時間の基準となる標準時子午線が通っている場所としても有名です。明石城跡を中心とした兵庫県立明石公園や明石市立文化博物館などの観光名所も多く旅行にぴったり！

兵庫県内のなかでも明石市は瀬戸内気候に区分され、温暖な気候で乾燥した晴天が続くので観光の計画も立てやすいでしょう。県内では2番目に天気の良い日が多いエリアでもあります。年間の平均気温も16.7℃と、年間を通して過ごしやすいのも魅力のひとつ。

基本的に年中いつでも観光におすすめですが、明石旅行のベストシーズンは春と秋。快適に過ごせる気候で降水量も少なく、桜や紅葉などが満喫できる行楽シーズンです。

下に明石市と兵庫県のほかの主要地域、さらに東京都の年間平均気温、年間平均最高気温、年間平均最低気温、年間降水量を以下にまとめました。

表からでも明石市の年間降水量がほかと比べ低いことが分かります。降水量に差があるのは、兵庫県のほぼ中央にある中国山地を境にして北の日本海岸気候区と南の瀬戸内気候区に分かれているから。

日本海岸気候区は冬の降水量が多いのが特徴で、瀬戸内気候区は雨が少ない温和な気候です。神戸市の気温よりも年間通して若干気温が低く、降水量も少ないのが明石市の天気の特徴といえるでしょう。

東京と比較しても差といえば降水量が約300mmほどの開きがあるだけで、気温に大きな違いはありません。

この記事では、兵庫県・明石市の気温や観光におすすめの服装について、季節ごとにわかりやすく解説します。地域の平均気温や降水量などをまとめているので、明石市旅行の参考にしてくださいね。

春の明石市（3月～5月）の気温・気候・服装

明石市の春の気温について、兵庫県のほかの地域も比較しながら紹介します。平均気温、最高気温、最低気温、降水量をまとめたうえで、この季節におすすめの服装や気候の特徴を解説。明石市旅行の服装や持ち物を用意する際の参考にしてくださいね。

春の明石市の平均気温

春の明石市は温かい気候で過ごしやすく、観光のベストシーズン！特に4月から5月は気温が穏やかで、まさに行楽日和の天気といえるでしょう。とくに3月下旬から4月上旬にかけては桜の開花シーズンで、兵庫県立明石公園内の桜も見頃を迎えます。約1,400本の桜に明石城がよく映えて美しいですよ。

ただし、春の明石市では朝晩冷え込むことがあるので、日によっては羽織るものがあると安心です。とくに3月は平均最低気温が6.2℃と10℃を下回っているので防寒対策はしておいた方が良いでしょう。

明石市とそのほかの地域の春の平均気温や降水量をまとめた表は以下のとおり。やはり明石市の降水量がほかの地域よりも少なく、天気の良い日が多いことが分かります。神戸とは気候の特徴も似ていますが、柏原市や豊岡市は日中の寒暖差が大きな地域なので、出かける際は対策しておくのがおすすめですよ。

春の明石市旅行におすすめの服装は？

春の明石市の平均気温は14.5℃で、春が近づき日中は暖かく感じますが、まだまだ肌寒い日もあるため、防寒対策も同時に行っておくと安心です。とくに朝晩は冷え込むので、3月は寒暖差に対応できるように脱ぎ着しやすいアウターやコートがあると良いでしょう。

4月も平均最低気温が10℃程度なのでトレンチコートにステンカラーコート、ブルゾンなど春のアウターを準備しておくのがおすすめですよ。5月にもなれば日中は長袖トップスだけでも快適に過ごせるようになりますが、早朝や夜は肌寒く感じることもあるので、長時間出歩く人は羽織ものを用意してくださいね。

春は日や時間帯によって気温差があるため、明石市旅行の前に天気予報をチェックして平均気温と見比べながら服装や持ち物を用意してみてください。

夏の明石市（6月～8月）の気温・気候・服装

つづいて明石市の夏の気温を兵庫県のほかの地域と比較して紹介します。平均気温、最高気温、最低気温、降水量をまとめたうえで、この季節におすすめの服装や気候の特徴を解説。事前に準備して夏の明石市旅行を快適に過ごせるようにしてくださいね。

夏の明石市の平均気温

夏の明石市の気候は1日の寒暖差が少なくなり、暑さはあるものの服装を大きく変える必要はなく、過ごしやすいのが特徴です。

ただし、例年6月上旬から7月上旬にかけて梅雨時期に入るので、雨には要注意。さらに6月は雨の影響で気温が冷え込む場合もあるため、事前に天気予報を確認しながら対策を行いましょう。

7、8月にもなると本格的な暑さが感じられるようになっていきます。とくに暑い日は36℃近くまで温度が上昇するので熱中症対策は必須ですよ。観光をする人は適度に休憩をとりながら無理はせず楽しんでくださいね。

明石市とほかの地域との夏の気温や降水量の比較表を以下にまとめました。ほかの地域と比べると明石市は海岸に近いエリアであることも相まって夏の気温は高くなりすぎないのが特徴です。

降水量も少ないですが、梅雨時期の降水量は年によっても大きく異なるので最新の天気予報をチェックしてくださいね。

夏の明石市旅行におすすめの服装は？

夏の明石市の平均気温は25.8℃で、最高気温の平均は29.6℃と熱さを感じる日が続きます。そんな日はできるだけ体の熱をこもらせないような、サラッとした素材の服装がおすすめです。通気性の良い素材や吸水性に優れた服装だと快適に過ごせるでしょう。

とくにリネン素材は見た目も涼やかで暑い日のコーディネートにぴったり！また濃い色の服は熱を吸収してさらに暑さを感じてしまうので、白や淡い色がおすすめですよ。

ただし、屋内は冷房が効いて寒く感じることがあるので、薄手のカーディガンがあると便利。寒さ対策だけでなく、日焼け対策にも有効です。

またサングラスをつけたり、帽子をかぶったり、水分をこまめにとったりして熱中症対策は必ず行うようにしましょう。

突然ゲリラ豪雨が降ることもあるので、天気予報の雨雲レーダーなどはしっかり確認して対策しておくのもおすすめです。

秋の明石市（9月～11月）の気温・気候・服装

ここからは明石市の秋の気温を紹介します。平均気温、最高気温、最低気温、降水量をまとめているだけでなく、秋におすすめの服装や気候の特徴も解説。明石市旅行の服装や持ち物を用意する際の参考にしてくださいね。

秋の明石市の平均気温

秋の明石市は涼しくなる日が増えていき、快適で過ごしやすく、観光のベストシーズンでもあります！降水量が少なく天気の良い日が増えるので、まさに行楽日和です。

秋はとくに1カ月ごとで気温が大きく異なり、9月はまだまだ残暑がきびしいですが、10月は快適な天候で、11月にもなると平均最高気温が10℃を下回ってくるようになります。また11月中旬から下旬にかけて紅葉シーズンを迎え、明石公園をはじめいたるところで赤やオレンジ、黄、茶に染まった美しい紅葉が見られ、散策が楽しい時期。

さらに降水量に関しては2023年のデータは少ないですが、9月は台風が発生しやすいシーズンで接近・直撃すれば大雨が降る可能性もあるので注意が必要ですよ。とくに9月に旅行の予定の人は台風情報をチェックして万一に備えておきましょう。

明石市と兵庫県のほかの地域の秋の気温や降水量を以下にまとめました。気温に関しては全体的に大きな違いは見受けられませんが、降水量はやはり明石市が少なく天候の良い日が多そうです。

この時期はとくに柏原地域が気温が低くなる傾向にあるので、明石市だけでなく柏原市方面へも行く人は羽織ものを忘れずにしましょう。

秋の明石市旅行におすすめの服装は？

明石市の秋の平均気温は19.9℃ですが、9月と10月の平均気温の差は約9℃、10月と11月の平均気温の差は約5℃とかなり開きがあるため、気温にあった服装をしましょう。

9月であればまだまだ暑さを感じる陽気なので夏のように日中は半袖でも良いですが、冷房の効きすぎ対策に羽織ものが一枚あるとおすすめです。

10月は涼しさを感じられ、快適な気候になってきますが肌寒く感じることもあるため、薄手のアウターがあると重宝するでしょう。

11月になると薄手のニットやスウェット、パーカーなど少し厚みのあるアイテムがおすすめですよ。

冬の明石市（12月～2月）の気温・気候・服装

明石市の冬の気温を地域別に比較しながら紹介します。平均気温、最高気温、最低気温、降水量をもとに、この季節におすすめの服装や気候の特徴も解説。お出かけの際の服装選びの参考にしてみてくださいね。

冬の明石市の平均気温

冬の明石市は降水量が年間で一番少ない時期で、寒さはありますが快適に過ごしやすいので観光にもぴったり！冬はクリスマスにイルミネーションとイベントが多く夜に外出する人も多いでしょう。夜はとくに気温が低くなっていくので防寒対策はしっかりと行ってイベントを楽しんでくださいね。

明石市とほかの地域の冬の気温や降水量は以下のとおり。神戸市とはあまり変わりませんが、柏原市や豊岡市へ行く人は寒さに注意しましょう。

兵庫県に雪のイメージを持っている人は少ないかもしれませんが、じつは豊岡市は雪が多い地域で、50センチメートル以上積雪することも。そのため平均降水量もほかと比べ、多くなっています。なかでも降雪量の多い神鍋高原ではスキーができるスポットもあるので、ウィンタースポーツを満喫するのもおすすめですよ。

冬の明石市旅行におすすめの服装は？

防寒にはダウンジャケットやボア素材のコートがおすすめですが、できればお尻まで隠れる長めのものがあるとベター。厳しい寒さの日はインナーも暖かいものをチョイスしてくださいね。ニットやスウェットのほかに、カーディガンなどの羽織ものがあると屋内に入った時に調整しやすくなります。

また風が強い日はより寒さを感じるので耳まで隠れる帽子や手袋、マフラーなどの小物も準備してくださいね。

豊岡市などの降雪エリアへも行こうと計画している人は、日焼け止めを塗ったり、サングラスをかけたりして雪による日焼け対策も同時に行うようにしましょう。

明石市の気温・服装をチェックして観光を楽しもう！

この記事では、明石市の気温と観光におすすめの服装を季節別に紹介しました。明石市旅行では、温和な天候ではありますが、最適な服装や持ち物を用意するのが大切です。ぜひ事前に気温や気候をチェックして、明石市旅行を快適に楽しんでくださいね。

※この記事の情報は、2024年8月16日現在の気象庁のデータをもとにまとめています。紹介した平均気温と降水量、気候は年により異なるため、旅行前には最新情報を確認してください。

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