タイのスーパーおすすめ10選！旅行者にも便利、在住者が選ぶ買い物スポット

タイのスーパー事情、日本と違う点は？

タイのスーパーは日本に比べて広々としており、大容量パックの商品が多い傾向にあります。野菜や肉類は量り売りされることが多く、グラム単位での購入が主流です。パクチーやライムなども少量から購入できるので、必要な分だけ手に入れられるでしょう。

品ぞろえも豊富で、タイならではの食材から日本や海外の輸入品まで幅広く取り扱っています。衣料品や日用品も一緒に購入できる店舗が多く、生活に必要なものが1ヵ所でそろう利便性が魅力です。

また、レジ袋に関しては日本と同様有料となっており、エコバッグの持参が求められます。スーパーによってはレジ横でエコバッグを購入できる場合もあるので、最初に買っておくのがおすすめですよ。

支払いは、現金・クレジットともに使える店舗が多いので安心してくださいね。

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タイの高級スーパーおすすめ5選

品質にこだわる方や日本食・輸入食品を探している方は、タイの高級スーパーへ足を運んでみましょう。価格はやや高めですが、清潔で商品管理も徹底されているため、安心して買い物できます。英語や日本語表記がある店舗も多く、観光客でも利用しやすいですよ。

グルメマーケット

上質な日常を演出する、美食家のためのスーパーマーケット

グルメマーケットは、高品質な食材と輸入品を取り扱うタイ屈指の老舗高級スーパーです。約5万種類もの商品を販売しており、新鮮な野菜から欧米・アジアの輸入品まで豊富にそろっています。

店内は広々とした空間で、清潔感がありながらも洗練された雰囲気。タイのお土産コーナーも充実しており、現地ならではのスナックや調味料、雑貨などをゲットできます。

またグルメマーケットは、高級デパートや商業施設内に店舗が多く、気軽に立ち寄りやすいのが魅力です。イートインスペースもあるので、観光途中の軽食や休憩にも便利ですよ。

トップスマーケット

ハイグレードブランドも！暮らしに寄り添うデイリーストア

トップスマーケットは、タイ全土に約120店舗を展開するセントラルグループ傘下の高級スーパーです。輸入食品やワイン、チーズといったプレミアム食材が豊富にそろっており、日本食や日本の調味料なども充実しています。

トップスマーケットは、日常使いに適したスーパーでありながら高級志向の店舗も展開しているのが特徴です。通常の店舗に加えてトップスフードホールやトップスファインフードといったハイグレードブランドを展開しており、買い物だけでなく食事も楽しめます。

なかには食材を目の前で調理してくれる店舗もあるので、新鮮さにこだわりたい方におすすめですよ。

ヴィラマーケット

輸入食材の宝庫！外国人向けの高級スーパー

ヴィラマーケットは、外国人や富裕層をターゲットにした高級スーパーです。バンコクの日本人居住エリア・スクンビット周辺に多くの店舗を展開しており、欧米系の輸入食材を豊富にそろえています。

日本食材はフジスーパーに比べて少ないものの、新鮮なお肉からオーガニック野菜、スナック、チーズまでヴィラマーケットならではの輸入品がたくさん！スクンビットソイ33やソイ49など利便性に優れた店舗が多いので、在住者だけでなく旅行者も利用しやすいでしょう。

特にトンローのJアベニュー内はワインの品ぞろえが豊富で、週末には試飲イベントが開催されることもあるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

フードランド

安心の24時間営業！いつでも新鮮食材が手に入る老舗スーパー

フードランドは、1972年に創業したタイ人経営のスーパーマーケットです。生鮮食品の鮮度に定評があり、肉製品ではプライベートブランド「ブッチャーズ・チョイス」として高品質なソーセージとハムを製造・販売しています。

フードランドは、24時間・365日営業しているのが最大の特徴です。店内は明るく清潔で、早朝や深夜でも新鮮な野菜や魚介類を購入できます。薬局が併設されている店舗もあり、食品だけでなく生活に必要な医薬品や日用品も一緒にそろえられるのが魅力です。

また、各店舗にはトゥーク・ラー・ディー（TooK Lae Dee）というレストランが併設されており、注文後すぐに食事を楽しむことも可能です。食材の質にこだわりながらも、価格を抑えたラインナップで、日本の調味料や即席麺なども購入できますよ。

フジスーパー

日本の“いつもの味”が揃う、バンコク在住日本人の強い味方

フジスーパーは、バンコクに複数店舗を展開する日本人駐在員御用達の高級スーパーです。1985年にタイ初の日系スーパーマーケットとしてオープンし、日本の食材や調味料のほか弁当や惣菜などを豊富に取りそろえています。

日本ブランドの日用品やサニタリー用品も充実しているため、生活に必要なものを一度に購入できるのが魅力です。スタッフが買い物袋に商品を詰めるサービスもあり、快適に買い物できる環境が整っています。

また、日本語での接客や掲示物も多く、英語やタイ語が苦手な方でもスムーズに買い物できるのが嬉しいポイント！プロンポンやトンローといった日本人街に店舗を構えており、日本のスーパーと変わらない安心感がありますよ。

タイでコスパばつぐん、安いスーパー5選

つづいて、タイでコスパばつぐんの安いスーパーを紹介します。タイ土産をゲットできる店舗も多く、まとめ買いにぴったりですよ。

ビッグC

大容量で安い！タイの定番節約スーパー

ビッグCは、タイ国内に600店舗以上を展開する大型スーパーマーケットチェーンです。日本のイオンのような存在で、食料品から電化製品、衣料品まで幅広く取り扱っています。

特にバンコク中心部のラチャダムリ店はとっても広く、大型カートで買い物をするのが定番！野菜やお肉といった生鮮食品はもちろん、調味料や冷凍食品、日用品などもローカル価格でゲットできます。

タイのお土産コーナーも充実しており、お菓子から雑貨までラインナップが豊富です。タイ料理を作れるシーズニングや真空パックになったトムヤムクンのスープなどもあるので、ぜひ購入して帰ってくださいね。

ロータス

品ぞろえも価格もバランスよし、地域密着型の大型スーパー

ロータス（旧テスコ・ロータス）は、都市部から地方まで幅広く展開している人気のスーパーマーケットチェーンです。食品から日用品、家電製品までさまざまな商品を手頃な価格で提供しており、タイ国民の台所として親しまれています。

タイならではのお菓子やインスタント麺が豊富で、現地の食材をゲットしたいときにおすすめです。店舗は大型で駐車場も完備されているため、まとめ買いにも適しています。

また多くの店舗にはフードコートが併設されており、1食60〜70バーツ（約264円〜309円）程度で手軽にタイ料理を楽しめるのも魅力です。ビッグCと同様、必要なものは何でもそろうので、両方足を運んで比べてみるのも楽しいですよ。

マクロ

業務用サイズで節約上手！ばらまき土産探しにおすすめ

マクロ（Makro）はタイ全土に展開する業務用スーパーで、日本のコストコに似た大型店舗が特徴です。レストラン経営者やホテル関係者の利用が多いですが、一般の消費者も利用でき、大容量パックを求める方に向いています。

店内は広々としており、野菜・お肉・魚介類といった生鮮食品は量り売りが基本です。冷凍食品や輸入チーズも充実しており、質の高い商品をリーズナブルに購入できます。醤油やだしの素など日本食材も一定数取り扱っているので、日本人にも便利でしょう。

まとめ買いに適したタイ限定のスナックや調味料も豊富なため、ばらまき用のお土産を探している方はぜひ立ち寄ってみては？

ドンドンドンキ

安心の日本品質！食材からコスメまで何でもそろうタイ版ドンキ

ドンドンドンキ（DON DON DONKI）は、日本のドン・キホーテが東南アジア向けに展開する店舗です。日本産のお菓子や飲料、化粧品、調味料、日用雑貨が所狭しと並べられており、日本のドンキ特有のごちゃっとした楽しさがそのまま再現されています。

お弁当やお惣菜も豊富で、在住日本人はもちろん日本食ファンのタイ人にも人気！店舗はトンローやMBKセンターなど観光スポットに近い立地にあり、24時間営業の店舗も多いので、気軽に立ち寄りやすいですよ。

価格は日本に比べてやや高めですが、日本品質を求める方には最適なスーパーと言えるでしょう。

セブンイレブン

24時間いつでも頼れる存在！お土産に人気の商品も

手軽に食事や日用品を購入したいなら、セブンイレブンもおすすめです。タイでは全土に1万5,000店舗以上展開されており、食料品から化粧品まで生活に必要な商品が豊富にそろっています。

タイ限定のホットスナックやお弁当も多く、店舗によってはその場で温め調理をしてくれる場合も！歯ブラシやシャンプーといった生活雑貨も充実しているので、突然のトラブルにも対応できます。

都市部では数100mごとに店舗があり、旅行者や在住者にとってアクセスしやすいのが最大の魅力です。ヤードムやタイ製トリートメントなど、お土産に人気の商品も取り扱っているので、買い忘れたものがあればチェックしてみましょう。

タイのスーパーで買いたい商品7選

ここでは、タイのスーパーで絶対買いたいおすすめ商品を7選紹介します。どれもお土産にぴったりな商品ばかりなので、スーパーで見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

タイ限定フレーバーのプリッツ

お土産に最適！トムヤムクンやラープなどローカル味が人気

日本でもおなじみのプリッツですが、タイでは多彩な限定フレーバーが展開されています。トムヤムクン味やラープ味などタイの伝統的な料理を再現したラインナップで、ビッグCやロータスといった大型スーパーで簡単に手に入ります。

トムヤムクン味はピリ辛で酸味が効いており、コブミカンの香りをしっかり感じられるのが特徴。一方ラープ味はトムヤムクンほど辛くなく、程よいタイ風味が楽しめるため、辛さが苦手な方にもおすすめです。

価格はバンコクのスーパーで1箱約13バーツ（約57円）と非常にお手頃なので、ばらまき土産に最適ですよ。ほかにもコーンスープ味やバーベキューチキン味など、バラエティ豊かな味がそろっているため、複数買って食べ比べてみるのもよいですね。

ドライマンゴー

果実の甘みがぎゅっと詰まった自然のスイーツ

タイのスーパーでお土産を探すなら、ドライマンゴーもはずせません。タイの豊かな気候で育った完熟マンゴーを程よく乾燥させており、ナチュラルでヘルシーな甘さが特徴です。

砂糖漬けのものから無添加タイプまで種類が豊富で、スーパーマーケットでは大小さまざまなパッケージが並んでいます。特にドイカム（Doi Kham）というタイ王室プロジェクトが手がけるブランドは、素材の風味を活かした高品質なドライマンゴーとして人気なんですよ。

価格は品質によって異なりますが、小袋で20バーツ（約88円）、大袋で199バーツ程度（約879円）が目安です。ドライマンゴーは保存期間が長く、軽量で持ち運びやすいため、まとめ買いもしやすいでしょう。

マンゴーグミ

手軽に完熟マンゴーを楽しめる定番お菓子

マンゴーグミも、タイのスーパーで手軽に買える人気お土産のひとつです。タイブランドが手がける商品はパッケージも南国らしく、カラフルなデザインが目を引きます。

またKUNNA（クンナ）というブランドのマンゴーグミは、日本のグミよりもやわらかく、ジューシーでとろけるような食感が特徴です。本場タイ産のマハチャノック種マンゴーを使用しており、完熟マンゴーをそのまま食べているような濃厚な味わいとなっています。

価格帯は1袋20〜50バーツ（約88円〜220円）ほどとリーズナブルで、コンビニやスーパーマーケットで手軽に購入可能です。お土産用に個包装されている商品もあるので、職場や友人へのばらまき土産にぴったりですよ。

タイミルクティーの素

タイ定番のミルクティーを自宅で手軽に！クセになる甘さが魅力

タイと言えば、甘くて濃厚なタイミルクティーが有名ですよね。旅行中何度か口にする機会も多いと思いますが、タイのスーパーではそんなタイミルクティーの素が販売されています。

有名なのはチャトラムー（ChaTraMue）ブランドの商品で、粉末タイプやティーバッグタイプなどラインナップも豊富です。香り豊かな茶葉を使用したミルクティーは、甘さとコクのバランスが絶妙！水やお湯に溶かすだけで本場の味を再現でき、氷を入れれば暑い日の一杯にもぴったりですよ。

フードランドやビッグCなど比較的どのスーパーでも購入可能で、価格は90〜150バーツ（約397円〜662円）が目安となっています。パッケージもおしゃれなので、旅の記念品として贈っても喜ばれるでしょう。

タイ料理ペースト

混ぜるだけで本場の味！タイ料理を楽しめるお手軽調味料

タイの本格的な味を日本のキッチンでも楽しみたい方は、タイ料理ペーストを買ってみては？グリーンカレーやトムヤムクンなどタイの人気メニューを楽しめる調味料で、小袋タイプから瓶詰めタイプまで豊富な種類がスーパーに並んでいます。

ブランドとしてはLOBOやi-chefなどが有名で、数十バーツという手頃な価格ながらも辛さや香りの強さは本格的！具材を加えて炒めるだけ、煮込むだけで、現地で食べた味を忠実に再現できますよ。

日本では手に入りにくい種類のペーストも、タイのスーパーでは簡単に手に入るので、料理好きな方はまとめ買いしておくのがおすすめです。

歯磨き粉

日本よりもお得にゲット！ハーブフレーバーで爽快リフレッシュ

ちょっぴり変わったお土産を探しているなら、タイ産ハーブを使った歯磨き粉がおすすめです。特にデンティス（DENTISTE）というブランドは、日本人旅行者にも人気が高く、口臭予防に効果があると言われています。

口臭の原因となる硫黄化合物に直接働きかける成分を配合しており、長時間にわたり息をスッキリ保てるんだとか。日本でも一部販売されていますが、タイのスーパーやドラッグストアでは1本約150バーツ（約6620円）とお得にゲットできます。

爽快感が強いスパークルや天然ハーブを使ったアバイブーベなどローカルブランドも多く、初めて使用すると驚くほどの清涼感を味わえますよ。軽くてかさばりにくいので、まとめ買いするのもよいですね。

石鹸

マンゴスチンやマンゴーの香りも！自然派ハーブ石鹸が人気

タイでは、ハーブや果物を使ったナチュラル石鹸が人気を集めており、スーパーやドラッグストアでも数十バーツから購入できます。なかでも老舗ブランドのマダムヘン（Madame Heng）は、メントール配合で爽やかな洗い上がりが特徴です。

レトロなパッケージがかわいらしく、価格も40バーツ（約176円）とお手頃なのでばらまき土産にも向いています。ハーブは少しクセがありますが、マンゴスチンの石鹸は甘い香りで好みが分かれにくいでしょう。

また、タイを代表する高級スパブランド・ハーン（HARNN）の石鹸は、米ぬか油を主成分としており、肌に優しいのが魅力です。1個約220バーツ（約971円）と少し高めですが、豊かな香りと上品なパッケージデザインでぜいたくなバスタイムを演出してくれますよ。

タイのスーパーをチェックしよう

タイ旅行の醍醐味は、観光地やグルメだけではありません。タイのスーパーにはユニークなお土産や限定商品が豊富にそろっており、日本のスーパーにはない楽しさがあります。

便利な立地にあるスーパーも多いので、観光途中にぜひ立ち寄ってお気に入りのアイテムを見つけてみてくださいね。

cover photo by Nana

※記事内の金額は2025年6月19日のレート、1バーツ＝4.416円で計算しています。