タイのフルーツ20選!絶対食べたいフルーツを時期とあわせて紹介
タイには南国ならではのフルーツがいっぱい!マンゴーやマンゴスチン、ドリアンなど人気フルーツがたくさんあります。 この記事では、タイのフルーツを厳選してご紹介します。食べられる旬の時期はそれぞれ決まっているのでぜひチェックしてみてくださいね。
タイには南国ならではのフルーツがいっぱい!マンゴーやマンゴスチン、ドリアンなど人気フルーツがたくさんあります。
この記事では、タイのフルーツを厳選してご紹介します。食べられる旬の時期はそれぞれ決まっているのでぜひチェックしてみてくださいね。
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タイには南国ならではのフルーツがいっぱい!マンゴーやマンゴスチン、ドリアンなど人気フルーツがたくさんあります。
この記事では、タイのフルーツを厳選してご紹介します。食べられる旬の時期はそれぞれ決まっているのでぜひチェックしてみてくださいね。
タイにはフルーツがたくさん!
タイはマンゴーやスイカなど日本でも馴染みのあるものから「初めて聞いた!」という珍しいものまでたくさんあるフルーツ大国。さまざまな種類があり、いつでもおいしいフルーツが食べられます。それだけ多くのフルーツがあるのは、タイが年間を通して温暖な気候の国だから。
街中のスーパーや市場はもちろん、フルーツ屋台で気軽に買うことができます。日本で見かけるフルーツもタイのほうが安く売られているので、フルーツ好きにとってはうれしいですよね。
この記事では、タイで絶対食べておきたいフルーツと旬の時期のほか、年間を通して食べられるフルーツを紹介しています。せっかくタイを訪れるなら、どれも試しておきたいものばかり。タイに旅行予定のある人は必見ですよ!
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タイの人気フルーツ16選
タイで絶対に食べたい人気フルーツを紹介します。
マンゴー(3月~4月)
とろけるような食感としっかりした甘みが特徴
日本では高級フルーツのイメージがあるマンゴーですが、タイではお手頃価格で購入できます。屋台でも売っているので、気軽に食べられますよ。
タイのマンゴーは100種類以上が栽培されていますが、中でもポピュラーなのがナンドクマイ種。皮は薄く果肉は黄金色をしており、濃厚な甘さが特徴的。ナンドクマイ種は繊維が少ないため、口当たりがなめらかで、まるでとろけるような食感が日本人からも好まれています。
また、マハチャノックという品種も定番で、果肉がやわらかくて甘さと酸味のバランスが人気です。
マンゴーだけをそのまま食べるのも良いのですが、せっかくタイに来るならもち米とマンゴーに練乳をかけたカオニャオマムアンというスイーツをぜひ試してみてくださいね。
スイカ(3月~4月、11月~12月)
ミネラルたっぷりのタイでメジャーなフルーツ
日本でもお馴染みのスイカは、タイではテンモーと呼ばれています。日本のスイカは見た目がまんまるですが、タイのスイカは楕円形のものが多いです。日本のものより、甘みがややあっさりしていると感じるかもしれません。
スイカには糖分をはじめカリウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれており、塩をかけて食べるとスポーツドリンク代わりにもなりますよ。
タイは年間を通して気温が高いので、水分補給のためにスイカがよく食べられています。カットしたものだけでなくスイカジュース(テンモーパン)も人気で、ドリンクスタンドやフードコート、レストランでも飲むことができます。
ジャックフルーツ(3月~6月)
食感はまるで肉!ねっとりした甘さがポイント
ジャックフルーツは、世界で一番大きな果物としてギネスに認定されているフルーツです。大きいものでは重さが30〜50キロほどになることも。ドリアンのような見た目をしており、バナナに似たような甘い香りがします。
皮をむいて中の果肉を食べますが、食感は繊維質で肉のように弾力が強いのがポイント。酸味や水分はあまりなく、まるでバナナとマンゴー、パイナップルをミックスして甘さを濃くしたような味がします。当たり外れが激しいフルーツだと言われていますが、おいしいものに当たればやみつきになってしまうほど!
屋台やスーパーなどあちこちで購入できるので、見かけたらぜひ試してみてくださいね。
ランブータン(4月~8月)
トゲトゲした見た目が特徴的なライチのようなフルーツ
ランブータンは、トゲのようなものがびっしり生えている赤い見た目のフルーツです。このトゲは一見するとウニのように固そうに見えますが、実はそんなに固くありません。名前のランブータンは、マレー語で毛を意味するランブートという言葉が由来とされています。
タイではポピュラーなフルーツで、旬の時期になると街中にランブータンが山盛りになった屋台があちこちに登場します。
皮を向いて中の果肉を食べますが、果汁が落ちてこないので食べやすいです。半透明でプリプリしており、ほんのりした甘さはまるでライチのよう。果肉の中には種があるので、一口で食べてしまわないよう気を付けてくださいね。
ライチ(5月~6月)
あっという間に旬が過ぎてしまう幻のフルーツ
日本でも馴染みのあるライチは、タイではリンチーと呼ばれています。5月~6月の旬の時期に2~3週間ほどしか流通しておらず、気付いたら見かけなくなってしまう幻とも言えるフルーツ。
ライチは寒さが得意なため、タイの北部にあるチェンラーイ県やパヤオ県、チェンマイ県で主に栽培されています。
日本で見かけるライチは冷凍したものが一般的ですが、タイでは生の状態がメジャー。生のライチは、冷凍ものと同じライチとは思えないほどジューシーで味がまったく違います。日本で食べられるからと食べずにいると後悔しますよ!流通している期間は短いですが、その時期にタイを訪れる人は食べてみるのをおすすめします。
マンゴスチン(5月~8月)
クリーミーな味がクセになる!果物の女王
マンゴスチンは果物の女王と呼ばれるフルーツで、味はジューシーでクリーミー。甘さと酸味のバランスがほどよく、食感は口の中でとろけてしまうよう。果肉はコレステロールを下げる作用があり、特に女性から人気を集めています。
皮は厚いですがそれほど硬くないので、手でも簡単にむけます。ただし、皮の赤い色素が手に付くとなかなか取れないので注意してくださいね。指で押せばパカっと開くので、中の果肉を食べましょう。
日本では超高級フルーツとされていますが、タイでは20〜50バーツ(約86~215円)ほどで買えます。お手頃価格で買えるので、タイを訪れたらぜひ食べておきたいフルーツです。
ドリアン(5月~8月)
日本では臭いで有名!フルーツの王様
ドリアンと聞くと臭いというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。でも、旬の時期に食べるドリアンはほとんど臭みがありません。濃厚なクリーミーさと滑らかな食感に虜になってしまう人も多いです。ドリアンが好きな人は、口当たりの良いカスタードクリーム、濃厚なチーズケーキと言うほど。
日本ではそれほど人気がありませんが、東南アジアや中国では人気があり高級フルーツとして知られています。
せっかくタイを訪れるならば、旬の時期にドリアンを味わってみてはいかがでしょうか。ただし、バンコクのBTSやMRT、ホテルではドリアンが持ち込みできないので注意してくださいね。また、時間が経つほど臭みが増すので、買ったらすぐに食べましょう。
サラ(5月~8月)
ドリアンに似た香りの甘酸っぱいフルーツ
サラは見た目が茶色でトゲトゲしているフルーツ。皮をむくと薄茶色の実が2~3つの実が入っています。この実を食べるのですが、トゲが邪魔をしてむきづらいので、皮をむいてある状態のサラを買うのがおすすめです。
香りはドリアンに似ていますが、それほど気になりません。味はというと、細い部分は酸味があり、丸い部分はマンゴーやライチに近いような上品な甘さ。中央に大きな種が入っているため、食べられる部分はあまり多くありません。
日本ではほとんど見かけることがなく、茶色い見た目もあり、最初は食べるのをためらってしまうかもしれません。しかし、想像以上においしいフルーツなのでぜひ味わってみてくださいね。
ドラゴンフルーツ(5月~8月)
程よい甘さと低カロリーで栄養たっぷりなフルーツ
日本でもたまに見かけるドラゴンフルーツは、タイでは街中のあちこちで売られています。果肉が白いもの、果肉が赤いものの2つがポピュラーです。赤いもののほうが甘いとも言われていますが、完熟していればそれほど差は感じられません。
果肉部分が多く、シャクシャクしており食べごたえがあるので満腹感を得やすいフルーツです。また、食物繊維やビタミン、ミネラルも豊富で低カロリーなので、ダイエットに最適なフルーツとして食べる人も多いんだとか。皮が付いたままカットして、ペロンと皮をむいて食べます。
赤い果肉のドラゴンフルーツはポリフェノールがたっぷり含まれており、服に付いてしまうと目立つので気を付けてくださいね。
パッションフルーツ(7月~10月)
変わった見た目と美味しさがタイで人気のフルーツ
パッションフルーツは、さっぱりとした甘酸っぱさがタイ人からも人気のフルーツです。見た目は濃い紫色をしており、中は鮮やかな黄色をしたゼリー状の果肉が入っています。
食べ方は簡単で、実を半分に切り中の果肉をスプーンですくって食べます。種が入っていますが、そのままパリパリと食べられますよ。パッションフルーツはビタミンやカリウムが豊富で、老化防止や新陳代謝の活性にも効果的なんだとか。
しっかり熟しているものは酸味が少なく、甘さとのバランスが絶品!皮の色が濃い紫色で、表面がしわしわしているのが熟しているサインです。パッションフルーツを食べるときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ロンガン(7月~10月)
甘みが強くジューシーさがたまらないフルーツ
ロンガンはタイで一般的なフルーツで、旅行者からも人気があります。果肉の中には大きな黒い種が入っており、それを竜の目にたとえて日本では竜眼(りゅうがん)と呼ばれています。
ライチのような形状をしていますが、味はライチよりも好きという人も多いんだとか。果肉は果汁たっぷりでジューシー、しっかりした甘みがあるのがロンガンの特徴です。
ロンガンは生で食べられるだけでなく、果肉を乾燥させて漢方として使用されています。乾燥させたものは竜眼肉(りゅうがんにく)、桂円肉(けいえんにく)と呼ばれ、滋養強壮や精神安定、不眠解消などに効果があるとされています。
ポメロ(8月~9月)
ザボンの仲間、柑橘類最大の柑橘類の王様
ポメロは日本のザボンの仲間にあたり、柑橘類といっても甘すぎず酸っぱすぎない、日本人好みのフルーツです。
プチプチとした食感が特徴的で、食べ出したら止まらなくなるほど。柑橘類の中でも最大と言われるほど大きく、皮が硬くてむきにくいため、街中で見かけるものはほとんどが皮をむかれた状態で売られています。
ポメロを買うときは、この皮をむいたばかりのものを選びましょう。時間が経ったものに比べると、食感がまるで違います。ぜひ、むきたてプリプリのポメロを味わってみてください。
また、購入するとピンクの粉が一緒に付いてくることがあるかもしれません。これは砂糖と塩、唐辛子を混ぜたもので、ポメロにかけて食べるとタイらしい味わいに大変身!タイに来たら、試してみてくださいね。
パパイヤ(11月~12月、6月)
ジューシーな強い甘さと独特の香りが特徴的
パパイヤは、タイではマラコーと呼ばれタイ人から親しまれています。完熟したものは鮮やかなオレンジ色をしており、そのやわらかさは気を付けて食べないと崩れてしまうほど。甘みも強く、とってもジューシーです。
食べるときは、中に入っている黒い種を取り除き食べやすい大きさにカットします。クセのある香りが特徴的で、それが苦手に感じる人もいるかもしれません。その場合は、レモンやライムをかけると臭みが抑えられますよ。
タイでは完熟する前の青いパパイヤも一般的で、日本人から人気のあるソムタムは青パパイヤがメインの料理です。タイでレストランを訪れたら、ぜひ探してみてくださいね。
ローズアップル(12月~2月)
リンゴのようでリンゴじゃない?タイのポピュラーなフルーツ
日本でほとんど目にすることのないローズアップルは、その名のとおりシャリシャリした食感がリンゴに似ているようなフルーツです。見た目はピーマンのような形状をしており、皮ごと食べられます。みずみずしく、梨に近い味がします。
ローズアップルにはいくつか種類があり、タイでは緑色で涙形をしたトゥングラーオや赤くて甘いタップティムチャンの2種類がよく売られています。
日本では珍しいローズアップル、タイを訪れたら試してみてはいかがでしょうか。市場や屋台で簡単に見つけられますよ。
タマリンド(12月~2月)
これがフルーツ?さやに入った甘酸っぱい果物
タマリンドは大きな落花生のような見た目をしているフルーツです。マメ科の植物で、殻をパリパリと割ると中に実と種が入っています。
干し梅や干し柿のような甘酸っぱい味で、ねっとりしているのが特徴。それを生かして料理に使われることもあり、特に魚料理にソースとして使用することも。また、ジャムやお菓子に加工されるなど用途はさまざまです。
スーパーや市場ではいろいろなタマリンドの加工品が置かれているので、ぜひお土産に探してみてはいかがでしょうか。また、ペースト状になったタマリンドは日本でも購入することができるので、気になった人はチェックしてみてくださいね。
グアバ(1月)
ビタミンが豊富でタイ人女性から大人気!
グアバにはさまざまな品種がありますが、タイでメジャーなグアバは皮が薄く、薄い緑色をしているのが特徴。果肉は白いものが多いですが、ピンク色のものもあります。
皮は薄いのでそのままでも食べられますよ。ただし、中心に種があり、こちらも食べても問題はありませんが硬いので取るのをおすすめします。熟したグアバはラフランスのようなトロトロしゃりしゃりした食感をしており、ジューシーで甘いです。
グアバはビタミンが豊富に含まれているフルーツで、その含有量はフルーツの中でもトップクラス。カリウムも多く、低カロリーで満足感たっぷりなので、タイの女性から人気があります。
フレッシュグアバジュースもおいしくておすすめですよ!
タイで通年食べられるフルーツ4選
タイでは年間を通して食べられるフルーツもありますよ。ここでは、その中から4つをピックアップして紹介します。日本と同じフルーツでもタイならではの特徴を持っているものもあるので、タイを訪れたらぜひ食べてみてくださいね。
バナナ(通年)
香り高く濃厚な甘みが幅広い年代から支持されているフルーツ
一口にバナナと言っても、タイのバナナは100種類以上の品種があるとされています。身近なのは、クルアイカイと呼ばれる1房に20本ほどのバナナが付いた品種。1本1本は小ぶりで皮が薄く、濃厚な甘みと芳醇な香りが特徴です。小さいので食べやすく、さまざまな年代の人から愛されているバナナです。
タイのバナナはそのまま食べるだけでなく、焼いたり揚げたりしても食べられています。クルアイナームワーという短いバナナはタイでもっとも一般的で、伝統的なタイのスイーツ、バナナを揚げたカオマオトートにもこのクルアイナームワーが使われていますよ。
また、日本でもよく食べられている品種、クルアイホームはタイでもメジャーなバナナとしてよく食されています。
みかん(通年)
甘くておいしい!果汁100%ジュースも人気
日本で親しまれているみかんはタイではソムと呼ばれ、一年中食べられます。といっても、種類はさまざま。皮が黄色いみかんや、日本で見かけるようなオレンジ色をしたみかん、ミニサイズのみかんなどいろいろなものがあります。味はどれを食べてもとっても甘いですよ!
タイではそのまま食べるだけでなく、みかんを絞って作った果汁100%ジュースが人気。砂糖が入っているものもありますが、そのままでもしっかり甘くておいしいので、ぜひみかんの果汁だけで作ったジュースを飲んでみてくださいね。市場や道端で売っているので、街を歩いていれば見つけられますよ。
パイナップル(通年)
ジューシーで甘酸っぱくビタミンが豊富!
日本でパイナップルといえば中央の芯は取り除かれるのが一般的ですが、タイでは芯まで食べられるものが多いです。どれも果汁がたっぷり入っているためジューシーで甘酸っぱく、タイ人からも人気があります。
パイナップルはビタミンA、B、Cが豊富で肥満予防にも効果が期待できると言われています。特にビタミンCがたくさん含まれているので、美容にも良いですよ。
そのまま食べるのはもちろん、冷凍やドライフルーツにしたものも売られています。市場や屋台などあちこちで見かけるので、ぜひ試してみてくださいね。
ココナッツ(通年)
タイの食文化に欠かせないフルーツ
ココナッツと言えば、実の中に入っている透明な果汁ココナッツウォーターをイメージする人も多いのではないでしょうか。タイでもココナッツウォーターがよく売られており、ほんのり甘くてスッキリとした味は暑いタイ観光にぴったりです。
また、カラフルな団子を温めたココナッツミルクに入れたブアローイ、ココナッツミルクでお米を炊いてマンゴーと一緒に食べるカオニャオマムアンなど、タイではさまざまな料理にココナッツが使われています。ほかにも、カレーやアイス、プリンもありますよ。
タイの食文化になくてはならないココナッツ、タイを訪れたら一度はココナッツを食すのをおすすめします!
タイのフルーツを満喫しよう!
今回ご紹介したように、タイにはさまざまなフルーツがあります。日本で見かけない珍しいものはもちろん、馴染みのあるフルーツでも日本とはちょっと違った特徴を持っているものも。タイでしか食べられないフルーツもたくさんあるので、旅行で訪れた際にはぜひ食べてみてくださいね!
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