大阪観光を電車で楽しむ！路線や運賃、電車で巡るモデルコースを紹介

大阪観光は電車を利用して楽しもう！

大阪観光を効率よく回る際は電車を利用して楽しむのがおすすめです。特に観光スポットが密集している大阪市内は駐車料金が高く混雑しやすいため、車より電車の方が節約にも繋がります。

大阪市内にはJRの他に地下鉄や阪急電鉄など多くの路線で電車が通っているため、観光で回る際にぴったり。遅延が発生してない限りは、ほぼ定刻通り電車が運行されているので、タイムスケジュールが組みやすいのも魅力です。

各路線の特徴を知って、電車での大阪観光を楽しんでくださいね。

大阪の電車の遅延情報や運行状況は？

大阪の電車も他の主要都市同様、遅延が発生している場合があります。大阪で特に遅延が発生しやすい時間帯は通勤ラッシュや週末。混雑が原因で遅延が発生していることが多いです。

リアルタイムな遅延・運行状況は、各路線の公式サイトから確認するのがおすすめ。電車遅延はつきものなので、状況把握をして目的地に行けるか判断しましょう。

大阪観光におすすめの電車路線一覧

大阪観光におすすめの電車路線を紹介します。大阪は路線が多く、初めて行く方にとっては複雑で難しく感じることも。

今回は大阪でも主要な観光スポットが回りやすい路線を中心に紹介するので、大阪観光で電車を利用する方は、ぜひ参考にしてくださいね。

JR線

大阪のJR線は全部で11路線運行しています。遠方から大阪へアクセスするときに利用する路線が多く、大阪市内の観光時も便利です。

大阪市内のJRを利用する場合、「大阪環状線・ゆめ咲線」「おおさか東線」「東西線」の路線を利用するのがおすすめ。特に大阪環状線・ゆめ咲線を使えば、USJや天王寺動物園、大阪城へアクセスできますよ。

なお、新幹線で新大阪駅までアクセスした場合、紙の乗車券で「（大阪市内）」と記載があるきっぷをもっている場合は、大阪市内のJR駅で降りても追加料金が発生しません。ただし、新大阪駅で「JR乗り換え口」の改札を通ったときのみ適用となるので注意してくださいね。

Osaka Metro（地下鉄）

Osaka Metro（地下鉄）は、大阪市内を中心に広がる路線で、本数が多く便利で快適な旅の手助けになる電車です。全部で9路線が運用されていて、大阪市内各地へのアクセスが便利。梅田や心斎橋（道頓堀）、天王寺・あべのハルカスなど、人気の大阪観光スポットがOsaka Metroを利用するだけで楽しめますよ。

大阪観光を楽しむなら1日乗車券の購入がおトク！

Osaka Metroは大阪市内の観光スポット巡りに適した路線なので、電車で王道の観光スポットを回る際は、1日乗車券エンジョイエコカードの購入がおトクでおすすめ。

大人820円（土日祝は620円）で、Osaka Metro地下鉄・大阪シティバスが乗り放題！さらに、大阪市内の約30か所の観光施設などで提示すると割引特典がついてくる、コスパの高い乗車券です。

当日中なら何度でも乗り降りが自由なので、できるだけたくさん大阪の観光スポットを回りたい方はおトクですよ。事前購入も可能で、専用アプリから購入するとデジタル乗車券が発行されます。当日の場合は地下鉄駅構内の券売機で購入できます。

阪急電鉄

阪急電鉄は大阪と京都・神戸間を繋ぐ電車として利用されている日本の大手私鉄のひとつです。大阪市内はもちろん、京都や兵庫など隣府県にもアクセスしやすい電車です。大阪梅田を中心に、大阪市内の観光スポットを回れます。

阪急電鉄も1日乗り放題の乗車券「阪急1dayパス」が発売されています。デジタル乗車券の料金は1,300円で、大阪市内だけではなく、神戸や京都河原町など関西の人気観光スポットにも訪れたい方におすすめです。

阪神電鉄

阪神電鉄は大阪から神戸の間を繋ぐ、日本の大手私鉄の一つです。運賃は大人160円からで、移動距離によって料金が変わります。大阪市内の観光であれば、高くても片道280円程度で移動可能です。

阪神電鉄で大阪の観光スポットを回る場合、メインになる区間は梅田〜難波エリア。また京セラドームへアクセスする方は、阪神なんば線ドーム前駅の利用だと迷わずに行けるので便利です。

阪神電鉄も1日乗り放題の乗車券を販売しています。大阪市内の観光を阪神電鉄で回る予定の方は、デジタル乗車券「スルッとKANSAI　大阪周遊パス」がおすすめ。スマホで事前に購入することで大阪市内から尼崎間の阪神電鉄はもちろん、Osaka Metroや阪急電鉄、大阪シティバスなどが乗り放題に。

さらに、大阪城天守閣や梅田スカイビル空中庭園展望台など約40ヶ所の人気施設に入場できる特典付き！1dayが3,300円、2dayが5,500円で2日間に渡って大阪観光を電車で回る方は1,100円おトクになる2dayの購入がおすすめです。

南海電鉄

南海電鉄は、大阪と和歌山を繋ぐ日本最古の私鉄と言われている大阪の電車です。大阪市の難波から関西国際空港や和歌山県北部の和歌山市、高野山までを結ぶ鉄道です。

大阪市内で南海電鉄の電車を利用する際は、主に空港線の関西国際空港駅からなんばへのアクセスに便利です。大阪市内の観光目的で南海電鉄の電車を利用する方は、なんば・新今宮（新世界エリア）・堺・岸和田などへ訪れたい場合に適しています。

また南海鉄道も各種1日乗車券を販売しています。大阪府内の観光で利用するのであれば、関西国際空港駅からなんばまでおトクに行けるチケットや、乗り放題券も購入可能です。

コラボ内容や販売期間は時期により異なるので、詳細は南海鉄道公式HPからご確認ください。

阪堺電気軌道

阪堺電気軌道は大阪市内と堺市を結ぶ、大阪で唯一の路面電車です。街の中をゆっくり走るため、沿線の街並みも楽しめるのが魅力のひとつ。レトロな電車も可愛らしいので、乗車する際はぜひ写真撮影もしてくださいね。

阪堺電車を使って回れる大阪の代表的な観光スポットは、天王寺動物園や通天閣のある新世界エリア、住吉大社などが挙げられます。住吉大社を散策した後に、阪堺電気軌道を利用して、天王寺や新世界エリアを中心に回るのもいいですね！

運賃は全区間一律で大人は230円、小児は120円。阪堺電車も他の大阪の電車同様に、1日乗車券が発売されています。阪堺電車が1日乗り放題になる乗車券トリップチケットが、大人680円・小児340円で購入可能。乗り放題だけではなく、通天閣の入場料割引や、飲食店では割引やサービスが行われていますよ。

紙の乗車券を旅行の記念に手元に残したい方は、てくてくきっぷ（大人700円・小児350円）がおすすめです。

大阪の電車で巡るおすすめ観光モデルコース

本記事で紹介した電鉄を利用した、各エリアのモデルコースを紹介。今回は大阪の王道観光地とグルメを楽しむ日帰りコースと、ユニバ（USJ）を目的として大阪に行く方向けへのおすすめ1泊2日コース、そして大阪から少し足を伸ばして和歌山の高野山を巡る2泊3日のコースを、筆者の経験をもとに紹介します。

大阪観光が初めての方も、リピーターの方も楽しめるモデルコースなので、ぜひ参考にしてくださいね。

大阪グルメや王道観光地を巡る日帰りモデルコース

大阪と言えば、食い倒れの街として有名です。Osaka Metro御堂筋線をメインとしたグルメや王道観光地を巡る日帰りモデルコースを紹介！新大阪駅からスタートして帰りのお土産情報も紹介するので、日帰りで大阪っぽいグルメをたくさん食べたい方は必見です。

新世界エリアで名物串カツを堪能

新大阪駅→Osaka Metro御堂筋線 動物園前駅→新世界エリアへ。通天閣を観光後、だるま本店や元祖八重勝で串カツを満喫！→Osaka Metro御堂筋線 なんば駅→ミシュランを獲得した美津でお好み焼きランチ

心斎橋・アメ村で買い物＆食べ歩き

Osaka Metro御堂筋線 心斎橋駅→道頓堀や心斎橋筋商店街ショッピング→アメ村で大阪グルメ食べ歩き。甲賀流や味穂などでたこ焼きの食べ比べやアメ村名物アイスドックを堪能

もしディナーまでに時間が余った場合は、大丸心斎橋の地下1階にある「りくろーおじさん」のチーズケーキをお土産としてゲットするのがおすすめ。新大阪駅構内にあるお店は行列が絶えず、帰りの新幹線に間に合わない可能性も。心斎橋店は他の店舗と比較しても空いてる可能性が高く穴場店舗です。

梅田エリアで夜景＆ディナー

Osaka Metro御堂筋線 梅田駅→梅田スカイビル・空中庭園展望台で夜景を満喫→鉄板焼きやねぎ焼きのディナー→Osaka Metro御堂筋線 新大阪駅→エキマルシェ新大阪でお土産を購入

最後、新幹線の乗車時間に余裕がある方は、お土産探しをするのがおすすめ！名物チーズケーキ「りくろーおじさん」は新大阪駅のJRの駅構内と新幹線改札内で購入できます。新幹線改札内は運が良ければ、行列が長くても10分ほどでチーズケーキが購入可能ですよ。

また、551蓬莱の肉まんも抑えておきたいお土産のひとつ。こちらもJR駅構内・新幹線改札内で購入できます。新大阪駅ではお弁当も注文できるので、帰りの新幹線の中で食べるのもおすすめです。

USJで遊びつくす1泊2日モデルコース

大阪にあるテーマパークUSJ（ユニバーサルスタジオジャパン）で遊び尽くす1泊2日のモデルコースです。初日はUSJで遊んで、大阪市内に宿泊。チェックアウト後からランチでなんば・心斎橋に移動し、最後は新大阪に行き新幹線で帰る想定です。今回使う路線は、JR環状線をメインとしています。

1日目はUSJを満喫！

新大阪駅→JR桜島線（JRゆめ咲線） ユニバーサルシティ駅→オープンからUSJで遊び尽くす→ホテル泊

宿泊ホテルは、USJの世界観を堪能できるUSJオフィシャルホテルか、JRゆめ咲線で2駅先の西九条駅が最寄りのホテルがおすすめ。次の日の大阪観光も移動がスムーズになりますよ。

2日目は人気の大阪観光地を巡る！

ホテルチェックアウト後、西九条駅→JR環状線 大阪城公園駅→大阪城散策→JR環状線 新今宮駅→新世界エリアにある串カツだるま本店やジャンジャン横丁で名物串カツやどて焼きを堪能→

新世界エリアのシンボル・通天閣に登って大阪市内の景色を満喫→JR環状線 大阪駅→梅田スカイビルで絶景を楽しむ→新大阪駅→新大阪駅でりくろーおじさんや551など名物土産を買い、新幹線に乗車

足をのばして郊外を観光するモデルコース

和歌山県まで繋がっている南海鉄道を使い、大阪市郊外を観光するモデルコースを紹介します。

大阪市内の観光もしつつ、大阪からアクセスしやすい和歌山県の世界遺産高野山を巡る、2泊3日のコース。高野山観光のベストシーズンは5月や10～11月なので、この時期に大阪観光に訪れた方は、南海線を利用して和歌山まで足を運んでみてくださいね。

1日目は大阪の人気観光地を巡る！

関西国際空港に到着後、南海鉄道でなんば駅→なんばグランド花月で吉本新喜劇鑑賞→道頓堀で大阪グルメを満喫→南海鉄道 新今宮駅→新世界エリア観光と通天閣へ登って記念撮影→南海鉄道 なんば駅→大阪グルメを堪能→ホテル泊

ホテルは、観光に出かける前に荷物を預けられるなんばエリアで探すのがおすすめです。

2日目は足をのばして高野山観光へ

早朝になんば駅を出発→南海鉄道「こうや号」特急に乗車し、高野山駅→高野山観光→高野山駅→南海鉄道 なんば駅→ホテル泊

3日目は大阪の郊外での観光を満喫

南海鉄道 岸和田駅→岸和田城観光→南海本線に乗車し、南海本線「住吉大社駅」から徒歩約3分にある住吉大社でお参り＋散策→南海電鉄 三国ヶ丘駅→堺市エリアの観光めぐり（仁徳天皇陵古墳や堺市博物館、大仙公園など）→南海高野線 大阪狭山市駅→狭山池博物館→南海本線で関西空港へ移動し帰路へ

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電車で大阪観光を楽しもう

大阪観光は電車を上手く使うことでスケジュールが管理しやすくなり、効率よく観光を楽しめます。大阪市内の駐車料金は高く、道路は混雑しやすいため、大阪観光では車よりも電車がおすすめです。

列車の時刻表や運行情報については変更となることも多いため、利用時は最新情報をご確認ください。大阪観光は電車を使って快適な旅にしましょう！

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