天王寺動物園は大阪の人気観光スポット！見どころやアクセス方法を解説

天王寺動物園の基本情報

天王寺動物園は大阪を代表する観光スポットであり、商業施設が立ち並ぶエリアのすぐ近くにあり、電車からも一部の動物がちらっと見えることも。近くを通りながら、どのような動物園なのか、気になっていた方も多いのではないでしょうか？

まずは、天王寺動物園の歴史や特徴などの基本情報を紹介します。

天王寺動物園とは？

天王寺エリアにある天王寺動物園は、1951年（大正4年）に開園し、なんと開園100年を超える長い歴史を持つ動物園です。

約11ヘクタールの広大な園内には、およそ180種類1000点の動物が飼育され、都心のオアシスとして地元の人をはじめ多くの利用者でにぎわっています。

大阪市天王寺区に位置しているため、動物たちの背景には高層ビルが立ち並ぶ、都会の動物園ならではの光景も楽しめます。

天王寺動物園の特徴

エサを食べるいきいきとした動物の姿が楽しめるごはんタイム・おやつタイムや、動物たちの夜の姿が見られるナイトZOOなど、さまざまなイベントを開催しています。訪れる時間や時期によって、動物たちの異なる姿を観察できるのが特徴のひとつ。

また、天王寺動物園では、動物たちの生息地の景観をできるだけ再現した「生態的展示」をおこなっています。図鑑や映像では分からない、そこに暮らす動物たちの様子を間近で見て体験できるのは天王寺動物園ならではといえるでしょう！

天王寺動物園の見どころ・楽しみ方

ここでは、天王寺動物園の見どころや楽しみ方をご紹介します！ぜひ、訪れる前に見どころをチェックし、充実した時間に役立ててくださいね。

ホッキョクグマの親子が人気！

てんしばゲートから入ってすぐ左手に見える「鳥の楽園ゾーン」近くにあるクマ舎では、クマの仲間で一番大きな種類のホッキョクグマが飼育されています。

野生ではアザラシや魚を獲って食べて暮らしているホッキョクグマは、泳ぎがとても上手！プールに飛び込んだり、おもちゃで遊んだりと、愛らしい姿が楽しめますよ。

また、今ならホッキョクグマの親子が共に行動する姿も観察できます。ホッキョクグマの展示は16時までなので、早めに見に行ってみましょう！

アジア熱帯雨林ゾーンでは、世界的に珍しい動物も

熱帯の森を再現した「アジア熱帯雨林ゾーン」では、珍しい動物たちに出会えるゾーン！サルヒヒ舎には、世界的にも飼育数が少ない猿・ドリルが飼育されています。

真っ黒な顔と、顔の周りに生える白い毛が特徴で、森林の奥深くに生息しています。そのため、たくさんの木々が植えられ、ゴツゴツした岩や曲がりくねった道など、野生での姿に近いドリルが見られるのは、天王寺動物園ならでは！

そのほか、石を道具として使うことができる知能が発達したフサオマキザルや、最高200歳まで生きる長寿のアルダブラゾウガメもお見逃しなく。

可愛らしい動物と触れ合って癒されよう！

アジア熱帯雨林ゾーンの近くには、可愛らしい動物たちと触れ合える「ふれんどシップガーデン」があります。触れ合いを通じて、生命のすばらしさや尊さを感じられる広場で、ヒツジやヤギのエサやり体験ができます。

また、懸命にエサを食べる姿が愛らしいモルモット（テンジクネズミ）も飼育されています。大きな動物が苦手な子どもたちでも、楽しく動物たちと触れ合えるおすすめスポットです！

日本最小の在来種であるポニーのようなルックスの、野間馬もお見逃しなく！

動物を深く知れるイベントにも参加できる

天王寺動物園では、年間を通してさまざまなイベントを開催しています。飼育員が動物たちにエサやおやつを与える「ごはんタイム・おやつタイム」や、普段は見られない夜の姿が観察できる「ナイトZOO」など、より深く動物たちを知れるイベントが盛りだくさん！

食事シーンでは動物たちの生き生きした姿が観察できたり、ナイトZOOではライトに照らされた幻想的な風景を見られることも。天王寺動物園では、少し特別な動物園を楽しむことができますよ。

天王寺動物園観光に最適なシーズンは？

ここでは、天王寺動物園の観光に最適なシーズンをご紹介します。ぜひ、スケジュールを立てるときの参考にしてくださいね。

天王寺動物園の観光に最適なシーズンは春や秋

天王寺動物園を目いっぱい楽しむなら、屋外で活動しやすい気候の春や秋ごろがおすすめ！春になると季節の花々がきれいに咲きほこり、動物たちだけでなく自然の景観も楽しむことができます。

また、秋ごろは気温や紫外線も落ちつきはじめ、動物園での観光に適しています。野外活動をしやすい気候ではありますが、こまめな休憩や水分補給をしながら観光を楽しんでくださいね。

観光客が少ない時期を狙うなら夏と冬

観光客が少ない時期を狙うなら、屋外での長時間の活動が避けられがちな夏と冬。なかでも猛暑が続く夏場は、屋根のない動物園の観光は不向きといえるかもしれません。

しかし、天王寺動物園で飼育されているのは、日本より温暖な地域に生息している動物たちが大半を占めています。

そのため、気温が高くなる夏に動物たちも活発になり、自然な様子が観察できますよ。夜行性の動物たちの生態観察ができる「夏のナイトZOO」も、夏に開催されます。

園内の各所に飲料水やアイスクリームなどを販売するキッチンカーや自動販売機があるので、上手に利用しながら暑さ対策をしてくださいね。

天王寺動物園の見学方法は？WEB予約の方法をご紹介

ここでは、天王寺動物園の見学方法やチケットの購入方法をご紹介します。事前にチェックしてスムーズな観光に役立ててくださいね。

入園にはチケットが必要！

天王寺動物園は、入園にチケットが必要です。てんしばゲートもしくは新世界ゲートのチケット売り場で、紙チケットを購入しましょう！

それぞれの料金は、次の通りです。

※1　大阪市内在住の65歳以上は無料（免許証や保険証など年齢を確認できるもの要提示）
※2　大阪市内在住・在学の小・中学生は無料（学生証や保険証など年齢を確認できるもの要提示）

チケットは現金払いのほか、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しています。園内では交通系ICカードのチャージはできないため、あらかじめ多めにチャージしておくとよいでしょう。

WEBで事前予約ができる！

天王寺動物園ではWEBチケットを導入しているので、インターネットから事前にチケットを購入しておくことができます。

週末や連休などの混雑が予想される日は、WEBチケットを事前に購入しておくと、紙チケットを購入する時間が省けるのでスムーズに入園できますよ！

WEBチケットは、天王寺動物園の公式サイト（こちら）から購入できます。有効期限は購入から1ヶ月間。個人的な理由によるキャンセルはできないため、訪れる日程が確定してから購入しましょう。

天王寺物園観光に要する時間 

天王寺動物園は、だいたい2時間で園内の動物たちをじっくり見て周ることができます。園内で軽食を取ったり、動物のエサやりに参加したりする場合は、もう少し時間がかかることもあるでしょう。

短い時間でも楽しみたいという方は、それぞれのゲートから近い動物のみを見て周る、1時間ほどのコースがおすすめ。公式サイトでおすすめルートが公開されているので、ぜひ参考にしてくださいね。

天王寺動物園へのアクセス・行き方

天王寺動物園は、あべのハルカスや通天閣などがある天王寺の中心部にあり、とてもアクセスしやすいのが魅力のひとつ！駅からもほど近く案内表示も多いため、大きく迷ってしまう心配はありませんよ。

ここでは、天王寺動物園のアクセス方法や駐車場の情報を紹介します。

一般的な移動は電車

天王寺動物園までのアクセスは、電車を利用するのがおすすめです。周辺には複数の駅があるので、使い慣れている路線を利用してアクセスできるでしょう。

最寄り駅とそれぞれの駅からの所要時間は、次の通りです。

天王寺動物園には入園ゲートが2つあり、動物園前駅・恵美須町駅・新今宮駅は新世界ゲートを、天王寺駅はてんしばゲートを利用すると便利ですよ。

自由度を高くするなら車が便利

天王寺動物園へ小さな子どもがいたり、複数の子どもたちと出かけたりする場合は、車でアクセスすることもあるでしょう。

その場合は、「天王寺公園地下駐車場」もしくは「天王寺公園茶臼山エントランス駐車場」の利用が便利です。

それぞれの駐車場の料金は、次の通りです。

ほかにも、天王寺動物園の周辺にはコインパーキングや商業施設の駐車場などがたくさんあります。

周辺でグルメやショッピングを楽しむ場合は、商業施設での購入割引を利用するとおトクになることもあるので、スケジュールに合わせて利用してみてくださいね。

天王寺動物園の観光を満喫しよう

この記事では、天王寺動物園の観光に関する見どころやチケットの購入方法、アクセスなどをご紹介しました。天王寺動物園は大阪市の真ん中にあるため、一度は行ってみたい人気の観光スポットです。

天王寺動物園は、大阪観光や周辺のグルメ・ショッピングなども合わせて、効率よく観光するのがおすすめ！ぜひ紹介した情報を参考に、天王寺動物園の観光を満喫してみてくださいね！

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