【2024年最新】大阪・道頓堀のおすすめ観光スポット10選！モデルコースも紹介

道頓堀周辺には観光スポットがいっぱい！

大阪を代表する繁華街の道頓堀は、小さなバーや居酒屋がところ狭しと軒を連ね、学生や仕事帰りのサラリーマンに人気のエンターテインメント地区。大阪旅行といえば、最初に道頓堀を思い浮かべる方も多いのでは？

「食い倒れの街」と呼ばれる大阪は、道頓堀を中心に大阪を代表する名物グルメが楽しめます。そのほか、夜になると巨大な看板がひときわ目立つようになり、大阪ならではの活気あふれる雰囲気を感じられますよ。

今回は道頓堀周辺の人気観光スポットを大阪に在住経験のある筆者が紹介！観光だけでなくさまざまな体験ができるスポットも厳選しているので、ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。

道頓堀周辺の人気観光スポット10選

道頓堀には大阪グルメを楽しめるだけでなく、大阪カルチャーを感じられるさまざまな体験スポットも充実！朝から夜までたっぷり楽しめる、道頓堀の人気観光スポットをご紹介します！

戎橋（えびすばし）

道頓堀といえばココ！巨大な看板がある撮影スポット

グリコサインが見える橋として有名な戎橋は、道頓堀川の開削と同時に架けられた橋長26メートルの小さな橋。今宮戎神社にお参りする参道であったことから、戎橋と呼ばれるようになりました。現在、戎橋は南海なんば駅から続く戎橋筋商店街と、心斎橋筋商店街を繋ぐ橋として、多くの利用者でにぎわっていますよ。

戎橋の周辺には大阪グルメを堪能できるお店や、居酒屋、小さなバーなどが軒を連ね、夜遅くまで人が絶えないエリアとなっています。戎橋を訪れたときは、グリコサインで記念撮影するのをお忘れなく！

とんぼりリバークルーズ

水の都・大阪を水上から優雅に観光！

とんぼりリバークルーズは、きらめくネオンやユニークな看板が立ち並ぶ、道頓堀川を進むクルーズツアー。約20分と気軽に利用できるコースから、落語家の案内が楽しい約90分のコースなど、さまざまな運航コースが用意されています。水の都と呼ばれる大阪の魅力を、地上とは違った目線で観光してみてくださいね。

乗船受付は、遊歩道・とんぼりリバーウォーク北岸にある、ドン・キホーテ道頓堀店1階の目の前。チケット売り場もドン・キホーテ1階にあるため、乗車時間までは店内で大阪限定グルメなどのお土産探しもできますよ。

道頓堀コナモンミュージアム

本場大阪でオリジナルのたこ焼き作りにチャレンジ！

大きなタコの看板が目印の道頓堀コナモンミュージアムは、大阪グルメでお馴染みの「粉もん」にスポットをあてたフードテーマパーク。地下1階にあるたこ焼道場くくる匠では、中に入れる具を選んで、プロのサポートを受けながらオリジナルのたこ焼き作りが体験できますよ！

3階にあるコナモンサンプル工房まねき多幸では、食品サンプルの制作体験も！作ったものは持ち帰れるので、お土産代わりにチャレンジしてみるのもおすすめです。もちろん、館内ではプロが作ったたこ焼きも販売されているため、ワークショップに参加する時間がない方も大阪グルメを堪能できますよ。

法善寺横丁

難波の中心地にあるしっとり落ち着いた雰囲気の路地

法善寺横丁は、浄土宗天龍山法善寺の境内にある、老舗の割烹やバー、お好み焼きなどのお店が立ち並ぶ石畳の路地です。長さ80メートルほどの静かな路地は、きらびやかで活気あふれる道頓堀のすぐそばにありながら、落ち着いた雰囲気を醸し出していることが魅力。

浄土宗天龍山法善寺には、たくさんの参拝者から水をかけられ苔に包まれた「水掛不動尊」があります。すべての人に分け隔てなくご利益を与えるといわれているので、法善寺横丁へ訪れたときは、心を込めて手をあわせてみてくださいね。

大阪松竹座

ネオ・ルネッサンス様式が美しい関西初の洋式劇場！

大阪松竹座は1923年に道頓堀に誕生した、関西ではじめての本格的な洋式劇場です。1997年にシンボルであるネオ・ルネッサンス様式の正面アーチを残し、新しい設備を導入した演劇専用の劇場として生まれ変わりました。2023年には開場100年を迎えた、歴史ある劇場です。

現在は日本を代表する伝統芸能の歌舞伎、いまをときめく若手舞台俳優が出演するミュージカル、コンサートなどの舞台芸術を中心に上映しています。年間を通して幅広い公演をしているので、幅広い年代がそろう家族旅行での利用にもぴったりですよ。

上方浮世絵館

大阪で描かれた浮世絵が中心！浮世絵制作体験も

上方浮世絵館は、江戸時代後期から明治時代初期までおもに大阪で描かれた「上方浮世絵」を展示している、世界で唯一の施設美術館です。上方浮世絵は美人画や風景画が少なく、ほとんどが道頓堀の歌舞伎芝居を描いた役者絵であることが特徴のひとつ。人間味あふれる浮世絵が鑑賞できますよ。

館内の4階では版木による浮世絵制作（摺り）体験ができるスペースも！上方浮世絵館オリジナルの版木で、上質な手すき和紙に3～4色の摺り体験ができます。初級から上級の3コースに分かれているので、スケジュールや予算にあわせて選んでみてくださいね。

道頓堀大観覧車 えびすタワー

道頓堀で唯一の空中散歩ができる大観覧車！

道頓堀大観覧車 えびすタワーは、道頓堀川沿いドン・キホーテにある高さ77.4メートルの観覧車。約15分で回る世界初の長円形型観覧車として、観光客を中心に人気を集める道頓堀エリアのランドマークです。

大阪周遊パスを提示すれば100円引きが適用され、ワンコイン（500円）で空中散歩を楽しめるのも魅力のひとつ！ドン・キホーテでのショッピングのついでに、道頓堀やあべのハルカス、通天閣などの景色を楽しんでみてはいかがでしょうか？

心斎橋筋商店街

流行りのファッションを抑えた大人気のスポット！

心斎橋筋商店街は、道頓堀の戎橋から長堀通の南側まで、南北に約580メートル続く商店街です。老舗百貨店・大丸やPARCOをはじめ、ファッション、雑貨、カフェ、レストランなどが立ち並び、週末には12万人もの買い物客が訪れる大人気の商店街！

難波にあるほかの商店街に比べ、流行りのアイテムやグルメなどがそろうショップが多いため、ショッピングを楽しみたい方は外せない観光スポットです。商店街から路地に入ると大阪カルチャーを感じられる飲食店が立ち並んでいるため、ショッピングの合間に食事を楽しむこともできますよ。

なにわ名物いちびり庵 道頓堀店

大阪ならではのユニークなお土産がすらり

なにわ名物いちびり庵 道頓堀店は、大阪の看板人形のくいだおれ太郎がいる中座くいだおれビルの1階にあるお土産店。50坪の店内には約4,000種類の大阪土産がずらりと並び、日本初のくいだおれ太郎オフィシャルショップ・くいだおれ太郎本舗も併設されています。

大阪グルメを代表する粉もん材料や調味料をはじめ、クスッと笑える大阪らしいグッズが販売されているため、ばら撒き土産探しにもぴったりですよ。道頓堀付近でまとめてお土産を買いたいと考えている方も、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

551 蓬莱本店

手包みの豚まんはほっこり笑顔になる美味しさ！

551 蓬莱本店は大阪グルメのひとつである、出来立ての豚まんや焼売を販売しているお店です。おいしさの質を保つことを大切にしているため、関西以外には出店していないことが特徴のひとつ！自社工場で「鮮度最優先」をモットーに、仕入れた材料をその日のうちに加工して作られた商品が販売されています。

また、看板商品の豚まんは実演販売され、店内工房で1個づつ手包みして蒸しあげられています。目の前で蒸されていく豚まんを見ると、思わず食べてみたくなるでしょう！2～3階はレストランになっているため、店内でゆっくり味わうこともできますよ。

道頓堀観光を満喫するためのおすすめモデルコース

道頓堀は食べ歩きやショッピングはもちろん、親子で楽しめるさまざまな体験ができるスポットが満載。せっかくなら朝から夜まで時間いっぱい楽しみましょう！グルメはたこ焼きやお好み焼き、串カツなど大阪名物を取り入れると、大阪カルチャーを感じられますよ。

食べ歩きグルメもお店によってはイートインができるので、時間に余裕があるときはゆっくり食事を堪能してくださいね。子連れ観光の場合は、ゆったりと楽しむために1泊2日や2泊3日の旅行日数でスケジュールを立てるといいでしょう！ここでは、道頓堀観光におすすめの日帰りモデルコースを紹介します。

＜スケジュール例＞

モデルコース①　道頓堀到着→戎橋でグリコサインと記念撮影→道頓堀コナモンミュージアムでたこ焼きを堪能→心斎橋筋商店街でショッピング＆ランチ→大阪松竹座で舞台鑑賞→法善寺横丁でディナー

モデルコース②　ホテル内で軽めの朝食→上方浮世絵館で浮世絵摺り体験→551蓬莱本店で中華のランチ→とんぼりクルースで水上から大阪観光→心斎橋筋商店街でショッピング→法善寺横丁でディナー→なにわ名物いちびり庵 道頓堀店でお土産探し

道頓堀はショッピングやグルメ、舞台鑑賞、さまざまな体験ができるスポットなど、見どころがたくさんあります。そのため、訪れたいスポットをあらかじめ決めておき、効率よく観光するのがおすすめですよ。

道頓堀周辺の観光スポットを満喫しよう

この記事では、大阪の道頓堀エリア周辺のおすすめ観光スポットを紹介しました。道頓堀エリア周辺には、たくさんの観光地があるので、効率よく観光にグルメ、ショッピングも楽しめますよ。

ぜひ紹介した観光地を参考に、大阪・道頓堀旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

cover photo by YU