【大阪観光】1泊2日のおすすめモデルコースを紹介！

大阪観光！1泊2日のおすすめモデルコースを紹介

東京から新幹線で約2時間30分で到着する大阪。グルメやエンターテインメントが楽しめるスポットだけでなく、大阪城や万博記念公園など歴史を感じる観光地もあります。

大阪には魅力がたくさん詰まっているため、効率よく観光するにはスポットを絞るのがおすすめです。まず、大阪は大きく4つのエリア・スポットに分かれています。

• グルメや娯楽施設を堪能できるミナミエリア
• ショッピングが楽しめる大阪駅や梅田駅周辺のキタエリア
• 大阪の新旧のランドマークがそろう天王寺・新世界エリア
• ユニバーサル・スタジオ・ジャパンがあるベイエリア

今回は、大阪観光では外せないスポットを厳選してご紹介！1泊2日でも十分に楽しめるモデルコースなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

大阪観光1日目のモデルコース

大阪観光1日目は大阪の新旧のランドマークを巡りながら、ご当地グルメも堪能していきましょう！

新大阪駅到着（10:00）

大阪観光スタート！

新大阪駅に到着したら大阪観光の始まり！

1日目は大阪のシンボルから、魅力満載のディープな大阪を感じられる新世界エリアを回ってみましょう。大阪といえば、たこ焼きやお好み焼きなどの粉もんグルメがたくさんあって、食べ歩きするのも楽しみのひとつ。

観光スポットを巡りながら、食い倒れの街も堪能してくださいね。

大阪観光の移動手段は電車やバスが一般的で、観光スポットへのアクセスもスムーズにできます。Osaka Metroが発行している1日乗車券・エンジョイエコカードを購入すれば、Osaka Metroと大阪シティバスの全線が乗り放題です。さらに、約30ヵ所の観光施設等で提示すると割引特典が受けられるため、おトクに観光が楽しめますよ！

まずは大阪城公園へ（10:30）

大阪城が目の前に見える、緑豊かな公園

新大阪駅からアクセスする場合は御堂筋線に乗り、本町駅で中央線に乗り換えて谷町4丁目駅で降ります。駅から歩いて約5分で到着しますよ。

大阪城公園は、1924年に大手前公園の名称で開園しました。1931年に、市民の寄付により天守閣が復興したことから、大阪城公園に改称したのだとか。

園内では、桜の名所として有名な西の丸庭園やキンモクセイやクチナシなどの香りを楽しめるにおいの森など、自然豊かな風景を楽しめますよ。

また、園内には1870年に設立された大阪砲兵工廠の跡地があり、当時の大砲や弾薬などを製造する兵器工場でした。現在はレンガ造りの建物が残っていますが、建物内の立ち入りは禁止されています。

大阪のど真ん中でゆっくりと自然を楽しんだり、歴史に思いを馳せたりする定番の観光スポットです。のんびりと過ごすなら1時間ほど滞在するのがおすすめ！

ランチはたこ焼きを食べ比べ！（12:00）

大阪の定番グルメといえばこれ！

大阪のたこ焼きは中も外もフワフワで、トロッとしているのが特徴です。出汁の味がしっかりしているので、そのままでもほっぺが落ちるほど美味しい！

そのままでも絶品ですが、ソースだけでなくポン酢やだし醤油、塩など味変も楽しめますよ。

店舗によって味がまったく違うため、カップルや友人同士で食べ比べてみるのも大阪ならではの楽しみ方ではないでしょうか。

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大阪の新シンボル・あべのハルカス（13:30）

ショッピングも楽しめる60階建てのランドマーク

新しい大阪のシンボル・あべのハルカスは高さ約300メートルあり、日本一の超高層ビルだそう。阿部野橋駅から直結でアクセスでき、展望台・ハルカス300だけでなく美術館や近鉄百貨店、大阪マリオット都ホテルも入っています。

そのためショッピングやアート作品に触れたり、ホテルステイも堪能できたりするなど、デートでも女子旅でも存分に楽しめるでしょう。

展望台は58〜60階のところに位置しており、オープンエアの中庭やガラス張りのフロアなど、開放感のある景色が望めます。1時間ほどあれば、展望台の景色を十分に満喫できるでしょう。

さらに、あべのハルカスの屋上ではヘリポートを見学できるツアーも開催されているため、360°見渡せるパノラマビューも思いっきり楽しめますよ！

ディープな大阪・新世界へ（16:30）

ローカルの雰囲気を存分に感じられる観光スポット

あべのハルカスから新世界までは、御堂筋線に乗車してから動物園前駅で降りて、歩いて3分ほどで到着します。

新世界は古き良き大阪を楽しめる下町で、約180メートルにわたるジャンジャン横丁があります。幅2.5メートルの細長い道に、串カツ屋をはじめとする50以上のB級グルメ店が立ち並び、ローカルな雰囲気をひしひしと感じるでしょう。

ちなみに横丁の名前の由来は、戦前に三味線や太鼓の音が響いていたことからジャンジャンという愛称がついたのだとか。

また、新世界の通りにあるビリケン像はひそかなフォトスポットになっています。足の裏を触ると幸せになれると言われてるそうですよ。

2024年6月には吉本のお笑いライブ会場・ZAZAが、道頓堀から新世界に移転して営業を再開しています。

ディープな大阪を感じたい方は、ぜひ訪れてみてくださいね。30分ほど散策したら、つぎは新世界のシンボルまで足を運んでみましょう！

ビリケン像を拝みに通天閣へ（17:00）

新世界のシンボル！

通天閣は、新世界の中心部に位置する展望塔です。フランスのエッフェル塔をモチーフにして建てられ、高さ約103メートルあります。展望台では、約91メートルの高さから景色を見渡せますよ。待ち時間が発生する時もあるので、所要時間は1時間ほど考えておくのがよさそうです。

地下1階にある食品メーカーのアンテナショップから屋上展望台まで、見どころがたっぷり。地上約22メートルの高さから地下4.5メートルまで一気に滑り降りるスライダーもあり、ユニークな体験もできます。

5階の黄金の展望台には大阪のアイコン・ビリケン像が堂々と立っていて、ご利益がありそうな雰囲気！

そして2024年7月には、また新たなアトラクションが登場しました。ハーネスを着用して、地上約26メートルの高さにある屋上の外周を一周する「Walk」。そして地上約40メートルのタワー中間部から、約14メートル下にある中間展望台をめがけてジャンプする「Dive」の2部構成です。

旅の思い出にスリリングな体験をしたい方は、チャレンジしてみてもよさそうですね！

大阪観光で欠かせない道頓堀へ（18:30）

カップルや女子旅の記念写真で定番のスポット！

通天閣から道頓堀に向かうなら、堺筋線の恵美須町駅から乗車して日本橋駅で降りるとスムーズにアクセスできます。移動時間は約15分です。

道頓堀といえば、グリコの看板でお馴染みの超定番スポット。1600年代に芝居や歌舞伎などの娯楽の街として栄えて茶屋が増えたのち、現在のグルメとエンターテインメントの街になったそう。

また、大きな看板やインパクトのある街並みなので、カップルや女子旅の記念に写真を撮るのもおすすめです。

大阪の名物・くいだおれ太郎も道頓堀のビルの入り口に立っています。周辺にはくいだおれ太郎をモチーフにしたお菓子やグッズが購入できるので、お土産にもぴったり！

心斎橋商店街にも歩いてアクセスできるため、グルメだけでなくショッピングも満喫できますね。

夕食はサクサクの串カツで食い倒れ（19:30）

二度づけ禁止にはご注意を！

大阪の名物グルメといえば、串カツも外せません。衣が薄めのサクサクした食感から、もちっとした食べ応えのある串カツまで、店舗によって特徴がさまざま。

ウスターソースをベースにしたソースも相性ばっちりで、何本でもパクパク食べれちゃいそうですね。ちなみにソースの二度づけは禁止されているので、食べるときは気を付けてください。

串カツ以外にもどて焼きやおでん、刺身などの一般料理がいただけるお店もあります。

観光をたっぷりと楽しんだあとも、ご当地グルメを堪能できるのも大阪旅行の魅力ですね。

大阪観光2日目のモデルコース

ホテルのチェックアウトを済ませたら、2日目はレトロで歴史的建造物が立ち並ぶ中之島の観光からスタート！

1日目とはまた違った雰囲気の大阪を楽しみましょう。

中之島公園（10:00）

緑あふれる都会のオアシス

中之島公園は、1891年に大阪市で初めて誕生した公園です。公園はビルが立ち並ぶオフィス街に囲まれていますが、堂島川と土佐堀川にはさまれた、緑ゆたかな自然を感じられます。

園内には東洋陶磁美術館があり、世界的に有名な安宅コレクションを収蔵。また、重要文化財に指定された大阪府立中之島図書館やネオ・ルネッサンス建築の中央公会堂も併設されており、ゆったりとした時間を過ごせます。

公園の中心には、約500メートルに広がるバラ園があります。開花時期の5月中旬から下旬、10月上旬から下旬になると約3,700株のバラが咲き誇る見事な景色に、うっとりすることでしょう。1時間ほどのんびりと過ごしてから、つぎの場所へ移動しましょう

梅田スカイビル（11:30）

景色もショッピングも楽しめる複合商業施設

中之島公園から梅田スカイビルまでは、御堂筋線を利用して約20分で到着します。

梅田スカイビルは高さ約173メートル、地上40階から地下2階で構成される超高層ビルです。ビル内にはショップレストランや映画館、オフィスのほかに、地下1階から1階には昭和のレトロな雰囲気を感じる食堂街・滝見小路があります。

ビル内の観光スポットである空中庭園展望台の入り口は、35階にあるエレベーターかシースルーのエスカレーターで39階に上がると見えてきます。

白を基調とした明るい館内では、ショップやラウンジでもゆっくりと過ごせますよ。また、屋上にあるスカイウォークでは、遮るものがなにもない360°のパノラマビューが楽しめます。1時間から1時間30分ほどの滞在がおすすめです。

お昼はお好み焼きで満腹に！（13:00）

本場の粉もんを堪能

大阪に行ったらお好み焼きも食べたいところ！

スタッフの方が焼いてくれて、アツアツの出来立てを食べられるお店がほとんどです。大阪での定番の具材は、ネギや牛すじこんにゃくなどで、白ごはんと一緒に食べるのが定番だそう。

大阪にはミシュランガイドに掲載されたお店や行列の絶えないお店など、1,200以上のお好み焼き屋さんがあります。旅行中に迷わないためにも、事前にどのお店に行くか調べておくのがおすすめです。

大阪水上バス アクアライナー（15:30）

水の都・大阪の街をクルーズで楽しもう

アクアライナーは、大阪の中心にある大川を周遊する約40分のクルーズです。大阪城の天守閣から遊覧が始まり、淀屋橋やライオンの石像がある難波橋を通ります。さらに中之島や大阪城にあるトンネルを通り、大阪城の港に戻ってくるルートです。

賑やかなイメージのある大阪ですが、アクアライナーに乗船すると自然をたっぷりと感じるのどかな時間を過ごせそうですね！

ちなみに船内の天井はガラス張りなので、橋の裏側まで見えてクルーズならではの楽しみが味わえるでしょう。

運行日や出航時間などの詳しい情報は、公式サイトをご確認ください。

ついに帰りの時、新大阪駅へ（16:30）

駅構内で大阪限定のお土産を購入！

大阪水上バスアクアライナーからアクセスするなら、JR大阪城公園駅から大阪駅でJR京都線に乗り換えると新大阪駅に到着します。

いよいよ大阪観光も残りわずかですが、出発前にお土産をチェックしたくなりますよね。じつは新大阪駅の構内でも、大阪限定のお土産は買えるのをご存知ですか。

焼きたての甘い香りがたまらない、りくろーおじさんのチーズケーキや、食べ応えのある551蓬莱の肉まんなど、帰りに買ったほうがいいお土産のラインナップも充実しています。

大阪らしいユーモアたっぷりのパッケージのお菓子や、新幹線の中でもつい食べたくなってしまうたこ焼きも売っているので、新幹線に乗り遅れないよう気をつけてくださいね。

1泊2日で大阪観光を満喫しよう！

大阪城公園やあべのハルカス、新世界や道頓堀など、大阪観光では外せない定番の人気スポットをご紹介しました。

女子旅だけでなく、カップルで訪れても存分に楽しめる大阪。ぜひこの記事を参考にして、観光もグルメもたっぷりと堪能してみてくださいね！

cover photo by PIXTA