関東の牧場10選!お出かけにぴったりな楽しい観光牧場を紹介
関東で牧場というイメージはあまりないかもしれません。本格的な酪農を行なっている牧場は比較的少ないものの、関東にも魅力的な観光牧場がたくさんあります。動物とふれあえる観光牧場は動物園とはまた違った魅力を持つスポット。 この記事ではぜひ行ってみたい関東の観光牧場を紹介します。おでかけの参考にしてくださいね。
関東で牧場というイメージはあまりないかもしれません。本格的な酪農を行なっている牧場は比較的少ないものの、関東にも魅力的な観光牧場がたくさんあります。動物とふれあえる観光牧場は動物園とはまた違った魅力を持つスポット。
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観光牧場とは?
牧場には飼育をメインとした牧場と、観光にも力を入れている牧場があります。私たちが遊びに行くことができる牧場は、後者の牧場。これを観光牧場と呼びます。
観光牧場でも乳牛などの畜産動物を育てて出荷していますが、それだけでなく、見て触れて食べて楽しめる牧場施設であるのが特徴。動物たちのショーやふれあい体験、乳しぼりや乗馬など、さまざまな楽しみがあるので、家族連れに大人気です。
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関東エリアにあるおすすめの牧場10選
関東エリアにあるおすすめの牧場をピックアップ。「成田ゆめ牧場」や「マザー牧場」などの有名な牧場や「那須りんどう湖ファミリー牧場」や「神津牧場」といった宿泊可能な牧場もご紹介するので、ぜひ家族旅行やお出かけの際の参考にしてくださいね!
成田ゆめ牧場(千葉県)
アクティビティや味覚狩りが充実した人気牧場
成田ゆめ牧場は、たくさんの動物たちとふれあえる観光牧場。牛の乳搾りや、牛のエサやり、ウサギのエサやり、乗馬、ポニー・ヤギ・羊・モルモットとの触れ合い、ヤギの散歩などができます。
またアクティビティも充実しており、アーチェリー、トラクター遊覧、芝すべり、手裏剣、ファンシーサイクル、釣り、モトクロス自転車、アスレチック、さらにキャンプもできますよ。
そして農園のように味覚狩りができるのもポイントです。じゃがいも(6月上旬~6月下旬)、ナス(7月上旬~8月下旬)、キュウリ(7月上旬~8月下旬)、サツマイモ(10月中旬~11月下旬)、落花生(10月上旬~10月下旬)、大根、白菜(12月~1月下旬)などの収穫体験ができる上、宿泊も可能なので、何日でも滞在しながら遊べる牧場ですよ!
成田ゆめ牧場の基本情報 | |
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住所 | 千葉県成田市名木730-3 |
電話 | 0476-96-1001 |
営業時間 | 平日 9:30〜16:30 土日祝 9:30〜17:00 最終入場受付は閉園の1時間前 GWや夏休み、夜間営業など特別営業時間あり |
休業日 | 不定休 |
アクセス | JR成田線滑河駅・成田駅より送迎バス 圏央道下総ICから国道63号で約2分 |
料金 | 大人 土日祝・8月は1,900円、平日は1,600円 小学生以下 土日祝・8月は1,000円、平日は800円 4歳未満は無料 |
公式サイト |
マザー牧場(千葉県)
動物たちとふれあえる人気牧場テーマパーク
マザー牧場は、広大な敷地内でいろいろな遊びを楽しめる牧場テーマパークです。動物たちとのふれあいを中心に、バラエティ豊かな体験ができます。
動物とのふれあい体験では、アルパカやマーラなど珍しい動物がいるのも魅力!もちろんヤギやヒツジへのエサやりや牛の乳搾り、乗馬など、牧場らしい体験もできます。ヒツジの大行進やヒツジの毛刈りショー、子豚のレース、アヒルの大行進も盛り上がりますよ。
手作り体験ではジャム作りやチーズ作り、バター作り、レザークラフト作りが体験可能。フルーツ狩りでは季節によっていちご狩り、ブルーベリー摘み、いちじく狩り、さつまいも掘り、キウイフルーツ狩りが楽しめます。
ジップラインやバンジージャンプなどスリル満点の体験、バーベキューやグランピングもおすすめ。ファミリー向けのメリーゴーランドやミニジェットコースター、観覧車、カード迷路もあって、幅広い年齢の人がたっぷり遊べます。
マザー牧場の基本情報 | |
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住所 | 千葉県富津市田倉940-3 |
電話 | 0439-37-3211 |
営業時間 | 2月~11月 土日祝は9:00~17:00 平日は9:30~16:30 12月~1月: 土日祝は9:30~16:00 平日は10:00~16:00 春休み、夏休み、年末年始は土日祝日の営業時間 ゴールデンウィークは特別営業時間 天候などの状況により短縮又は延長あり |
休業日 | 12月と1月の平日に休園日あり |
アクセス | JR内房線君津駅から直行バス JR内房線佐貫町駅からバスに乗り、マザー牧場下車すぐ 館山自動車道木更津南ICから車で約30分 館山自動車道君津PAスマートICから車で約10分 |
入場料金 | 大人(中学生以上)1,500円 小人(4歳~小学6年生)800円 |
公式サイト |
那須りんどう湖ファミリー牧場(栃木県)
宿泊可能な観光牧場レジャーパーク
那須高原りんどう湖ファミリー牧場は、那須高原唯一の湖であるりんどう湖を囲んでいる観光牧場レジャーパーク。ヤギやヒツジ、アルパカ、ウサギ、モルモットなどとのふれあい、エサやりや散歩が楽しめます。牛の乳搾り、乗馬、牛のミルクあげもおすすめ。動物たちが牧舎に帰るGoGoラッシュも楽しいですよ。
水上自転車やパターゴルフ、建設現場のお仕事体験など、アクティビティが充実しているのもポイント。夏季限定のプールや花火大会もあります。一番人気はジップラインKAKKU。なんと日本最長クラスの長さで、爽快&スリル満点です。
1日では遊び切れないスケールですが、敷地内にホテルとグランピング施設もあるので宿泊してもう1日楽しむのもおすすめです。
那須高原りんどう湖ファミリー牧場の基本情報 | |
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住所 | 栃木県那須郡那須町大字高久丙414-2 |
電話 | 0287-76-3111 |
営業時間 | 季節・曜日によって変動 公式サイトでご確認ください |
休業日 | 12月・1月~3月に休園日あり(2月はほとんど休園) |
アクセス | JR黒磯駅からタクシーで約20分 那須ICから車で約10分 |
料金 | 入場料 |
公式サイト |
那須千本松牧場(栃木県)
乗馬やサイクリング、グルメが堪能できる広大な牧場
那須千本松牧場は、乳牛約500頭を育て、1日約9トンの生乳を生産している牧場。敷地は東京ドーム178個分もあります。
また大自然の中でヒツジやヤギと散歩し、モルモットやウサギとふれあい、乗馬もできるのが特徴。ジェルキャンドル作りやバター作り、季節限定でブルーベリー狩りやいちご狩りも楽しめます。
広大な敷地を生かしたサイクリングもおすすめです。サイクリングコースは1周4キロもあります。そして入口から南北に横断するメインストリートの桜並木も見逃せません。春には200本以上のソメイヨシノがトンネルを作ります。
グリルハウスでは半世紀以上受け継がれた秘伝のタレのジンギスカンをいただけたり、お蕎麦のお店では厳選されたそば粉を手打ちしていたりと、美食が楽しめるのもうれしいポイントですよ。
那須千本松牧場の基本情報 | |
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住所 | 栃木県那須塩原市千本松799 |
電話 | 0287-36-1025 |
営業時間 | 施設・アトラクションにより異なる |
休業日 | なし |
アクセス | JR宇都宮線西那須野駅からバスに乗り千本松バス停で下車すぐ 東北自動車道西那須野塩原ICから約1km |
料金 | 入場無料 |
公式サイト |
南ヶ丘牧場(栃木県)
全国ご当地牛乳グランプリで最高金賞を受賞した牧場!
南ヶ丘牧場は、那須高原の自然の風景も楽しめる牧場。ガーンジィ種という珍しい牛を飼育している牧場で、この牧場のガーンジィゴールデンミルクは2013年・2017年の全国ご当地牛乳グランプリで最高金賞を受賞しています。
本格的な牧場で入場は無料ですが、乗馬や乗ロバ、ウサギとの散歩、ヤギやヒツジのエサやり、モルモットとの触れ合いなどが楽しめるのもポイント。乗馬が難しい小さな子どもでも小さなロバに乗れるのはうれしいですね。
また釣り堀で釣ったニジマスをその場で焼いて食べることができるほか、ソーセージ&バター作りやアイスクリーム作りも体験できます。
南ヶ丘牧場の基本情報 | |
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住所 | 栃木県那須郡那須町湯本579 |
電話 | 0287-76-2150 |
営業時間 | 8:00〜17:30(季節・天候等により変動あり) |
休業日 | なし |
アクセス | 東北自動車道 川口JCTから約150分 東北自動車道 仙台宮城ICから約160分 |
料金 | 入場無料 |
公式サイト |
伊香保グリーン牧場(群馬県)
ヒツジの放牧が有名!子どもも一緒に楽しめる牧場
伊香保グリーン牧場はヒツジの放牧で知られる牧場。100頭のヒツジの群れをコントロールする大スケールのシープドッグショーが人気です。山の斜面を駆け降りるヒツジの群れは大迫力。ほかにも乗馬、ポニー乗馬、馬車も体験でき、ウサギやモルモットともふれあえます。
手づくりバター体験やアーチェリー、パターゴルフもあり、バーベキューやファミリーレストラン、カフェなど食事処も充実。こども遊園地にはかわいいコイン式遊具が60種類もそろっているので、小さな子どもがもし牧場に飽きても、楽しく過ごせますよ。
伊香保グリーン牧場の基本情報 | |
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住所 | 群馬県渋川市金井2844-1 |
電話 | 0279-24-5335 |
営業時間 | 09:00~16:00(入場受付は15:00まで) 冬季期間営業時間(12月1日~2月末日) 10:00~16:00(入場受付は15:00まで) |
休業日 | 1月上旬~2月末日までの平日(正月・祝日は営業) 悪天候時は、臨時休業の場合あり |
アクセス | JR上越線渋川駅からバスに乗り、グリーン牧場前バス停で下車 関越自動車道渋川伊香保ICから車で約15分 |
料金 | 大人(中学生以上)1,500円、子ども(3歳~小学生)800円 |
公式サイト |
神津牧場(群馬県)
日本最古の洋式牧場
神津牧場は明治20年に誕生した、日本最古の洋式牧場。欧米人と日本人との体格の差を感じた神津邦太郎氏が食生活改善のために牛乳からバターをつくろうと開設した牧場です。
この神津牧場の人気イベントが、牛たちの行進。これは観光のためのショーではなく、草地で放牧されている牛たちが毎日2回の搾乳時だけ放牧地から搾乳室に戻ってくるものです。牛たちは年に1,000キロ以上も歩くそう。行進コースはその日の放牧地の場所によって異なるため、スタッフの方に尋ねてみてくださいね。
またこの牧場は宿泊も可能。宿泊すると牛乳風呂にも入れます。夏には屋外にテントを張ってキャンプをしたり、バーベキューや五右衛門風呂を体験したりと、バラエティ豊かな楽しみ方がいっぱい!そして大自然の中にある神津牧場ならではの貴重な体験がナイトツアーです。イノシシやシカ、キツネなどの野生動物を観察できますよ。
神津牧場の基本情報 | |
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住所 | 群馬県甘楽郡下仁田町南野牧250 |
電話 | 0274-84-2363 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
休業日 | 水曜日 |
アクセス | 上信越自動車道下仁田ICから約40分 上信電鉄下仁田駅から市ノ萱行きバスで終点下車後、徒歩90分(ハイキングコース) |
料金 | 入場無料 |
公式サイト |
夕やけ小やけふれあいの里(東京都)
自然の中で乗馬やエサやり体験!
夕やけ小やけふれあいの里は、東京都で牧場体験ができる珍しい施設。童謡『夕やけ小やけ』が作られた八王子市の緑ゆたかなエリアにあります。ここはキャンプ場、宿泊施設などがそろった自然体験スポット。その中にふれあい牧場があります。
牧場ではポニーの乗馬やウサギやモルモットへのエサやりなどが体験でき、ほかにも年間を通してさまざまなイベントを行っているのが魅力!流星群観察や田植え、ニジマスのつかみ捕り、焼きいも大会など、幅広いアクティビティに挑戦できるので、公式サイトでイベント情報をチェックしてみるのがおすすめです。
手作り体験も、キャンドル作りや貝殻のキーホルダー作り、ブルーベリージャム作りなど季節によってさまざま。都会ではなかなかできない体験がそろってますよ。
キャンプや宿泊もできるので、八王子周辺の小旅行を兼ねて訪れてもいいかもしれません。
夕やけ小やけふれあいの里の基本情報 | |
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住所 | 東京都八王子市上恩方町2030 |
電話 | 042-652-3072 |
営業時間 | 3月〜10月 9:00〜16:30 11月〜2月 9:00〜16:00 4月29日〜5月5日・7月・8月の土日祝・8月13日〜15日は9:00〜18:00 |
休業日 | なし |
アクセス | JR中央線・京王高尾線の高尾駅からバスに乗り、夕焼小焼バス停で下車すぐ |
料金 | 大人 200円、65歳以上 100円、中学生以下 100円(土曜日は無料)、4歳未満 無料 |
公式サイト |
服部牧場(神奈川県)
牧場のおしごと体験から動物たちとのふれあいまで
服部牧場は、神奈川県の丘陵地帯にある牧場。観光牧場でもありますが乳牛中心の素朴な牧場で、搾乳の様子など一般的な牧場の日常を見ることができます。牧場のおしごと体験ができるのも魅力。牛のブラッシング、エサやり、乳しぼり、哺乳など、牧場ならではのお仕事ができます
また馬やヒツジ、アヒル、ヤギなどが放牧されていて、ミニブタやウサギなど10種類以上の動物たちとふれあえるのも魅力。ちなみに筆者は服部牧場から譲り受けたヤギを飼っていたことがあります。動物を購入することもできるので、飼育できる環境の人は相談してみるといいかもしれません。
牧草地が解放されているので、お弁当を食べながらピクニックを楽しむこともできます。ドイツで修行したシェフが作る手作りソーセージやドイツ風ホットドック、本場ドイツビールもおすすめですよ。
服部牧場の基本情報 | |
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住所 | 神奈川県愛甲郡愛川町半原6087 |
電話 | 046-281-0917 |
営業時間 | 10:00~17:00 雨天時は閉園が早まる場合あり |
休業日 | なし 冬季期間(11月〜2月)は金曜定休(祝日除く) |
アクセス | 圏央道相模原ICから車で15分 小田急線本厚木駅からバスに乗り、愛川大橋バス停で下車、徒歩30分 |
料金 | 入場無料 |
公式サイト |
ダチョウ王国・石岡ファーム(茨城県)
日本一のダチョウ飼育数を誇る観光牧場
最後は変わり種。日本一のダチョウ飼育数を誇るダチョウ王国・石岡ファームです。ダチョウの数は200羽以上。ダチョウへのエサやりやダチョウとの撮影体験ができるほか、季節によってはダチョウの産卵シーンが見られることもあります。
そしてダチョウ以外にもたくさんの動物たちがいるのもポイント。アルパカやカピバラ、ヒツジ、ロバ、ウサギ、モルモット、ひよこなどとふれあえるほか、ヘビやイグアナなどのエキゾチックアニマルとふれあうこともできます。
セルフスタイルのバーベキューでは、ダチョウの肉や卵を食べることもできますよ。
ダチョウ王国・石岡ファームの基本情報 | |
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住所 | 茨城県石岡市半の木14052 |
電話 | 0299-23-2245 |
営業時間 | 10:00〜16:30(10月〜2月は16:00閉園) |
休業日 | 毎月第2水曜日(祝日・8月除く)、年末年始 ※悪天候による休園あり |
アクセス | JR上野東京ライン石岡駅からタクシーで約15分 JR常磐線羽鳥駅からタクシーで約5分 |
料金 | 中学生以上 1,200円、3歳以上 700円 |
公式サイト |
観光牧場の楽しみ方と注意点
観光牧場は、牧場を楽しむ観光スポット。観光と同時に牧場としての経営もしていて、大切な動物たちを飼育しています。そのため、以下のような迷惑になる行動は控えてください。
- 立ち入り禁止のエリアには絶対に入らない
- 動物をおどかさない
- 牧場スタッフの仕事を邪魔しない
- 体調が悪いときには行かない
- カメラのフラッシュや三脚を使用しての撮影は避ける
その他、スタッフの指示には必ず従うようにしてくださいね。
関東の人気牧場を訪れよう!
関東にもたくさんある観光牧場。それぞれに特徴がある牧場がそろっています。ほぼ遊園地といえる施設もたくさんあって、アクティビティや料理も充実。宿泊できるところも多いので、1日どころか2日がかりで遊ぶこともできますよ。
牧場体験は子どもにもおすすめ!お仕事見学としても楽しめるので、ぜひお出かけしてみてくださいね。
cover photo by PIXTA