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日本三大朝市の候補は4つ?大人気の市場の楽しみ方を徹底解説!

この記事では日本三大朝市を特集します。一般的には岐阜県、石川県、千葉県の朝市を三大朝市といいますが、実はもうひとつの場所が入っていることも。それはどこなのか、人気の朝市にはどんな魅力があるのか、徹底解説します。

ライター
Satoshi Nakamura
日本と世界を旅する釣り大好きアウトドア系ライター。テレビのリサーチ&構成作家として鍛えたスキルを活かして、旅先の歴史やみどころ、おいしいものを徹底調査してから訪れるのがモットー。これまでにアメリカのルート66走破とグランドサークルドライブ旅(2周)、日本の47都道府県ドライブ旅を達成し、現在は47都道府県での釣果達成にも挑戦中!
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この記事では日本三大朝市を特集します。一般的には岐阜県、石川県、千葉県の朝市を三大朝市といいますが、実はもうひとつの場所が入っていることも。それはどこなのか、人気の朝市にはどんな魅力があるのか、徹底解説します。

Contents

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日本三大朝市と呼ばれているのは?

朝市とは朝から開かれる定期市のことです。歴史的には道路や広場など、屋外の決められたエリアに露店が並んでいたものがほとんどですが、近年は固定の店舗がショッピングモールのように連なった朝市も増えています。

日本三大朝市は、全国にたくさんある朝市のうち、とくに長い歴史と規模を誇る3つの朝市のことを指します。特に誰が決めたという言葉ではないものの、次の3つの朝市が日本三大朝市と呼ばれていますよ。

  • 飛騨高山 宮川朝市(岐阜県)
  • 輪島朝市(石川県)
  • 勝浦朝市(千葉県)

しかし完全に確定したものではないだけに、もうひとつ、九州にも日本三大朝市と呼ばれる朝市が存在します。

  • 呼子朝市(佐賀県)

宮川朝市、輪島朝市、勝浦朝市、呼子朝市を合わせて日本4大朝市ということも。

それぞれどのような歴史と特徴を持った朝市なのか、じっくり解説していきましょう。

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飛騨高山 宮川朝市(岐阜県高山市)

photo by PIXTA

飛騨高山 宮川朝市は、高山市の宮川で毎朝開かれる朝市。高山市には陣屋前朝市と呼ばれる朝市もあり、2つを合わせて飛騨高山朝市と呼ぶこともあります。しかし一般的に日本三大朝市には宮川朝市が選ばれています。

飛騨高山 宮川朝市の歴史

飛騨高山の朝市の歴史は江戸時代までさかのぼります。1819年頃の夏に高山別院前で養蚕の市、鍛冶橋両詰でも花や野菜を売る夜の市場が開かれたのがはじまり。明治時代には自家栽培の野菜も売られるようになりました。明治30年代に入ると時間を限定した朝市や夜市がにぎわうように。朝5時から10時までと夜6時から10時まで、長く伸びた市場が繁盛したという記録が残っています。

時が経って昭和になると、戦時中の物資不足などで朝市は衰退。しかし戦後は食糧難のなかで闇市が広がり、陣屋前に市場が誕生しました。その後昭和24年に当時の裁判所と検察庁の改築のために市場は陣屋前から立ち退くことに。移転を繰り返し、最終的に市場は朝市として宮川通りに落ち着きました。

飛騨高山 宮川朝市のみどころ

photo by PIXTA

飛騨高山は寒冷で寒暖差も激しい気候。そのため旨味が詰まった野菜が豊富です。宮川朝市ではそんな野菜や、野菜を使った漬物が販売されています。朝市ならではのふれあいも魅力。旬の野菜の調理方法や漬物のおいしい食べ方を教えてもらえるかもしれませんよ。

旬の食材がいっぱい

宮川朝市の春の楽しみは山菜。タラの芽やコシアブラ、ウドなど山の恵みが食卓を豊かに彩ります。夏はトマトやキュウリ、ナスなどの夏野菜を生産者から直接買えるのが魅力。秋には新米やりんごなどが豊富に並びます。

また毎年11月23日には収穫祭を開催。飛騨ねぎや白菜、大根などの野菜の品評会が行われ、出品された野菜をおトクな値段で購入できます。そして冬には味噌や漬物、お餅などの保存食が販売されるなど、一年を通してさまざまな楽しみが待っていますよ。

名物のお餅はおすすめ

自家製のもち米を使い、毎朝つきたてを販売するお餅は飛騨高山朝市の名物。よもぎ入りや豆入りなど種類も豊富です。やわらかいお餅は、自宅で食べるときにさっとあぶれば風味も蘇って絶品ですよ。

プリンやたこ焼きが大人気

飛騨産のおいしい牛乳や卵を使ったプリンは観光客に人気。温めていただくホットプリンは、飛騨高山の寒い冬にぴったりなメニューです。

食べ歩きならちょっと変わったたこ焼きも評判。甘い飛騨ネギがたっぷり入ったユニークなメニューです。また飛騨産のほうれん草やかぼちゃを餡にしたたい焼きもおすすめですよ。

飛騨の民芸品や工芸品も充実

飛騨高山は民芸品や工芸品も豊富。朝市では昔懐かしい手作り工芸の雑貨も購入できます。縁起物でもあるかわいいさるぼぼやアクセサリー、飛騨の一位一刀彫など、見ているだけで楽しくなりますよ。

飛騨高山 宮川朝市へのアクセス

宮川朝市へのアクセスはJR高山駅から徒歩10分ほど。朝市は高山市内を流れる宮川の東岸で開かれています。屋台が並ぶのは鍛冶橋から弥生橋までの約700mの歩道沿い。飛騨高山の観光名所である古い町並と隣接しているので、朝市と古い町並を合わせて散策するのもおすすめです。

飛騨高山 宮川朝市の基本情報

住所

岐阜県高山市下三之町

電話

080-8262-2185(飛騨高山宮川朝市協同組合)

開催日

毎日

営業時間

4月〜11月 7:00〜12:00

12月〜3月 8:00〜12:00

アクセス

JR高山駅から徒歩約10分

公式サイト

https://www.asaichi.net/index.html

宮川朝市の観光におすすめの宿:ひだホテルプラザ

朝市まで徒歩9分!絶景の露天風呂も魅力のホテル

photo by Expedia

ひだホテルプラザは、宮川朝市まで徒歩約9分という便利な場所にあるホテル。市内散策にもちょうどいい立地で、高山祭屋台会館へは徒歩約11分、高山陣屋へも徒歩約14分でアクセスできます。

ホテル内のおすすめは、最上階にある天望大浴場。ミストサウナや露天風呂があり、さらに浴場内にある階段を登れば、ひのきと陶器製の2種類の壺風呂も楽しめます。女性側にはシルクバス、男性側にはジェットバスの天望バブル風呂もありますよ。夜には高山の夜景や美しい星空の眺めが楽しめ、天気のいい昼間にはアルプスの山々が一望できるのも魅力です。

ひだホテルプラザの基本情報

住所

岐阜県高山市花岡町2丁目60番地

電話

0577-33-4600

チェックイン

15:00

チェックアウト

10:00

料金

18,376円~/1泊1部屋

※掲載料金は2025年5月18日時点での、1部屋の最低宿泊代金です。ご予約時と異なることがありますので予めご了承ください。

アクセス

JR高山駅から徒歩5分

公式サイト

https://www.hida-hotelplaza.co.jp/

輪島朝市(石川県輪島市)

photo by PIXTA ※2015年撮影

輪島朝市は、日本でもっとも有名な朝市。約360mの朝市通りに鮮魚や干物などの海産物、旬の農産物、工芸・民芸品、衣類まで多彩な店舗が200ほども並ぶ伝統の朝市です。

輪島朝市の歴史

輪島朝市がはじまったのは、奈良時代の後期から平安時代のはじめ頃だといわれています。この当時、鳳至比古神社(ふげしひこじんじゃ)の祭礼日に持ち寄った生産物の物々交換をしたのが市場のルーツ。当時から水産物や農産物のほか、朝廷へ上納した品々の余剰品や杯、碗、皿、丸盆などもあったそうです。

その後、物々交換が盛んになると、市は祭礼日だけでなく定期的に開かれるように。明治時代には撤廃の危機もありましたが地元の陳情によって回避され、輪島の朝市は1,400年もの歴史を守り続けてきました。

復活に向けて出張輪島朝市を営業中!

輪島朝市は、2024年1月1日の能登半島地震による火災で一帯が焼失。その被害は甚大で、まだまだ復興までの道は半ばにも達していない状態です。

しかし輪島朝市は応援する会などにも支えられながら活動中。現在は石川県内や全国のイベントに出店する「出張輪島朝市」を行いながら輪島での朝市の再開を目指しています。

出張輪島朝市はたくさんのイベントに登場しているので、公式サイトでスケジュールを確認して、ぜひ訪ねてみてくださいね。

直売所とオンラインストアでも販売中

また輪島朝市のお母さんたちが作る干物などの商品は不定期開催の直接販売、またはオンラインストアで購入できます。輪島朝市が1日でも早く復活するよう、応援の意味も込めて購入してみてはいかがでしょうか。。

輪島朝市(現在の直売所)の基本情報

住所

石川県金沢市金石西1丁目1-12 石川県漁業協同組合金沢支所

電話

0768-22-7653(輪島市朝市組合)

開催日

不定期開催

営業時間

不定期開催

アクセス

JR金沢駅からバスに乗り、金石バス停から徒歩約6分

公式サイト

https://s-wajima-asaichi.com/

オンラインストア

https://wajima2024.stores.jp/ 

勝浦朝市(千葉県勝浦市)

photo by PIXTA

勝浦朝市は千葉県勝浦市の2カ所の路上で開かれる朝市。毎月1日から15日までは下本町朝市通り、16日から月末まではすぐ近くの仲本町朝市通りで開催しています。新鮮な魚介類や地元野菜など生活に密着した品が豊富。人情味あふれる市民の台所としておなじみです。

狙い目は平日。出店数は減りますが、それ以上に観光客が少なくなるのでゆったりと会話を楽しみながら買い物が楽しめます。お店のおばちゃんやおじちゃんの浜言葉も心地いいですよ。

また勝浦朝市は新規参入がとくに多い朝市のひとつ。移転してきた方たちのおしゃれな出店が増えているので、以前行ったことがあるという人も新鮮な気持ちで楽しめるでしょう。

勝浦朝市の歴史

勝浦朝市がはじまったのは1591年。勝浦城主の植村土佐守泰忠(うえむらとさのかみやすただ)が、農産物や水産物の物々交換の場として開設したと伝えられています。

当時は上本町、仲本町、下本町と10日ごとに場所を移動して、どんな天候でも欠かさず朝市が開かれたそうです。やがて勝浦が発展すると、朝市は江戸にも負けないにぎわいと称されるようになりました。

しかしその後、昭和30年代中頃には自動車が増えて路上での出店が難しくなったことも。仲本町通りだけの開催となった時期もありましたが、昭和62年からは下本町通りと仲本町通りで現在のような朝市が開かれる形になっています。

勝浦朝市のみどころ

photo by PIXTA

勝浦朝市でぜひ買いたいのが、旬の野菜。その日の朝に畑や山で採ってきた野菜や山菜がずらりと並びます。また目の前の勝浦港などで水揚げされたばかりの鮮魚もおすすめ。旬の時期にはまるまる一本のカツオもおトクな価格で購入できます。

ほかにも名物がたくさんあるので、まとめて紹介しましょう。

大ファンも多いカツオ節

朝市つるや海産は料理のプロも愛する乾物店。勝浦名産のカツオを使った鰹節が有名で、壁には料理界の大物の写真やサインがずらりと並んでいます。料理好きなら本格的なカツオだし作りに挑戦してみたくなりますよ。

絶対に買って帰りたい干物や佃煮

干物や佃煮も勝浦朝市の名物。千葉の魚を中心にした自家製の干物や佃煮を購入できます。乾物で人気のお店は老舗のしぎ商店。佃煮はカツオとマグロの角煮で知られる佃煮近江が定番の人気です。

はちみつのお店が競合

気候が温暖であるにもかかわらず夏には猛暑にならない南房総。その気候は養蜂に最適で、勝浦朝市にははちみつを扱うお店が何軒もあります。はちみつの味見ができるお店やはちみつドリンクを売っているお店もあって、思わず目移りしてしまいますよ。

わらび餅は国産の本わらび粉100%

ちょっとしたおやつにおすすめなのは、南蛮屋のわらび餅。できたてを器に盛り付けていただけます。餅の素材は国産の本わらび粉100%。上にかかっているきなこや黒ごま、日曜限定のみるくの味も絶品です。

名物料理のたい焼きは一度は試したい味

本業が民宿の神田屋で販売しているたい焼きも見逃せない名物。一般的なあずきあんのほかに、タンタンたい焼きが話題になっています。これはご当地グルメの勝浦タンタンメン味のあんが入ったたい焼き。玉ネギやひき肉、季節によってはトマトやタケノコ、レンコンも入っています。生地が傷みやすい夏場はたい焼きがお休みになるので注意してくださいね。

冬の食べ歩きならおでんもおすすめ

おでんを販売しているのは興津のゆうちゃん。地元乾物店のカツオだしが効いた「かつお出汁の朝市セット」が人気です。大根、こんにゃく、厚揚げ、玉子のセット。東京でオフィス勤務をしていたオーナーが惚れ込んだ朝市つるや海産のカツオ節をふんだんに使っています。

勝浦朝市へのアクセス

勝浦朝市は電車でも行きやすいのがポイント。JR勝浦駅から歩けばわずか10分で到着します。朝市通りのすぐ近くには勝浦港もあって、散策コースにもぴったりですよ。

車の場合は圏央道の市原鶴舞ICから国道297号線経由で約40分。早起きして朝市に行ってから房総ドライブを楽しむのもおすすめです。

勝浦朝市の基本情報

住所

千葉県勝浦市勝浦・下本町朝市通り(毎月1日〜15日)・仲本町通り(毎月16日〜月末)

電話

0470-73-2500(勝浦市観光協会)

開催日

通年(水曜日・元旦以外の毎日開催)

営業時間

6:00~11:00ごろ

アクセス

JR外房線 勝浦駅から徒歩約10分

圏央道 市原鶴舞ICから車で約40分

公式サイト

https://www.katsuura-kankou.net/asaichitop/

勝浦朝市の観光におすすめのホテル:三日月シーパークホテル勝浦

海が目の前の絶景ホテル

三日月シーパークホテル勝浦は勝浦朝市へ徒歩7分の場所にある海沿いのホテル。朝が早い勝浦朝市を訪れるにはとても便利な立地です。

客室からの眺めも自慢。勝浦港と白い砂浜、 太平洋を一望できます。屋外と屋内の大型スパや展望温泉からの雄大な海の眺めも感動的。自然と一体になったような気分で滞在できるのが魅力です。

食事は和洋中バイキング形式で寿司や刺身・ステーキ・海鮮焼き・天ぷら・デザートなど、 和洋中の種類豊富なバイキングが自慢です。

三日月シーパークホテル勝浦の基本情報

住所

千葉県勝浦市墨名820

電話

0470-73-1111

チェックイン

15:00~18:00

チェックアウト

10:00

料金

22,642円~/1泊1部屋

※掲載料金は2025年5月18日時点での、1部屋の最低宿泊代金です。ご予約時と異なることがありますので予めご了承ください。

アクセス

圏央道 市原鶴舞ICから車で約40分

JR勝浦駅から徒歩約5分

JR勝浦駅から送迎あり

公式サイト

https://hmihotelgroup.com/mikazukikatsuura/

呼子朝市(佐賀県唐津市)

photo by PIXTA

呼子朝市は日本四大朝市のひとつといわれる朝市。場合によっては日本三大朝市に入ることもあります。

毎朝7時半から正午ごろまで、佐賀県唐津市の呼子朝市通り商店街で開催され、全長200mの朝市通りに、平日でも30軒、土日には50軒近くの露店が立ち並びます。

呼子朝市はなんといっても新鮮な魚介類や加工品が魅力。なかでも呼子いかが名物で、いかを使った揚げいかしゅうまいも人気です。いかしゅうまいはいかのすり身を細く切ったわんたんの皮で包んだしゅうまい。揚げいかしゅうまいはカリカリの衣とふわふわな中身の食感が魅力です。

ほかにも魚のすり身を使ったコロッケの魚ロッケやさざえのつぼ焼きなど、思わずフラフラと立ち寄りたくなってしまう名物がいっぱいですよ。

呼子朝市の歴史

photo by PIXTA

呼子朝市は大正時代に呼子に商店街ができたのがきっかけではじまった朝市。それまで行商を行っていた人たちが商店の軒先にお店を出すようになり、だんだんと朝市の形になっていきました。

呼子朝市には長い間まとまった組合はなく、出店も先着順でしたが、1998年に道路使用許可申請が義務化されたため朝市組合が結成されて今のような形になりました。

呼子朝市へのアクセス

呼子朝市へ行くには、まずJR唐津駅北口から歩いて5分の唐津大手口バスセンターへ向かいます。ここから昭和バスの波戸岬・呼子方面行きに乗って30分。呼子バス停で降りれば、歩いてすぐです。

車の場合は、長崎道の多久ICから国道203・204号経由で45km。約1時間で到着します。朝市周辺には駐車場もあるので便利。遊覧船乗り場があるマリンパル呼子近くに有料の唐津市臨港駐車場、西側誘導看板そばには普通車29台のみですが無料駐車場もあります。

呼子朝市の基本情報

住所

佐賀県唐津市呼子町呼子 朝市通り

電話

0955-82-3426(呼子観光案内所) 

開催日

通年(1月1日以外の毎日開催)

営業時間

7:30分〜12:00ごろ

アクセス

長崎自動車道 多久ICから車で約60分

JR唐津線・筑肥線 唐津駅からバスに乗り、呼子バス停で下車、徒歩3分

公式サイト

https://yobuko-asaichi.saga.jp/

まだある!全国の人気朝市

日本には、三大朝市に引けを取らない人気の朝市がまだたくさんあります。代表的な6カ所を紹介しましょう。

函館朝市(北海道函館市)

どんぶり横丁が楽しい朝市

By Nyotob - Own work, CC BY-SA 4.0

函館朝市は戦後に函館駅前広場の隅で野菜を売った闇市からはじまり、昭和31年頃に現在の場所に移転した朝市。1万坪の敷地に約250のお店が並び、蟹や鮭などの海産物や農園からの直売野菜など、北海道ならではの品を販売しています。

新鮮な食材だけでなく、乾物、駄菓子、衣料品なども充実。海鮮丼のお店が10軒以上並ぶ函館朝市どんぶり横丁市場は函館を代表する人気の観光スポットのひとつになっています。

函館朝市の基本情報

住所

北海道函館市若松町9−19

電話

0138-22-7981

開催日

通年

営業時間

1月〜4月 6:00~14:00頃まで

5月〜12月 5:00~14:00頃まで

店舗により異なる

アクセス

JR函館本線函館駅からすぐ

公式サイト

https://www.hakodate-asaichi.com/

館鼻岸壁朝市(青森県八戸市) 

日曜に開かれる日本最大級の朝市

By くろふね - Own work, CC BY 4.0

朝市が盛んな青森県の八戸市。そのなかでもっとも大きいだけでなく、日本全国でも最大規模となる朝市が館鼻岸壁朝市。3月中旬から12月にかけての毎週日曜日に館鼻漁港に出現する朝市です。平日には静かな漁港の全長800mのスペースに約300店舗が出現。数万人もの人出でにぎわいます。

館鼻岸壁朝市はとにかく早い時間に行くのが鉄則。日の出が早い時期には朝4時からお店の前に人が並び始めます。午前6時から7時が来場者のピークで、8時を過ぎると売り切れるお店も。ゆっくり出かけると何も残っていないということになってしまいます。

この朝市は買い物よりもゆるく朝ごはんタイムを楽しむのが一般的な過ごし方。新鮮な魚介類や炊き込みごはん、うどんなど、バラエティゆたかな食事を楽しみながらゆっくり回って、1時間ほど楽しんで帰るのがよくあるスタイルです。

館鼻岸壁朝市の基本情報

住所

青森県八戸市新湊3丁目

電話

080-5734-3251

開催日

3月中旬~12月の日曜日に開催

(5月第2日曜は休業)
※他臨時開催あり

営業時間

日の出~9:00

アクセス

JR八戸線陸奥湊駅から徒歩10分

公式サイト

https://minatonichiyouasaichikai.com/

仙台朝市(宮城県仙台市)

仙台市民の台所

By Kinori - Own work, Public Domain

仙台朝市は、昭和20年に空襲で焼け野原となった仙台駅前に出現した青空市場がルーツ。昭和60年には商店街となり、仙台市民の台所として長く愛されています。

仙台朝市は鮮魚や海産物、野菜、果物、精肉、惣菜、漬物、穀物などが豊富にそろう食の宝庫。商店街内には市場内で仕入れる鮮魚を使った海鮮丼の人気店などがあってゆっくり食事が楽しめるほか、素朴な味わいが評判の惣菜店など、食べ歩きにぴったりなお店もあります。

仙台朝市の基本情報

住所

宮城県仙台市青葉区中央3丁目~4丁目朝市通り

電話

022-262-7173(仙台朝市商店街振興組合)

開催日

通年(日曜、祝日など休業日は店舗により異なる)

営業時間

8:00~17:00(店舗により異なる)

アクセス

JR仙台駅から徒歩5分

地下鉄仙台駅から徒歩1分

東北自動車道 仙台宮城ICから車で約15分

公式サイト

https://sendaiasaichi.com/

三崎朝市(神奈川県三浦市)

名物のまぐろなどがお値打ちな朝市

photo by PIXTA

三崎朝市は平成元年にはじまり、三浦市の普段の食卓を彩る生活朝市として親しまれている朝市。今ではその品質のよさとお値打ちな価格から観光客にも大人気です。三崎の目利き人によって厳選されたまぐろや地魚、潮風による穏やかな気候が育んだ旬の三浦野菜を販売。名物のまぐろぶっかけ丼など、三崎の新鮮なグルメも充実しています。

店の人との会話も大きな楽しみのひとつで、食べ方などわからないことがあれば教えてくれるので安心です。もともとおトクな魚や野菜の値段がどんどん安くなっていくこともありますよ。

三崎朝市の基本情報

住所

神奈川県三浦市三崎5丁目3806

電話

046-881-4488

開催日

毎週日曜

(年初第一日曜日は休業)

営業時間

5:00~8:30

アクセス

京浜急行電鉄 三崎口駅からバス停に乗り、三崎港バス停で下車

公式サイト

https://misaki-asaichi.com/

日曜市(高知県高知市)

約1.3kmも続く長い朝市

photo by PIXTA

日曜市はその名の通り毎週日曜日に開催される高知市の名物朝市。早朝からはじまり夕方まで開かれている生活市で、全長約1.3kmの歩道に約420店がずらりと並びます。高知県の観光スポットとしても有名。これを目当てに日曜日に訪れる観光客もたくさんいます。

はじまったのは少なくとも1690(元禄3)年より前という長い歴史と、野菜や果物、乾物やお寿司から金物や植木などまである豊富な商品も自慢です。

日曜市でぜひ買いたいのは天然果汁100%のゆず。純粋にゆずを絞って瓶詰めにしたもので、薄めてドリンクにしたり、お酢の代わりにご飯にかけてお寿司を作ったりします。1本あれば家でも高知の味が楽しめますよ。

食べ歩きなら田舎寿司もおすすめ。山菜や野菜、こんにゃくなどの具を、ゆずの酢飯にのせた素朴な高知名物です。

日曜市の基本情報

住所

高知県高知市 追手筋

電話

088-823-9375(高知市商業振興・街路市担当)

開催日

通年 毎週日曜(よさこい祭り追手筋開催期間中は臨時休みあり、1月1~2日休み)

営業時間

4月~9月 5:00~18:00

10月~3月 5:30~17:00

出店が多いのは6:00〜15:00頃

アクセス

高知ICから車で約15分

JR高知駅から徒歩10分

とさでん交通バス 蓮池町通バス停で下車すぐ

とさでん交通 路面電車 蓮池町通から徒歩5分

公式サイト

https://www.city.kochi.kochi.jp/site/kanko/nichiyouichi.html

佐世保朝市(長崎県佐世保市)

せりにも参加できる人気朝市

photo by PIXTA

佐世保朝市は万津町市営駐車場に約40軒が店を連ねる朝市。獲れたての鮮魚や水産加工品のほか、花や陶器、衣類まで購入できます。とくに魚介類はプロの調理人も朝早くから訪れるほどの品質です。

佐世保朝市のはじまりは、80年以上前に佐世保川沿いで自然発生的にはじまった市場。昭和46年に現在の万津町市営駐車場に移転してからは露店スタイルが定着しました。

毎月第2・4土曜日の朝6時30分からは全国でも珍しいという、一般人も参加できるせり市を開催。佐世保の名産品を普段よりさらにおトクに買えるチャンスなので、ぜひ参加してみてくださいね。

佐世保朝市の基本情報

住所

長崎県佐世保市万津町73

電話

0956-25-6893(佐世保朝市事務所)

開催日

月曜日〜土曜日(年始は休業あり)

営業時間

3:00~9:00

アクセス

JR佐世保駅から車で約3分

JR佐世保駅から徒歩約10分

公式サイト

https://sasebo-asaichi.com/

人気の朝市に行こう!

日本にはたくさんの朝市があります。市民の台所として愛されてきた朝市は、近年観光スポットとしても大人気。売り手と買い手が気さくにふれあえる楽しさに惹かれて訪れる人や、新しく出店する人も増えています。

地域の人や特産品が集まる朝市は旅の魅力を凝縮したスポット。歴史ある日本三大朝市をはじめとした朝市にぜひ訪れてみてください。きっと旅の楽しみが大きく広がりますよ!

cover photo by PIXTA

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