一度は行きたい古民家カフェ15選！おしゃれレトロな名店を厳選

ゆったりとした時間を感じる、古民家カフェの魅力

近年、日本各地で増えている古民家カフェ。経営者目線で見ると初期費用を抑えられる可能性があり、ファンを生みやすいなどのメリットがあるといわれています。

では私たちはなぜ古民家カフェに惹かれるのでしょうか。その魅力をまとめました。

歴史を感じる落ち着いた空間

古民家にはそれぞれの建物の歴史が感じられます。人間味があり落ち着いた雰囲気は新築のビルでは得られないもの。多くの人が癒やしを感じてリピーターになりやすいといわれています。自分と相性のいい古民家カフェならほっとくつろげるのを感じるはず。個性ゆたかな古民家カフェの中からいちばん落ち着けるカフェを探すのも楽しみのひとつです。

建物の美しさ

カフェに改装されるほど大きく頑丈な古民家の多くは、当時のぜいたくな建築技法で建てられたものです。昔は天井がない建物も多く、立派な大黒柱だけでなく棟木や垂木など、建物の構造の美しさも楽しめます。

また、古民家カフェは昭和初期やそれ以前の生活空間を体験できる場所。令和に生きる私たちにとってはまさに非日常の世界です。レトロなテーマパーク感覚が味わえるのは古民家カフェの大きな魅力。古民家での空間の使い方やインテリアなど、建物や空間をまるごと楽しめる美しさがありますよ。

ギャラリー空間としても魅力

古民家カフェはセンスが肝心。人気の古民家カフェは家具や食器も魅力的です。古民家カフェのなかには、卓越したセンスを活かしてギャラリーを展開しているところもよくあります。絵画や彫刻、アクセサリーなどとの新しい出会いがあるのも古民家カフェの魅力のひとつです。

内装やギャラリーに地元の品を飾っているカフェもいっぱいあり、その地域の文化や歴史を感じられることも。旅先で古民家カフェに入れば、ゆったりとくつろぎながら旅先の魅力に浸ることもできます。

日本の古民家カフェ15選

日本には魅力的な古民家カフェがたくさんあります。ここではそのなかから厳選したスポットを紹介しましょう。どれも一度は行きたいすてきなカフェばかりですよ。

若松屋（福島県）

大内宿で人気の休み処

若松屋は、福島県南会津の大内宿にある人気の古民家カフェです。大内宿は江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な街道で栄えた宿場町。現在も江戸時代の面影そのままに残す茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並んでいます。

多くの家屋が景観を引き継ぐために店舗兼住居となっているなかでも、休み処として特ににぎわっているのが若松屋です。雑貨や器、会津鉄道のグッズなどが並んだ店内は風通しがよく落ち着いた雰囲気。ゆっくりと休憩したくなる空間ですよ。

あいすもなかやしそジュースが人気

店内でいただけるのはコーヒーやソフトドリンクなど。バニラと抹茶のあいすもなか、あつあつの白玉が入っている白玉いりおしるこが人気です。

また、鮮やかなしそジュースは夏におすすめ。赤紫蘇の手作りシロップを冷水で割ったドリンクで、紫蘇の風味がさっぱりとさわやかです。

酒蔵 CAFE（千葉県）

歴史ある酒蔵の施設にカフェを併設

江戸時代から続く千葉の銘酒「甲子正宗（きのえねまさむね）」の醸造元である飯沼本家。自然ゆたかな土地の酒蔵には直売所の「きのえねまがり家」があり、カフェスペースの「酒蔵カフェ」が併設されています。

「まがり家」とは東北地方などでよく見られる、曲がった作りが特徴の建物。飯沼本家のまがり家はダムに沈んだ新潟県の川上村の民家を瓦屋根に葺き替えて移築したものです。2階にはギャラリーを併設。年に4～5回ほど企画展も開催しています。

飯沼本家では有料の試飲のほか、予約をすれば歴史ある酒蔵の見学も可能。こだわりの酒造りの様子や建物の見学もできます。カフェだけでなく蔵元をまるごと体験できるのがうれしいポイントですよ。

カフェの人気は麹や酒粕のドリンク

酒蔵カフェは酒蔵ならではの軽食や甘味メニューが充実。なかでも自家果樹園で収穫したブルーベリーの糀ドリンクが人気です。酒粕アイスも人気のメニュー。上品な大人の味が口いっぱいに広がります。

遅歩庵 いのう（千葉県）

伊能忠敬ゆかりの古民家カフェ

遅歩庵 いのうは伊能茂左衛門家の十七代目が経営する古民家カフェ。伊能茂左衛門家の分家に当たるのが日本初の実測日本地図を完成させた伊能忠敬で、カフェは伊能忠敬の記念館の目の前にあります。

また、遅歩庵 いのうは、2013年に放送されたドラマ『東京バンドワゴン～下町大家族物語』のロケ地になったことでも有名です。店内には当時の撮影小物も残っており、ドラマの聖地としても人気を集めています。店内には伊能本家に伝わる古美術品なども展示され、古い欄間や板戸が配された重厚な建物もみどころです。

こだわりのコーヒーや田舎しるこが人気

看板メニューは挽きたての豆で淹れるこだわりのコーヒー。江戸時代の漆器でいただく田舎しるこも人気です。また名物のぬれ甘納豆つきの抹茶もおすすめですよ。

蓮月（東京都）

昭和初期のそば屋を活かした地域密着型カフェ

蓮月は、池上本門寺のすぐそばにある昭和初期の古民家を活かしたカフェ。古くから参拝客に親しまれてきた建物で、一階はそば屋の蓮月庵、二階は旅籠や結婚式などの宴会場として使われてきました。

2014年に蓮月庵のご主人が高齢のため引退すると、地域で愛された建物も存続の危機に。なんとか残せないものかと多くの人々がアイデアを出しあい、カフェとして再生させました。

暖簾をくぐって入ると、創業当時の品書きやすりガラスに書かれた「おそば」の文字など、店内のあちこちにもそば屋の名残を見つけることができます。

二階は純和風の広い座敷。寝転がって窓の外を眺めると本門寺が見える心地よい空間です。この座敷はレンタルスペースになっているほか、地域の子どもたちが勉強できる放課後自習室としても活用されています。

プレートランチやハンバーガーが人気

カフェの食事メニューは蓮月プレートランチやハンバーガー、クロックムッシュなどが人気。15時からの限定メニューのフレンチトーストも評判です。たっぷりの卵液に浸したバゲットをバターで焼き、きび砂糖をふんだんにまぶした自慢の一品。いちごソースかチョコレートソース、はちみつから好きなソースを選んでいただきます。外はカリッと中はふわとろの食感が楽しめますよ。 

草画房（静岡県）

ペリーロードの一角にある古民家ギャラリー兼喫茶室

下田市の歴史的なエリアとして人気のペリーロード。その一角にあるのが草画房です。1914（大正3）年に建てられた石造りの古民家は「下田まち遺産」に登録されている貴重な建物。伊豆石を使用した壁は美しい色の変化を楽しむことができます。

草画房は、この家をアトリエにしているオーナーが土日と祝日（土日に続く祝日）だけ開いている古民家ギャラリー兼喫茶室。ギャラリーでは墨作品の他、染め付けした器や、テラコッタなどのオリジナルアートの展示販売をしています。

自家製梅ジュースがおすすめ

カフェの人気メニューは抹茶カプチーノや梅ジュース。とくに梅ジュースは庭の梅の木から作った自家製です。

ペット連れの方は予約すれば心地よい縁側や土間入口の席などを用意してくれるそう。他のお客さんに気兼ねせずゆったり過ごせるのはうれしいポイントですね。

飛騨版画喫茶ばれん（岐阜県）

飛騨高山の保存地区でもとくに古い建物

飛騨版画喫茶ばれんは、高山市の古い町並みのひとつである三町伝統的建造物群保存地区にある古民家カフェ。約400年前の商家の面影を残す町でももっとも古い建物で、天保6年と記された柱も残っています。

オーナーは海外の友人からこの建物を絶賛されたことがきっかけでカフェをはじめたそう。歴史を感じさせる店内の壁には地元作家の版画作品がたくさん飾られています。木の国でもある飛騨高山では版画美術がとてもさかん。この土地に根付いた芸術として飾っているそうです。展示されている作品のほとんどは購入もできますよ。

高山らしい楪子甘味がおすすめ

ぜひ食べてみたいメニューが「楪子 （ちゃつ）甘味」です。楪子とは精進料理やお茶席で使われる漆塗りの木皿のこと。このカフェでは代々使っていた春慶塗の楪子に甘味を少しずつ盛った楪子甘味がいただけます。

北海道産の大納言小豆を使用したぜんざいや、白玉、栗の甘露煮、きな粉と抹茶のわらび餅など、少しずつ運ばれてくる甘味はとても上品。甘さ控えめのあんこスイーツや、小倉トースト・抹茶パフェなども人気です。

葉流乃音（三重県）

のんびりした時間が流れる田舎の古民家カフェ

葉流乃音は、伊勢本街道沿いにある古民家カフェです。のんびりした田舎にあるおしゃれなカフェで、靴を脱いで入るスタイル。たたみの上で好みの椅子に座って、自家焙煎コーヒーや特製サンドイッチ、手作りケーキなどを味わえます。

実家のようにゆっくりとくつろげる雰囲気の室内にはアンティークな子ども用の机や、暖炉、レトロなカメラなど興味深いグッズがたくさん。眺めているだけで楽しくなりますよ。

自家製ソーダがおすすめ

チーズケーキは人気のメニュー。メープルシロップときなこでいただく葛もちも上品な味で評判です。ドリンクなら自家製ソーダもおすすめ。無農薬栽培した梅やきんかん、すももなどをきび砂糖に漬け込んだシロップで作るソーダと、きび砂糖とリンゴ酢に漬け込んだサワーソーダがあります。

Hackberry（奈良県）

築150年以上の文化財の家屋を改装

Hackberryは 橿原市の文化財に指定されている築150年以上の古民家をセルフリノベーションしたカフェ。立派な建物の中には世界中から集められたこだわりのアンティークやヴィンテージもののインテリアがいっぱいです。

1階はイタリア製の漆黒タイル、中2階はバリの船の船底で使われていた廃材、2階は温かみのある絨毯と、各階の床が異なる素材になっている内装も見どころ。訪れるたびにまったく違うお店に来たような気分になれます。

一番人気は特製アボカド丼

ランチタイムの一番人気はアボカド丼。丸ごと一個の熟成アボカドと半熟卵、上質なイタリア産ベーコンを使用し、自家製の照り焼きソースと特製ラグーチーズソースで仕上げた逸品です。

また15時からのカフェタイムではドイツ風パンケーキのDutch Babyが人気。玉子をふんだんに使うジャーマン生地で作ったパンケーキに自家製ミルクジャムと生クリームを添えていただきます。

茂庵（京都府）

大正時代の茶苑を改装した静かなカフェ

茂庵は大正時代に茶の湯のために作られた建物をリノベーションしたカフェ。標高105mの神楽岡（吉田山）の山頂にあります。周囲は京都大学や銀閣寺などがあるエリア。少し歩いただけで大自然の中に迷い込んだような雰囲気があふれ、京都市内であることを忘れてしまうほどの静かな空間です。

緑の中にある茶苑は、京都市の登録有形文化財になっている貴重な建物。大正時代そのままの趣を残しながら、居心地のいいカフェになっています。吉田山山頂にあるカフェの2階からの眺めも最高です。

ケーキやアイスがおすすめ

ドリンクだけでなくケーキやアイスなどのスイーツの種類が豊富。京都の名店の和紅茶やバニラアイスなどがおすすめです。アイスクリームの抹茶がけや抹茶のベイクドチーズケーキなど、茶苑らしいお茶メニューも絶品ですよ。

BUNROKU 文禄堤薩摩英国館（大阪府）

由緒ある酒問屋をリノベーションしたカフェ

BUNROKU 文禄堤薩摩英国館は、約100年前の大正15年に建てられた由緒ある酒問屋をリノベーションしたティールーム。東海道五十七次の守口宿にある建物は、今では珍しくなった梲（うだつ）があるのもみどころです。

梲には「日本家屋の屋根を支える小柱」という意味と、「隣への延焼を防ぐ防火壁」という意味があります。BUNROKUの梲は、上の画像の左に写っている屋根の下の装飾された壁のこと。

もし建物が火事になった場合に隣に燃え移らないようにするもので、作るために費用がかかるので、裕福な家の象徴なのだとか。なかなか出世できないことを表す「うだつが上がらない」という言葉はこのような梲が由来です。

絶品の紅茶を味わいたい

BUNROKU は日本紅茶協会認定のおいしい紅茶の店です。本店は南九州市にあり、鹿児島で手作りされた紅茶「夢ふうき」をはじめとした極上の紅茶を味わえるのが魅力です。

英国のカントリーサイドのようなスローライフをテーマにしているティールームでは、優雅なアフタヌーンティー（要予約）が人気。スコーンと紅茶のセットなどもあり、イギリスらしい紅茶文化を堪能できます。

海と坂と（兵庫県）

きらきら坂のフォトジェニックな人気スポット

海と坂とは、赤穂御崎の海沿いにある人気観光スポット「きらきら坂」の中腹にある古民家カフェ。1級建築士の資格を持ち、空き家を再生する事業経験もあるオーナーが築70年の建物をセルフリノベーションしたカフェです。ノスタルジックな雰囲気のカフェはセンスばつぐんでSNS映えすると大人気。行列の絶えないお店になっています。

カフェメニューが充実

カフェメニューの豊富さが魅力。通年提供している「抹茶と栗のフレンチトースト」は、自家製の和栗クリームとカスタードクリーム、ミルクアイスをのせた豪華なフレンチトースト。冬季限定の「いちごとピスタチオのパフェ」も大人気です。

夏には名産地から取り寄せた旬のフルーツを使うかき氷も登場。「生もも氷 ～アールグレイのシロップを添えて～」は、岡山県産の白桃をたっぷりと使ったシロップに生の白桃もトッピングしたふわふわのかき氷。「まるごといちごのコンフィチュール氷」は練乳からイチゴシロップまですべて手作りにこだわった逸品です。

期間限定のメニューは心待ちにしているファンもいっぱい。何度も出かけたくなるカフェですよ。

カフェギャラリー結（兵庫県）

築110年の町家を改装した小京都の古民家カフェ

カフェギャラリー結は、兵庫県の小京都といわれる龍野にある古民家カフェ。揖保川そばの古い町並みの一角にある建物は、築110年の町家を改装したものです。龍野は童謡『赤とんぼ』の里として有名。春は桜、秋は紅葉と、四季の自然も楽しめます。

はちみつを使ったメニューが豊富

カフェでは自家製のはちみつも販売。はちみつ採取が忙しい４月から６月にはカフェの営業時間が短縮されます。自家製はちみつを使ったメニューが豊富で、はちみつゆず茶やはちみつ梅ソーダ、はちみつ入りアイスクリームなどたくさんのメニューがそろっています。

昔ながらのプリンやバターどら焼きも人気。かわいい雑貨を眺めながら自然でやさしい味のスイーツを堪能できますよ。

倉敷珈琲館（岡山県）

倉敷美観地区のレトロな珈琲館

倉敷珈琲館は、倉敷美観地区・ 伝統的建造物保存地区内の古民家カフェ。江戸時代の建物を改築したもので、店内は赤レンガと木を使ったレトロな空間になっています。

開店は昭和46年。古民家再生ブームよりずっと昔から焙煎コーヒー専門店として営業を続けています。

コーヒーへのこだわり

珈琲館と名乗るだけに、コーヒーの味と香りを追求する情熱がこのカフェの一番の特徴。世界の産地から最高の生豆を仕入れたうえで、発酵した豆や未成熟な豆、変色した豆などをていねいに選り分ける作業を行っています。

ひと釜ごとに適切な技術を駆使して焙煎し、世界最高のハイカット・ミルで均等な大きさに挽き、豆と対話しながらじっくりネルドリップすることで最高の一杯を生み出しているそう。店内に入ると芳醇なコーヒーの香りにうっとりしますよ。

船宿カフェ若長（広島県）

美しい瀬戸内海を望む船宿のカフェ

船宿カフェ若長は、広島県呉市の大崎下島にある古民家カフェです。江戸時代に大洲藩と宇和島藩指定の船宿だった建物を改装。2階建てで1階も2階も座敷になっていますが、空いていればおすすめなのは2階席の海側です。お茶を飲みながらのどかな瀬戸内海を眺められますよ。

三軒長屋の一部を使った建物は、柱や建具も江戸時代に建てられた当時そのままの姿なので、貸切での写真撮影会や結婚式の前撮りなども行われます。映画やCM撮影に利用されることもあるほど魅力的な空間は、古民家ファンなら見逃せません。

瀬戸内海の特産物のメニューが豊富

メニューは大崎下島や近くの島などで収穫される特産物を使ったスイーツが豊富。レモンハニートーストや檸檬ぜんざい、大長レモンクリームソーダ、大長アボカド、大長みかんジュース、ショコラみかんなど、四季それぞれのご当地スイーツを楽しむことができます。

屋宜家（沖縄県）

琉球の歴史を感じるカーラヤーのカフェ

屋宜家は、沖縄本島の南端部に近い八重瀬の小高い丘の上にある古民家カフェ。戦後すぐに建てられた純琉球様式のカーラヤー（瓦屋）の建物を利用しています。赤瓦や屋根の上のシーサー、風通しのよいゆったりとした間取りなど、まさに沖縄の古民家らしい雰囲気。南の島のゆったりとした時間の流れを堪能できます。

沖縄そばが自慢

屋宜家はカフェメニューだけでなく沖縄そばも自慢。出汁にこだわった沖縄そばは、アーサ（あおさ）を練りこんだものや豆乳を練りこんだものなど、麺もユニーク。アーサそばはアーサを練りこんだ麺に三枚肉とアーサをトッピングしたそばで、カツオの上品な出汁と磯の香りが絶妙です。

セットにすれば小鉢2品と沖縄風炊き込みご飯のじゅーしーもついてきますよ。コシの強い太麺とほろほろとしたソーキの旨みが自慢の「本ソーキそば」もおすすめです。

古民家カフェで上質なひとときを楽しもう！

伝統と歴史が息づく古民家カフェ。リノベーションされた店内ではオーナーのセンスや美意識も感じることができます。あなたの好みと相性が合えば実家のようにくつろげる場所になるかもしれません。

全国の小江戸や小京都、旧街道などは古民家カフェの宝庫。旅行の目的のひとつとして古民家カフェめぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか？

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