伊根の舟屋のベストシーズンはいつ？季節ごとにおすすめの観光スポットを紹介

伊根の舟屋は日帰り観光やドライブにおすすめ！

伊根の舟屋は、京都市内から北に車で約2時間の距離にある、海の京都・丹後地方に位置しています。家と船着場が合体した舟屋がぶらりと並ぶ景色が有名で、日本らしい風景を楽しめることが魅力のひとつ。

そのほか、日本三景に数えられる天橋立から車で約30分、兵庫県の城崎温泉からも車で約1時間30分と、日帰り旅行やドライブにもおすすめの立地です。

周辺には旅館や温泉付きの宿もたくさんあるため、観光のあとにゆっくり過ごしていくこともできますよ。

伊根の舟屋へのアクセスは？

伊根の舟屋へのアクセスは、ドライブがてら車で向かうのがおすすめ。

電車でアクセスする場合は、京都丹後鉄道の天橋立駅もしくは宮津駅から路面バスに乗り換える必要があります。

天橋立駅のすぐ前には日本三景の天橋立があるため、伊根の舟屋と天橋立の丹後2大観光スポットを日帰りで観光するのもおすすめですよ。

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伊根の舟屋観光のベストシーズンはいつ？

ここでは、伊根の舟屋観光のベストシーズンを季節別に解説します。伊根は四季の変化に富んだ日本海型の気候で、それぞれの時期におすすめの楽しみが異なります。伊根の舟屋旅行の時期を決めるときの参考にしてくださいね。

春（3月～5月）は伊根の舟屋観光のベストシーズン

伊根の見どころといえば、やはり海に沿って230軒並ぶ伊根の舟屋ではないでしょうか。なかに入って見物できるところや、縁側でゆったりできるカフェなど、フォトジェニックな風景が広がります。

また、4月〜5月の平均気温は14度前後と、気温がそれほど高くなく散策には最高です。舟屋がいっそう映えて写るフレッシュな新緑の背景をバックに、たくさん写真を撮ってみてくださいね。

4月上旬には、近くにある海蔵寺で一本桜が満開の時期を迎えます。桜の季節に訪れるときは、ぜひ海蔵寺も立ち寄ってみてくださいね。

伊根の舟屋の春におすすめの観光スポット

4〜5月ごろに伊根を訪れるなら、伊根湾に浮かぶ幻想的な夜光虫を鑑賞するのもおすすめです！夜光虫とは海洋性のプランクトンで、ホタルや深海魚とおなじように光を放射する生きもの。夜間は青色の光を放つことが特徴です。

水温が高く潮の流れが南向きであることが条件で、伊根湾のなかに赤潮がでていれば夜光虫が見られる確率が大幅にアップ！

夜光虫は刺激を与えることで光るため、潮の流れに乗って岸壁に集まり、岸壁に波があたると青く光る幻想的な夜光虫を鑑賞できますよ。

夏（6月～8月）は祭や花火を楽しめる

夏の伊根は日本海型気候の影響を受け、うだるようなとても暑い日が続きます。最高気温が30度を超える日が続くため、散策にはあまりおすすめできません。

しかし、潮風を浴びながらドライブをしたり、伊根祭や伊根花火に参加したりと、夏らしい観光ができるのもこの季節。

7月下旬には、舟屋のあたりで江戸時代から守り継がれる伊根祭りがあります。神楽舞や雅楽の演奏が行われ、大祭りのときには「海の祇園祭」とも呼ばれています。海の上を祭礼船が渡御する姿を、ぜひ鑑賞してみてくださいね。

伊根の舟屋の夏におすすめの観光スポット

伊根が位置する京都北部は海の京都と呼ばれ、マリンアクティビティを楽しめる場所がたくさんあります。

夏の伊根観光では、伊根の舟屋から車で約20分の距離にある、本庄浜でシーカヤック体験がおすすめ！

浦嶋伝説で「常世の浜」とされる本庄浜から出艇して、大小洞窟や滝が流れる断崖絶壁など、リアス式海岸を海側から眺められます。

シットオンタイプのカヤックを使用しインストラクターが丁寧に指導してくれるため、初心者でも楽しくシーカヤック体験を満喫できますよ！

秋（9月～11月）はグルメも楽しめるベストシーズン

秋の伊根は春とおなじように過ごしやすい時期で、観光にぴったりな時期です。10月から11月ごろになれば夏の暑さも和らぎ、気持ちよい風を受けながら散策できますよ。

定番観光地のような紅葉は見られませんが、伊根の豊かな海で育った「寒ブリ」が登場するのがこの季節！

伊根の舟屋を眺めながら食事を楽しめる食堂「舟屋食堂」は、伊根で獲れた魚はもちろん、地魚や風土料理を気軽に食べられることから、人気のスポットとなっています。

伊根の舟屋をぐるっと観光したあとは、美味しいグルメもぜひ堪能してみてくださいね。

伊根の舟屋の秋におすすめの観光スポット

毎年11月の上旬には、筒川名産・本格手打ちそば「筒川そば」が味わえる筒川そば祭りが開催されます。そば本来の味わいを楽しめることから、毎年通う「通」の方もいるほど、本格的なそばを楽しめるお祭りです。

持ち帰りの生そばやそば加工品、地元産の農林水産物の販売などもおこなっているため、お土産に購入するのもおすすめです！

※詳しい開催日時は伊根町観光協会などの公式ホームページをご確認ください。

冬（12月～2月）は温泉を楽しめるオフシーズン

冬の伊根はオフシーズンに入り、観光客がもっとも少なくなる時期です。日本海特有の厳しい寒さや強い風が伊根一帯を包みます。

時期によっては積雪することもあるため、車でのアクセスや散策時には注意が必要です。

しかし、しんしんと降る雪を眺めながら、静かに温泉やグルメを楽しめるのが冬の伊根の魅力！寒ブリが本格的に食べられるのも、この季節ですよ。

なかでも、四季折々に豊かな風情を楽しめる伊根では、冬のシーズンになると積雪し真っ白に雪化粧した舟屋が見られます。

温泉や展望風呂のある伊根の舟屋に泊まれる施設もあるので、ゆっくりと静かな冬の伊根を楽しめますよ。タイミングによっては宿が安く予約できることもあるため、おトクに冬の伊根観光を楽しんでみてくださいね。

伊根の舟屋の冬におすすめの観光スポット

伊根町は、富山県の氷見市や長崎県の五島列島にならぶ、日本三大鰤漁場として知られている地域。

そんな冬の伊根では、冬場の寒さに耐えるためたっぷりと脂を蓄えた魚が豊富に水揚げされ、なかでも寒ブリを使った料理が美味しく食べられます。

鰤のしゃぶしゃぶや鰤丼、ぶり大根など、旬の寒ブリ尽くしのグルメが堪能できるのは、冬の伊根ならでは。

周辺の飲食店はもちろん、旅館や宿でも旬の魚を堪能できるので、ゆったりグルメを楽しむ観光にうってつけのシーズンです！

【目的別】伊根の舟屋旅行のベストシーズン

伊根の舟屋の観光は、目的ごとにベストシーズンが異なります。

舟屋の景観や散策を楽しむなら春・夏・秋がおすすめです。グルメや宿泊を楽しむなら、冬の時期が適しているでしょう！

ただし、伊根の気候は「夏はうだる暑さ、冬は凍てつくような寒さ」が特徴です。季節に応じて服装や持ち物を調整して、観光を楽しんでくださいね！

伊根の舟屋のベストシーズンをチェックして観光を楽しもう！

この記事では、伊根の舟屋の目的別・季節別のベストシーズンやおすすめの観光スポットをご紹介しました。うつくしい景観や街歩き、グルメや宿泊など、目的ごとに伊根の舟屋のベストシーズンは異なります。伊根の舟屋での過ごし方をチェックして、最適な季節に旅行を計画してみてくださいね。

※この記事の情報は、2024年11月27日現在の気象庁のデータをもとにまとめています。紹介した平均気温と降水量、気候は年により異なるため、旅行前には最新情報を確認してください。
※伊根の舟屋には実際に住民が生活しているので、無断立ち入りや撮影にはご注意ください。

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