飛騨高山のおすすめ観光スポット18選！穴場＆モデルコースも紹介

飛騨高山には人気の観光スポットがいっぱい！

岐阜県の北部に位置する飛騨高山エリアは、昔ながらの古い町並みが今も大切に保存されており、国内観光客だけでなく外国人観光客にも人気の高いエリアです。

また下呂温泉や奥飛騨温泉郷などもあり、温泉旅行で訪れるのにもぴったりのエリア。さらに、飛騨牛や朴葉味噌、高山ラーメンなどのグルメも欠かせません！

今回はそんな飛騨高山に来たら、ぜひ訪れてほしい観光スポットを定番から穴場までピックアップしてみました。ぜひ岐阜旅行の参考にしてみてくださいね。

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飛騨高山で絶対外せない定番観光地10選

飛騨高山旅行に来たら、ここには絶対に行っておきたいというおすすめの観光スポットをピックアップ！歴史情緒あふれる飛騨高山の古い町並や高山陣屋、ローカルならではの雰囲気が味わえる宮川朝市など、見どころがたくさんありますよ。

飛騨高山の古い町並

食べ歩きやショッピングを満喫できる定番観光地

飛騨高山を象徴する風景がこの古い町並。城下町の中心、商人町として発展した高山の上町、下町の三筋が古い町並と呼ばれており、飲食店や土産物店、古くから市民の生活を支える店などが立ち並んでいます。日本人だけでなく外国人観光客にも人気の観光スポットです。

そして、飛騨高山の古い町並では名物グルメの食べ歩きも楽しみ方のひとつ。中でもいちばんのおすすめは名物のみたらしだんごです。香ばしい醤油ベースのタレを絡ませた昔ながらのだんごは絶品！そのほかに、飛騨牛コロッケや、飛騨牛のにぎり寿司といったローカルグルメも大人気です。風情ある昔ながらの町並みを散策しながら、グルメも楽しんでくださいね。

高山陣屋

江戸時代の建物が現存する日本唯一の陣屋

陣屋とは江戸時代に郡代・代官が治政を行った場所のこと。幕末には全国に60数か所あったと言われている陣屋の中で、今も当時の建物が残されているのは唯一、高山陣屋だけです。半世紀ほど前までは約300年にもわたり実際に使われており、高山の町を長年にわたって見守り続けてきました。

1996年（平成8年）には、高山陣屋を江戸時代の姿に復元し一般公開するための整備事業が完了し、当時の姿が再現され、高山では外せない観光地として知られています。趣ある建物は細かな意匠までどこを切り取っても見応えがあり、ぜひその魅力をじっくりと味わいたい、情緒あふれる観光スポットです。

飛騨高山 宮川朝市

地場産野菜や名物がいっぱい！人情あふれる朝市

飛騨高山の朝といえば、宮川朝市。その起源は江戸時代にまでさかのぼり、今も午前7時から12時まで毎日開催されているんです！いちばんの魅力はなんといっても、人情あふれる地元の人とのふれあい。元気な地元の方々が飛騨弁で迎えてくれますよ。

新鮮な地場産の野菜や果物、そして名物の漬物など、飛騨ならではのものがずらりと並びます。食材やグルメだけではなく、さるぼぼといったお土産にぴったりな民芸品や工芸品も手に入ります。高山観光に来たら、ちょっと早起きをして、高山の活気ある朝市をお見逃しなく！

飛騨大鍾乳洞＆大橋コレクション館

標高900m！日本一の高さにある観光鍾乳洞

飛騨大鍾乳洞は飛騨高山と奥飛騨温泉郷の間にある、全長800mにも及ぶ大鍾乳洞です。標高は900mと、日本で一番高い場所にある鍾乳洞としても知られており、鍾乳管（ストロー）と呼ばれる、つららのような鍾乳石が多く見られることが特徴です。

幻想的な光に照らされた洞内の光景はとても神秘的！通年平均気温は約12℃と、夏場でもひんやりと感じられるので避暑スポットとしてもおすすめですよ。

また隣接する大橋コレクション館では、飛騨大鍾乳洞の発見者である大橋外吉氏が集めた世界の美術品、装飾品などおよそ1,000点を見ることができます。ぜひ鍾乳洞と合わせてお楽しみください。

レールマウンテンバイク Gattan Go!!（ガッタンゴー）

鉄道廃線の上をマウンテンバイクで走る新感覚サイクリング

レールマウンテンバイク Gattan Go!!は、旧神岡鉄道のレールの上を、マウンテンバイクで走る新感覚の観光アクティビティです。「まちなかコース」と「渓谷コース」の2コースがあり、40〜50分の自転車の旅を楽しめます！まちなかコースは初心者や子ども連れにもおすすめ。渓谷コースは大きな橋や鉄橋がありスリル満点なので上級者向けです。

“ガッタン、ゴットン”とレールの上を走る独特の感覚を楽しみながら、飛騨の大自然を間近に感じられます。ぜひご家族や友達とみんなで一緒にマウンテンバイクのアドベンチャーにチャレンジしてみましょう！

新穂高ロープウェイ

標高2,000mを超える北アルプスの絶景！

日本で唯一の2階建てロープウェイから、標高2,000mを超える北アルプスの眺望を望むことができる新穂高ロープウェイ。四季折々に表情を変える眺望だけでなく、自然散策路やローカルフードを味わえる喫茶店、お土産選びにぴったりな売店などの施設も充実しており、グルメやショッピングも楽しめるのも嬉しい人気の観光スポットです。

特に、西穂高口駅屋上にある山頂展望台から見える360度の大パノラマは「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に二つ星として掲載され、世界に認められているほど！世界が認めたその眺望を、現地でしっかりと目に焼きつけてくださいね。

乗鞍岳

初心者も子どもも歓迎！標高3,000m級の名山

乗鞍岳は北アルプス（飛騨山脈）の南端に位置し、3,026mの剣ヶ峰を最高峰に、23の峰と7つの湖、8つの平原からなる中部エリアを代表する名山です。標高3,000m級でありながら、子どもや登山初心者でも登りやすいのが特徴。いちばん簡単な山頂登山なら、魔王岳まで片道なんと約15分！登山入門の山として人気があります。

高山植物が咲く花畑や、ご来光、星空など、見どころがいっぱい！自分の好みやレベルに合わせてコースを選べますよ。登山未経験の方も、乗鞍岳で登山デビューをしてみてはいかがでしょうか。

奥飛騨クマ牧場

100頭のクマとふれあえるテーマパーク

奥飛騨クマ牧場はツキノワグマやこぐまなど100頭あまりのクマに出会える、全国的にもめずらしいクマのテーマパークです。かわいらしい仕草でエサをおねだりするクマたちにエサやりができたり、こぐまと記念撮影ができたり、これほどクマに接近できる機会はなかなかありません！

園内の「森の物産館」ではクマ牧場特製の熊力ドリンクや熊の油をはじめ、お土産にぴったりなクマグッズがずらりと並びます。クマ好きの方はもちろん、クマはちょっとこわいという方も、奥飛騨クマ牧場に来れば、きっとクマたちの虜になってしまいますよ。

日枝神社

人気アニメの舞台のモデルにもなった神社

旧高山城下町南半分の氏神様である日枝神社。拝殿前にある、樹齢1,000年以上の大杉は県の天然記念物にも指定されており、真っ直ぐにのびた大木を目の前にすると圧倒されます。

高山を舞台とした人気アニメ『氷菓』に出てくる神社のモデルとなった場所としても知られており、聖地巡礼で訪れる人も。厄除け、安産、縁結び、商売繁盛、社運隆昌の神として崇敬されています。

醫王山 飛騨国分寺

樹齢1,250年以上の大イチョウがシンボルのお寺

醫王山 飛騨国分寺は1,250年前、聖武天皇の勅願によって建立されたお寺で、荘厳な雰囲気の本堂は室町時代に建築されたものです。樹齢1,250年以上と言われている、樹高約28mの大イチョウが象徴的で秋になると鮮やかな黄色に色づきます。

5月から10月まで毎月8日には縁日が開催され、地元の野菜や民芸品、雑貨を販売するお店が集まり、境内がにぎわいます。

JR高山駅から徒歩5分と、とてもアクセスしやすいので、ぜひ観光の合間に立ち寄ってみてくださいね。

飛騨高山で立ち寄りたい穴場観光地8選

飛騨・高山エリアに来たら、立ち寄っておきたい人気の観光穴場スポットをピックアップ！宿泊もできるお寺高山善光寺や、高山祭の例祭の場所として知られている櫻山八幡宮、歴史情緒あふれる飛騨古川の町並みなど、おさえておきたい観光スポットがたくさんありますよ。

飛騨民俗村・飛騨の里

日本の原風景を再現した野外博物館

合掌造り集落の山村風景を再現した野外博物館、飛騨民俗村・飛騨の里。初めて訪れてもどこか懐かしさを感じるような、ノスタルジックな景色に出会えます。

飛騨の代表的な民家30数棟が立ち並び、そこでは農山村の生活・生活用具を数多く展示しているほか、わら細工、さしこ、組みひもなどの飛騨の伝統的な民芸品づくりの実演、体験などのイベントも開催しています。まるでタイムスリップしたかのような気分で、大切に守られてきた飛騨の文化や暮らしを、楽しみながら学びましょう。

飛騨古川駅

映画『君の名は。』に登場する駅舎

飛騨古川の観光拠点となるのがJR飛騨古川駅。映画のモデルや舞台になっていることでも知られていて、聖地巡りには外せない観光スポットとしても有名です。特に映画『君の名は。』のモデルになったといわれるスポットが集中しているエリアで、映画内でも駅のシーンが登場しますよ。

周辺には飛騨市美術館や飛騨市文化交流センターなどもあり、飛騨古川の町並みにも徒歩でアクセスできるので、飛騨古川を観光する際はぜひ飛騨古川駅を中心に計画を立ててくださいね。

飛騨古川の町並み／瀬戸川と白壁土蔵街

1,000匹もの鯉が泳ぐ小川と風情ある土蔵街

飛騨古川観光といえば、白壁土蔵やお寺の石垣と、1,000匹もの色鮮やかな鯉が泳ぐ瀬戸川のこの町並み。碁盤のような町割りや、古い町家が今も残っており、こぢんまりとしたエリアなのでのんびりと歩いて散策するのにぴったりです。飛騨高山の古い町並と比べると人も少なくゆっくり散策できる穴場エリアです。

白壁土蔵の通りは約500mにわたって続き、季節によって変化する風景はとても趣があります。飛騨の寒い冬から春にかけての期間（11月下旬から4月上旬）、瀬戸川を泳ぐ鯉は越冬のため増島城跡に移動してしまうので、訪れる時期には気をつけてくださいね。

高山善光寺

お寺に泊まる「宿坊」が体験できる！

宿泊体験ができるお寺として人気の高山善光寺は、長野県にある信州善光寺大本願の別院。浄土宗のお寺で国籍や宗教を問わず参拝することができます。

宿坊体験では、瞑想、写経、写仏など心と体と精神のバランスを調える仏教体験をしながらまるでお寺で暮らしているかのように過ごせます。

またリモートワークを快適にできる環境が整っており、お寺の一部をワーキングスペースとして貸し出す「お寺ワーク」というユニークな試みも。お仕事をしながらの宿泊も叶えることができますよ。

櫻山八幡宮

秋の高山祭が行われる飛騨高山を代表する神社

秋の飛騨高山をにぎわす「高山祭」の例祭の場所として有名な櫻山八幡宮。境内には火防鎮護の神「秋葉神社」、菅原道真公を祀る「天満神社」、五穀豊饒・商売繁盛・養蚕・各種産業の神「稲荷神社」、海上交通安全の「琴平神社」、武勇の神・歯の神「照前神社」などさまざまな末社があり、広々とした敷地をゆっくり散策を楽しみながら参拝できますよ。

中でも荘厳な佇まいの拝殿は、細かな部分まで見応えがあります。JR高山駅から徒歩20分ほどでアクセスできるので、高山祭の時期以外も、通年にわたりおすすめの観光スポットです。

道の駅 アルプ飛騨古川

産直にローカルグルメ、飛騨の魅力が詰まった道の駅

道の駅 アルプ飛騨古川は、富山と飛騨高山を結ぶ国道41号沿いにある道の駅。北アルプスや乗鞍岳を一望できるロケーションで、岐阜・飛騨ならではのローカルグルメ「とんちゃん」や「けいちゃん」が味わえる飲食店や新鮮な野菜がそろう産直、お土産物店など飛騨の魅力がぎゅっと詰まった観光スポットです。

観光情報も入手できるので、旅の休憩や行き先に迷った時に立ち寄るのにもぴったりです！

飛騨高山まつりの森

伝統文化と新しい技術の融合で生まれた豪華絢爛なまつり屋台

飛騨高山といえば、日本三大美祭にも数えられる「高山祭」。春の高山祭（山王祭）は日枝神社の例祭で毎年4月14日、15日に開催され、秋の高山祭（八幡祭）は櫻山八幡宮の例祭で毎年10月9日、10日に開催されます。

その高山祭を支える伝統の技を現代に生かして生まれたのが、豪華絢爛な平成まつり屋台です。飛騨高山まつりの森にはその平成まつり屋台が全部で6基展示されており、伝統文化と新しい技術の融合で生まれた、まつり屋台は圧巻の迫力。特に10分間隔で披露されるからくりがいちばんの見どころです！

高山祭は一年に一度ですが、飛騨高山まつりの森では通年、まつり屋台を見られます。ぜひ間近でその迫力の姿を見学してみてくださいね。

リスの森 飛騨山野草自然庭園

かわいいリスとふれあえる、癒やしスポット

リスの森 飛騨山野草自然庭園は、シマリスとエゾリス、2種類のかわいらしいリスたちとふれあえる、飛騨高山の癒やしスポット。館内ではリスたちがエサをもらうのを楽しみに待っています。リスたちは人間に慣れていて、エサを持って近寄ると手の上に乗ってきてくれますよ！エサは現地で100円で買うことができるので、手ぶらで気軽に立ち寄ってOK。

ちなみにエゾリスは保護動物に指定されていることから、基本的には北海道でしか見られないのだとか。

施設内にはお土産コーナーもあり、リスのグッズを購入することができますよ。時間を忘れてリスたちとの楽しいふれあいの時間を過ごしてくださいね！

飛騨高山の観光おすすめ食べ歩き＆モデルコース！

温泉や歴史情緒あふれる町並み、豊かな自然など、見どころいっぱいの飛騨高山。初めての飛騨高山旅行だと、どのようなスケジュールを組めば効率よく観光できるのか悩みますよね。

そこで今回は、飛騨・高山を日帰りで楽しめる観光モデルコースと、1泊2日のモデルコースをそれぞれご紹介します。

飛騨高山で食べ歩きを楽しむ！日帰り観光モデルコース

まずは日帰りで飛騨高山のグルメを楽しむモデルコースです。初めての岐阜旅行なら、高山駅から歩いて回れるスポットをコンパクトにまとめて巡るのがおすすめですよ。

徒歩20分圏内で回れるスポットを厳選したので、車がない場合でも安心です。たくさん歩いて、お腹を空かせてローカルグルメを楽しみましょう！

＜コース例＞

JR高山駅→宮川朝市→櫻山八幡宮→飛騨高山の古い町並散策&食べ歩き→高山陣屋→JR高山駅

飛騨高山をゆったり巡る1泊2日観光モデルコース

1泊2日のスケジュールで観光を楽しむなら、飛騨古川まで足をのばしたり、アクティビティも行程に加えて、飛騨高山の雄大な自然を満喫したりするのもおすすめ！アクティビティで身体を動かした後は、宿坊・高山善光寺にゆっくり宿泊しましょう。

1日目にアクティブに動いた分、2日目は飛騨古川へ移動して散策をしたり、道の駅でショッピングを楽しんだりとまったり旅。高山エリアと古川エリア両方を満喫できるプランです。

＜コース例＞

1日目：JR高山駅→乗鞍岳→飛騨高山の古い町並駅→高山善光寺 

2日目：高山善光寺→JR飛騨古川駅→飛騨古川の町並み／瀬戸川と白壁土蔵街・昼食→道の駅 アルプ飛騨古川

飛騨高山の人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、飛騨高山のおすすめの観光スポットを紹介しました。名所や見どころがいっぱいある飛騨高山では、効率よく観光にグルメ、ショッピングも楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に飛騨高山旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

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