
全国1,741自治体から選出!冬の魅力度を徹底比較、注目の自治体ランキングTOP30
定番観光を巡る旅から、土地の文脈に触れる滞在へ。NEWTリサーチ部が全国1,741自治体を分析し、2025年に訪れたい「本質的な冬の魅力」を備えた30自治体を厳選して紹介します。


日本の冬は、単なる寒さを耐える季節ではありません。
雪に包まれた静けさ、厳しい環境の中で受け継がれてきた保存食や暮らしの知恵、そしてその土地ならではの美意識。冬は、地域が長い時間をかけて培ってきた価値が最も鮮明に表れる季節です。
近年の旅行トレンドは、定番の観光地を巡る旅から、その土地の文脈や背景を深く知る「意味のある滞在」へと移行しています。そうした流れの中で、冬は地域の本質に触れるための最適なタイミングになりつつあります。
NEWTリサーチ部では、日本全国1,741自治体を対象に、最新の現地動向、気候データ、食文化の継承状況を多角的に分析しました。その結果、2025年の今こそ訪れるべき、冬の魅力が最も純粋な形で残る30自治体を厳選しています。
雪国に息づく静謐な芸術から、冬だからこそ際立つ南国の自然まで。本レポートでは、現代のトラベラーが求める「心が静かに震える冬の原風景」を紹介します。
※本リリースはご自由に転載・引用いただいて構いません。出典を明記のうえ、以下のテキストにリンクを設定する形でご掲載ください。
【記載例】「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査
記事URL:https://newt.net/jpn/Hokkaido/mag-24109533825 ※青文字下線部にはそれぞれハイパーリンクを挿入してください
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- 第4位:富山県氷見市
- 第5位:青森県八戸市
- 第6位:長崎県平戸市
- 第7位:佐賀県嬉野市
- 第8位:石川県金沢市
- 第9位:茨城県大洗町
- 第10位:鳥取県鳥取市
- 第11位〜第30位:冬の注目自治体
- 第11位:北海道鶴居村
- 第12位:京都府宮津市
- 第13位:静岡県西伊豆町
- 第14位:長野県小谷村
- 第15位:山形県米沢市
- 第16位:山形県鶴岡市
- 第17位:秋田県男鹿市
- 第18位:長野県飯山市
- 第19位:兵庫県香美町
- 第20位:群馬県みなかみ町
- 第21位:東京都小笠原村
- 第22位:滋賀県長浜市
- 第23位:島根県松江市
- 第24位:福島県下郷町
- 第25位:北海道美瑛町
- 第26位:高知県檮原町
- 第27位:沖縄県国頭村
- 第28位:京都府伊根町
- 第29位:山形県山形市
- 第30位:北海道函館市
- 2025年、冬旅を「自己再生」の機会に
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NEWT独自のランキング評価基準
本ランキングでは、NEWTリサーチ部が独自に設定した以下の5つの軸(各20点、計100点満点)に基づいて評価しています。
評価軸の詳細
評価軸 | 最大配点 | 主な評価項目 |
① 冬景色・季節美 | 20点 | 雪、霧、氷など、冬特有の気象現象が地域固有の風景(街並みや集落)と調和し、唯一無二の情緒を創出しているかを評価。 |
② 冬の食の魅力 | 20点 | 冬に旬を迎える食材や、寒さを凌ぐために生まれた保存食・鍋料理など、地域の暮らしに根ざした食文化の深さを評価。 |
③ 冬の特別体験 | 20点 | 伝統行事、氷結現象の観察、雪中アクティビティなど、その時期・その場所でしか得られない体験価値の希少性を評価。 |
④ 冬の旅の完成度 | 20点 | 冬季のアクセス利便性、混雑を避けた滞在のしやすさ、温泉や暖房設備の整った宿泊施設の充実度を総合的に判断。 |
⑤ ストーリー性・文化性 | 20点 | なぜその土地でその冬の過ごし方が受け継がれてきたのか。歴史的背景や地域コミュニティの想いなど、旅の「深み」を評価。 |
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ランキング発表!冬注目の自治体ランキングTOP30
第1位:北海道小樽市
冬の風景20点・食の魅力20点・特別体験20点・完成度19点・旅の深み20点 合計99点
雪と硝子とキャンドルが織りなす、港町の静かなる情熱
小樽市は、冬の情緒と旅の完成度において他を圧倒し、堂々の1位に選出されました。その象徴が、2026年2月7日から14日まで開催される「小樽雪あかりの路」です 。運河に浮かぶ約200個の「浮き玉キャンドル」や、市民の手作業で作られたスノーキャンドルが、明治・大正期の石造り倉庫群を優しく照らし出します。
この街の魅力は、単なる景観の美しさにとどまりません。かつてニシン漁で栄えた歴史が「浮き玉」という形で硝子工芸へと繋がり、それが現代の冬の灯りとなって街を彩るという、一貫したストーリーが存在します。
小樽市 産業港湾部観光振興室主幹 津田明宏様 コメント
この度は「冬の魅力度ランキング」において第1位に選出いただき大変光栄です。「小樽雪あかりの路」では、2/7~2/14の期間中、多くのボランティアの手によりまちがろうそくの灯りで彩られます。歴史的な街並みや観光施設、美味しいグルメが徒歩圏内に揃う小樽で、紡がれた歴史と人のぬくもりに満ちた特別な冬のひとときをぜひお楽しみください。
第2位:岐阜県白川村
冬の風景20点・食の魅力19点・特別体験20点・完成度19点・旅の深み20点 合計98点
世界遺産の合掌造り集落。降り積もる雪に守られた「日本の風景」
白川村は、世界遺産「白川郷」が魅せる圧倒的な冬の美しさで2位にランクイン。12月下旬から本格的な雪に包まれるこの村では、茅葺き屋根の家々がモノトーンの世界に溶け込み、まるで時が止まったかのような錯覚を覚えます 。特に城山天守閣展望台から見下ろす集落の一望は、冬の日本を象徴する絶景です。
冬の白川郷での体験価値を高めているのが、伝統的な郷土料理「すったて汁」作り体験や、スノーシューでのトレッキングです。厳しい寒さの中で囲炉裏を囲み、地元の暮らしに触れる時間は、現代の旅行者が求める「リトリート」の究極の形と言えるでしょう。
白川村 観光振興課 コメント
このたびは全国第2位にご選出いただき、心より感謝申し上げます。雪と合掌造りが織りなす風景は多くの方に愛されていますが、集落には約500人の住民が暮らし、日々除雪をしながら営みを続けています。美しい景色とともに人々の生活にも目を向け、「ゴミを捨てない」「私有地に入らない」などのマナーを守って楽しんでいただければ幸いです。旧遠山家住宅でのすったて汁づくり体験や白水湖でのSUPなど、合掌造り以外の魅力もぜひご体感ください。
第3位:秋田県横手市
冬の風景19点・食の魅力19点・特別体験20点・完成度20点・旅の深み19点 合計97点
450年の伝統が宿る「かまくら」。雪の中で水神様と向き合う神聖な夜
横手市は、日本を代表する小正月行事「かまくら」による独自の文化性と体験価値で3位に選ばれました。2026年2月13日・14日に開催されるこの行事は、単なる観光イベントではなく、水神様を祀る信仰に基づいた伝統行事です。高さ約3メートルの巨大なかまくらが市内に約60基並び、中で子どもたちが甘酒やお餅を振る舞う姿は、北国の温かなホスピタリティを象徴しています。
また、夜の横手川沿いに無数に並ぶ「ミニかまくら」の灯りは、幻想的な光の海を作り出します。手作りの温もりに満ちた冬の風景は、デジタルに囲まれた世代にとって、最も贅沢な癒やし体験となるでしょう。
横手市 観光おもてなし課 コメント
日本を代表する雪国の伝統文化「横手のかまくら」は、昨年開催された大阪・関西万博にも出展!真夏の大阪に本物のかまくらを製作し、たくさんのお客様にご覧いただきました。そのほか、B-1グランプリで有名となったご当地グルメ「横手やきそば」や、日本一の原画収蔵数を誇る「横手市増田まんが美術館」など、魅力たっぷり、見どころ盛りだくさんの横手市です。ぜひ横手市へ遊びに来てたんせ!
第4位:富山県氷見市
冬の風景20点・食の魅力20点・特別体験18点・完成度19点・旅の深み19点 合計96点
「ひみ寒ぶり」の衝撃と、富山湾越しに仰ぎ見る雪の立山連峰
氷見市は、冬の食と絶景が完璧にリンクした稀有な自治体です。冬の王者「ひみ寒ぶり」は、8kg以上の厳選された個体のみに与えられるブランドであり、冬の訪れを告げる風物詩となっています。
さらに、晴れた日の氷見海岸からは、海越しに3,000メートル級の立山連峰が雪を頂いてそびえ立つ、世界でも珍しい風景を堪能できます。脂ののった寒ブリを堪能し、温泉に浸かりながら冬の立山を眺める贅沢は、美食家ならずとも一生に一度は体験すべきものでしょう。
氷見市 商工観光課 コメント
全国第4位という評価をいただき、大変光栄に思います。万葉集にも詠まれた歴史ある漁師町・氷見市の冬は、「ひみ寒ぶり」をはじめとする旬の海の幸や美人の湯・氷見温泉郷、富山湾越しに望む雪の立山連峰を楽しめる、特別な季節です。今年の寒ぶりの水揚げは、厳しい年となりましたが、自然と向き合い育まれてきた食文化や景観の魅力は変わりません。氷見市で、ぜひ冬ならではの美食と癒しをお楽しみください。
第5位:青森県八戸市
冬の風景18点・食の魅力20点・特別体験20点・完成度19点・旅の深み18点 合計95点
春を呼ぶ祈りの舞「八戸えんぶり」と、朝市で活気づく冬の港町
八戸市は、中世から始まったとも伝えられる国重要無形民俗文化財「八戸えんぶり」による圧倒的な文化性で5位にランクインしました。2026年2月17日から20日まで開催されるこの祭りは、太夫が稲作の動作を模した勇壮な舞を披露し、豊作と春を祈願します。
また、冬の八戸は食の宝庫でもあります。「八戸ブイヤベースフェスタ」は2月1日から3月31日まで開催され、地元の地魚をふんだんに使った洋食文化も盛んです。伝統芸能の熱気と、港町ならではの美食が融合した冬の滞在は、知的好奇心の強い旅行者を魅了してやまないでしょう。
八戸市 観光文化スポーツ部次長兼観光課長 下村晃一様 コメント
八戸市の冬は、青森県内にあって降雪量も少なく、穏やかな気候が続きます。また、八戸市は歴史と風土が育んだ伝統芸能や食文化が多彩で、中でも八戸に春を呼ぶ「八戸えんぶり」は、故郷のぬくもりに触れたときのように懐かしくほんのりとした温かさが心に残ります。朝市や横丁文化など、心通わすふれあいが、八戸の旅の醍醐味です。「ハマる、ハチノヘ。」をお楽しみください!
第6位:長崎県平戸市
冬の風景17点・食の魅力20点・特別体験19点・完成度19点・旅の深み19点 合計94点
「座布団サイズ」の天然ひらめに驚嘆。歴史ある城下町で味わう冬の至宝
平戸市は、日本有数の天然ひらめの漁獲量を誇り、冬の食文化において卓越した価値を持ちます。2026年1月24日から3月15日まで開催される「平戸ひらめまつり」では、巨大な「座布団サイズ」のひらめが市内の宿や飲食店に並び、刺身や丼などでその旨みを余すことなく堪能できます。
かつて南蛮貿易の拠点として栄えた平戸は、教会と寺院が同居する独特の景観も魅力。澄み切った冬の空気の中で、和洋折衷の歴史散策を楽しみながら極上のひらめに舌鼓を打つ時間は、まさに「大人の冬旅」そのものです。
第7位:佐賀県嬉野市
冬の風景19点・食の魅力19点・特別体験18点・完成度19点・旅の深み18点 合計93点
「美肌の湯」でとろける。淡雪のような「温泉湯どうふ」に癒やされる冬
嬉野市は、静謐な温泉情緒と独自の食体験で高く評価されました。特に冬の朝にふさわしい「嬉野温泉湯どうふ」は、温泉水の成分で豆腐がとろとろに溶け出し、ふわふわと淡雪のような食感へと変化する絶品である 。
2026年1月24日から2月8日まで開催される「うれしのあったかまつり」では、市内の各所にランタンや灯籠が灯り、温泉街を優しく包み込みます。温泉の熱、豆腐の温もり、そして灯籠の光。全てが「温かさ」というテーマで統一された嬉野の冬は、心身のデトックスを求める現代人に最適な観光スポットといえるでしょう。
嬉野市 観光商工課長 志田文彦様 コメント
このたび、全国第7位という評価をいただき、大変光栄に思います。佐賀県嬉野市の嬉野温泉は、「日本三大美肌の湯」のひとつに選ばれています。ぜひ、佐賀県嬉野市に訪れていただき嬉野温泉に浸かり、嬉野温泉湯どうふを食べて、体の中と外から「日本三大美肌の湯」をご堪能ください。
第8位:石川県金沢市
冬の風景20点・食の魅力19点・特別体験17点・完成度18点・旅の深み18点 合計92点
「雪吊り」が描く幾何学的な様式美。加賀百万石の文化が雪に映える
金沢市は、冬の景観における様式美の極致として選出されました。兼六園で見られる「雪吊り」は、湿った重い雪から枝を守るための知恵でありながら、その姿は冬の金沢を象徴する壮麗なアートとなっています。
武家屋敷跡では、土塀を守るための「こも掛け」が施され、街全体が冬支度という名の文化的な装いを纏います。また、冬はカニや寒ブリなどの魚介が最も美味しい時期であり、近江町市場での食べ歩きや、伝統的な割烹での食事も旅の完成度を押し上げています。
金沢市 観光政策課 コメント
この度はランキングに選出いただき、ありがとうございます。冬の金沢は、兼六園はもちろん、市内の至る所で見られる雪吊りや長町武家屋敷界隈のこも掛けなど、この時期にしか見ることのできない美しい景観が魅力です。加能ガニ・香箱ガニをはじめとした海の幸、国の登録無形文化財となった加賀料理もぜひ味わっていただきたいです。皆様のお越しをお待ちしております。
第9位:茨城県大洗町
冬の風景19点・食の魅力20点・特別体験16点・完成度18点・旅の深み18点 合計91点
黄金の出汁が温める「東の冬の王様」と神域の絶景
茨城県大洗町は、冬の味覚の代名詞「あんこう」と、波打ち際に立つ神秘的な大鳥居でランクイン。特に11月から3月にかけて旬を迎える「あんこう鍋」は、濃厚な肝が溶け出した黄金色のスープが絶品。伝統の「あんこう吊るし切り」の披露では、職人の鮮やかな手捌きに多くの見物客から歓声が上がります。
冬の大洗は、五感を研ぎ澄ませる祈りの場でもあります。日の出の名所「大洗磯前神社」の神磯の鳥居では、荒々しい太平洋の白波と冬の澄んだ朝日が重なり、息をのむほど荘厳な景色が広がります。身も心も温まる美食と、力強い絶景が、日常を忘れる癒やしを与えてくれます。
大洗町 商工観光課 コメント
このたびは大洗町を第9位に選出いただき、大変光栄に思います。冬の大洗町は今が旬の濃厚なあんこう鍋をはじめとした、太平洋で獲れた新鮮な海産物を味わうことが出来ます。また、大洗海岸にある神磯の鳥居は、日の出の名所であり、鳥居に昇る、澄み切った朝日が織りなす、特別な時間を楽しむことが出来ます。伝統のあんこうの吊るし切りや、太平洋の迫力ある景色など、五感で味わう魅力が満載ですので、心も体も温まる冬の大洗へ、ぜひお越しください。
第10位:鳥取県鳥取市
冬の風景19点・食の魅力18点・特別体験19点・完成度17点・旅の深み17点 合計90点
純白の砂丘が描く静寂と、深紅に輝く「北の海の宝石」
鳥取県鳥取市は、雪化粧を纏った砂丘の幻想的な風景と、冬の味覚の頂点「松葉がに」の魅力でランクイン。11月に解禁される松葉がに(ズワイガニ)は、厳しい日本海の荒波に揉まれ、身の締まりと濃厚な甘みが格別。地元の市場や料理店は、最高級の一杯を求める美食家たちの活気に満ちあふれます。
冬の鳥取砂丘は、一面が白銀の世界へと変貌し、夏とは対照的な静寂が包みます。風が描く「風紋」と雪が織りなす幾何学模様は、この時期、この場所でしか出会えない自然の芸術です。極上のカニ料理でお腹を満たし、静謐な砂の芸術に浸る時間は、訪れる者に深い感動と活力を授けてくれます。
鳥取市 経済観光部次長兼観光・ジオパーク推進課長 平井宏和様 コメント
鳥取砂丘は風紋や日本海に沈む夕日・雪景色など四季折々の風景が楽しめ、らくだライド体験やサンドボードなどアクティビティが人気です。また、世界で唯一砂の彫刻「砂像」を展示する「鳥取砂丘砂の美術館」では、砂で世界旅行をテーマに世界トップレベルの砂像が観る者を魅了しています。冬の松葉ガニなど食の魅力が満載の鳥取市で、皆さまのお越しをお待ちしております。
第11位〜第30位:冬の注目自治体
第11位:北海道鶴居村
冬の風景20点・食の魅力16点・特別体験18点・完成度17点・旅の深み18点 合計89点
雪原に舞い降りるタンチョウの優雅な姿は、冬の北海道が誇る最も美しい生命の躍動です。日によっては200羽を超えるタンチョウが飛来する「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」が拠点となり、2月にはつがいの息のあった求愛ダンス「鶴の舞」が見られることも。野生の生命力が溢れる絶景は、世界中の写真家を魅了し続けています。
第12位:京都府宮津市
冬の風景20点・食の魅力18点・特別体験16点・完成度17点・旅の深み17点 合計88点
「天橋立」が雪を纏う「幻雪の飛龍観」は、冬にしか出会えない奇跡の絶景です。日本海の深い青と、松並木の白、そして澄み渡る空気のコントラストは、この時期ならではの静謐な美しさを醸成し、訪れる者を神聖な心地にさせます。雪の重みで倒木が確認されることもあるほど厳しい自然ですが、その姿は一見の価値があります。
第13位:静岡県西伊豆町
冬の風景19点・食の魅力16点・特別体験17点・完成度18点・旅の深み17点 合計87点
冬は空気が最も澄み、一年で最も美しい夕陽が見られる季節です。特に「黄金崎」が夕陽を受けてその名の通り黄金色に輝く情景は、静岡県の天然記念物にも指定されており、言葉を失うほどの美しさです。堂ヶ島周辺のリアス式海岸に沈む夕陽も、冬ならではのドラマチックな色彩を放ち、訪れる人々を魅了します。
第14位:長野県小谷村
冬の風景19点・食の魅力16点・特別体験18点・完成度17点・旅の深み16点 合計86点
栂池自然園でのスノーシューハイクなど、白銀の北アルプスを間近に感じるアクティビティが充実しています。標高約1,900mの雲上に広がる湿原は、冬には数メートルの雪に覆われ、プロガイドが同行するツアーでは、初心者でも安心して手つかずの自然の中を歩き、動物の足跡を探す体験が可能です。
第15位:山形県米沢市
冬の風景18点・食の魅力17点・特別体験18点・完成度17点・旅の深み15点 合計85点
「上杉雪灯篭まつり」では約200基の雪灯篭と約1,000個の雪ぼんぼりにともしびが灯され、松が岬公園一帯が幻想的なオレンジ色の光に包まれます。2026年は2月14日・15日の開催が決定しており、平和への祈りを込めた柔らかな灯火が、雪国の厳しい冬を温かく彩る、米沢を代表する風物詩です。
第16位:山形県鶴岡市
冬の風景15点・食の魅力20点・特別体験18点・完成度17点・旅の深み14点 合計84点
冬の庄内のソウルフード「寒鱈汁(どんがら汁)」は、脂ののったマダラを丸ごと味わう、体の芯から温まる一品です。例年1月には「日本海寒鱈まつり」が銀座通りで開催され、荒波の日本海が育んだ旬の味覚を求めて多くの人が集まります。庄内観光物産館でも2月まで寒鱈祭が実施され、美食の旅を満喫できます。
第17位:秋田県男鹿市
冬の風景16点・食の魅力17点・特別体験19点・完成度16点・旅の深み15点 合計83点
ユネスコ無形文化遺産「男鹿のナマハゲ」は、冬にこそその真髄を感じられます。毎年2月には「なまはげ柴灯(せど)まつり」が開催され、真山神社の境内で燃え盛る柴灯火の光を受け、ナマハゲが山から下りてくる勇壮な姿は圧巻です。神聖な儀式を間近で体感できる特別シートの用意もあり、伝統文化に深く触れる滞在が叶います。
第18位:長野県飯山市
冬の風景18点・食の魅力18点・特別体験17点・完成度15点・旅の深み14点 合計82点
長野県内でも屈指の豪雪地帯である飯山市には、真冬の約1ヶ月間だけ「レストランかまくら村」が現れます。大きなかまくらの中で、地元食材をふんだんに使った名物「のろし鍋」を味わう体験は、雪国ならではの温もりと遊び心に満ちています。2026年は1月23日から3月1日まで営業予定で、事前の予約が必須となる人気スポットです。
第19位:兵庫県香美町
冬の風景15点・食の魅力20点・特別体験17点・完成度15点・旅の深み14点 合計81点
「香住ガニ」や「松葉ガニ」の聖地として知られ、11月から3月にかけては街全体がカニの香りに包まれます。香住漁港に揚がる鮮度抜群のカニを、全6室だけのスモールラグジュアリーな旅館などで静かに味わう滞在が、スマホ世代の「贅沢なリトリート」として高く評価されています。日本海の荒波と雪景色、そしてカニ料理の組み合わせは冬の王道です。
第20位:群馬県みなかみ町
冬の風景17点・食の魅力16点・特別体験18点・完成度15点・旅の深み14点 合計80点
12月下旬からスノーシューツアーが本格始動し、白銀の里山をガイドと共に歩く「みなかみスノーシューフェスティバル」も2026年2月1日に開催されました。動物の足跡を探したり、新雪の上でランチを楽しんだり、都会から至近でありながら別世界のような静寂の中で、アクティブかつ癒やしに満ちた冬の冒険が楽しめます。
第21位:東京都小笠原村
冬の風景14点・食の魅力17点・特別体験19点・完成度15点・旅の深み14点 合計79点
冬はザトウクジラが繁殖と子育てのために戻ってくるベストシーズンで、平均気温が20℃近いため軽装でホエールウォッチングを楽しめます。村営の温泉施設での入浴や、澄み切った夜空に広がる南半球に近い星空観察など、極寒の都心を離れた「日本国内の楽園」として、特別な非日常体験を提供しています。
第22位:滋賀県長浜市
冬の風景14点・食の魅力18点・特別体験17点・完成度16点・旅の深み13点 合計78点
11月中旬から3月までの期間限定で提供される「天然真鴨鍋」は長浜の冬の風物詩として全国にファンが多く、古くから旅人や文人に愛されてきました。シベリアから飛来する天然の真鴨(青くび)のみを使用し、歴史ある旅館や料亭の個室で滋味深い味わいを堪能する体験は、冬の近江の情緒を感じる至福のひとときを約束します。
第23位:島根県松江市
冬の風景16点・食の魅力18点・特別体験16点・完成度14点・旅の深み13点 合計77点
期間限定で登場するカニ専門店「松江かにいち(旧:かに小屋)」では、旬の松葉ガニをセルフで焼いて楽しむ、市場のような熱気ある体験が可能です。2025-26年シーズンは2月15日までオープンしており、近隣の由志園で冬に咲く牡丹を観賞した後にカニを堪能する、松江ならではの優雅かつダイナミックな冬旅を提案しています。
第24位:福島県下郷町
冬の風景18点・食の魅力14点・特別体験17点・完成度14点・旅の深み13点 合計76点
江戸時代の宿場町の姿を残す「大内宿」が、一面の雪に覆われる光景は息を呑む美しさです。2026年2月14日・15日には「第40回大内宿雪まつり」が開催され、雪灯籠の柔らかな灯りが街を幻想的に包みます。また、近くの観音沼森林公園では、湖面がすっかり氷に覆われる幻想的な冬の姿を観察でき、静寂そのものを旅する心地を味わえます。
第25位:北海道美瑛町
冬の風景20点・食の魅力13点・特別体験16点・完成度14点・旅の深み12点 合計75点
積雪で覆われた「青い池」のライトアップや、真っ白な丘がどこまでも連なる「パッチワークの路」の景観美が特徴です。夏とは全く異なる静寂に包まれた「ビエイブルー」と雪のコントラストは、まるで時間が止まったかのような感覚を与えます。洗練されたリゾートホテルでの滞在とともに、冬の美瑛ならではの洗練されたリトリートが叶います。
第26位:高知県檮原町
冬の風景17点・食の魅力13点・特別体験16点・完成度15点・旅の深み13点 合計74点
建築家・隈研吾氏が設計した「雲の上の図書館」などの木造建築群が、雪を纏う冬の姿は一見の価値があります。町面積の91%が森林という環境の中で、木の温もりと雪の静寂に包まれる知的な冬旅が実現。12月には「雲の上の図書館」で「冬のアンサンブル♪バイオリンとギターの調べ」などの文化イベントも行われ、冬のリゾートとしての魅力が深まっています。
第27位:沖縄県国頭村
冬の風景14点・食の魅力14点・特別体験18点・完成度14点・旅の深み13点 合計73点
冬の「やんばるの森」は、涼しく快適に歩けるトレッキングの適期です。世界自然遺産の森を専門ガイドと巡るナイトツアーでは、眠るヤンバルクイナや希少なリュウキュウアカガエルなどに出会える可能性があり、冬の夜空に広がる満天の星空とともに、大自然のファンタジーの世界へ没入する体験を提供しています。
第28位:京都府伊根町
冬の風景18点・食の魅力18点・特別体験14点・完成度11点・旅の深み11点 合計72点
海にせり出した「舟屋」の風景が雪で真っ白に染まる光景は、京都の隠れた冬の至宝です。静かな漁村の冬の営みと、荒ぶる日本海の対比はドラマチックな余韻を残し、この時期にしか味わえない「伊根ブリ」の美食体験が旅の満足度を最高潮に高めます。1月下旬には一面が雪に覆われた舟屋群がYouTube等でも発信され、SNS世代の注目を集めています。
第29位:山形県山形市
冬の風景20点・食の魅力13点・特別体験15点・完成度12点・旅の深み11点 合計71点
蔵王の「樹氷」はまさにスノーモンスターと呼ぶにふさわしい迫力です。厳しい気象条件が作り出した巨大な氷の彫刻が、夜間にはライトアップされ、闇の中に怪しげに浮かび上がる光景は冬の東北を象徴する絶景です。ライトアップされた斜面を暖かなゴンドラから眺めることができ、スキーをしない旅行者でも楽しめる工夫がされています。
第30位:北海道函館市
冬の風景17点・食の魅力17点・特別体験13点・完成度12点・旅の深み11点 合計70点
五稜郭の堀を約2,000個の電球で星形に彩る「五稜星の夢(ほしのゆめ)イルミネーション」が冬の函館を幻想的に演出します。五稜郭タワー展望台から見下ろすと、雪原の中にオレンジに輝く巨大な星が地上に浮かび上がり、そのロマンチックな情景は冬の旅のハイライトに相応しいものです。2025年12月1日から2026年2月28日まで毎日点灯され、函館の歴史と光が共鳴する瞬間を体感できます。
2025年、冬旅を「自己再生」の機会に
本レポートで紹介した30の自治体は、過去の定番ランキングに安住することなく、それぞれの地域の文脈を生かしながら、独自の価値を提供し続けています。1位の小樽市に見られる、歴史と光が共鳴する情景や、白川村や横手市に息づく雪国の精神性は、単なる観光を超えた「心の豊かさ」を、私たちに改めて思い出させてくれます。
また、今回新たに拡充した11位以下の自治体に目を向けても、鶴居村の生命力あふれる「鶴の舞」や、長浜市に受け継がれてきた伝統的な「天然真鴨鍋」など、多忙な日々の中で疲弊しがちな感性を呼び覚ます「再生」の場が、全国各地に点在しています。
冬は一年で最も夜が長く、自分自身と向き合うのに適した季節です。NEWTが提案するこれらの目的地へ一歩踏み出し、冷たい空気の中に灯る「心のあかり」を見つける旅に出てみてはいかがでしょうか。


