エールフランスの「ラ・プルミエール」とは？特別なファーストクラス体験

エールフランス「ラ・プルミエール」とは？

フランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港（空港コード：CDG）を本拠地とするエールフランス航空は、ヨーロッパ最大規模の航空会社。ヨーロッパ圏内の移動に重宝され、安定のサービスと美食の国・フランスらしい食へのこだわりが感じられる人気の航空会社です。

今回、そんなエールフランス航空が誇る最上級の新ファーストクラス「ラ・プルミエール（La Premiere）」が2025年4月から運航しているのはご存知ですか？

羽田空港からパリのシャルル・ド・ゴール空港の間を毎日1往復していており、自身のスケジュールに合わせて柔軟に旅のスケジュールを立てられるのが魅力のひとつです。

ラ・プルミエールは、わずか4席のみというプライベートスイートで、機内では専任のクルーによるきめ細かなサービスと、一流シェフ監修の美食を楽しみながら、快適な空の旅を満喫できます。

機内でのサービスはもちろんですが、空港到着時から至れり尽くせりなうれしいサービスも。詳しくご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

出発は、羽田空港から始まるプレミアムな旅

羽田空港に着いたら、まずはエールフランス航空のラ・プルミエール専用のチェックインカウンターで手続きを行います。その後はラウンジまで専属係員が案内してくれるので安心です。

羽田空港では、「JALファーストクラスラウンジ」を利用でき、日本らしいきめ細かなサービスでくつろぎの時間を。JALファーストクラスラウンジは、和の意匠を随所で感じられるラウンジで、旅の前にゆっくりリラックスできます。たとえば、併設されている「鮨 鶴亭」では、職人による握りたての寿司が食べられたり、お酒とのマリアージュを楽しめたりとぜいたくなひとときを過ごせますよ。

ラウンジでゆっくり過ごした後は、保安検査への優先レーンでスムーズな手続きを。さらに搭乗時は最優先での案内となり、機内ではファーストクラス専属乗務員とチーフパーサーが迎えてくれます。

地上でのサービスも充実しているので、機内でのサービスにも期待が高まりますね。

空の上の極上スイートルームで過ごす

わずか4席のみの特別空間のラ・プルミエールの気になる座席はというと、なんと窓5つ分の約3.5㎡の広さ！従来よりも約25％広がった空間に、さらに頭上の荷物棚をあえてなくすことで、開放感あふれる天井高を実現しています。

さらに、座席は長椅子としてくつろげるだけでなく、フルフラットのベッドにも展開可能。32インチの4Kスクリーンが前後2カ所に設置されており、どのポジションからでも臨場感たっぷりの最新エンターテインメントを楽しめます。タブレット式のコントローラーでシート角度や照明、ブラインドなどを直感的に操作できるのもうれしいポイントです。

また、収納スペースも充実しており、クローゼットやシューズボックス、手荷物用のスライド式引き出し、小物を入れられるバックライト付きミラーの収納など、細部にまでこだわりが感じられます。電源は110V／220V、USB Type-A／C、ワイヤレス充電にも対応。どんなシーンでも快適に過ごせるよう工夫されています。

静かな機内で、まるで空の上のスイートルームにいるような時間を過ごせますよ。羽田空港からシャルル・ド・ゴール空港まで、12時間以上のフライトになりますが、寝るのがもったいなく感じてしまうほどに、空での旅を特別なものにしてくれます。

コンセプトは“自宅でくつろぐ”

快適な空の旅を実現する「ラ・プルミエール」。そのヒントは、「自宅でくつろぐ」というコンセプトにあります。

寝心地の良いマットレスや枕はもちろんのこと、フランス人デザイナー・Jacquemusがデザインした触り心地の良いコットン生地のラウンジウェアや、耳栓、アイマスクといった充実したアメニティでぜいたくなひとときを過ごせます。

さらにパリ発の自然派ブランド・Sisley Parisのアメニティで、空での旅がより上質なものに。

また座席には、DENONのノイズキャンセリングヘッドホンも搭載しており、飛行機に乗っていることを忘れてしまうほど。自宅にいるような、心ほぐれる安心感はそのままに、さらにワンランク上のアメニティや設備で快適な空の旅を実現してくれますよ。

3つ星フレンチガストロノミーの特別なメニュー

「美食の国フランス」らしく、エールフランス航空は機内食へのこだわりでも高く評価されています。2023年・2024年には、航空会社や空港の評価・格付けを行っているSKYTRAXによる「ファーストクラス最優秀機内食賞」を2年連続で受賞しており、食については並々ならぬこだわりが！

フランス最高峰の伝統的な料理「オートキュイジーヌ」による特別なメニューで構成されており、フランス発ではミシュラン三つ星シェフ監修のシグネチャー料理、日本発便では銀座「ロオジエ」シェフによる特別メニューを心ゆくまで堪能できます。

さらに数々の賞を受賞してきたワインソムリエ厳選のワインやシャンパンも一緒に楽しめますよ。こだわりのテーブルウェアと料理の数々で格別の時間を過ごしてくださいね。

パリ到着後は、CDG空港でのシームレスな導線

パリのシャルル・ド・ゴール空港到着後は、ラ・プルミエールチームのスタッフがお出迎え。ポルシェなどの専用車でラウンジのある1階へ移動します。利用人数に応じて複数台での対応も可能であるだけでなく、入国手続きはスタッフが代理で行ってくれるので、車から出ることなくアライバルラウンジへ移動できますよ。

アライバルラウンジでリフレッシュ

完全に独立した専用ルートで快適に入国した後は、空港1階にあるアライバルラウンジで食事をしたり、シャワーを浴びたりしながら、預け荷物を待つ間のんびり時間をつぶせます。

ご滞在先への送迎サービスも

空港を出た後は、必要に応じて送迎サービスも。市内中心部まで最大約75km以内であれば対応しており、専任ドライバーがセダンやバンといった高級車で送迎してくれます。

※利用予定の6時間前までの予約が必要です。ラ・プルミエール専用ホットラインへご予約をお願いいたします。

復路は、パリから羽田までの贅沢な時間

フランス旅行を満喫した後は、専用車で滞在先から空港へ。大きな荷物を持って移動する手間がないのはうれしいサービスですよね。

シャルル・ド・ゴール空港に着いたら、ラ・プルミエール専属チームのポーターが待つターミナル2Eの出発階へ。その場で荷物を預かってくれるので、後はチェックインラウンジへ向かうのみです。その間も完全プライベートとスムーズに移動できますよ。

ラ・プルミエール専用のチェックインラウンジで手続き

ラ・プルミエール専用のチェックインラウンジは15席のゆったりとした空間の中、ウェルカムドリンクや荷物のラッピングサービス、さらに税金の還付といった手続きを行います。

その後、銭湯保安検査場を通り、EVのポルシェ カイエンで待望のLA PREMIÈRE LOUNGE（ラ・プルミエールラウンジ）へ！

LA PREMIÈRE LOUNGEで優雅な時間を

ラ・プルミエールラウンジは、エールフランス航空専用のファーストクラスラウンジで、SKYTRAX社の「ファーストクラス最優秀ラウンジケータリング」を2023年・2024年と連続で受賞しています。

ラウンジで出入国審査が可能なほか、リラクシングルームやシャワーといった設備も完備。

さらにアラン・デュカスシェフ監修の料理とワインや、30分無料のSisley スパなど、旅で疲れた体を癒やす贅沢な時間を過ごせますよ。

これだけでも十分ですが、ラウンジ内には有料のスイートルームが3部屋あり、各45㎡と広々とした空間で過ごすことができます。事前予約制で最大3時間、4名まで利用可能です。

また、搭乗の際も最優先での案内になるので、待つことなく快適に飛行機へ乗ることができます。

※スイートルームは事前予約が必要となります。

日本到着後のサービスも充実

羽田空港到着後は、税関出口もしくは車までエスコートしてくれるサービスも。

往復ファーストクラスの場合は、自宅までの送迎が付いており、快適に帰路に着けますよ。

行きから帰りまで、すみずみまで行き届いた充実したサービスで、フランス旅行を華やかに彩ります。

NEWTプレミアムコンシェルジュとともに

エールフランス航空のラ・プルミエールは、一生に一度のハネムーンや記念旅行にぴったりの特別な体験。ただし座席数が限られていたり、パリ到着後の送迎やホテル手配など、手続きが少し複雑に感じることもあります。

そんな時に心強いのが 「NEWTプレミアムコンシェルジュ」。

あなただけの理想をかたちにするテイラーメイド型の旅行サービスで、ラ・プルミエールのご予約はもちろん、ホテルやレストランの手配、旅の細やかなリクエストまで専任スタッフが丁寧にサポートします。

エールフランス航空の「ラ・プルミエール」でプレミアムな体験を

エールフランス航空の最上級ファーストクラス「ラ・プルミエール」をご紹介しました。出発から帰宅まで、至れり尽くせりなサービスが虜になるラ・プルミエール。ラウンジや機内も高級仕様で特別な旅行におすすめです。ラ・プルミエールでしか味わえないプレミアムな体験をしてみたい方はチェックしてくださいね。

cover photo by エールフランス