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ビッグベンはイギリスの象徴!歴史や見どころなど詳しくご紹介

イギリスの観光地ランキングで常に上位であるビッグベン。高さ96.3メートルの時計台であるビッグベンは、約160年も前に建設されました。 ビッグベンは 2022年に大規模な修復工事が完了したところで、独特な鐘の音色は当時のままです。 今回はそんなイギリスの象徴と呼ばれるビッグベンの魅力をご紹介します!

ライター
NEWT編集部

イギリスの観光地ランキングで常に上位であるビッグベン。高さ96.3メートルの時計台であるビッグベンは、約160年も前に建設されました。 ビッグベンは 2022年に大規模な修復工事が完了したところで、独特な鐘の音色は当時のままです。  今回はそんなイギリスの象徴と呼ばれるビッグベンの魅力をご紹介します!

Contents

ビッグベンの基本情報


photo by pixabay

ロンドンのランドマークとして知られるビッグベンは、文化遺産として世界でも非常に有名な時計台。その勇ましくて存在感のある姿を一目みようと、毎年世界中から多くの観光客が訪れます。

ビッグベンが完成してから約160年。これまでに災難・戦争などさまざまな歴史とともに時を刻んできました。さて、歴史的にも魅力溢れるビッグベンは、どのような建物なのでしょうか。ここではビッグベンについて紹介します。

ビッグベンはどんな建物?


photo by unsplash

ビッグベンは、テムズ川のほとり、ウェストンミスター宮殿の北に位置しています。建物全体は、ゴシック建築と呼ばれる11世紀ヨーロッパを代表する様式で設計されており、世界遺産としても登録されています。

神々を象徴した高い天井は開放感にあふれていて、光を目いっぱい取りこんだ空間はとっても幻想的です。各所にほどこされた彫刻やアーチは当時のまま。その洗礼された高い建築技術に訪れるだれもが魅了されることでしょう!

また、高さ96.3メートルの時計台は英国民の象徴として長い歳月を刻んでいます。建設当初は1日に1秒の誤差もないことでも有名でした。そしてビッグベンは、長い年月が経った今でも変わらずイギリスの象徴として時を刻み続けています。

ビッグベンの正式名称


photo by pixabay

イギリスの象徴と呼ばれるビッグベンはニックネームであり、正式な名前でないことはご存知でしょうか。ビッグベンの正式名称は、エリザベスタワーです。エリザベス2世の即位60周年を祝福し、そう名付けられました。

また、クロックタワーやグレートベルと呼ばれることもあり、ビッグベンはさまざまな呼び名があります。

ビッグベンと呼ばれるには、以下2つの説がありますが、今となってはニックネームの明確な由来は不明です。

  • 時計塔の工事責任者、当時の国会議員であったベンジャミン・ホール卿の愛称・ビックベンから来ている
  • 時計建設当時、高い人気があったボクサー・ベン・カウントにちなんで

ビッグベンが世界遺産に登録された理由とは?


photo by pixabay
※画像イメージです

登録された理由は、以下3つのポイントが世界的に評価されているからです。

  • フランスの建築様式なども取り入れ、ゴシック様式の発展などが見られるため
  • ウェストミンスター宮殿は、中世の建築物をベースに19世紀のゴシック・リバイバル様式で再建されたもので、この建築に関わった建築家たちの作品にも大きく影響を与えたため
  • ウェストミンスター地区の建築物は、英国史の博物館的な存在であるため

上記の通り、ビッグベンは建築物・設計した建築家・芸術品、世界的な評価が高いことから世界遺産に登録されました。

ビッグベンの歴史


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ビッグベンが建てられたのは、今からさかのぼること約160年前。1859年にイギリスの建築家チャールズ・バリーによって設計され建てられました。建築のきっかけは、当時王宮だったウェストンミスター宮殿が半分以上焼けてしまったことです。

再度宮殿跡地に建造物を建て替える計画となり、そこでロンドン中に時刻を知らせる時計台があってもいいのではないか?という声により、ビッグベンの建築も併せて行われることになりました。

着工期間は約14年、当時は1日の誤差が1秒以内で世界一正確な時計だったとして今でも有名です。

チャールズ・バリーは文字盤デザインの経験がなかったため、公募により同じく建築家のアウグストゥス・ピュージンによってデザインされました。そのため、ビッグベンはイギリスの建築家2人の合作といえるでしょう。


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また、ビッグベンの歴史の中では第二次世界大戦に関するエピーソードも有名です。

1939年〜1945年と約6年間も続いた第二次世界大戦ですが、ロンドンの街中も大変な被害を受けてしまいます。当時、ウェストンミスター宮殿は大破してしまいました。ですが、奇跡的にビッグベンは被害なく無事で、戦時中も鐘の音を鳴らし続けました。

大きな被害を出した戦時中でも街中に時刻を知らせる仕事を全うしたビッグベンは、さらにイギリス中の象徴として長年語り継がれることとなりました。

ビッグベン観光の見どころ


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ここまでビッグベンの基本情報や歴史について紹介してきましたがビッグベンには、数々の見どころがあることがお分かりいただけたでしょうか。
 
ここからはビッグベンを訪れた際、絶対見ておきたい観光スポットを3つ紹介します。

国会議事堂内にあるウェストミンスター・ホール


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ウェストミンスター・ホールはとても人気が高く、ツアーの順番待ちをするほど観光客で溢れている観光スポットです。また、2度目に起こった大火災の時に燃えずに残ったのがウェストミンスター・ホールで、宮殿に足を踏み入れたとき、まず目にする印象的な場所です。

上部にはステンドグラスがあるのですが、その美しさは文化遺産として世界的に評価されています。そして、ウェストミンスター・ホールは、長い歴史のなかいろいろな人が裁判を受けた場所でもあり、祝宴などが開かれた会場としても使用されていました。

一つ一つの彫刻や絵画などをゆっくりと見て回るのが最高に楽しむポイントになるので、歴史を感じながら異国の空気をぜひ感じてみてくださいね!

リチャード獅子心王の銅像


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獅子心王とは、リチャード1世の異名。リチャード1世と言えば、獅子心王の名前の由来となった十字軍での戦いの話が有名です。聖地エルサレム奪還のため、アイユーブ朝のサラディンに対して十字軍を率いて戦いましたが、聖地奪還とはなりませんでした。

しかし、弱者を守る勇敢なさまはライオンハート(獅子心王)とも呼ばれ、今でもイギリス・イングランドを代表する英雄のひとりとして語り継がれています。

今のイギリスがあるのはこの人のお陰とも言えるほどの大英雄の像、ひと目見る価値はあるでしょう。

ライトアップで魅せる夜のビッグベン


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イギリスの夜空を背景にライトアップされたビックベンの姿は、日中よりも更に美しく見えます。ウエストミンスター・ブリッジを渡って、ぜひ間近でその姿を見てみてくださいね!

ロンドンは高層ビルの少ない街並み。夜にライトアップされたタワーブリッジはひときわ存在感を放ちます。テムズ川に映る幻想的な景色を目の前に思わず、ため息がもれてしまうことでしょう。

ビッグベンの見学方法は?予約は必要?


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ここまでビックベンについて紹介してきましたが、そろそろ見学方法等の観光詳細が気になる方も多いのではないでしょうか。

見学ツアーでは、ビックベンの修復工事やタワーの古い歴史について学べたり、334段のらせん階段を登って大きな鐘が吊るされているベルフリーまで行ったり、楽しめるポイントが盛りだくさん!ツアーの前後にはウェストミンスターホールを見ることもできますよ!

ここでは、ビッグベンを最大に楽しむために見学方法やチケット情報について解説していきます。

ビッグベンの見学ツアーは事前にオンライン予約が必要


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ビックベンの見学ツアーに参加するには事前にオンラインでの予約が必要です。毎月第2水曜日の10時(イギリス時間)から予約が可能ですが、大変人気なツアーであるため満席になったり、キャンセル待ちになったりすることも。

実際に見学可能な日程についてはこちらをご確認ください。

また、ビックベンの見学ツアーの料金は以下のとおりになります。

  • 一般 25ポンド(約4,606円)
  • 子ども(11歳〜17歳)10ポンド(約1,842円)

※ツアーに参加するには年齢が11歳以上かつ334段の階段を登れることが条件

ビッグベン見学に要する時間


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ビッグベンの見学ツアーの所要時間は約90分です。ツアー参加中にはトイレの利用ができないため、見学前後でお手洗いを済ませてくださいね。

また、前述したように、見学ツアーでは334段の階段を登るため、足腰や体力に問題ないか検討してからツアーを申し込むのがいいでしょう。

ビッグベンへのアクセス方法


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歴史あるビッグベンの観光は、どうやって行けばいい?と思う方も少なくないでしょう。ここでは、実際にビッグベンまでのアクセス方法を紹介します。ぜひ現地を訪れる際の参考にしてくださいね。

おすすめの移動方法は電車


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まず、ビッグベンまでのおすすめの移動方法は電車です。

最初にヒースロー空港ターミナル3出発のピカデリー線パディンドン行きに乗車します。グリーンパーク駅で乗り換えたらウェストミンスター駅で下車してください。ヒースロー空港からウェストミンスター駅までの所要時間は約1時間。運賃は時間帯によって価格が違い、3.5〜5.5ポンド(約644〜1,013円)です。

乗り換えが面倒だと感じる場合、また移動時間をとにかく短くしたい場合は、​​ヒースロー・エクスプレスと呼ばれる特急列車を利用する方法もあります。運賃は25ポンド(約4,606円)で、事前にネット予約をすることで運賃を安く抑えることも可能です。

便利な移動方法ならタクシーがおすすめ


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次に、タクシーでの移動方法をご紹介します。タクシーは、荷物が多く、移動距離も長い場合には特におすすめです。また、電車やバスなどの公共交通機関よりも着いたらすぐに移動できるのが利点といえるでしょう。

まず、ヒースロー空港ターミナル出口を出たところにある黄色い看板が目印。ロンドンには有名なブラックキャブの乗り場があります。所要時間は混雑状況によりますが、ビッグベンまで約1時間。ブラックキャブは日本と同様に運賃はメーター制になります。

ヒースロー空港からビックベンまでの料金相場は、約50ポンド(約9,212円)です。

ビッグベンの観光を楽しもう!


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イギリスの象徴であるビッグベンは2度の火災、第二次世界大戦、大規模改修工事など、今までに数々の災難がありました。

その一方で、いくつもの困難を乗り越えたからこそ、ビックベンは世界中に愛される観光スポットとなったのかもしれませんね。イギリスロンドンを訪れた際は、世界的に名高いビッグベン時計塔に立ち寄ってみてくださいね。

ビッグベン (Big Ben)の基本情報
住所:イギリス 〒SW1A 0AA London, ロンドン
電話番号:+442072194272
営業時間:要確認
アクセス:ヒースロー・エクスプレスのウェストミンスター駅から徒歩すぐ
見学料金:一般 25ポンド(約4,606円)
公式サイト:https://www.parliament.uk/bigben/

※記事内の金額は2023年9月1日のレート、1ポンド=184.25円で計算しています。

cover photo by unsplash

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